P/Lの基本的な理解を深める


私は、「ナノ単科」の一環としてP/L(損益計算書)について学びました。そこでは利益の種類について知識を深め、具体的には5つの異なる利益の計算方法を学んだのです。まず、「売上高」から「売上原価」を差し引いて「売上総利益」が算出されます。次に、「売上総利益」から「販売費及び一般管理費」を引いて「営業利益」が求められます。この「営業利益」から「営業外利益」を引いて「経常利益」に至ります。そして、「経常利益」から「特別損益」を引くことで「税引前当期純利益」が出され、最後に「税引前当期純利益」から「法人税等」を差し引くと「当期純利益」が得られるのです。これらの概念については大まかに理解していましたが、カフェの例を通じてさらに体系的に理解することができました。

カフェの事例で学ぶ収益モデル


カフェの具体例では、高級志向のカフェは初心者が手を出すには利益を上げるのが難しいという先入観を持っていました。しかし、例を通して、そのカフェがしっかりと高い売上高と経常利益を上げていることが示され、客数が多ければ儲かるという単純な考え方が誤っていることに気づかされました。高級店の儲けの仕組みを学ぶことで、その経営戦略に理解が深まったと思います。

自社決算の活用法を考える


この学びをどのように活用したいかという点ですが、利益を上げる仕組みを知ることによって自社の決算書をより有効に活用できると考えています。過去に新規事業を考える際、私たちはビジネスの内容や目標、予想される利益を考慮していましたが、今後はP/Lを詳細に考慮した計画を立てることができそうです。

数字の裏にある意味を探る


また、実際に自社の過去の決算書や今期の業績予測資料を確認することで、これまで表面的にしか捉えていなかった数字の背後にある意味を理解できました。売上高や粗利益、あるいは経費や当期利益など各項目を一つずつ理解することで、業績の予測もより正確に行えるようになったと思います。特に営業部門ではない私の部門でも、今期の旅費や派遣費用、販管費が増加する見込みがあるため、前月の実績を基に予測を行い、営業利益の改善に役立てていきたいと考えています。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。
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ナノ単科とは?

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実践につながる基礎スキルを習得するカリキュラム
グロービス経営大学院 単科生制度の、さらにライトなプログラムが登場。
1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。

ナノ単科受講生の声

この記事と同じ科目を受講したナノ単科受講生のリアルな感想をご紹介します。
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Y.K
50代 女性
受講科目
アカウンティング入門
実践につながる わかりやすい 学習習慣が身に付く モチベーションが上がる

自分のペースで学べること、実践につながる内容でとても良かったです。
今後、他の講座もチャレンジしたいです。

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K.R
50代 男性
受講科目
アカウンティング入門
実践につながる わかりやすい 学習習慣が身に付く 仲間と学び合える モチベーションが上がる

よく構成された学習プログラムだと実感しました。

・インプットしたことを実践演習で磨きこむ。
・グループワークにて他の方の意見に気づきが得られる。
・学習内容をアウトプット(言語化)することで自分自身の知見が整理されていく。
これらが期間もペースも無理なく構成されているため、程よい密度の学習プログラムでした。

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K.K
40代 男性
受講科目
アカウンティング入門
実践につながる 学習習慣が身に付く 仲間と学び合える

グループワークを通じ、異業種の方たちと一緒に同じ課題に向き変えるのは良かった

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