クリティカルシンキング入門

分解で見える本質への道

データ分解の意味は? データを多角的に捉えるための分解フレームワークを学びました。このフレームワークでは、①分け方を工夫する、②切り口を変えて考える、③複数の切り口を用いる、④導いた仮説が正しいか自問する、といった思考スキルを活用します。こうした手法により、データを正しく理解し、課題解決へとつなげることが可能になります。また、切り口を検討する際は、目的に沿ってMECEの原則を意識することが重要です。 顧客インサイトはどう? 現在、タスクチームで顧客インサイトに基づくConfidence活動を担当しています。顧客インサイトは、顧客ニーズの特定や戦略策定において重要な情報資源ですが、膨大なデータと多岐にわたる内容により、情報の整理や可視化に課題を感じています。さらに、目の前の数字や表にとらわれがちで、「そのデータから何を導き出すか」という視点が薄れることで、本質的な課題に辿り着けない可能性もあります。 分解スキルの使い方は? そこで、今回Week2で学んだ「分解」のスキルを活用し、データ分析に対する心理的ハードルを下げたいと考えています。まずは来月の顧客インサイト分析資料作成に向け、手を動かしてデータを分解することから始めます。その上で、目的に沿った複数の切り口を検討しながら、自分自身で問いを立て、データを深掘りしていきます。表やグラフなども試行し、情報をいかに伝えやすくするか工夫していきます。最終的には、使用した分析手法と見えてきた課題、そこから導かれる解決策を、チームメンバーに分かりやすく説明できるよう整理するつもりです。

アカウンティング入門

利益の裏側、覗いてみませんか

損益計算書を理解できた? 今週は、損益計算書の構造を体系的に整理することができました。売上高からさまざまな費用を引いていく過程を順を追って理解することで、最終的にどのように利益が生み出されるのかが明確になりました。 粗利の計算方法は? まず、売上高から売上原価(仕入れ、材料費、人件費など)を引くことで、売上総利益(粗利)が導かれます。次に、販売費および一般管理費(広告費、販売手数料、オフィス賃料、管理部門の人件費など)を差し引くと、営業利益が算出されます。 利益計算の流れは? さらに、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を引くことで経常利益が求められます。ここでは、受取利息や支払利息、為替差損益など、本業以外の収支が反映されています。最後に、経常利益から特別損失や法人税等を差し引くことで、当期純利益が確定します。一時的な損益が反映されるため、この段階で企業の最終的な利益が示されます。 どこで利益が生まれる? この一連の流れを通して、企業がどの段階で利益を生み出し、どこにコストが発生しているのかを具体的に把握することができました。また、さまざまな業種に投資する際、各企業の損益計算書を比較することで、例えば製造業とSaaS企業ではコスト構造や利益率に大きな違いがあることを理解でき、投資判断や経営支援の質向上につながると感じています。 投資先をどう分析? 今後は、定期的に投資先の財務諸表を比較・分析し、どの部分で企業価値が生み出されているのかを見極める習慣をつけていきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

ビジネスにも活きる!ロジックツリー入門

ロジックで課題は見える? ロジックツリーを用いることで、曖昧だった課題や問題が階層分解や変数の使用を通じて、より明確に整理できると実感しました。また、ZoomなどのWeb会議の場で、ロジックツリーを活用しながら板書を行うことで、参加者が意見を出しやすい環境を作り出せることに気づきました。 損切りはどうすべき? サンクコストに関しては、新しい投資手段において、損失が出た場合の「損をしたくない」という心理的なバイアスが損切りを遅らせることがあると感じました。投資した株が収益性を見込めないのであれば、速やかに損切りを行い、収益性が期待できる他の株式に投資することの重要性を再認識しました。 データ選びの秘訣は? 以前、あるAI専業企業の方とお話しした際に「AIに入力するデータが現場の課題に適していないと、どれほど優れたAIであっても成果は上がらない。データ選定には全体の7割ほどの時間が必要」との意見を伺いました。この時、授業で学んだMECEや定量分析、ロジックツリーの重要性を実感しました。今後、工場内での課題解決を目指すAIのデータ選定にも、この知識を活用したいと思います。また、工場での品質管理の発表においても、ロジックツリーやMECEの考え方を活用して資料を作成したいと考えています。 競馬・テニスはどう活かす? また、競馬の予想にもロジックツリーや定量分析を活用したいと思っています。さらに、趣味の硬式テニスの大会後には、クラブの反省会でMECEなどの手法を取り入れられたら効果的だと感じています。

データ・アナリティクス入門

データ分析で学ぶ効果的な解決策の作り方

比較方法って何だろ? 「比較」の方法には、代表値を使って比べる方法や、グラフなどで視覚的に情報を整理して見比べる方法があります。 目的は明確か? 定量分析の中で最も重要なのは、まず目的や問いを明確にすることです。目的達成に関連する要素を考えて仮説を立て、その仮説を検証するために必要なデータを集めます。そのデータを基に、インパクトやギャップ、トレンド、ばらつき、パターンといった視点から分析を行います。 手法はどう? 分析のアプローチにはさまざまな手法があります。例えば、ギャップを示すには横棒グラフを、トレンドを示すには折れ線グラフを、分布を示すにはヒストグラムや円グラフを、パターンを示すには散布図を用います。また、数字としては単純平均や加重平均、幾何平均、中央値を用います。データの散らばりを見る際には、分散や標準偏差を参照します。回帰分析やモデル化を用いることで、データの関係性を数式化することも可能です。 因果はどう考える? 重要なのは、相関と因果を混同しないことで、データに基づく正確な分析を行うことです。学校の成績向上や遅刻削減、大学進学実績向上といった課題も、思い込みではなくデータを活用することで、より効果的かつ効率的に解決策を見つけられます。教育関連の文献やデータから情報を読み解く能力を養い、勤務先の学校の課題に対してロジックツリーを用い、仮説を立て、データを集めてグラフ化し、仮説を検証していくことが求められます。特に、度数分布と散布図は非常に有用ですので、積極的に活用していきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

目的とデータがひらく未来

目的は何でしょうか? 今回の講義を通して、まず目的を明確にすることの大切さや、その目的に沿って適切な情報を集めること、そしてデータを加工し比較することで初めて分析が成立するという基本的な考え方を学びました。 難問の比較ってどう? また、難しいテーマの比較においては、直接的な比較だけでなく間接的なアプローチも可能であり、柔軟な考え方が求められると実感しました。特に、愛の価値の算出方法に触れた際は、自分の考えの枠を超える新たな視点に出会い、非常に勉強になりました。そして、これまで耳にしていた「Apple to Apple」という言葉の意味を実体験に基づいて理解することができ、当時の意図にハッとする瞬間がありました。加えて、どのデータが適切かという判断には個人差があることを実感し、さらなる経験の積み重ねが重要だと感じました。 学びはどう活かす? 今回の学びは、商品の販売企画やプロモーション活動にも役立つと考えています。実際、講義を受けた後からは、販売企画の場面で比較を意識するようになり、データ分析を通じて「新しいことがわかる楽しさ」を感じ始めています。 数字以外の視点は? さらに、来週からは数字以外の情報を分析する予定であり、どのような視点で分析を進めるのかが楽しみです。また、得られた情報を効果的に伝える方法についても興味があります。グラフや表、あるいは絵など、さまざまな手法がどのように利用されているのか、また絵を用いる場合にはどのようなアイデアが生み出されるのか、実際に皆さんのお話を聞いてみたいと思います。

アカウンティング入門

損益計算書で読み解く経営の秘密

損益計算書の本質は? 損益計算書は、企業の運動成績表のようなものです。水泳の例えがしっくりきており、力いっぱい泳いでも、抵抗が大きければ進む距離は短くなります。同様に、しっかりと力を発揮しながらも、無駄な動きを省いて抵抗を減らすことの大切さを学びました。この点から、人やモノがいかに無駄なく効率的に利用されているかという観点も考えるようになりました。 実例で何が分かる? また、カフェのケーススタディや図表を用いた具体的な説明により、それぞれの違いが明確に理解できました。さらに、前年比や同業他社との比較を通して、損益計算書の各指標をどのような観点で見るべきかを学ぶことができました。特に、同業他社との比較は、自社のどの部分が優れているのかを認識する良いきっかけとなりました。 財務分析のポイントは? 具体的には、今後、経営会議で取り上げられる損益計算書についての議題や、月単位で回ってくる損益計算書の分析に積極的に活用したいと考えています。また、自身で損益計算書を見た際に、昨月と比較して原価が高かったり、経常利益が芳しくない場合、その背景にどのような要因があるのかといった疑問を自然に持てるような状況を作り出したいと思います。 情報はどう活かす? 幸運なことに、会社ではこうした財務諸表の情報がオープンにアクセスできる環境が整っているため、朝一番のタスクとしてチェックすることから始めようと考えています。経営会議にも参加できる環境にあるため、会議での発言を通じて、学んだ知識を実践していきたいと思います。

デザイン思考入門

対話で紡ぐ未来への羅針盤

抽象と具体はどう? 定量・定性分析に加え、コーディング分析で述べられた「抽象度と具体化」の相互プロセスが非常に重要だと実感しました。私が実践した活動は、一般募集で参加者を募り「未来デザイン教室」を開催することから始まりました。その後、複数人を対象にマンツーマン・コーチングを実施し、事前のヒアリングシート(属性情報)、ワークシート(ありたい理想図)、オンライン対話の三種類の情報を活用して潜在的な問題点を明らかにし、今後の課題についてアドバイスを行いました。 問題の要点は何? これらの活動では、対話の中で抽象的な表現と具体的な表現を行き来させ、参加者が抱える問題や課題の全体像を共有するよう努めました。具体的な事象や数字に踏み込んで話す人、抽象的にしか表現できない人、あるいは言葉が体言止めに終始して動きのない人など、参加者それぞれの癖が見えてきました。そのため、具体的な発言が多い方には「つまり、要点は?」と問いかけ、抽象的な方には「結局、どんな意味になるの?」と解像度を上げるよう心がけました。この対話の往復により、全体像を俯瞰する視点が得られることが大きな気づきとなりました。 構図をどう捉える? また、定量・定性分析、コーディング、そしてフレームワークやプロセスを通じて「仮説の構図」を把握することができれば、隠れた領域や既存概念の硬直した部分を明確に特定しやすくなると感じました。アイデアが行き詰まった場面でも、課題の構図が見えることで、その構図自体を再構築でき、結果として新たな方向性が見えてくると考えています。

アカウンティング入門

バランスシートの秘密を探る

バランスシートって何? 貸借対照表は、事業でどのようにお金を使い、そのための資金をどのように調達したかをまとめたものです。左側には資産が記載され、右側には負債(返済義務があるお金)と純資産(返済義務のないお金)が示されます。左右は一致するため、「バランスシート」とも呼ばれます。 資産・負債をどう整理? 資産側は、1年以内に現金化できる項目を流動資産、1年以内に現金化の予定がない項目を固定資産として区分します。負債側では、1年以内に支払いが必要な項目を流動負債、1年以内に支払いの必要がない項目を固定負債と分類します。純資産には、自己資本や株式資本が含まれ、当期純利益は利益剰余金として計上され、純資産に反映されます。 経営状況をどう分析? 事業体や経営状態によって、資産、負債、純資産の構成は異なります。企業の経営状況を分析するための一助として、自社と競合他社の比較分析や、中期経営計画における3C分析への活用が考えられます。しかし、バランスシートからどのような分析が可能で、どのような形で事業戦略に繋げるかは、まだ十分理解が得られていない部分です。 株価と純資産の関係は? また、一部の上場企業は、株価の変動を注視していますが、株価はバランスシート上のどこかに直接紐づいているのか疑問に感じます。株価が変動しても、純資産部分にはあまり影響がないように思えるため、企業経営にどのような影響を及ぼすのか、またバランスシートとの関連性についても調べたいと考えています。疑問を解消し、理解を深めたいと思います。

クリティカルシンキング入門

視点ひとつで未来が変わる

新たな発想は? 視点、視座、視野というワークを通じて、アイデアを広げる具体的なステップを学びました。各ステップで軸をずらし、視点を変えることで異なる可能性を引き出すアプローチは、短い時間でも新たな発想の扉を開く手法だと感じました。 批判的思考はどう? また、クリティカルシンキングという批判的思考法について学びました。一人でもテクニックを身につけることで、これまで経験してこなかった視点や発想に気づける点、そして周囲の意見を取り入れる大切さを再認識しました。この知見は、分析レポートの作成やデータの取り扱い、施策検討の場面で活かせると感じています。 レポートは分かる? 特に、分析レポートにおいては、読み手がアナリストだけでなく、企画者や経営層といった幅広い層であることを意識する必要があります。事実だけでなく、結果指標や売上といった視点でまとめるプロセスが、より分かりやすいレポーティングにつながると実感しました。 顧客体験を考える? また、企画者の意図や、提供するサービスがどのように顧客体験を改善するかを検討する際にも、今回学んだ視点の切り替えや多角的なアプローチは大いに役立つと考えています。 情報の真実は? そして、日々新聞や書籍などから情報を得る際には、事実と意見を明確に区別しながら、批判的な視点で読み解くことが重要だと感じています。題材を自分ごとに捉え、ベースとなる軸や書き手の意図を考慮しながら、自分なりの表現にまとめることで、本当に伝えたいことは何かを見極めることができると考えています。

戦略思考入門

顧客視点での差別化戦略の鍵

顧客視点が重要なのはなぜ? 差別化戦略を考える際には、競合にばかり気を取られず、まず顧客の視点に立つことが重要だと感じます。差別化戦略において「選択と集中」は大切ですが、同時に複数の施策を実行できれば競争力はさらに高まります。環境は常に変化するため、自社の強みも定期的に見直すことが必要です。しかし、特定の強みで大規模な成功を収めた場合、方向転換は難しく、そうした課題に対応できていない企業も多いのではないでしょうか。 海外での専門性はどう活かす? ITベンダーとして国内外で仕事をしていると、国内では顧客の要望に柔軟に対応しますが、海外では専門性がないと認められません。実際には、複数のIT技術を扱うといっても、全てを深く学ぶことは難しく、場合によっては表面的な対応に終わってしまうことがあります。また、若手社員が勉強しても、次の仕事では別のことを任されると思うと、学ぶ意欲を維持しにくく、成長を実感できないことがあるようです。企業も専門性を重視し、業務を外注することで、社内で一貫した比較や統合を行うように変わってほしいですね。私は、そのような姿勢を企業に対し提案していきたいと考えています。 自身の専門性をどう高める? 幅広く知識を習得しつつ、自分が得意とするAIやデータ分析、ソフトウェア工学の分野では積極的に情報発信を行い、自身の専門性をアピールしています。例えば、2月9日にはAIエージェントについて、2月10日にはGraphRAGについての発表を予定しており、これを確実に実施したいと考えています。

クリティカルシンキング入門

直感を疑う問いのすすめ

どうして説明責任を重視? これまで直感や経験に頼って仕事を進めてきたことを改めて実感しました。しかし、どんな状況でも客観的に課題を見つけ出し、自分の言葉で相手に伝える―つまり説明責任を果たす―状態になりたいと強く感じています。そのためには「問いは何か」を意識し、適切な問いを自ら立てられるようになることが重要です。 顧客視点は伝わってる? 顧客に対する提案では、顧客が本当に得たいものや解決したい問題を明確にし、その立場に立った問いから物事を組み立てる必要があります。また、社内では上司や他部門と協力しながら、目標作成や調整を行い、自組織に有利な環境を整えることが求められます。さらに、組織内のメンバーとの関係を大切にし、共に課題を共有しながら進めることで、納得感のある目標や施策を実現することを目指します。 なぜ問いを立て直すの? 仕事に取り組む際は、まず自分の主観や直感に頼る前に「問いは何か?」と一度立ち止まり、状況を冷静に見つめる時間を持つことが大切です。そして、顧客の現状や向かっている方向性、顧客視点の問いを理解するため、情報収集、可視化、仮説の立案を行いながら、売り込みではなく対話を通じて議論していきます。加えて、数字に基づく分析を丁寧に行い、図表などを用いて分かりやすく説明することや、問いを共有する時間を意識的に取ることも重要です。 どうやって信頼を深める? 最後に、メンバーとのコミュニケーションの時間を積極的に確保し、組織全体で前向きに進むことを心がけたいと思います。

アカウンティング入門

お金の流れで読み解く成功のカギ

B/Sの役割は? 貸借対照表(B/S)は、企業のお金の使い道と調達方法を双方から確認できる重要な資料で、企業の骨組みがしっかりしているかという意味で、健全な状態を示しています。 P/Lの秘密は? 一方、損益計算書(P/L)は会社の儲けを表しますが、その儲けを生み出すためにどのように資金が使われ、調達されたかをB/Sで把握するのです。 B/S読み解きは? また、B/Sを読み解く際には、企業のビジネスモデルや提供する価値を意識することが大切です。つまり、必要な経営資源が何であるか、そしてどのように資金を調達するかを、ストーリーとして考える必要があります。 自社分析はどう? 自社のB/Sを競合他社と比較し、資金の使い方や調達方法における自社の特徴を整理することにより、より戦略的な資金運用が可能になると感じています。 カフェ投資の意義は? 教材の事例として取り上げられたカフェの初期投資では、提供価値を踏まえ、必要な固定資産へ重点的に資金を投入する方が効果的だという結論に至りました。自社の場合、広告宣伝費や工場の設備投資など、どこに資金を向けるかをこのカフェの事例と照らし合わせながら考えてみることが有意義だと思います。 失敗から学ぶ? さらに、資金の使い方と調達方法において失敗した事例から学ぶことも重要です。具体的な金額の決め方や負債の判断基準がまだ十分にイメージできていないため、失敗例からどのような判断が誤っていたのかを把握し、今後の改善に活かしたいと考えています。

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