リーダーシップ・キャリアビジョン入門

相手を理解する力が未来をつくる

内容の振り返りは? 動画視聴を通じて学んだ内容は、実際に自分で実践しようとすると、スムーズに出てこない部分があり、学んでいるつもりにならないよう、改めて振り返りや整理が必要だと感じました。 相手理解はなぜ? 6週間の学びを振り返ると、最も印象に残ったのは「相手を理解すること」がすべてにつながるという点です。フィードバックの方法やモチベーションの上げ方、エンパワーメントの仕方も「人」が前提であるため、単に理論に偏らず、まずは自己理解を深めることが大切だと実感しました。自分のキャリアに対する考えを見直し、スタッフと共有していくことが課題に感じられます。 依頼の工夫はどう? また、業務を依頼する際には依頼の仕方やフィードバックの方法に注意を払い、成果の変化やスタッフからの反応をしっかりと確認したいと考えています。個別相談の機会が多い中で、相手をより理解するための質問を工夫し、話を引き出すことにも取り組みたいと思います。 研修で意見交換は? さらに、部内での研修時には、キャリアに対する考え方を全員で意見交換する機会を設けることで、相互理解を深めることができると期待しています。自己理解を促進するため、他者からのフィードバックを積極的に受け、自分自身が組織にどのように貢献できるかを追求していきたいと考えています。 リーダーシップ見直しは? 各スタッフの特性や考え方を整理し、どのようなリーダーシップが適しているのか、対話を通じて見出すことも大切です。同時に、相手への聞き方や、相手のモチベーションの背景を理解する工夫をし、少しのチャレンジが成長につながるような指導や業務の依頼を心がけていきたいです。 組織の指導方針は? 周囲の意見を取り入れながら、組織が求める姿勢を自分自身で再確認することで、スタッフに対する指示や指導の目的がより明確になり、相手にとっても伝わりやすくなると考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

伝え方ひとつで未来が変わる

伝達はどう改善すべき? 自分が「任せたつもり」でも、実際には伝わっておらず、期待した成果に結び付かなかった経験があります。その原因は自分自身にあり、任せ方やフォローアップの方法に問題があったと痛感しました。 動機づけはどう感じる? 大切なポイントとして、まず動機付けが挙げられます。やる気や意義、納得感を醸成するために、問いかけの工夫が必要だと感じています。また、6W1Hという具体的な視点を取り入れることで、会話をより明確に進めることができると実感しました。さらに、ゴールや期待値を定量的に設定し、認識を合わせることも重要な要素です。 課題はどこにある? 経営層から降りてきた課題や、日々の業務で発生する問題に対して、対象のメンバーへエンパワメントを行う考え方も再度学びました。これまでエンパワメントに努めてきたつもりでしたが、具体的な進め方や定量的なゴール設定が十分ではなかったと気づかされました。特に一年を通じたゴール設定は意義深く、具体的かつ定量的に行っているものの、日々の業務においては「忙しさ」を理由に十分な議論ができていなかった点が反省点です。 対話で何を引き出す? 今後は、1on1の時間を有効に活用し、相手に問いかけながらコミュニケーションを図りたいと考えています。具体的には、「どうしたらより良くなるか」「解決すべき課題は何か」「業務上の問題点はないか」といった質問を通じて、メンバーの意見やアイデアを引き出すことに注力します。同じく、6W1Hや定量的なゴールを意識しながら、進め方や完了の目安についてお互いにすり合わせを行う予定です。 称賛でどう盛り上がる? また、週一回のチームミーティングの中で、各メンバーの取り組みを称賛し合う時間を意図的に設けることも大切だと感じました。行動を皆で称えることで、目標達成時の満足感が向上し、次のチャレンジへの自信を深めてもらえると考えています。

戦略思考入門

広がる視野とフレームワーク活用の力

顧客の声をどう活用する? 営業現場で実際に寄せられる顧客の声には大きな影響力があり、似た経験や考えを持つ相手の意見に賛同しがちです。しかし、それに引っ張られるだけではなく、顧客を取り巻く環境や変化、外部環境にも目を向けることが重要です。そこでPESTや3Cなどのフレームワークを活用することで、幅広い視野から情報を整理し、分析結果をもとに優先順位を決定することが必要であると感じました。 メディカルプランにフレームワークを使える? また、今後発売する製剤のメディカルプラン作成にも、同様のフレームワークを活用できると考えています。10年後のブランドビジョンを達成するために重要な成功要因(KSF)を設定する際、PESTを活用して業界の状況を把握し、3Cを用いて市場、顧客、競合、自社を分析する必要があります。さらに、SWOTを用いることで、現在の外部環境や疾患領域における自社製品の立ち位置を明確にし、製品で解決できるアンメットニーズを見極めることができます。分析された情報や顧客、患者から得られた声について議論を重ね、戦術に落とし込んでいくことが求められます。 競合の情報収集はどう進める? 具体的には、疾患領域の発生率や患者数の動向診断、治療法の変化について、情報の偏りがないよう広く情報収集を行います。特に、発生率や患者数などの定量データは、客観的なデータ収集を徹底します。また、新しい治療に関しては、専門家からの意見を収集することで、論文になっていない定性的情報も参考にします。 さらに、競合製品の情報収集として学会発表や論文からの基礎、臨床研究を行い、競合の戦略を分析します。そして、競合の立場になってPEST、3C、SWOTを活用し、キーとなる戦略を理解します。自社製品においては、競合製品に勝っている点や劣っている点について、基礎研究や臨床研究を通じて対策を講じ、関連部署と連携して方針を決定していきます。

戦略思考入門

視野を広げ、判断軸を築く方法

視野の広さはどう? 日々の業務において、自分が視野狭窄になっていないかどうかが印象的なテーマとして心に残りました。私はこれまで、社内外の大きな声や短期的な効果を重視しすぎた結果、大局的に物事を見る余裕を失い、自分の判断軸を持てない場面が何度もあったと感じています。 本質はどう掴む? 物事の本質を見極め、目標を効果的に達成する方法をシステマチックに考えることが重要だと学びました。そのためには、直観に頼るのではなく、フレームワークを活用してシステマチックに考えることが求められます。正しい知識をもとにフレームワークを正しく使用することで、戦略的思考を習慣化することができると感じました。 意識するコツは? また、MTGやプレゼン・資料作成において学んだことをアウトプットする機会がたくさんあります。実際の業務で以下のポイントを意識しています。 - 経営者の視点で物事を考えること。大局的に中長期的な効果を見据えた判断や言動を心掛ける。 - ジレンマを過度に恐れない。整合性の取れたものが必ずしも最適解であるとは限らず、粘り強くアイデアを考える。 - 人の意見をしっかり聞く。関係者と話し合い、広い視野を持つことが大切である。 分析と整合性は? プレゼンや資料作成の際に、以下のポイントを意識しています。 - 中長期的視点でゴールを明確にする。 - 現状分析として、3C分析やSWOT分析を活用する。 - 設定したゴールと現状分析の結果に整合性が取れているかを確認する。 - 顧客の設定(対象と非対称の選別)を行い、「やるべきこと」を絞り込む。 - 他者と意見交換を行い、集合知を活用し、その後の業務を円滑に進める関係性を築く。 判断軸はどう? これらの手順を踏むことで、自分の判断軸をぶれさせない自信に繋がると考えています。また、得た知識に流され、本質を見失わないように常に注意しています。

データ・アナリティクス入門

問題解決を4ステップで進めるコツ

記述式問題解決の重要性とは? 現状と理想の姿の乖離や課題に対して、どうすれば現状が良くなるかという対策(How)をすぐに考えてしまいがちであることに気づきました。これまで、起きている問題や事象の要因について十分に考えずに進めてしまっていたことが課題でした。 問題解決のステップを踏む 今回の学びでは、問題解決のステップを明確に4段階、つまりWhat(何が問題か)、Where(どこで問題が起きているか)、Why(なぜそれが問題なのか)、How(どう解決するか)の順で思考を進めることが重要であることを学びました。さらに、必要に応じてこれらのステップを行き来することで、効率的に問題を検討できることを学びました。 なぜロジックツリーが有効なのか? ロジックツリーを用いたフレームワークは、アイデア出しの際に抜け漏れがなくなることが特徴です。また、問題を層別分解と変数分解(掛け算)という2種類の方法で分解し、それぞれの方法を内容に応じて使い分けることができます。さらに、MECEを意識し、モレなくダブりなく分析を行うことが重要です。 次のステップで重視するポイントは? 施策の検証においても、問題解決のステップを早い段階で活用したり、目の前の数字や解決策に飛びつかず、視野を広く持って理想的な状態を捉えた分析を行うことができるようになりました。ロジックツリーを用いた課題発見やMECEを意識したアイデア出しについても、実践で活用していきます。 学びをどう共有するか? WEEK2の学びをチームメンバーに共有し、実際の場面でアウトプットを行います。また、次の検証においては問題解決のステップを活用して分析を進めます。ロジックツリーのフレームワークを積極的にグループに取り入れ、MECEを常に意識しながら取り組みます。そして、WEEK2の学びを振り返り、積極的にアウトプットすることで確実に身に着けていきます。

戦略思考入門

経済の視点で業務を進化させる方法

生産性の向上は? 生産性の向上と効率化を目指す中で、費用対効果や稼働対効果を意識することが売上と利益に直結するという認識を新たにしました。 規模経済はどう? 規模の経済について、コスト削減のために発注量を増やすだけではなく、需要と供給のバランスや物理的なリソースの確保など、総合的な影響を見極めた上での判断が重要です。 範囲経済を理解? 範囲の経済については、関連や類似の業務を統合またはカスタマイズすることで、ゼロからではなく既存の知見や資源を有効に活用して改善を図ることができるという点に注目しました。 経済の意味は? 「経済」という用語自体は馴染みがありませんでしたが、実際の事例を用いた説明により、その意味を改めて理解することができました。 論理構築のコツは? 総合演習を通じて、与えられた情報に安易に頼るのではなく、必要な情報を収集して自らの論理で結論を導き出すことが、仮説の精度を上げることに繋がると感じました。他者と意見の相違が生じた際には、その差分を明確にし、次のステップに活かすことが重要です。 業務効率を改善? 現在、BtoB向けの新規顧客獲得業務を担当しており、ターゲットによる組織内でのセミナーが重複しているため、効率的ではありません。今後、業務役割に基づく組織統合を進め、固定費やコミュニケーションコストの見直しを図ります。 一体化の道は? 総合演習を通じて、多面的な視点での論理構築と、自身の考え方をしっかり持つことを意識していきます。2025年3月までに、類似する業務を持つ組織との統合を調整し、分断されていた役割やコミュニケーションコストを改善し、一体化した業務運営を目指します。 将来の決断は? 次期中期計画では、●●の経済の考え方を認識しつつ、目先の改善に飛びつくことなく、潜在的な影響までを考慮した高い意思決定を目指していきたいと思います。

アカウンティング入門

カフェ事例で解く利益と価値の秘密

顧客価値はどう捉える? カフェのケーススタディでは、「顧客への価値を考える」という現業の企画・マーケティング要素が盛り込まれており、イメージがつかみやすかったです。この事例を通して、企業が提供する価値と損益計算書の読み方を意識するようになりました。 利益はどう違う? また、「利益」と一括りにすると、どこで利益が出たのか、または損失が生じたのかが分かりにくいと感じました。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税前当期純利益、当期純利益)の違いを学ぶことで、それぞれの意味が理解できました。 複数事業の見方は? 今回の事例はカフェという単一事業のみを扱う企業に焦点を当てていますが、実際には複数の事業を展開する企業も多いのではないかと疑問に思いました。財務三表の中では、PLは基本的に企業ごとに一つですが、複数事業で構成される場合、損益計算書の見方や事業(部門)ごとのPLの存在についても気になったので、復習時に詳しく調べたいと思います。追って、各部門ごとに作成される「部門別損益計算書」が存在するとの情報も得ました。 競合と自社はどう違う? この学びは、企画立案時の事前調査や他社の分析と比較に活かしたいと考えています。企画段階では、すでに決まった予算の範囲内で進めることが多いですが、競合他社のPLを比較することで、どこで利益を生み出せそうかを意識し、費用投資を検討する視点が身につきました。同時に、競合他社とは異なる、自社ならではの提供価値を大切にしていくことも改めて認識しました。 業界特性はどう読む? 今後は、競合他社のPLの確認と比較、さらには小売や製造など異なるビジネスモデル間でのPL比較を通して、それぞれの業界特性や提供価値を考慮しながらPLを見る習慣をつけるとともに、部門別PLがある企業と、1つのPLに集約される場合との違いについても確認していきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

あなたも変わる!イシュー思考の秘訣

イシュー設定はどう? イシューを明確にすることの重要性を学びました。議論中に論点がぶれると、何のために時間や労力を使っているのかが見えなくなり、結果として無駄な議論に終始してしまう恐れがあります。これは、最初からイシューをきちんと設定していなかったためだと感じています。 資料構成のコツは? また、資料作成にあたっては、読み手が負担なく情報を受け取れるよう、構造や流れを整えることが大切だと痛感しました。特にパワーポイント資料は、他のメンバーが編集しやすいよう余計な装飾や偽改行を使わず、シンプルで論理的な構成にすることを心掛けています。 議論のまとめは? 総評として、イシューへの意識を高め、議論の方向性や資料作成にその考え方を取り入れようとする姿勢は非常に素晴らしいと感じます。実際の具体的な事例を交えながら取り組むことで、理解がより一層深まると思います。 大切なイシューは? さらに、日常生活の中で自分にとって特に重要なイシューは何か、具体例を考えてみると良いと感じました。加えて、資料作成において読み手が負担なく情報を取得できるための他の工夫についても、改めて考える必要があると感じています。 部内会議で何を伝える? 月に1回以上ある部内会議では、各自の持ち場から自由に発表する時間が設けられています。私は、現状抱えている課題について、ロジックツリーを用いてまず頭の整理を行い、皆に伝わるようなパワーポイント資料の作成に挑戦することにしました。 稟議書作成のポイントは? さらに、ある新規事業の稟議書を作成した際には、背景・目的・効果・留意点・リスク・導入までのスケジュール・費用など、重要な要素をグラフや図を用いて整理しました。文章量が多い点から改善の余地を感じ、同じ部の仲間と意見を交わしながら、より分かりやすい内容にブラッシュアップしていきたいと考えています。

マーケティング入門

市場戦略の現場から得たひとしずくヒント

どう市場を分類? 市場を理解するための基本戦略は、まずセグメンテーションから始まります。地理的要因、人口特性、心理的要素、そして消費者の行動パターンなど、さまざまな変数をもとに市場を細かく分類します。 判断基準は何? 次に、ターゲティングでは、6Rの判断基準を活用して自社に最適な市場を見極めます。特に、市場規模、成長性、競合状況の3点が重要なポイントとなり、これらを基にどの市場に注力すべきかを決定します。 どう差別化する? ポジショニングでは、自社の売りたい製品やサービスの特徴を踏まえ、顧客の共感を得るための2軸を設定し、競合との差別化を図ります。その際、作成したポジショニングマップと実際の顧客認識を反映するパーセプションマップとのズレがないかを常に検証し、現場や顧客の意見を大切にしながら改善に努めることが求められます。また、常に新たな差別化の可能性についても検討する必要があります。 戦略の実践は? さらに、これらの戦略は業務において具体的な行動計画として実践されます。市場参入や新製品導入の戦略立案、そして「誰に何をどのように売るか」を明確にするための検証が不可欠です。プロモーション活動においては、販促資材のメッセージ作成において先述のポジショニングマップを参考とし、効果測定を通じて顧客認識の変化を追い、必要に応じて地図の修正を検討します。 新市場の可能性は? また、新たな市場への可能性を探るために、常に既存製品に加えた新たな差別化軸の構築を試みます。実際、戦略の実行は初月から開始され、プロモーション効果の測定時にはポジショニングマップとパーセプションマップの整合性をチェック。さらに現場への同行や顧客行動の詳細な観察を通じて、より実態に即した戦略の修正を行っています。各製品ごとに異なる差別化軸を整理することで、将来的な市場拡大へとつながる可能性を常に模索しています。

戦略思考入門

フレームワークで広がる実践力革命

なぜ講座が有益? 今回の講座を振り返ると、単なる知識のインプットにとどまらず、実際に使えるスキルへと昇華させることの重要性を実感しました。講座では、以下の点に重点を置いて学習しました。 どう分析すべき? まず、戦略を考える際には、いきなり直感的に行動を決めるのではなく、自社を取り巻くビジネス環境、競合他社や周囲の動向、自社の強みなどをしっかりと分析する必要があるという点です。次に、先人の知恵であるフレームワークを活用することで、情報を体系的に整理し、抜け漏れなく確認することが可能になる点を学びました。また、施策の内容を検討する場合も、VRIOなどのフレームワークを用いて、その施策が意味を持ち、差別化が図られ、持続的に優位性を保てるかどうかを総合的にチェックする必要性を理解しました。 どの行動が必要? これらの学びを自分のスキルとして定着させるため、以下の行動を継続していきたいと考えています。まず、論理的思考力を高めるため、思考のフレームワークに関する知識をさらに深め、書籍や動画学習など複合的な学習方法を取り入れていきます。また、知識を体系化するために、組織内のミーティングで学んだ内容を発表し、言語化する機会を設けることにも努めます。 どう戦略を練る? また、自分で戦略を立てる際は、外部・内部の環境分析や施策内容の検討により、ロジカルな判断ができるようになりました。選択した施策や採用しなかった要素についても、明確な根拠を説明できるようになっています。 どう伝えるべき? さらに、コミュニケーション面では、一連のフレームワークや考え方をしっかりと自分のものにするとともに、部下をはじめとするメンバーにもその考え方を丁寧に伝えるよう努めています。経営層や各メンバーの知識や理解度に合わせた言葉の使い分けを意識し、分かりやすいコミュニケーションを実践していきたいと考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

対話から生まれる次の行動

フィードバックで得たものは? 動画による事例を見返して、メンバーは自分が実行した業務に関して上司からフィードバックを受けることを望んでいると改めて感じました。担当者時代は自分の行動が正しかったかどうかを常に気にしていましたが、管理者となってからはその感覚が薄れていたように思います。単に感想を聞くに留まっていた振り返りでは、同情に終始してしまい、次の行動につなげるフィードバックが不足していたことに気付きました。 モチベーションの本質は? また、「人のモチベーションは一様に理解できるものではなく、自分自身さえもその源泉を完全には把握できていない」という考えに感銘を受けました。モチベーションは複雑に絡み合っており、その糸口を探るには理論やフレームワークを駆使して立体的に考える必要があると感じます。これまで私は、業務の達成度を重視する指示型のマネジメントに偏っており、メンバー個々のモチベーションに目を向けることを怠っていました。そのため、メンバーの効率が上がらなかった原因の一つであったと確信しています。 学びをどう実践する? 今回学んだことを日々のコミュニケーションに活かし、不安や疑問、やりがい、プライベートでの気になる点や体調の変化など、様々な視点からメンバーの状態を理解していきたいと思います。これまでは出勤時の表情や雰囲気で判断していましたが、実際に会話をすることで内面を把握し、次のステップへとつなげるフィードバックが可能になると実感しました。 限られた時間の工夫は? また、各案件や作業後の振り返りについては、メンバー数や案件数の関係で十分な時間を取れていなかった点が反省点です。1on1でしっかりとコミュニケーションを取ることが難しい現実も踏まえ、皆さんは限られた時間の中でどのようにして効果的なフィードバックを行っているのか、その工夫を知りたいと思っています。

データ・アナリティクス入門

仮説とデータで描く地方創生のヒント

仮説の見方は? ビジネスにおける仮説思考について、まず複数の仮説を同時に考え、それぞれに網羅性を持たせることが重要だと学びました。仮説を検証するためには、適切なデータを取得して比較する必要があり、その際には何を比較指標とするのかを意図的に選ぶことが求められます。たとえば、残業時間の増加要因として故障対応の増加が疑われる場合、単に故障件数だけでなく、1件あたりの対応時間も合わせて評価することが必要です。 情報収集の意図は? また、データ収集では意味のある対象から意見を聴取し、反論を排除するために必要な情報まで踏み込むことが重要です。さらに、実際のビジネス現場では、3Cや4Pといった分析の枠組みを活用して具体的な仮説を立てることで、解像度が高まり、個々の仕事に対する検証マインドや説得力が向上するほか、ビジネスのスピードや行動の制度が改善されることが分かりました。 過疎地域の課題は? 一方、過疎地域への移住促進においては、雇用の創出が鍵となります。人口が5000人以下の市町村では、産業の集積が不十分なため、相応の所得を得られる雇用を生み出すには、行政が主導して仕事づくりを進める必要があります。こうした雇用創出の一策として、総務省が制度化した仕組みがありますが、現状では本県で十分な成果が上がっていません。 事業展開のヒントは? この原因を明らかにするために、どのような業務に何人派遣しているか、また仕事の切り出し方についてデータを収集し、市町村担当者と情報を共有することが今後の事業展開のヒントになると感じました。現在、管内の1市町村で既に事業が展開されており、協力体制の可能性を検討しています。また、他の市町村でも類似の事業設立が検討されているため、たとえば損益分岐点を意識した事業計画の作成方法をケーススタディとして示し、過疎地域の課題解決につなげる取り組みを進めたいと考えています。

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