リーダーシップ・キャリアビジョン入門

状況に合わせたリーダーの挑戦

部下評価の背景は? これまでは、部下のスキルや経験、自立性といった適合要因のみに着目し、一人ひとりを固定的に捉えていました。業務の難易度や新規性にかかわらず、ある種の型に当てはめていたため、パス・ゴール理論についても十分に理解できていなかったと感じています。 リーダーの柔軟性は? 同じメンバーに対しても、状況―環境要因と適合要因―に応じてリーダーとしての行動を柔軟に使い分ける必要があることを実感しました。状況によっては、異なるスタイルを組み合わせることが有効であると学んだのです。過去には、異動や担当変更、組織・チームの変化により急に仕事がうまく進まなくなった経験があります。当時は知識や経験の不足が原因だと捉えていましたが、今回の学びを通じ、リーダーの関わり方が結果に大きく影響する要因であると改めて気づかされました。 経験不足はどう? 現在の担当業務はルーティンワークがなく、チーム全員が初めて取り組む内容のため、試行錯誤を前提とした協働が求められます。振り返ってみると、指示型、支援型、参加型の振る舞いが多く、その中でも参加型が最も多かったと感じています。 期待効果は何? 今回学んだことを踏まえ、期待したい効果は以下の通りです。まず参加型については、チーム内に年上のベテランが多く、各自が豊富な社会人経験を持っています。意思決定の過程で各人の意見を出し合う場を設けることで、チームとしての納得感と主体性の向上を狙います。支援型に関しては、基本的に自立して仕事を進められる中堅メンバーに対し、必要に応じて障害の除去や軌道修正などのサポートを行い、今後の成長を促進させたいと考えています。そして指示型は、ほぼ新入社員に近い位置づけの年下の若手に対し、小さな成功体験を積めるよう具体的な指示を心がけ、自信をもってアウトプットできる土台づくりをサポートするものです。 環境と適合の関係は? また、Q3の割り振りにあたっては環境要因を一定とし、主に個々の適合要因を基に検討しました。場合によっては環境要因も加味し、リーダーとしての行動を変える必要があるかどうかを見極めています。 自分らしさはどう? 行動を変える際には、本来の自分らしさを大切にする一方で、状況に応じて『演じる』意識を持つことも重要だと感じました。今回のワークを通じ、職位が上がるにつれて場面に応じた振る舞いがより求められると実感しています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

学びを深める振り返りの力

どうやって任せる? 仕事を任せる際は、まずメンバーに自覚を持たせ、必要以上の干渉を避けることが大切です。プロセスが予定通りに進んでいるか、定期的にフォローする場を設けることで、状況変化に応じたサポートが可能となります。一方で、不測の事態が発生した場合は、リーダーとして責任を持ち事態の収拾に努め、その後で今後の改善策を具体的に検討することが求められます。このとき、リーダー自身の見落としを認め、個人の責任追及に偏るのではなく、構造的問題を把握することが重要です。 なぜ振り返り習慣に? また、振り返りの習慣化も不可欠です。忙しさを理由にせず、日々の業務において自分の非を認め、次につなげる姿勢を持ちたいと感じました。反省だけでなく、できたことにも十分な注目をすることで、自己成長およびチーム全体の向上が期待できます。 どうフィードバックする? フィードバックの実践にも力を入れるべきです。まずは、メンバー本人による自己評価や学びを言語化する場を設け、具体的な事実に基づいた評価を行うことが望ましいと感じました。この際、評価基準を明確にし、良い点と改善点の両面を伝え、改善に向けた具体的な行動計画を一緒に考えることが効果的です。 報告後、何を感じる? さらに、自分たちの仕事では定期的に成果報告を行ってきたものの、これまで報告終了後にそのまま「お疲れ様」で終わるケースが多くありました。今後は、報告後できるだけ早い段階、具体的には半日以内、または翌日の午前中に振り返りの場を設けることで、各メンバーが達成度や課題を具体的に認識できるようにしたいと考えています。例えば、同じミスを繰り返すメンバーには、成功と失敗をしっかり振り返ることで改善のきっかけを与え、淡々と業務をこなすメンバーには、できたことを中心に振り返り次回への期待を共有することで、モチベーションを維持しつつ業務の定型化を防ぐ取り組みが有効だと思います。また、ある程度リーダーシップを担うメンバーには、自身の振り返りとともに他メンバーの振り返りにも参加してもらい、多角的な視点からの学びを深めることができると考えています。 どう成長を共有? これらの取り組みを通じて、各自の動機づけや衛生要因を再整理し、定期的な1on1で得られた情報を踏まえた上で、現状の期待を具体的な数字や目標として共有することで組織全体の成長に繋げたいと思います。

クリティカルシンキング入門

目的意識の強化で業務効率アップ

目的はしっかり伝わる? 今回の講座では、目的意識を明確にし、それをわかりやすく伝えることの重要性と具体的な手法を学びました。特にイシューの明確化が、資料作成や打ち合わせ、戦略検討など多くの業務の基本であると実感しました。この理解を忘れずに、今後の業務に取り組んでいきたいと思います。 受講前後でどう変わる? 講座の内容は、まったく新しい発見というよりも、普段意識せずに用いていた考え方を改めて認識するものでした。受講前は、できるときもできないときもありましたが、講座を通じてなぜそうすべきか、どうするのが正しいのかを意識し、すぐに業務で試してみることが大切だと感じました。受講前後の変化を意識し、結果をもとに改善点があれば自分なりにアレンジすることで、学んだことを自分の力にできると感じます。 グループで何を学ぶ? また、受講生同士のグループワークは、視野を広げる貴重な機会でした。同じ講義でも、受講生一人ひとりが異なる背景や考え方、目的を持っており、それが多様な気づきを生み出しました。毎週のグループワークでは、視野の外からの意見を多く得られ、考え方の幅を理解するための貴重な時間となりました。 仕事でどう活かす? 学んだことはすべての業務に活かせると感じています。具体的には、来年度の事業計画やプロジェクト体制の枠組みをチーム内で議論している際に活用しています。プロジェクト自体の目的をイシューとして捉え、それを達成するためのチーム構成の軸は、MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)を意識して整理しています。この講座で学んだ内容をフルに活用し、有意義な議論を展開しています。 これからどう進める? 今後は特にイシューを意識して、以下の点を実施したいと考えています。まず、ミーティング時には、冒頭でイシューを明確にして参加者に伝えることです。例えば、「この会の目的は来年度施策のレビューであり、会の終了時点で施策の修正点の洗い出し、修正タスクの担当者と期日の明確化を終わらせたい」といった具合です。リモート会議では、メモにイシューを記載して常に参加者が見られるようにし、終了時に改めて確認します。社内説明時にも、冒頭でイシューを伝え、資料にはエグゼクティブサマリを1枚加える手法を実践したいと思います。

マーケティング入門

マーケティングの新視点で未来を切り拓く

どうして考え変わった? マーケティングに対して、今までは「商品→ターゲット→提案方法」のみで考えていましたが、学習を通じてより深く理解することができました。特に印象に残ったのは、「自社の強み」と「競合を知る」ことの重要性です。これにより、より優位に活動できると改めて認識しました。同じ商品でも、見せ方を変えることでターゲットが変わるように、自分の視点だけでなく多様な視点から物事を見ることが大切だと感じました。 市場ニーズはどう見える? 市場にどのようなニーズがあるかを捉えることは、ターゲット選定において重要です。顧客ニーズを知るためのインタビューや、業界の情報を常に収集することが習慣化されていると良いでしょう。BtoB市場の特性も考慮しながら、顧客ニーズ、ターゲット、商品が決まれば、それをどのように顧客に届けるかを考える「4P」の考え方も重要であると学びました。購入したグロービスのマーケティングの本を通じて、さらに知識を整理していきたいと思います。 価値は何で決まる? 私たちの会社はオフィスのデジタル化を提案しており、マスマーケティングではなく、OneToOneマーケティングに近い活動に注力しています。同じ商品やサービスでも、顧客にとっての価値が重要です。今回の学びを生かし、顧客特有のニーズを掘り下げるためには、自信を持って精度の高い仮説を立て、仮説が正しいかどうかを顧客にヒアリングすることが肝要です。仮説の精度を向上させるには、今回のマーケティングの考え方が非常に役立ちます。 仮説検証の方法は? 具体的な取り組みとしては、まず市場分析を行い(大手・中小企業のデジタル化の課題)、次に業種別の情報と顧客特有の情報を収集して、どのようにデジタル化を進めたいか仮説を立てます。その後、顧客にインタビューを実施します。そして成功事例を基に、他の展開が可能かどうかを4Pの視点で考えてみたいと思います. 計画の進め方は? まず自社販売地域の市場を把握し、中小企業のデジタル化ニーズを整理することから始めます(12月5日まで)。続いて、商品・サービスの選定を行います(12月10日)。次に、インタビュー環境を整え、自社ショールームでの体験を促進します(12月15日)。最後に、それらを整理し、4Pの視点で2025年の販売計画を策定します(12月25日まで)。

クリティカルシンキング入門

数字を視覚化して成果を上げる方法

数字を分解し要素を見極めるには? 数字を分解し要素に分けることで、どこに差分があるのかを明確にすることが重要です。数字そのものではなく、割合や順番でとらえることで、差異が見えやすくなります。そのためには、割合や順番をグラフなどで視覚化すると効果的です。 多様な観点からの切り分け方は? 分解の切り口には様々な方法があります。多様な観点から切り分けることで、特徴や差分を特定していきます。特徴がある要素を見つけた場合、他に差異がないかを引き続き分解して検証します。本当にそう言い切れるかという視点で深掘りすることが必要です。 もし分解して特徴が見つからなくても、それ自体が間違いではなく、差分がないことがわかるという成果となります。切り分け方に固執せず、実際に手を動かしてみることが大切です。MECEに基づく切り分けには、層別、変数、プロセスがあります。MECEを適用する際には、最初に「全体」とは何かを定義し、全体の範囲を決めることが肝心です。 分解が市場調査にどう役立つ? これらの方法は、市場調査や競合他社の分析に役立ちます。例えば、同じ商品やサービスでも各社がどのように成り立たせているかを要素に分解し、差異性を探ることで、仮説を立てることにもつながります。また、業務システムの改善案件でも、どのプロセスにどれくらいの時間や人手がかかっているのかを分解することで、改善策を見つける手助けとなります。 プレゼン資料をより説得力のあるものにするには? データを加工する際には、クライアントへの資料をより伝わりやすく、説得力のあるものにすることが求められます。数字そのものではなく、割合や順位といった形で意味を視覚化し、要素ごとに差異性や特徴を明らかにすることで、しっかりと説得力のあるプレゼンが可能となります。 全体の定義はなぜ重要? まずは全体の定義から始め、チームで共有することが重要です。全体の定義ができたら、次は分解の切り口について皆でアイデアを出し合います。それを元に切り口ごとで差異や特徴を分析し、必要があれば更に深掘りします。特徴や差異が出ない場合でも、その事実を記録として残すことが重要です。数字はそのまま使わず、全体の中の位置づけやインパクトのある要素を際立たせるなど、ビジュアル化して関係者の共通認識とすることです。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

自分で築くキャリアの道

リーダーのキャリアは? リーダーが自分のキャリアをしっかり見つめているかどうかは、メンバーへ大きな影響を与えるという点が心に残りました。私自身も、以前は会社に尽くすことを重視する上司のもとで働いていましたが、キャリアや将来を主体に考える上司のもとで働くようになってから、仕事への向き合い方が大きく変化しました。キャリアは会社から与えられるものではなく、自ら築いていくものであると実感し、より自発的に業務に取り組むようになりました。 環境変化にどう向き合う? 環境が目まぐるしく変わる現代において、自己の価値観と組織が求める方向性とのバランスを取りながらキャリアを構築していくというキャリア・サバイバルの考え方が非常に重要だと感じました。これまでも自己成長や変化への対応意識はありましたが、環境分析などを通じてより具体的なキャリア目標が描けるようになり、今後何をすべきかが明確になりました。 キャリアの軸は? また、キャリア・アンカー理論を学ぶ中で、自分が仕事をする上で大切にしている価値観を改めて認識できました。個人のアンカーは基本的には変わらないと言われていますが、家庭の事情などの状況によって新たな要素が加わることもあると考えます。メンバーそれぞれのアンカーを把握できれば、仕事への意欲や帰属意識の向上につながると感じました。 実践でどう進める? この理論を実践するためには、まず定期的に自身のサバイバル分析を行い、仕事の棚卸しや環境分析を通じて今後の方向性を確認していくことが重要です。自分の興味と異なる仕事を任されたときには、キャリア・サバイバルの考えを思い出し、任された業務と自らの理想とするキャリアとの関連を考えるようにしています。また、同じようなキャリアの悩みを抱えるメンバーがいる場合には、理論の考え方を共有することで、組織全体が今後どのように変わるべきか、必要な能力・人材・トレーニングについてマネジメントと共に考える一助になればと思います。 部下との信頼は? 部下ができた際には、まず相手が価値観を躊躇なく話せる関係を築き、各々のキャリア・アンカーを把握することが大切です。そして、その情報をもとに任せる仕事の内容や方法を調整し、部下のやる気や帰属意識を高める工夫をしていきたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

目的設定から始まる分析の旅

分析前に何を考える? 分析を始める前に、目的や仮説を明確に設定することが基本です。その上で初めて実際の分析に着手できます。データの加工については、AIの活用が効果的ですが、なぜそれを行うのか、また結果がどうであるのかという点については、人の意見が重要だと感じています。これまでの業務では、見やすさやわかりやすさに時間をかけすぎ、本質的な問いに対する回答が十分でなかったと実感しています。 定量データの違いは? 定量データには様々な種類があり、平均値を算出することが有意義な場合とそうでない場合とがあります。直感的には理解できるものの、理由を問われると具体的な説明が難しいこともあります。質的なデータか量的なデータかという違いよりも、それぞれの特徴をしっかりと認識しておくことが大切です。 条件比較、何を見る? データの比較を行う際は、本当に同じ条件で比較できているかどうかを確認する癖を身につける必要があります。なぜ複数のデータを比較するのか、比較から何が読み取れるのかを常に考えることが求められます。例えば、既存店舗における業績、顧客属性、サービス満足度のデータを用いる場合、その店舗の改善ポイントや、他店舗で活用できる内容を明らかにすることが重要です。また、将来予測に際しては、既存店舗のデータ分析が正しく目的を果たし、正確な判断につながることが、1年先の店舗運営における仮説や予測の精度向上、そしてリスクヘッジに直結すると考えています。 会議で何を共有? 会議や立ち話などの中で分析に関する話題が上がった際も、まずは紙一枚に目的、期間、どのようなデータが必要か、既存のデータなのか、どの部分から入手可能かをまとめることが大切です。その上で、依頼者と意見をすり合わせながら進めることが効果的です。 定性データは役立つ? また、定性データの活用についても重要な視点です。仮説設定の根拠や課題確認のため、まずは定性データに目を通す機会を十分に設けることが求められます。 AI活用の注意点は? 現時点では、AIの活用は基本的に注意が必要ですが、関係のない自作データなどを用い、どのようなデータの見せ方が効果的かを試行するなど、活用の視点から取り組んでみると良いと感じています。

データ・アナリティクス入門

視点が変わるデータ再発見のヒント

代表値は何を示す? データ分析においては、代表値や標準偏差といった基本指標を正しく理解し活用することが大変重要です。代表値には単純平均、加重平均、幾何平均、中央値などがあり、分析の目的に合わせた使い分けによって、より正確に傾向を読み取ることが可能となります。なお、実際の業務では最頻値を確認する場面もあるため、必要に応じて取り入れることが望ましいです。 集約手法の選び方は? また、データの集約方法にはさまざまな手法が存在し、誤った方法を用いると解釈や意思決定にズレが生じる可能性があります。そのため、常に目的に合ったアプローチを意識し、適切な手法を選択することが重要です。さらに、データのビジュアル化では、表現方法を工夫することで数字だけでは気づきにくい傾向を視覚的に捉えることができるため、状況に応じた最適な手法の選択が求められます。 ダッシュボードはどう使う? 施策の効果検証や日々の数値を確認するためのダッシュボードの作成・管理は、私の業務において大変重要な役割を担っています。これまでも代表値の使い分けやデータのビジュアル化について意識してきましたが、今回の学習を通じて基礎部分を再確認することができ、より適切な方法を用いる必要性を実感しました。特に、ダッシュボードは自分だけでなくチームのメンバーも活用するため、見せ方や解釈しやすさに細心の注意を払っています。 新たな平均法は? これまであまり使用してこなかった加重平均や幾何平均についても、現在扱っているデータに適用できる場面を意識的に探していきたいと考えています。既存のデータを例に、新たな視点での分析に取り組むことで、今まで見逃していた傾向やパターンを見出せる可能性があるため、さまざまな集約方法を試し、状況に合わせた最適な手法を選択できるよう努力したいと思います。 グラフ表現の意味は? ビジュアル化に関しては、単にグラフを選ぶのではなく、なぜその形式が適切なのかという明確な意図を持って活用することが大切です。さらに、同じ種類のグラフであっても、表示する項目数や内容によって可読性や伝達力が大きく変化するため、見せ方の工夫や調整にも十分な注意を払っています。

クリティカルシンキング入門

成長を実感できる振り返りの重要性

学びの振り返りをどう活かす? これまで学んだ内容を振り返ってみると、まだまだ身についていないことが多いと感じました。また、ライブ授業で他の受講者たちが積極的に発言している姿を見て、自分も講座修了後に学んだことを振り返って、しっかりと実践していこうという意識が強まりました。 問いを意識する重要性とは? 人間は考えやすいことや考えたいことを考えてしまう癖があります。自分の考えをチェックするもう一人の自分を育てることが大切だと、Week1の講義で強く印象に残りました。しかし、まだ経験や思いつきで考えてしまうことが多いと感じています。また最近、部内でのある問題に対する認識がずれていることに気づきました。この経験から、問いの形で問題を特定し、問いを意識し続けること、そして問いを共有することの重要性を改めて感じました。 コミュニケーションをどう改善するか? 長い間同じ会社や部署にいるため、相手も自分と同じ認識を持っているだろうと決めつけて話してしまうことが多いです。これからは省略せず、相手の立場に立って話すよう心掛けたいと思います。また、思いつきや自分の経験から判断してしまうことが多いため、結論を出す前に本当にその結論で良いのかを深堀りすることも意識していきます。 プロセス共有の大切さとは? 部内で検討の機会が多いため、「イシューを問いの形で特定する」、「意識し続ける(途中でずれていないか確認する)」、「検討メンバーで共有する」というプロセスを実施したいです。業務分析をする際には、データをただの数字として見るのではなく、細かく分解して検討するように心掛けます。また、日々のメールやプレゼンはなんとなくで作らず、相手に読んでもらえるように、情報を探させない、明確に意図が伝わるよう意識して作成します。 継続的な学びの習慣をどう築く? まずは、本講座で学んだことを自分の言葉でまとめ、定期的に確認する習慣をつけることから始めたいと思います。学びを自分のものにするためには反復トレーニングが必要で、一時的に業務スピードが落ちるかもしれませんが、あきらめずに実践していきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

問題解決の秘訣:イシューを特定せよ

どの問題から解決すべきか? 問題があると、複数の解決すべき課題を同時に考えてしまい、何から着手すればよいか分からなくなることがあります。しかし、問題を分解し、「今ここで答えを出すべき問い(イシュー)」を特定して、その解決策をまず考えることが大切です。例えば、某飲食チェーン店では、客数の増加に取り組んでから単価を上げるための施策を考えた結果、成功を収めました。もし逆の順序で進めていたら、客足が遠のく可能性がありました。 イシューを特定するポイントは? イシューを特定する際には、次の三点に気を付けるべきです。まず、「問い」の形にする(疑問形)。次に、具体的に考える(壮大すぎる問いにしない)。最後に、一貫してイシューを押さえ続ける(話がそれないようにイシューを何度も確認する)。 業務効率化の鍵はどこに? 業務効率化を提案する際には、まず効率化を図るべきイシューを特定し、それをチーム内で共有します。これにより、何を根本的に解決したいのかを全員が認識し、効果的な方法を見出すことが可能になります。例えば、時間がかかっている業務がある場合、1点に集中して効率化を図ると、別のところで時間がかかってしまうことがあります。これを防ぐためにもイシューの特定と共有が必要です。 問い合わせ増加への対応策は? また、日々の業務改善や問題解決には、具体的なイシューを見逃さないことが重要です。たとえば、ある問い合わせが例年より増加している場合、その原因を探るために情報の掲示方法や他の根本的な問題を検討する必要があります。普段より対応件数が増えていると感じた場合も、その違和感を無視せず、根本的な問題を特定し、それを解決する方法を考える時間を作ることが求められます。場合によっては、同じような問い合わせに対する対応時間が短縮されるかもしれません。 チームにおけるイシュー共有の重要性 常にイシューを意識し、その解決策を探る姿勢を持つことが、業務の効率化や改善につながる重要なポイントです。イシューを共有することで、チーム全体が同じ認識を持ち、一丸となって問題解決に向かうことができるのです。

マーケティング入門

常に新鮮な学び体験をあなたに

付加価値はどう生まれる? 体験価値を考える際、単に商品を提供するだけでなく、その商品にまつわる体験が加わることで、独自の付加価値が生まれることを実感しました。まず、プラスアルファの体験を正しく把握し、顧客にとってポジティブな印象を与えることが、競合との差別化に直結する点に着目しました。ただし、同じ体験を単調に繰り返すと、その新鮮さや魅力は次第に減衰するため、顧客体験は常に更新し続ける必要があると感じます。 差別化の秘訣は? オンリーワンを実現するためには、まずユニークな差別化を打ち出すことが重要です。たとえば、ある企業は「結果にコミットする」という明確な軸を掲げ、顧客に真剣な取り組みを伝えている点が印象的でした。別の企業は、顧客ニーズの迅速な把握や納品、そして代替機の手配など、スピード面での優位性を存分に活かし、シンプルな設計によりコストを抑えながら高い利益を実現しています。 体験差別の効果は? また、モノを販売するだけでなく、体験を通じた差別化も有効であると感じました。たとえば、ある有名チェーンは独自の空間づくりや接客スタイルで、顧客に特別な居心地の良さを提供しています。このような工夫により、ブランド構築や顧客ロイヤルティの向上が実現し、激しい価格競争に陥らずに済む点が魅力的です。 魅力伝達はどう? 自社に置き換えると、宣伝広告に大きな予算をかけずとも、商品の持つ本来の魅力や価値を消費者に伝えることで着実に売り上げを伸ばしているケースを見ており、マネキン販売などを通じて消費者との接点を増やし、口コミやSNSを活用した広がりが期待できると感じています。 現場戦略は有効? さらに、現場で扱う業務用商品の新規取り扱いの提案や、競合との差別化を図る戦略を考える上では、実際に試飲・試食を行ったり、試供品を提供して顧客に実体験してもらう取り組みが効果的です。その際、商品の味わいやバランス、歴史、供給体制などの差別化ポイントを徹底的に伝えること、そして営業面で迅速かつ柔軟な対応を行うことが、他社に対する大きな強みとなると感じました。

クリティカルシンキング入門

問いかけで広がる学びの世界

どんな問いから始めた? 私自身、いきなり打ち手に飛び付いてしまう傾向があると反省し、まずは疑問形の問いを立てることから始めることにしています。考えている途中で「どんな問いだったか」を忘れたり、話が逸れてしまうことが多いため、問いは必ず記録するようにしています。同じ課題に取り組んでいる人がいる可能性も考慮し、問いを共有することでお互いの思考を深めたいと思っています。また、状況に応じてイシューが変わることを意識し、イシューを見直すタイミングに関しては基準を検討していきたいと考えていますが、具体的なイメージは実務の中で模索する段階です。 成果重視の目標設定は? 私の勤務先では、四半期ごとに目標設定を行っており、自身が抱える問題とその解決策の案をまとめた上で上司とすり合わせをしています。この際、「本当に四半期内に成果が出せる内容か」や「組織にインパクトがある内容か」を問いながら見直すことで、より現実的かつ効果的な目標設定が可能になると感じています。 論点はどう深掘り? また、担当領域の事業進捗については月次で実績や見込み、そして伝えたい論点を発表する機会があります。伝えたい内容を深く掘り下げるためにも、問いを立てて考察する手法が役立っていると実感しています。 根本原因を探る? さらに、同僚から相談や質問を受けたとき、従来は単に聞かれたことに答えるだけでしたが、問題の根本原因を捉えようという姿勢を持つことで、より本質的な解決へと繋がると気付きました。これらの経験から、日々の小さな気づきを記録し、業務の際に問いとして形にすることで思考を整理し、深めるように努めています。 手書きは効果的? 手書きで問いを立てることで頭の中を整理しやすいと感じるため、パソコンでの入力よりも手書きを好んで活用しています。また、問いを整理した後は、気軽に壁打ちができるように上司とのオンラインミーティングの時間を事前に設定することにしています。上司と私のオフィスが異なるため、コミュニケーションのタイミングを逃さないよう、スケジュール調整は早めに行うよう心掛けています。

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