戦略思考入門

IT企業向け経営戦略の新たな視点を学んで

差別化の新たな視点とは? これまで行ってきた「差別化の検討」では、「他社製品にはない新しい機能」や「他社サービスにはない新しいサービス」、「当社独自の技術やノウハウ」といった限定的な考え方しか持っていなかったことに気づいた。これらがあれば「IT企業としての差別化になる」と考えていたからだ。しかし、変化の激しい業界で継続的に自社の優位性を保つためには「VRIO」といった分析(評価)が必要であることや、ポーターの「3つの基本戦略」を知ることができて良かった。また、「差別化」を考えるのは難しいものであり、「集合知」や「外部の力」の活用、さらには「ライバルを意識し過ぎないこと」が大事だという話が印象的だった。 VRIOを人材戦略にどう活用? 次期中期経営計画において「VRIO」に当てはめて考えてみたいが、現段階では各要素に対するイメージが湧いておらず、自社の課題が膨らむばかりで途方もない感じがしている。そのため、時間がかかりそうだし、個人としても会社としても何か結論を出すのは相当難しい気がする。まずは、身近な領域として自部門の担当領域である人材採用戦略において「VRIO」を活用してみたい。 外部の力をどう取り入れる? 具体的には、自身と部員(採用担当)の考えを書き出し、「集合知」を活用する。また、親会社の採用活動を参考にし、自社に足りない部分(活動)を洗い出し、それらをどのように埋められるか(差をなくせるか/代替アクションがあるか)考えてみたい。これが「外部の力」の活用である。

戦略思考入門

差別化の本質に迫る学びの旅

打ち手は本当に価値ある? 差別化を考えることの目的をしっかりと言語化し、「その打ち手が顧客にとって価値があるのか」を考えることに腹落ちできたことは、大きな学びでした。他の法人の方法論に目が向きがちですが、実は他業種やまったく関連のない分野にも差別化のヒントが存在します。「違うことをしよう!」という姿勢が必ずしも差別化戦略に直結するわけではなく、重要なのは顧客にとって価値があるものを継続して提供する視点だと学びました。 業務改善に見直しは? 現在、自オフィスでは業務改善や工数削減がよく取り上げられていますが、この分野において見直しをする必要があります。まずは自社の強みを理解し、抜けもれを防止するためにも、学んだフレームワークを活用してしっかりと分析することが必要です。ターゲット設定が大事で、この部分が明確でない現状をふまえ、そこからスタートすることを目指します。 フレームワークは作用する? フレームワークの復習と予習を進めます。自オフィスでの使用頻度は少ないかもしれませんが、ターゲットを設定するための分析は不可欠です。今回の学びに加え、ビジネスシーンで使われるフレームワークを積極的に吸収していくことから始めたいと考えています。 仲間で気づきは得た? さらに、学びのアウトプットとして、分析した内部資源をオフィスの仲間と共有し、すり合わせることで、知識の定着を促進します。発信の場を設けることで、自分にない気付きや抜けもれを把握する機会を得ることができます。

データ・アナリティクス入門

心に響く受講生のリアル声

分析の流れは? 分析とは、情報を分類し整理して、比較対象や基準を設ける作業です。データには種類があり、それぞれに適した表現方法を選ぶことで、どのように加工し見せるかが重要となります。また、分析のプロセスは、まず目的を明確にし、次に目的に沿ったデータや項目を選び、その上で実際にデータ分析を行い、最後に結論やまとめを導く、という流れが求められます。特に目的の明確化、データ・項目の選定、そして結論づけが重要です。 原価推移は分かる? 現在、立ち上げ中の製品原価推移を毎月報告し、現状を集計して前回との比較を行い変化点を確認しています。この報告は現状把握を目的としているものの、集計データから見える原価と、量産化後に実際に把握される実原価との間には差異が存在します。 差異の原因は? そのため、この差異を低減するために、必要な情報が何かを検討し、データ収集と分析を実施することが求められます。どこに差異が発生しているのかを把握し、解決のための打ち手を提案することが目的です。 どのデータを選ぶ? 比較に用いるデータとしてどの項目を選定するか考えると、多くの情報が存在するため、どこから手をつければよいのか迷うこともあります。まずは、既に把握している情報から仮説を立て、検証を進めるのが良いでしょう。その際、データをどのように加工し分析につなげるかに注意する必要があります。特に実原価を正確に把握するためには、人、物、時間といった要素が流動的である点に注意が必要です。

マーケティング入門

SNS活用で広がるマーケティングの可能性

顧客の多様なニーズとは? 顧客のニーズは多様であり、商品PRを通じてそのニーズを正確に伝えるには大変な労力が必要です。カレーメシの事例が示すように、競合との差別化を考慮しながら情報を発信する必要があります。顧客の潜在的な欲求にうまくアプローチすることで、新たな市場の開発にもつながります。 売れる商品の背後にあるものは? 普段私たちが手にする「売れている商品」には、ネーミングや商品・サービスの設計まで緻密なマーケティング戦略が存在します。売り場でその商品を目にするたびに、その戦略の巧妙さに感心します。 商品観察からの学びを活かすには? 商品を直接扱ってはいないものの、日常的に目にする商品を観察しながら新たなアイディアを練ったり、深掘りすることが重要です。そして、どのように顧客にメッセージを伝えているか、伝えようとしているかを考えることが必要です。視点を変えながら「WHO」と「WHY」を常に意識し、業務に取り組むことが大切です。 メディア広告の考察が重要な理由は? 新商品のメディア広告やCMを見て、それがどのターゲット層に、どのようなメッセージを伝えようとしているのかを考察することも有益です。さらに、バックオフィスの業務においても効率化できる場面がないか再検討する価値があります。 SNS観察で得られる知見とは? 個人的には、SNSを活用して企業がどのように広告を打ち出しているのかを観察し、マーケティングの知識を深めていきたいと考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

あなたも踏み出せる一歩

欲求の変動はなぜ? 人のモチベーションは、生理的欲求、安全・安定性欲求、社会的欲求、承認・尊厳欲求、そして自己実現欲求という5つの段階に分かれ、時とともに変化していきます。 X理論とY理論の違いは? また、X理論では、人は基本的な生理的欲求や安全欲求を最優先するため、指示命令的なマネージメントが有効だと考えられます。一方、Y理論では、人は段階を経て高度な欲求を持つようになり、サポートや寄り添いを重視するマネージメントが求められるとされています。 衛生要因と動機付けは? さらに、モチベーションには衛生要因と動機付け要因の2軸が存在し、それぞれが独立して影響を与えます。 どう承認の環境は整う? メンバーの能力や性格を理解した上で、動機付け要因による承認欲求を満たすためには、成長できる環境を整え、各自の目指す姿や意向をしっかりと聞き出し、目標を設定することが大切です。適切な目標設定は容易ではありませんが、寄り添う姿勢を忘れずに行動し、振り返りの重要性を理解した上で、評価時のフォローが次の目標へのモチベーション向上につながるよう努めたいと考えています。 時間の取り組みはどう? また、時間に追われ短期間の成果を期待しがちですが、長期的な目的をメンバー全員で共有し、時間に余裕を持って取り組むことが必要です。成長の速度や動機付け要因に個人差があることを相互に理解し、集団全体の力を高めることを前提に進めていきたいと思います。

マーケティング入門

顧客目線で築く魅力的なイメージ

顧客目線を忘れずに これまでと同様に、「顧客目線で考える」ことを出発点として、「どう魅せるか」というテーマを学びました。 まず、具体的な使用場面まで想像を巡らせ、顧客にとって何が真に足りていないのかを考え尽くすことが大切です。そのためには、顧客の声に耳を傾け、顧客心理を深く理解する必要があります。特に「差別化の罠」、つまりライバル競争を意識するあまり顧客を置き去りにしないよう注意が必要です。そして、顧客に欲しいと思わせるイメージを構築し、ネーミングやキャッチコピーでその魅力をうまく伝えることが求められます。 本当に求めているものは? これまでの講義と同様に、顧客が本当に求めているものをしっかり考察するプロセスが重要です。そこで、直接顧客や同業者にインタビューを行ったり、刺さるネーミングやキャッチコピーを考え、これについてフィードバックを受ける取り組みが役立ちます。 どうアイデアを広げる? 一人で考えるよりも、何人かで議論し、アイデアを広げることが有益です。これまでの講義と同様に、顧客の深層ニーズを掘り下げ、顧客や同業者との議論を通じて考えを深め、絞り込むことが求められます。 他者への相談が必要? これまでに学んだ内容を基に、一人で思考を広げるワークをしていますが、それがいかに難しいかを痛感しています。議論のフェーズに早く移りたいと考えていましたが、悩んで進まないのであれば、迷うことなく他の人に相談してみる方が良いと感じています。

マーケティング入門

対話で創る本物の体験

体験の差別化は? 「体験を考える」というテーマを通じ、ただ優れた商品を提供するだけでなく、その商品を通して得られる独自の体験が差別化につながるということを再認識しました。具体的には、個々の商品に飛び抜けたものがなくても、全体で見ると顧客が大満足しているという事例から、唯一無二の体験を提供できることの重要性を感じました。 一人だけでは? また、総合演習では、顧客視点で考える難しさを痛感しました。一人で考えを広げるには限界があるため、チームでの意見交換やヒアリング、アンケート、さらに顧客の行動観察など、さまざまな情報収集が必要だと実感しました。 顧客の本音は? 今後は、クライアントの心理を的確に捉え、常に顧客の立場に立って何が求められているのかを考えながら、対話や観察を行っていきたいと思います。私たちの商品を単に売るのではなく、顧客にとって「必要なもの」と感じてもらえるよう、デザインやネーミングにもこだわっていく所存です。 価格競争を避ける? さらに、無駄な価格競争を回避するため、市場分析のフレームワークを活用し、ターゲットを明確に絞り込んで自社の強みを存分に発揮できる商品作りに取り組みたいと感じました。 顧客体験の検証は? 訓練項目としては、まず顧客がどんな体験を望んでいるのかを考えること、次に売れない商品がどのような体験につながるのかを検証すること、そして、全体を俯瞰して良い体験を生み出す方法を模索することが挙げられます。

戦略思考入門

戦略思考で紡ぐ新たな挑戦

全体戦略をどう考える? 戦略的思考とは、論理的なシナリオを構築することであると捉えています。まずは全体を俯瞰し、外部環境を広く観察する中で、市場、競合、顧客と自分自身を比較して、何を実現しようとしているのか、大きな流れを把握できました。その中で、どの領域に注力し、どのように差別化を図ることで最短・最速で目標に到達するかが明確になりました。一方、各種フレームワークを用いてシナリオを組み立てる際に、それぞれの整合性をとる必要があるため、習熟するまでには時間がかかると感じています。 自分の立ち位置は? また、業界や企業を自分自身のものとして捉え、言語化することで、フレームワークを自分のツールにしていきたいと考えています。 新規企画の挑戦は? 今回の学びの経験を活かし、医療・ヘルスケア領域での新規プロジェクト企画に挑戦したいと思います。エネルギー領域の技術調査では多くのデータが蓄積されている一方で、新たなプロジェクト領域については未知の部分が多く、先人の知見を参考にしながらフレームワークを活用し、抜け漏れのない計画を進める所存です。 実行計画はどう進む? 具体的なスケジュールとしては、まず部下とフレームワークの知識を共有して調整を図り(~5月末)、その後6月上旬に新規プロジェクトの大枠となるシナリオを作成します。さらに、6月下旬には不足している情報をヒアリングや調査で補い、7月上旬までに事業計画書に反映させる予定です。

マーケティング入門

マーケティングの極意を学んだ3ヶ月間

商品イメージはどう変わる? 競合との商品差別化において、単に良い商品を作るだけではなく、その商品をいかに魅力的にイメージさせるかが重要であると認識しました。具体例として、あるカップカレーの商品名を変更するだけで、消費者のイメージが大きく変わることが挙げられます。元の名前では嫌悪感を抱く商品でも、新しい名前に変えるだけで好意的に受け取られます。このことから、キャッチコピー一つで商品の捉え方が劇的に変わることを実感できました。 顧客心理を探るには? 顧客目線を外さないためにも、真の顧客心理がどこにあるのかを常に意識することが大切です。顧客が求めていることと、会社が伝えたいことにギャップがないかを確認するためには、定期的に顧客へのヒアリングや動向の把握が必要です。また、既存商品のネーミングや魅せ方が本当に適切であるかどうかも見直す必要があります。営業として、1人の顧客と向き合う中で、これらを自身で検討していきたいと思います。 売れる商品から学ぶには? 具体的な取り組みとして、売れている商品を実際に手に取り、そのキャッチコピーや魅せ方が自分や他の年代やターゲット層にどう映るのかを考えてみます。さらに、最近のヒット商品がどのように顧客にイメージさせようとしているのかを理解し、その商品のSTP(セグメント、ターゲット、ポジショニング)と4P(製品、価格、流通、プロモーション)を深掘りして、自分自身で考えてみたいと思います。

マーケティング入門

アプリで実感!借入の新常識

商品の価値はどう伝える? 商品の価値は、誰にでも理解できる商品的価値と、個人差がある情緒的価値の二種類に分けられると感じています。情緒的価値は、同じ体験を繰り返すとその感じ方が薄れてしまうため、常に新しい体験を提供し続けることが大切だと考えます。特に女性は情緒的価値を感じやすい傾向があるように思え、その点についてネットなどで調査し、どちらの価値がどの層に響くのかを分析してみたいと思いました。 借入体験はなぜ簡単? 正直、今回のテーマは難しいと感じましたが、本質は「お金を借りることが簡単にできる」という点を伝えることにあります。アプリ1つで即座に口座に振り込まれることや、現状を変える必要がなく(新しいカード発行の必要がなく、ATMも利用可能なため)借入ができること、さらに返済時に手数料がかからない点など、実際に試してみると驚くほど簡単であると感じました。ただし、借入を助長する意図はなく、あくまで新しい経験として提供するために、適度なバランスを保つことが重要だと思います。 プロモーションって工夫ある? また、プロモーションの見せ方にも工夫が必要です。ウェブページやダイレクトメールに実際の利用者の声を取り入れることで、小額でもお金を借りることで生活にどのような変化があるかを具体的に示すことができるはずです。これにより、少し明るい未来への共感を引き出すとともに、借入に抱く抵抗感を和らげる工夫が求められます。

マーケティング入門

差別化の罠と革新のヒント

比較優位は何を示す? 私は、イノベーションの普及要素について学ぶ中で、比較優位、適合性、わかりやすさ、試用可能性、可視性といった観点がどのように働くかを理解する機会を得ました。特に比較優位に関しては、他社との違いを追求することが重要である一方、差別化に没頭しすぎると顧客目線が薄れてしまう点が印象に残りました。 事例で何を感じる? また、特定の事例を通じて、個々の価値観や見方がどのように偏るのかを意識し、フレームワークを活用する意義を再認識することができました。思い浮かんだ商品名やキャッチコピーには、ひらめいた瞬間の至福感があり、そうした感覚にも共感を覚えました。 売れない理由は? さらに、売れない商品に注目する姿勢の大切さについても学びました。なぜそれらの商品が売れないのか、その原因や理由を自分なりに掘り下げることで、販売戦略や改善策につながるヒントが見えてくるのではないかと感じます。特にある業界の現場では、成功している商品の検証はもちろん行われる一方で、売れない商品の分析が十分にされていない印象を受けます。 市場変化はどうなる? 売れない商品に目を向け、なぜ売れなくなったのかを検討することで、商品のライフサイクルの変化や市場環境の変動に気付くことができるでしょう。人気商品だけでなく、定番商品として長期間利益を生み出す仕組みや、ニッチな需要に応じる戦略について、今後さらに議論を深めていきたいと考えます。

クリティカルシンキング入門

グラフと装飾の新発想で資料改善!

グラフ選びの理由は? グラフの選び方について、これまでは感覚的に選んでいましたが、今回の講座で得た知識との差異はありませんでした。しかし、具体的に「このような場合はこのグラフを選ぶ」という言語化ができていなかったため、今後は理由を持ってグラフを選びたいと考えています。 文字装飾の見直しは? 文字装飾の選び方についても学びがありました。装飾は「付け足す」のではなく、「削る」ことが重要だということです。学生時代に、赤字や太字、下線で強調した際に「やりすぎだ」と言われた経験もあり気を付けていましたが、特にタイトル位置では装飾が不要であるという点は新たな学びでした。 報告資料の工夫は? 分析データの報告時にこれらの知識を活用したいと考えています。普段は分析データに触れない他部署の人に報告資料を送ることがありますが、ここで適切でないグラフが使われていたり、全体の構成が不明確だったりすると、受け取る側が混乱してしまいます。そのため、「何を伝えたいか」に焦点を当てて資料を作成していきたいと思います。 発信方法の確認は? 具体的には、次のような行動を心掛けたいです。まず、伝えたい目的やメッセージを明確にし、その次に、どの順番で何を並べるかスライド全体の構成を考えます。そして、必要な文や適切なグラフを配置し、補足や強調は最低限に留めます。最後に、読み返しながら、伝えたいことが相手に無理なく伝わるかを確認します。

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