- 営業とデザイン思考の融合
- 市場ニーズ重視の新業務プロセス
- 市場調査・ヒアリングによる課題抽出
昔の行動はどうリンクする?
1年前、現在の部署に配属される前は営業職をしており、その時の思考プロセスとデザインシンキングのプロセスとが似ていると感じました。担当エリアの課題解決のためのプラン作成では、クリティカルシンキング的なアプローチを用いていた記憶があります。一方、対顧客では相手のニーズを丁寧にヒアリングし、共感を基に課題を抽出。その課題を出発点として解決策を導き出すという流れを実践していたため、両者に近い部分があったように思います。
新たな業務は何を重視?
新規拠点拡大の業務では、通常はNPVがプラスかどうかという判断軸に沿って進めるところ、今回のプロセスでは市場に存在するニーズや課題、その解決の必要性という視点に重きを置く点が新鮮でした。従来とは異なるアプローチでストーリーを構築できると感じました。
市場調査から何を発掘?
現業務では直接顧客と対話できないため、市場調査の結果をより深く理解し、文献調査などを通じてニーズを探っていきたいと思います。その情報を基に、一度プレゼンテーションのストーリーをドラフトしてみるつもりです。また、直近では所属ユニットが担当する年次ミーティングのリード業務に取り組む予定です。過去の開催結果に基づくニーズの深掘りが十分でなかったため、改めて多くの出席者から追加でヒアリングを行い、抽出した課題をもとにアジェンダなどのドラフトに繋げたいと考えています。
日常業務から離れて、さまざまバックグラウンドを持った異業種の方とディスカッションすることができて、大変有意義でした。
デザイン思考は、どちらかというと商品開発で使われる思考法かと思い込んでいましたが、スタッフ職でも、はたまた日常生活でも使える思考法だと思いますので、どんな場面でも人を巻きこみながら意見を出して、発想、試作、検証を繰り返していきたいです。