クリティカルシンキング入門

目に仕事させる分析術

グラフで何が見える? 数字や表をそのまま眺めるのではなく、グラフ化することで「目に仕事をさせる」という考え方が印象的でした。数字を様々な角度から検証し、視覚的に捉えることで、普段は気づきにくい点が浮かび上がると感じました。また、MECEという概念についても、モレなくダブりなく分析するための具体的な手法(層別分解、変数分解、事象のプロセスでの分解)があることを学び、今後の分析において意識して活用していきたいと思いました。 現状把握のコツは? 私は全社の事務部門において、業務プロセス上の課題を明確にし、改善策を提言・実行する役割を担っています。各種データから課題や問題点を抽出する際、今回学んだ分析手法を取り入れることで、より正確な状況把握ができると期待しています。また、メンバーからの意見をそのまま受け入れるのではなく、他の視点も取り入れながらクリティカル・シンキングを活かして問題点を見極める重要性を再認識しました。 多角的な視点は? 日々の報告や相談を受ける際は、数字については多角的な分析ができているか、課題の洗い出しについてはMECEの観点で漏れがないかをひとつひとつ意識しています。必要に応じて分析の切り口を増やし、グラフ化するなど、手を動かしながら客観的に情報を整理しています。説明を行う際にも、これらの視点が十分に盛り込まれているかを確認し、分かりやすい内容を提供できるよう努めています。

データ・アナリティクス入門

分析の魔法: 自立したアプローチへの道

分析の目的は何を考えるべきか? 分析に取り組む際には、最初に目的の確認と仮説を立てることが重要です。適切に比較するためには、比較項目以外の条件を統一することで、意思決定がしやすくなります。また、分析は要素に分解して考えると良いでしょう。具体的に比較する内容を明確にし、より良い意思決定を支援します。 自立した分析をどう支援する? 私は分析チームのマネジメントを担当しており、各部門の分析支援において主に分析計画の確認と承認を行っています。分析の依頼を受けるにあたって、依頼内容をそのまま受け入れるのではなく、各部門が自立して分析を行えるようサポートすることが求められます。また、分析実務では、計画通りに進められているか、目的に沿って比較が明確に行われているかを確認し、より良い表現を習得したいと考えています。この経験を、今後の分析計画や実務に活かしていきたいと思います。 どのように分析計画を進めるべき? 分析計画では、依頼内容をそのまま受けるのではなく、分析の目的をしっかりと確認し、要素に分解して比較項目を定めます。何を明らかにすべきか仮説を立て、データの収集、加工、評価を行います。さらに、比較項目以外の条件統一も意識します。また、目的を確認せずに分析実務に入らないよう留意します。分析実務では、目的に沿って明確な比較ができているか、また、読者を考慮したグラフなどの表現を適切に行うよう心がけます。

データ・アナリティクス入門

データに飛びつかず、考える力

比較の基本って何? 分析とは比較であるという基本原則を再確認しました。講座では、次の3つの軸に沿って考える重要性が強調されました。まず、プロセスとして仮説思考を実践し、次に5つの視点から多角的に状況を捉えること。そして、アプローチとしてグラフを活用する際には、「どの仮説を立てるか」「何と比較するか」「どのグラフが適切か」という点を検討する必要があると学びました。 立ち止まって考える? この学びを自分の業務に活かすため、まずはデータに飛びつく前に一度立ち止まり、ペン(あるいはキーボードに頼らない)を置いて、分析の目的と複数の仮説を明確にすることの大切さを実感しました。営業活動では、数字が絶えずやってきます。得意先や自社の各部門から提示される数値に対し、ただグラフを作成するのではなく、「データ分析を通じてどんな成果を得たいのか」しっかりとした作戦を練ることが、主導権を握るために必要だと感じました。 見える化の効果は? さらに、「顧客フォーキャスト」と「自社生産計画」を見える化し、グラフ化および定期的な更新を仕組み化する提案も印象的でした。この仕組みにより、営業部門と製造部門が共にデータを活用し、サプライチェーンマネジメントの強化が期待できると考えています。 今後の戦略はどう? 今回の講座で得た知識を、今後の業務に活かし、より効果的な分析と戦略立案に取り組んでいきたいと思います。

アカウンティング入門

資産と負債のバランスで探る未来

資産と負債の関係は? 資産、負債、純資産の各概念とその関係性について学びました。資産は固定資産と流動資産に分けられ、現金化のしやすさが重要なポイントとなっています。一方、負債は返済が必要な金額を指し、固定負債と流動負債に分類されます。負債はマイナスのイメージを持たれがちですが、企業運営においては欠かせない要素でもあります。純資産は自己資本または株主資本を意味し、損益計算書の当期純利益が利益剰余金として反映される点も理解しておくべきです。 BSの使い道は? また、事業計画や決算の際は、通常、自部門の損益計算書(PL)を見ることが中心となりますが、今後の業務ではバランスシート(BS)の知識が役立つと感じました。たとえば、異なる業界との連携を進める際、相手企業のBSを通じてその運営方針や健康状態を把握することができると思います。さらに、事業連携を検討する場合には、BSの構造に着目し、企業全体の財務状況を確認する視点が重要です。自社のBSを見直し、その背景にある統合の仕組みやグループ会社との関係を詳しく分析することも、企業比較を行う上で有益です。 BS分析をどうする? 私自身は、これまで業務上BSを意識する機会はあまりありませんでしたが、今後、もし業務の中でBSの分析を行う必要が出てきた際には、他の財務諸表との関連性も含めて、より深く掘り下げながら検討していきたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

ギャップに挑む学びの一歩

問題の本質をどう捉える? 問題解決プロセスについて学んだ内容は、まず「ありたい姿」と現状を比較し、そこに存在するギャップに着目する点から始まります。その上で、問題を構成する要素に分解し、ロジックツリーを用いながら要素間の関係を整理していく方法を学びました。ここでは、MECEの原則を意識しながら、WHAT、WHERE、WHY、HOWといった各視点で問題を詳細に捉えていくプロセスが重要です。特に、どこに問題が潜んでいるか(WHERE)の特定が解決への大きな手がかりとなります。 広告関連の要因は? たとえば、広告効果を測るデータで前回のCPと比較し、数値に大きな乖離が見られる場合、このプロセスは有効に働きます。その際には、広告以外の宣伝活動があったか、テレビで取り上げられたか、他社が類似のCMを始めたか、または在庫の問題がなかったかなど、さまざまな要因を洗い出して、どうすれば問題が解決できるかを検討することが求められます。 部門へ依頼する理由は? 現状では、業務スコープの中でデータが正しく取り込まれ、出力される段階で分析が終了してしまっていることが多く、結果としてその分析作業は別の部門に依頼しているケースが見受けられます。今後は、アナリストとしての視点を強化し、データを直接営業チームに提供できるよう、問題解決プロセス全体に対する理解と取り組みをさらに深めていきたいと感じました。

戦略思考入門

視点改革で未来を創る

他者の視点はどう活かす? ビジネスシーンにおいて、経営者、顧客、他者の目線という異なる視点を意識しながら物事を俯瞰することの重要性を改めて実感しました。こうしたフレームワークの習慣が、組織全体に議論のレベルアップを促すカルチャーの醸成につながると感じます。 新ビジネスの進め方は? また、新規ビジネスを推進する際には、次の3点が鍵となると思います。まず、全社横断で活動するために、他部門にとってのメリットを意識すること。次に、ブレインストーミングなどで出た他者の意見を一旦アクションプランに盛り込み、どの段階で実行に移すかを仮の予定として組み込むこと。そして、PDCAサイクルの「C」(改善)の段階で、当初計画とのギャップに着目し、フレームワークを用いて課題の仮検証を行うことです。 強みの捉え方はどう? 自社の強みをどのように定義するかという点については、マネージャークラスの起案者はどうしても主観が入りやすく、やや過大評価になる傾向があると感じています。一方で、現場の担当者は自社の強みに対し、より厳しい評価を下すことが多い印象です。 データ評価のポイントは? さらに、フレームワークによる分析を行う際には、自社評価の前提条件に対するバイアスを可能な限り排除するため、市場シェアや自社財務などの幅広い公表データを十分に活用する必要があるのか、と疑問を抱かざるを得ません。

クリティカルシンキング入門

問題解決の視点を変える新しいアプローチ

問題分析の新たな視点は? 問題を分析する際、私は分解して考えることが重要であると認識していました。しかし、まず全体をしっかり定義した上で、MECE(漏れなくダブりなく)を意識した分解方法を考慮することの重要性を理解しました。さらに、その切り口が適切であるかどうかを見直し、別の視点からアプローチすることの必要性も理解しました。 プロジェクトの収益化戦略とは? 担当部門の売上や利益を拡大する際には、プロジェクト別に社員一人当たりの売上や利益、平均単価を算出し、それぞれのプロジェクトを比較することで問題のあるプロジェクトを特定します。その上で、効率的な単価の引き上げや、社員とビジネスパートナーの入れ替え、もしくはプロジェクト継続を諦めてより収益性の高いプロジェクトにリソースを振り分けるという対策を導き出すことが可能になります。 部門の売上拡大にどう貢献する? 社員一人当たりの売上を向上させるために、社員とビジネスパートナーの入れ替えや単価アップの交渉の推進が有効です。ただし、業務知識を有する社員の配置換えは現場への負担も大きいため、十分に検討した上で実施することが求められます。また、社員のローテーションを可能にすることで、プロジェクトを離れる社員には新たなプロジェクトを担当させ、その際もビジネスパートナーを活用することで、部門全体の売上拡大につながると考えます。

アカウンティング入門

学びの幅を広げるB/S分析への挑戦

カフェのB/Sから何を学ぶ? それぞれコンセプトの異なるカフェの財務指標を見ていくことで、B/Sはビジネスのコンセプトによってバランスが異なることを深く理解できました。まず、事業コンセプトが存在し、その方針に沿ったB/Sバランスであれば、同じ事業形態の他社とB/Sの比率が異なっていても問題ないという点。また、その上で事業を拡大する際にかけるコストの箇所も変わってくるということが分かりました。 B/Sの見直しをどう進める? 今後は、自社のB/Sを改めて見直し、自社および自事業のビジネスを踏まえてB/Sが健全であるかどうかを考えたいと思います。その上で、経理部門のエキスパートと議論する場を持ち、理解を深めたいです。そして、この理解を部下に共有し、事業計画の立案に取り組んでいきます。 比較研究で得られる新たな知見 さらに、同業他社だけでなく、さまざまな企業のB/Sを見て比較することで、より理解が深まると考えています。まずは、自社のB/Sの確認を続け、新たな気づきがあるかをチェックしたいです。その後、他社のB/Sを最低でも5社確認し、違いを探ってみます。 継続的な学びをどう意識する? 今回の学習を通じて、どのような学びや行動をとればより深い理解が得られるかを考えることができました。今後も興味を持って継続的に行動し続けることを意識していきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

比べる力が未来を変える

ライブ授業で感じた点は? 締めのライブ授業では、これまでの学びを振り返る機会がありました。データ分析の手法として、比較を活用する方法を学び、目的設定から仮説構築、データや情報の収集、分析、さらには仮説の検証という一連のプロセスの重要性を実感できました。また、自分の考えにとらわれず、さまざまな視点から検証することの大切さも理解でき、これらの手法をいかに実践し、スキルとして身につけるかが今後の課題であると感じています。 部門業績の課題は? 部門業績分析においては、自部門の営業データを活用し、強みと弱みの再確認を進めています。さらに、セグメント別の成長性や低成長部門の課題を明確にし、改善策の検討や戦略の見直しにつなげたいと考えています。次年度の目標設定にあたっては、今年の実績を論理的に分析し、定量的・定性的な評価が可能な具体的な目標を立てる予定です。すでに各メンバーには来期に向けて自ら考えた目標設定を進めてもらっており、私自身も部門全体の強みや弱み、注力すべきセグメントを整理した上で、各メンバーの目標と比較・検証を行っています。このプロセスを通じて、部門全体で論理的な目標理解を深め、同じ方向性で次年度の業務に取り組むことを目指しています。目標設定は3月中に取りまとめ、次年度からは月次で目標達成度の比較分析を実施し、達成に向けた具体策を全員で共有していく方針です。

データ・アナリティクス入門

数字の裏側に潜む物語

分ける理由は? 先日のライブ授業では、ワークを通じて「分けて見ること」と「比較すること」の重要性を学びました。データを全体で捉えるのではなく、商品や期間ごとに分け、前の商品と比較することで、これまで見えにくかった課題や傾向が明らかになる点を実感しました。さらに、分析の過程で仮説を立て、その仮説を検証するためにデータを集めることで、課題の原因がより明確になり、具体的な対策を講じやすくなると感じました。 分類で見える? これまでの生産業務では、全体の実績や結果だけを見て対応していた面もありました。しかし、今後は部門別、商品別、時期別などにデータを細かく分類し、前年比や他部署との比較も取り入れることで、具体的な改善点を抽出できると考えています。 仮説で検証する? また、数値の変動に対して「なぜこのような結果になったのか」という仮説を自分なりに立て、実際のデータや現場の声を確認して検証するプロセスを習慣化することで、業務改善に向けた提案の質を高めていけると考えています。 成果を活かす? 今回の授業で得た知見を生かし、今後は実績データを部門別や月別に分類し、前年同月比や他部署との比較を通して課題の可視化を進めていきます。加えて、数値の変化に対する仮説の検証を、追加のデータ収集や現場のヒアリングを通して行い、具体的な改善策につなげていくよう努めます。

アカウンティング入門

自分の会社をもっと良くするために!B/SとP/Lの完全攻略

B/SとP/Lの関係性は? B/Sの構成について理解が深まりました。特に、P/Lとの関係性や会社の健康状態を把握する上で、単なる構成の学習ではなく、実質的な理解が得られたことが大きいです。現在、自社の内部留保が多くB/Sが安定している状況を踏まえ、どのように攻めていくかが課題となっていると感じました。 他社との比較で見つかること まず、当社のB/Sを分析し、給与のベアに充てる財源を確認しました。この上で予算の計算を行い、費用をどこまでかけられるかを明確にする作業を進めました。他社のB/Sも確認し、人件費の割合を算出することで、同様の水準まで引き上げる計画を立てました。これらの分析をもとに、今期中に役員提案を行う予定です。 財務状況をどう強化する? また、自社および他社のB/S・P/Lを読み解くことを進めています。同業他社のB/S・P/Lも参考にし、自社のアカウンティング上の強みと弱みを洗い出しました。さらに、経理部門とも相談し、人的資本経営に向けた予算算出を行っております。この一連の作業は、10月から行う予定の予算に反映させる計画です。 全体的なプロセスとしては、自社の財務状況をしっかりと把握し、他社との比較を行い、具体的な予算計画を立てることで強化しています。これにより、より明確な財務戦略と人件費の最適化を図ることが可能となりました。

クリティカルシンキング入門

生産部門のトラブル解決に光明を見出す学び

ゴール達成への基本戦略は? 以下2点について学びました。 1. 到達したいゴールに向けてマイルストーンを設定し、その時々でイシューを考え、それに対する打ち手を取る必要がある。 2. データをさまざまな角度から分析し、イシューを特定する必要がある。 業務としては製薬会社の生産部門におけるトラブル解決を担当しております。この知識を業務にどう活かせるか、以下の具体例が思い浮かびました。 トラブル解決に必要な視点とは? まず、年間目標や個々の業務における課題解決においては、到達したいゴールに向けてマイルストーンを設定し、それぞれのタイミングでイシューを特定し、具体的な対策を検討することが必要です。 次に、生産部門におけるトラブルの原因究明とその解決策の立案については、様々な角度からデータを分析し、イシューを特定することが重要です。これにより、より的確な原因分析と解決策の提案が可能になります。 メンバー育成に活かせるアプローチは? 最後に、部門におけるメンバーのキャリア開発と育成についても、前述の2つの原則を適用することができます。メンバーの成長に向けた目標を設定し、その達成のための具体的なイシューと打ち手を考えます。 以上のように、学んだ知識を活用して業務を進めていくことで、課題解決能力の向上や部門の効率化が期待できると考えます。

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