任せ方のポイントは?
状況が変わっていない場合は、プロセス通りに進められているかを確認します。実行している場合には結果が出ているのかをチェックしましょう。ただし、うまくいっているのに過干渉は禁物です。過干渉はメンバーのモチベーションを下げる原因になります。
不測の事態にどう対応する?
まずは原因を明らかにする前に事態を収束させましょう。(火事が起きたらまず火を消すように。)続いて、今後に向けた改善策を考えます。見落としは素直に認め、個人の責任を追及するのではなく、構造的な問題を把握して具体的な今後の対策を立てましょう。
振り返りを習慣にするには?
振り返りの習慣を持てないことが難所です。習慣化するように心がけ、うまくいかなかった理由を他責にせず、自責にすることが大切です。また、反省だけでなく、できたことにも注目することが大事です。成功した点も見落とさないようにしましょう。
効果的なフィードバックとは?
1. メンバー自身に自己評価と学びを言語化させることが大切です。自分で気付き、納得することが必要です。
2. 具体的な事実に基づいて伝えましょう。事実から目を背けない姿勢が重要です。
3. 評価基準を明確にし、何がゴールなのか共通認識を持っておくことが不可欠です。
4. 良い点と改善点の両方を伝えることで、改善点ばかりを強調せずにモチベーションを維持しましょう。
5. 改善は具体的な行動計画に落とし込み、5W1Hにあてはめて具体化していくことが重要です。
モチベーションを高めるためには?
働く目的を問い、そのために何を提供すれば働くのかを考えさせられます。簡単なようで、実際には自分がどのモチベーションとイノベーションで働いているのかを見つめ直すことが求められます。
モチベーション向上の方法は?
1. 相手を尊重すること。
2. 目標設定を行うこと。
3. フィードバックを行うこと。
4. 信頼関係を高めること。
これらは、自分が話したいからではなく、相手のためを思って行うべきです。
動機低下の原因をどう探る?
動機付け要因と衛生要因の2つに分けて考えましょう。これらの要因を理解することで、適切な判断がしやすくなります。
振り返りの手順は?
1. 出来事や状況を確認する。
2. 自分の考えや行動を問う。
3. 気付きや教訓を探る。
4. 今後どうしていくのかを考える。
これらのサイクルを繰り返すことが重要です。経験だけでは成長せず、振り返ることでようやく経験が活きてきます。また、問いかけの内容も適切であることが求められます。曖昧な問いかけは、曖昧な答えしか返りません。
振り返りを業務にどう組み込む?
お客様対応後や新しい取り組みを行った際、また日常の業務を振り返る際にこのステップを活用することができます。メインの業務が基本的にお客様対応であるため、このプロセスが効果的です。自分がどの振り返り工程にいるかを常に自覚することが必要だと感じます。
日常業務をどう振り返る?
お客様対応後は、対応終了後に原則振り返りを行います。もしできなかった場合は、その理由とどうしたらできるかを自問自答しましょう。
新しい取り組みや日常の業務の振り返りは、業務終了の1時間前に行うことを心がけます。