リーダーシップ・キャリアビジョン入門

日常対話で築く信頼の成長

チーム運営の基礎は? 日常的なコミュニケーションの積み重ねが、チーム運営の基礎であり極めて重要であるということを改めて実感しました。 新たな視点は? WEEK1で描いたリーダー像と比較して、いくつかの新たな視点を得ました。まず、従来はチーム内での最適行動に重点を置いていましたが、外部環境や経営視点を理解し、自分のチームの役割や方向性とどうつなげるかが重要であると気づきました。次に、これまでもコミュニケーションの大切さは認識していたものの、日々の対話がチーム運営の土台であることを再確認し、メンバー一人ひとりの性格やモチベーションの源泉を理解した上で信頼関係を築く必要性を強く感じるようになりました。また、個人の成長とチームの成果を別々に捉えがちでしたが、メンバーの成長がチーム全体の成果に直結しているという因果関係にも気づきました。 方針と現状の関係は? これらの気づきを踏まえ、まずはグループミーティングやプロジェクトの進捗会議といったフォーマルな場面で、チームの動きや判断が会社全体の方針や現状とどのように関係しているかを意識的に共有していきたいと思います。 信頼感はどう築く? また、日常的な雑談や軽い声かけにも積極的に取り組み、各メンバーのモチベーションの源泉や価値観を理解する努力を続けます。その上で、一人ひとりと信頼関係を築くことを大切にしていきたいと考えています。 成長支援の視点は? さらに、日々の業務の中で「この人がさらに成長するために何が必要か」という視点を持ち続け、適切なタイミングでフィードバックを行うことで、メンバーの成長がチーム全体の成果につながるよう、納得感のある成長支援を実践していきたいです。 意識共有の方法は? 具体的には、決算発表などの節目に合わせて自身の考えや方針を言語化し、整理した上でチームと共有することを習慣化します。これにより、チーム全体として会社の方向性に沿った行動ができるよう意識づけを行います。 毎日会話の重要性は? さらに、現状、全員と毎日十分に話す機会が持てていないため、1日1回は全員と雑談も含めた会話を行うことを意識します。特に若手メンバーに対しては、メンタルケアの面も考慮して実践していきたいです。 定期振り返りは何? 最後に、チームメンバー一人ひとりの近況や変化を定期的に振り返る時間を設け、もし何も思い浮かばない場合は、日々のコミュニケーションが十分でないサインと捉え、関わり方を見直すようにしていきたいと考えています。

戦略思考入門

戦略的思考で未来を切り拓く

戦略的思考とは何? 『戦略的思考』とは、適切な目標を設定し、現在地から目標まで最短・最速で到達するための道筋を描き、それを実行することを意味します。この思考方法は、効果的な意思決定と行動を支えるものです。 現状と目標は? まず最初に、現在の位置を明確にし、目標をはっきりと定めます。多角的な視点、すなわち鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目を駆使して状況を把握し、短期から長期にわたる視野で計画を立てます。このプロセスでは、計画的な戦略だけでなく、創発的な戦略も重要です。この創発的戦略を誤解して目の前の課題を逃れないよう、慎重に目標設定を行うことが求められます。 行動の取捨選択は? 次に、「やること」と「やらないこと」の整理が必要です。これには、必要なことと不必要なことを明確にする棚卸しが含まれます。最初のステップが確立されていないと、具体的な行動に誤りが生じる可能性があるため、注意が必要です。この段階で、個々の選択には細かい要素(what, where, why, how)が存在するため、言語化できるレベルまで熟考します。この過程は特に現代の変化の中で重要であり、自分自身も課題として意識しています。 自分の強みは? さらに、強みと弱みを分析し、独自の強みを見つけ、それを伸ばしていくことが求められます。単なる感覚ではなく、戦略的な筋道を立てて強みや独自性を導き出せるようになりたいものです。強みは時と状況に応じて変わる可能性があるため、戦略的に強みを活用できることが理想です。 自部署の貢献は? 現在、新しく立ち上がった部署で働く中で、大まかな方向性はあるものの、確固たる計画がないため、目先の課題に追われる現状があります。そのため、与えられた戦略にただ従うのではなく、全社の理念や明確な数値目標をもとに、自部署がどのように貢献できるかを自主的に考えることが重要であると感じます。 方針はどう理解? 具体的には、まず全社の方針を正しく理解し、自分自身で深く考えることから始めます。上司や同僚からの情報を参考に、なぜその方針が立てられたのか、どの方向を目指しているのかを掘り下げます。次に、その理解をもとに自部署のあり方や貢献の方法、どのような数値目標を設定し成果に結びつけるべきかを考えます。 どう成果を出す? これらを考慮しつつ、部課長クラスへの提案や新たな業務の提案、半期ごとの目標設定などを行っていくことで、最終的には成果に結びつけられると考えます。

マーケティング入門

体験が輝く!ナノ単科の学び

顧客の価値はどう変わる? 顧客のニーズや知識が日々アップグレードしている現状では、単に商品力だけでなく、機能的価値と情緒的価値の両面で付加価値体験を提供する必要性が高まっています。 接触回数で効果は? まず、顧客との接触回数を増やすことで、その体験と感情を結びつけ、情緒的な価値を生み出すことが可能です。接触の機会を積み重ねることは、企業の資本力に左右されずに成果を上げる手段となりえます。ただし、コストパフォーマンスとのバランスを考慮する必要があります。 体験で差別化は? 体験を考える際の重要なポイントは以下のとおりです。まず、商品に関連する体験が提供する+αの価値を正しく把握すること。そして、体験を通じて強力な差別化を図ることが可能であり、何よりポジティブな体験であることが大切です。いずれの場合も、顧客のニーズや状況を正確に把握するとともに、その体験が常に高い質を保つよう努める必要があります。また、顧客の要求は年々上昇するため、常に見直しと改善を重ね、一歩先の付加価値を創造していくことが求められます。 付加価値の重要性は? 当社にとって、顧客との接触回数と付加価値は大変重要な視点です。少数精鋭で競合他社と戦うためには、資本力以外の面での強みとして、これまでの付加価値の提供をさらに強化し、戦略的に活用することが不可欠です。特に、候補者との接点を増やし、その方法を工夫することや、サービスの付加価値部分をより明確に打ち出すことが重要となっています。 面談方法を見直す? 具体的な改善策として、まず接触回数と方法の見直しがあります。これまで一度の面談でヒアリングから情報提供までを行っていましたが、時間が不足し後半が急ぎ足になっていたため、面談を2回に分けることを検討しています。初回はヒアリングに専念し、2回目に求人の提案を行う方法です。また、候補者がどの会社を受けるか判断するタイミングでは、メールでの返信ではなく、電話で直接確認することで「すぐそばにいるエージェント」としての付加価値を提供したいと考えています。 多角的支援は魅力? さらに、これまで「転職支援」を主なサービスとして打ち出してきましたが、実際には転職をきっかけに人生相談、コーチング、モチベーション向上のサポートといった幅広い価値を提供している点が、他社に比べて高い決定率の背景にあると考えています。今後は、この強みを明確に言語化し、発信していくことで、より一層のサービス向上を目指していきます。

戦略思考入門

戦略思考で最速・最短を目指す学び

戦略思考とは何か? 「戦略思考とは?」が最も記憶に残りました。さまざまな課題や目標に直面する中で、解決・達成のための道筋を考える際に、何を選択するべきかが重要です。特に、「最速・最短」且つ「効率的」に答えにたどり着く方法を学びました。この「最速・最短」でたどり着くという点が、自分の中で大きなキーワードになりました。 フレームワークの効果的な活用法は? 自分だけでなく、他者を巻き込んで物事を整理する際には、有効なフレームワークを活用することで、時間短縮および有意義な議論が可能になります。自由に議論を始めると活発な意見は出やすいものの、論点がずれやすくなるため、効果的にフレームワークを活用したいと思います。 本質を見極める力の重要性 何事においても「本質を見極める力」が大事です。身近な例を挙げると、役員や優秀な上司との会話では、相手の意図を会話から汲み取る力が求められますが、これは戦略思考で学んだ本質を見極める力と同じだと実感しました。 学習を効率化するには? 【学習を継続するために】仕事と同様、「後でまとめてやろう」と思っていると、やるべきことが雪だるま式に増えてしまいます。一方、毎日コツコツ学習することも、大人特有の学習阻害要因によって再確認に時間がかかることがあります。最終的には「キックオフから最短の日付に、寝る前に1時間を使う」方法が最も効果的に知識を定着させられるのではないかと感じています。自分の得意な学習方法を活用して、戦略的に「最短・最速」でゴールを目指したいです。 仕事へのフレームワークの応用法 【仕事に活用するために】私は、メモ化したフレームワーク一覧をいつも使うデバイスのポケットに収納し、少しはみ出した状態にして、無意識的に目に入る環境を作っています。フレームワークに囚われすぎてユニークな発想が難しくなることもありますが、他者との議論で方向がバラバラになりそうな時や物事の整理が必要なときには積極的に活用し、時間効率を意識したいと考えています。 環境問題への対応は? 業界特有の事情で「ありたい姿」を思い描くことが難しいと感じることがあります。私の業界はイベントリスクが高く、過去にはさまざまな出来事に大打撃を受けました。今後は、環境問題の側面からも業界の存続危機が考えられます。今回学んだ「シナリオ・プランニング」は、今の状況で最も活かせると感じています。今後は関連書籍などでさらなる深掘りを行い、自身のキャリアプランにも活用したいと思います。

デザイン思考入門

デザイン思考で本質を見つめる

デザイン思考の目的は? デザイン思考とは、人間中心設計のアプローチを体系化し、どのようなステップを踏んで実践していくかを示すプロセスです。まず、ユーザーの行動や感情を観察し、実際に体験するなどして、彼らが抱える課題やニーズに共感し、本質的な問題を明らかにすることが重要です。その上で、数ある課題の中から、イノベーションに結びつく本質的な問題を見出すことがポイントとなります。 なぜ解決策が重要? また、解決策のためには、アイディアを幅広く発散した後、最適なものを選別、具体化し、ユーザーからのフィードバックを受けながら改善を重ねるプロセスが求められます。こうした試行錯誤や開発者とユーザーとのインタラクションにより、単なる技術やプロダクトアウトの発想ではなく、顧客体験から新しいイノベーションを創出することが可能となります。 調査の本質は何? 私が現在関わっている調査研究業務の支援では、直近で手がける調査企画において、本質的な課題が何かを再確認することが大切だと感じています。関係者へのヒアリングや検証方法の検討を通じ、解決策がどのように次の施策へと反映されるのかを、常に意識しながら作業を進めています。 議論はどこで迷う? 講義を受けた後の振り返りでは、現場で本質的な課題について合意を形成することが難しく、「とりあえず手がけられる解決策」へと流れてしまうことが多いと実感しました。誰に向けた施策を,どのタイムラインで求めるのかによってゴールが大きく変わるため、解決すべき対象を明確にし、本質を見失わないように議論を深めていく難しさを感じています。 行動促進の鍵は? 直近では、勤務している大学の研究室で実施しているプロジェクトに関連し、ある行為を習慣化してもらうための要因や、心情的なプラス効果がどう特定の行動促進につながるかを、デザイン思考の視点で分析することを模索しています。調査企画を進めるにあたり、仮説、調査設計、調査票設計の各段階で、本質的な課題がしっかりと捉えられているか再度検討したいと思います。 知識整理の実践は? さらに、デザイン思考について他書籍や学んだ内容を資料や文章としてアウトプットしながら、知識を整理・定着させたいと考えています。将来的には、医療現場でのインタビューや現場調査の際に、広く不満やニーズを収集し、そこから本質的な課題や心理的なインパクト、行動への制約を理解するためのプロセスにデザイン思考の要素を取り入れることが目標です。

マーケティング入門

リアルな本音、ここに集結

どうしてヒットした? ある事例から、長年にわたって衣料品の製造販売で培った強みを活かし、マスクやスーツパジャマといった製品がヒットした背景を学びました。時代や社会情勢の変化に伴う顧客ニーズの変動、さらには隠れたニーズの本質を捉え、スピード感をもって製品を市場に投入することや、キャッチ―で分かりやすいネーミングで用途を明示する戦略が功を奏したと理解しました。 本音は掴めたか? さらに、顧客の真のニーズを見極めるための手法として、行動観測やデプスインタビューの有効性を確認しました。ただし、デプスインタビューにおいては、報酬を提示することでかえって本音が引き出しにくくなる可能性がある点を学び、本音を言いやすくするには、事前の雑談を通じて信頼関係を構築することが有効であると再認識しました。また、商品やサービスの真のニーズを探る能力は、日常的な物事への想像を巡らせる癖によって養われるという点も実践していきたいと考えています。 どこにペインを感じる? また、顧客ニーズだけでなく、解決すべきペインポイントの特定も新規事業を検討する上で重要な要素です。事業化を実現するためには、曖昧なニーズではなく、実際にお金を使ってでも解決したいと感じる課題に注目することがビジネスの種になると理解しました。さらに、カスタマージャーニーの作成を通じて、ユーザー目線で体験を観察し、ペインポイントを特定して適切な解決策へと導くことが、事業化のポイントであると学びました。 信頼構築は上手? 実務は必ずしも課題解決型の事業ではないため、ペインポイントの深掘りは難しい面もありますが、自社の強みを生かし、顧客の隠れた真のニーズを探り出す姿勢を忘れずに取り組んでいきたいと考えています。特に、デプスインタビューにおいて報酬提示が本音を引き出しにくくするという点は、これまで気づいていなかった新たな学びとなりましたし、事業推進者が目の前にいるだけで本音が言いにくくなるという現状にも、改めて注意する必要があると認識しました。 やり方は確認した? ・行動観測では、実際に想定顧客の動きを観察し、ニーズを正確に把握することに努めます。 ・デプスインタビュー実施では、顧客の深い本音や改善点を引き出すため、信頼関係の構築に心がけながら取り組みます。 ・カスタマージャーニーの作成によって、顧客のタッチポイントや行動、思考をファクトベースで分析し、実態を正しく把握することを目指します。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

柔軟な指導で組織を動かす秘訣

リーダーは何を意識? 人や組織を動かすためには、組織全体の仕組みと個人の取り組みという二つの柱が必要だと実感しました。一人の努力だけで人を動かすことは不可能であり、「自分が頑張れば人が動く」という考えは傲慢になりかねません。リーダーシップを発揮する際は、組織の仕組みを十分に理解し、周囲に依存しすぎないように心がける必要があると感じています。 どう使い分ける? また、パス・ゴール理論においては、リーダーはその時々の状況や環境、メンバーの適合性に応じた行動を取らなければならないと学びました。指示型、支援型、参加型、達成思考型といった行動タイプはあくまで参考にとどめ、状況に合わせて柔軟に使い分けることが大切です。一つのタイプに執着せず、適宜ミックスして対応することで、リーダーシップの効果を最大限に引き出すことができると考えています。 状況はどう評価? そのためには、まず自分自身が状況を的確に把握することが求められます。自分がどんな仕事を行っているのか、そしてメンバーそれぞれの特性や理解度、達成度を定期的に振り返ることが必要です。雑談を含めた日々のコミュニケーションを通じ、相手の状況をしっかりと確認し、会話のキャッチボールを意識するようにしています。 振り返りのポイントは? もし、進捗が悪いメンバーや報連相が不足しているメンバー、ミスが目立つメンバーがいた場合は、まず自らのリーダー行動が適切であったか、またそのメンバーの状況を正しく把握できていたかを振り返るようにしています。 適正な対応は? たとえば、経験はあるがこだわりが強いために抜け漏れが見られるメンバーには、参加型のアプローチで自立性を尊重しつつも、明確にできていない点については感情を抑えて指示型の対応を行うよう心がけています。一方、経験が浅くやる気が感じられないメンバーには、まずは指示型の行動をベースに、できることを増やし自信を持ってもらうためのフォローを実施しています。間違いを恐れずに成長できる環境づくりを意識し、出来るようになればさらに良くなるという前向きなフィードバックを心がけています。 環境整備はどうする? また、環境要因を把握するためには、担当しているプロジェクトの背景や位置づけ、クライアントの特性を整理し、どのメンバーにも分かりやすい言葉で説明できるよう努めています。これにより、全員が同じ理解のもとで動けるような環境作りを目指しています。

デザイン思考入門

実践をカタチに!先輩の学び

仲間とどんな刺激? グループワークやLIVE授業では、仲間のプロトタイプを拝見し、紙で模型を作成したり、AIを活用して画像やプレゼン資料を作成する様子に大変刺激を受けました。体調不良でプロトタイプの準備が十分にできなかったことには申し訳なさも感じましたが、実際に目で確認することで、ユーザーがどのように使うか具体的にイメージでき、そこから自然に議論やフィードバックが生まれて次のプロトタイプへとつながっていくと実感しました。 店舗改善はどう進む? 店舗オペレーション改善業務においては、お客様や従業員といった各ユーザーを中心に「店舗のあるべき姿」を考える際、デザイン思考を取り入れていきたいと考えています。特に、以下のポイントを意識して実践しようと思います。 共感で何を掴む? まず、①共感~課題定義の段階では、インタビュー時にコーディングを活用し定性分析の精度を高めるとともに、全体向けに抽象的な解決策を求めるのではなく、ペルソナを設定して特定のニーズに絞ることで、明確で具体的な課題を定義します。また、カスタマージャーニーマップを用いてユーザーの思考や感情を可視化するため、自ら体験することが有効であると考えています。 発想で見える未来? 次に、②発想(イデーション)では、質より量を意識し、多くの新しいアイデアを生み出すために楽しい雰囲気でブレインストーミングを実施します。ダブルダイアモンドの考え方を念頭に、多くのアイデアを発散させるとともに、SCAMPER法を活用して他にない視点を積極的に取り入れるよう心がけます。 形はどう作る? そして、③プロトタイプ~テストの段階では、モノだけでなくサービスやオペレーションの動きなど、形のないものでも「まずは形にする」ことを重視します。プロトタイプはスピード感を持って繰り返し作成し、最初から完璧を求めずに改善を重ねることが大切だと感じています。 成果共有はどうする? 自身の業務では、インタビューや観察、ブレインストーミングの機会が多いため、今回学んだ視点や方法を早速取り入れ、メンバーへ共有していきたいと考えています。また、プロトタイプ作成において「まずは形にする」「スピーディーに」「繰り返し行う」という姿勢を、これまで以上に意識するためのスケジューリングから始めていくつもりです。楽しい環境で多くの発散を促すことが、新しいアイディアを生む鍵であり、その重要性をメンバーにも伝えていきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

多様な視点で問題解決を進める方法

現状把握の重要性とその手法は? 現状を把握するためには、様々な切り口からとらえることが重要です。私は、自分がすぐに思いつく切り口に飛びついてしまいがちなので、切り口そのものをできるだけ多く考え、実際に手を動かすことが大事だと感じました。迷っている時間があるなら、少しでも多く手を動かした方がよいでしょう。 MECEの活用で視野が広がる? この切り口を網羅的にとらえるためには、MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)の観点が大事です。MECEには①層別分解、②変数分解、③プロセス分解があるため、把握したい現状に応じてどの分解方法が適切かを考えて取り組んでいきたいです。 仮説設定はどう導く? また、切り口を考える際に、自分なりの仮説を立てることも大事だと学びました。仮説があれば、それに沿った切り口を設定し、求める情報に早くたどり着ける可能性が高まります。ただし、仮説にとらわれすぎて視野が狭まるのは避けたいですが、ある程度の仮説を持つことは重要です。 自分の推測にとどまらないには? 様々な立場の人が関与する内容を進めていくうえで、それぞれの立場からの最適解をとらえる際に切り口の観点が使えると感じました。これまでは「自分がその立場だったらどう思うか」という考え方をしていて、結局それは自分自身のとらえ方が大いに関与していることになると気づきました。「自分がその立場だったら」という漠然とした推測ではなく、MECEの観点も取り入れて最適解を導いていきたいです。 プロセス分解で振り返る意義とは? また、起きてしまったことを振り返る際にプロセス分解が使えると感じました。時間軸として捉えた際に、どの部分でもっとこうしておけば変わった、と考えられれば、自分自身の傾向や、これから具体的にどの部分に留意して進めていけばいいかが認識しやすいと思います。 改善行動の具体策は? 今後、主に次の2点を行動に移したいです。まず、様々な立場の人が関与する問題を進める際に、「他の切り口がないか」を考える。その際、頭の中だけで考えるのではなく、実際に書き出したりメモを取ったりして視覚化します。そして、起きたことを振り返る際に、プロセス分解を行い、具体的に改善箇所を認識するようにします。また、プロセス分解後に他の分解方法も試して、時間軸だけでなく不足していた観点を認識し、自分の傾向を把握したいと思います。

データ・アナリティクス入門

ゼロからプラスへ実践で拓く未来

どうして実践は難しい? ありたい姿と現状のギャップを何度も意識しているものの、実際に実践するのは非常に難しいと感じました。その中で、マイナスをゼロにする問題解決とゼロをプラスにする問題解決の違いに注目し、後者ではありたい姿をステークホルダーと共有することが重要という点がとても印象に残りました。デジタル技術が進む現代においては、問題発見力が一層求められる中で、TOBEを構想する力だけでなく、その構想について関係者と認識を合わせる共感力の重要性を再確認する機会となりました。 どの分析で理解する? また、what、where、when、whyのフレームを問題分析に取り入れるというシンプルなアイデアは、これまであまり意識してこなかったため、新鮮な学びとなりました。自分で活用する際も、他の人に説明する際も非常に分かりやすく、実用性が高いと感じています。 ロジック知識はどう? ロジックツリーやMECEのフレームについても、改めて説明を受けることで新たな気づきがありました。特に、層別分析と変数分析のジャンル分けは、普段無意識に行っていた部分が大きかったため、今後は意識的に思考のスイッチングに活用していきたいと考えています。 基本はなぜ大事? さらに、GAiLのセッションを通じて、経営における基本を徹底すること、すなわち凡事徹底の重要性を実感しました。WEEK0で学んだ事例に倣い、慣れや直感に頼らず、都度基本に立ち返って自分の手法を客観的に見つめ直すことが必要だと感じました。 切り口をどう捉える? また、さまざまなフレームワークや切り口が存在することから、情報を学べば学ぶほど実践時にどれを採用すべきか迷うこともあります。しかし、生成AIをパートナーにすれば、自分が直面する課題に対して最適なツールや切り口を模索する際の有力なサポートになると新たな活用方法を見出しました。 改善策は何か? 具体的な今後の改善点としては、まず凡事徹底のために自分が立ち返る教科書として本棚を見直すことから始めます。次に、ロジックツリーの活用については、自分が使用しているアウトライナーの新たな用途として、思考整理に取り入れ、層別と変数の切り替え(国語的分解と算数的分解)を意識して活用していきたいです。さらに、分析を始める前に一度立ち止まり、生成AIとともに最適なツールと切り口を検討することで、より効果的な問題解決のアプローチにつなげられると考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

状況に合わせたリーダーの挑戦

部下評価の背景は? これまでは、部下のスキルや経験、自立性といった適合要因のみに着目し、一人ひとりを固定的に捉えていました。業務の難易度や新規性にかかわらず、ある種の型に当てはめていたため、パス・ゴール理論についても十分に理解できていなかったと感じています。 リーダーの柔軟性は? 同じメンバーに対しても、状況―環境要因と適合要因―に応じてリーダーとしての行動を柔軟に使い分ける必要があることを実感しました。状況によっては、異なるスタイルを組み合わせることが有効であると学んだのです。過去には、異動や担当変更、組織・チームの変化により急に仕事がうまく進まなくなった経験があります。当時は知識や経験の不足が原因だと捉えていましたが、今回の学びを通じ、リーダーの関わり方が結果に大きく影響する要因であると改めて気づかされました。 経験不足はどう? 現在の担当業務はルーティンワークがなく、チーム全員が初めて取り組む内容のため、試行錯誤を前提とした協働が求められます。振り返ってみると、指示型、支援型、参加型の振る舞いが多く、その中でも参加型が最も多かったと感じています。 期待効果は何? 今回学んだことを踏まえ、期待したい効果は以下の通りです。まず参加型については、チーム内に年上のベテランが多く、各自が豊富な社会人経験を持っています。意思決定の過程で各人の意見を出し合う場を設けることで、チームとしての納得感と主体性の向上を狙います。支援型に関しては、基本的に自立して仕事を進められる中堅メンバーに対し、必要に応じて障害の除去や軌道修正などのサポートを行い、今後の成長を促進させたいと考えています。そして指示型は、ほぼ新入社員に近い位置づけの年下の若手に対し、小さな成功体験を積めるよう具体的な指示を心がけ、自信をもってアウトプットできる土台づくりをサポートするものです。 環境と適合の関係は? また、Q3の割り振りにあたっては環境要因を一定とし、主に個々の適合要因を基に検討しました。場合によっては環境要因も加味し、リーダーとしての行動を変える必要があるかどうかを見極めています。 自分らしさはどう? 行動を変える際には、本来の自分らしさを大切にする一方で、状況に応じて『演じる』意識を持つことも重要だと感じました。今回のワークを通じ、職位が上がるにつれて場面に応じた振る舞いがより求められると実感しています。

マーケティング入門

顧客目線で創る選ばれる魅力

顧客は何を求める? マーケティングにおいて、顧客中心で考える重要性と、思考の手順や考え方を学ぶことができました。自分が売りたいものを作るのではなく、顧客が本当に求めるものを提供することが鍵であり、顧客の悩みを解決する商品が魅力的な価値へと昇華していく点が印象的でした。 ターゲット選定は? まず、「誰に売るのか」を明確にすること、すなわち市場をセグメント化し、ターゲットを絞り、ポジショニングを行うSTPマーケティングの重要性を学びました。さらに、どんなに同じ商品であっても、ネーミングやパッケージ、キャッチコピーなどの見せ方を変えるだけで売り上げが大きく変動することに気づきました。 体験価値を感じる? また、顧客の体験に着目し、機能的な価値だけでなく情緒的な価値をいかに創出するかという視点も大切だと感じました。日常的に政治や経済、社会、テクノロジーの動向を意識しておくことが、マーケティング戦略を立てる際には非常に有効であると学びました。 戦略事例はどう? 具体的な事例を通じて、事業参入時にはターゲティングや顧客情報の深堀、プレゼンテーション、プロモーション、価格戦略、そして差別化戦略など、マクロとミクロの多方面から戦略を考える必要性を実感しました。 どう魅力を創る? さらに、ただ売るのではなく、顧客に「選ばれる」商品を作るためには、顧客が「欲しい」と感じる価値をどのように創造していくかが重要です。会話や行動の観察を通じて、心理や欲求を深く理解することが、商品の魅力を引き出す手がかりになります。 独自魅力は何故? デザインやネーミングにこだわり、既存の機能や価格だけではなく、「この商品だからこそ選びたい」という独自の魅力を打ち出すこともポイントです。さまざまな感性を取り入れることで、ブランドの世界観を明確に表現し、顧客に印象づけることができます。 競争をどう回避? 無駄な価格競争を避け、自社の強みを活かすためには、市場分析をフレームワークを用いてしっかりと目標を設定し、自社の強み同士を掛け合わせることで他社との差別化を図ることが求められます。 ブランド持続戦略は? 最後に、持続的なブランドの成長を実現するためには、顧客が求める価値を提供し続け、自然と選ばれるブランドを築く姿勢が必要です。競争に走るのではなく、独自の価値を磨き続けることが、長期的な利益獲得につながるとまとめることができます。

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