省エネでゴールに到達するには?
目指すべきゴールを明確にし、可能な限り省エネでそのゴールに到達する方法を見極める方法について学びました。戦略的に行動するためには、現経営資源の独自性(強み、差別化ポイント)を正確に把握し活かすことが肝要です。そして、その差別化ポイントを見極める観点として下記の3点があります。
1. ターゲット顧客に価値を訴求できるもの
2. 経営数値面を含め実現可能なもの
3. 長期にわたり自社の競争優位性を持続可能なもの
本当に差別化できている?
実際に、どのポイントも「できている」「差別化施策だ」と確固たる自信を持って言える状況ではないことに気づきました。例えば、自社が提供するサービスの価値が本当にターゲット顧客が求めているものであるのか(ニーズ/シーズの把握や過剰サービスの可能性も含め)、実際に差別化できているのか、そしてその競争優位性をどれだけ維持できるのかといった問いです。
次期事業計画の策定に向けて
次期中期事業計画の策定時には、「目指すべきゴールを明確にする」「やらなくてよいことをしない」「独自性(強み)を持ち自覚する」そして戦略の構造化を図ることが必要です。学んだ内容を基に、VRIO分析のフレームワークを用いながら周囲の協力を得つつ、関係者と一緒に「高い視座と広い視野」「一貫性と整合性」を意識しながら、差別化施策を立案していきたいと思います。
具体的な差別化施策をどう立案する?
具体的には、以下の5点を意識して差別化施策を立案します。
1. ターゲット顧客は誰か?(ターゲット顧客にしないのは誰か?)
2. 自社はどのような価値をターゲット顧客に提供しているか?(価値を明確に表現できているか?)
3. それは本当にターゲット顧客が求めていることか?(ニーズ/シーズは何か?満たしているか?期待を超えているか?過剰サービスになっていないか?)
4. 本当に差別化できているか?(そう思い込んでいるだけではないか?)
5. 差別化できているとして、その競争優位性はいつまで持続できそうか?
競合とどう比較し学ぶか?
また、ターゲット顧客の生の声を確認し、他社の事例から学び比較検討することにも挑戦してみたいと思います。