方向性はどう決める?


現場の課題改善のため、日々ブレインストーミングを実施しているものの、方向性が定まらず意見が偏ったり、アイデアがなかなか出にくい状況に陥ることがありました。そこで、今回、SCAMPER法をはじめ、シナリオ法やペーパープロトタイピングを用いて、カスタマージャーニーマップを想定しながらアイデアを考える手法を学びました。単に感覚任せでアイデアを募るのではなく、明確な視点を示しながら進めることで、より多様で有効なアイデアを導き出せることを実感しました。

実践はどう活かす?


実践演習では、まずSCAMPER法により概念的・多角的な視点からアイデアを出し、その後、技術的な実現可能性に着目したアイデア出し、最後に実現方法に焦点を当てたアイデア出しという流れで進めました。SCAMPER法は、直接的なアイデアが引き出しにくい場合でも、さまざまな視点を提供することで、思わぬアイデアを引き出すきっかけになると学びました。また、この方法により、メンバー間のバイアスによる意見の偏りも低減できる点が大きな収穫でした。

実現法はどう見える?


技術面で「どのように実現できるか」を考える過程では、SCAMPER法だけでは出なかった具体的なアイデアが登場し、視点の転換がアイデアの幅を広げる効果を実感しました。この視点の変化が、より実現性のあるアイデアを導く鍵であると感じました。

他部門との協力は?


さらに、実現方法の検討段階では、他部門や他社との協力を視野に入れることで、課題を再確認し、より適切なアプローチが可能になると学びました。これにより、議論の幅が広がり、現状の課題に対して新たな解決策を見出す手法として非常に有意義であると感じました。

製品開発の秘訣は?


また、製品コンセプトを考える際には、バリュープロポジションの明確化が不可欠であると再認識しました。万人にウケるものづくりは難しいかもしれませんが、企業の理念を大切にし、ターゲットを明確にすることで、より良い製品開発が実現できると学び、今後の実務に積極的に活かしていきたいと考えています。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。
help icon

ナノ単科とは?

what nano image
実践につながる基礎スキルを習得するカリキュラム
グロービス経営大学院 単科生制度の、さらにライトなプログラムが登場。
1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。

「人」に関する類似の人気キーワード

ご自身のペースでいつでもどこでも学習できる
6週間の短期集中オンライン講座「ナノ単科」 6週間の短期集中
オンライン講座「ナノ単科」

1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。
to left to right