戦略思考入門

戦略思考で描く未来の10年

戦略思考の意味とは? 今回の講義を通じて、戦略思考という言葉の意味を改めて理解することができました。その中で、私はゴール設定を明確にすることが自分の弱点であると気付きました。昨年までは営業の仕事で、既に決まった戦略や戦術を実行することが求められ、短期的なゴールを考えていました。今後はゴールを設定し、逆算して必要なことを明確にする思考を身につけていきたいです。特に、長期的視点での考え方を学びたいと考えています。 製薬業界での戦略活用法 現在、製薬業界でプラン立案やKOLコミュニケーションを行っており、そこで戦略思考を活用できると考えています。具体的には、ブランドやメディカル、マーケティングの各プランの立案において、承認前から作成に取り掛かり、発売から10年後を見据えた未来像を描いています。現状の医療課題と将来の環境変化を予測し、10年後のゴールを設定し、そこから逆算して5年後や発売時点での到達目標を考慮しています。 KOLコミュニケーションの具体化 また、KOLコミュニケーションでは、設定したゴールに向けた活動を、アドバイザリー会議やKOL面談を通じて具体化しています。長期と短期の視点から課題の優先順位を決め、行動に落とし込むことで、目的意識を持てると考えています。 適切なゴール設定の重要性 業務上のプラン立案では、長期的な視点でのゴール設定が重要です。社内外の関連者と意見交換を行い、製品特性や競合の活動、学会やKOLからの最新の医療情報を活用して最適なゴールを設定します。承認時から10年後にかけてのあるべき姿を逆算して設定し、承認時点での製品の懸念事項を洗い出し、適正使用の推進や発売後の必要データの優先順位を決めていきます。具体的な活動も明確化し、発売前後の優先課題にはアドバイザリー会議などをスケジュールに組み込み、市販後の活動内容についても市販後データジェネレーションの時期に合わせて決定していきます。

戦略思考入門

ROIで学ぶ!経営資源の効果的活用法

何を学んだ? 今週は、これまでの学びを整理し、各週の要点を再確認することに集中しました。以下は、特に自分にとって重要だと感じた部分をまとめたものです。 どう活用する? まず、自社や自身の優れた経営資源を分析し、理解することは重要であり、状況に応じてそれらをどのように活用するかを考える視点が不可欠です。また、個人のリソースには限りがあるため、やることと捨てることの優先順位をつける必要があると再認識しました。惰性で業務を進めるのではなく、判断基準を持ちながら考えることが求められます。そのためには、定量的なエビデンスに基づき、さらにROI(投資対効果)を考慮する重要性に気づきました。 視野を広げるには? さらに、自身の視野狭窄や見落としを防ぐためには、集合知を意識して他者と相談し、意見をすり合わせることが大切です。 現部署の取組みは? 現部署では、既存業務の効率化・高品質化を目的としています。また、新規業務の構築やフロー作成にも関わる機会があり、それぞれに適切な目的や目標設定が必要です。日々のMTや資料作成時にはFWを活用できます。 助けを求めるには? 個人での業務には限界があるため、大きな成果を達成するには周囲の助けが必須です。その際、伝えるべき情報を正確に伝え、納得感や理解を得るには、FWを活用した情報整理やKSF(重要成功要因)や課題の特定、戦略立案が不可欠だと感じました。 新知識の収集は? 新規業務の担当窓口に任命されましたが、未知の業界であるため、新たな知識・スキルを収集し続け、現状の業務フローを理解する必要があります。3C分析を中心に使用して理解度を深め、顧客の潜在ニーズや課題を抽出することを目指します。 習慣化はどうする? 活用方法やタイミングについてはまだ慣れていないため、自分のスタイルを見つけるべく、地道に繰り返し実践して習慣化する努力を続けます。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

リーダーシップで育む自立と共感

リーダーシップは何が肝心? リーダーシップのスタイルについて学びました。命令管理型のアプローチは一見すると楽に感じられがちですが、エンパワーメント型は最初に手間がかかるものの、メンバーの自主性を育み、長期的な効果は圧倒的に高いと実感しています。メンバーの自立性を促進することが重要です。 目的やビジョンは? 目的やビジョンの提示は極めて重要で、一度だけ伝えるのではなく、継続的に発信し続けることが必要だと考えます。リーダーの意思や思いがメンバーにしっかりと伝わり共感を得られれば、組織は自然に成長し、動き続けると感じます。 目標はどう決める? 目標設定と計画、実行後の振り返りのサイクルをしっかりと回していきたいです。これは組織全体に対しても、メンバー個人に対しても同様に重要です。手間がかかると思われるかもしれませんが、長期的に見ると省力化につながると信じています。 声掛けは十分かな? メンバーへの問いかけや声掛けも継続的に行っていきたいと考えています。指示を与えた後も、進捗状況やメンバーの感じ方、取り組みの継続性を確認していないと、方向性がずれるリスクがあります。このプロセスも手間と時間がかかりますが、粘り強く実施していきたいです。 納得する話し合いは? メンバーが施策に納得しているかを確認し、そうでない場合は納得するまで会話を続けることが重要です。ただし、自分の意思を押し付けるのではなく、相手の意見も十分に感じ取りながら、ビジョンから逆算して施策を丁寧に説明するよう心がけたいと思います。 信頼感はどう育む? メンバーとのコミュニケーションを増やすために、自分の業務を効率よく行い、必要以上に抱え込まないことで精神的な余裕を持つようにしています。メンバーを尊重し、そのことが相手に伝われば、共感力が高まると考えています。相手のモチベーションを高めるにはどう接すれば良いかを常に考えながら話していきたいです。

クリティカルシンキング入門

多角的視点でITプロジェクトに挑む

直感に頼らず考えるには? 人間は直感や経験に基づいた発想を無意識にする傾向があります。そのため、自分自身の思考に対して「なぜ?」や「他には?」と問い続けることが重要です。また、他人からフィードバックを受けることで自身の思考を育て、多角的な視点を養うことができます。これによりバイアスのかからない思考が可能となり、考える過程を言語化できる、つまりロジカルシンキングが得意になると言えるでしょう。 多面的な視点を養う秘訣 物事を考える際に自分の視点からのみ考えてしまい、多面的な見方ができていないことに気づかされました。無意識のうちに自分が考えやすい方向に思考をしてしまう自分自身に気づき、まずは自分の考えの癖を意識し、注意することが必要だと強く感じました。 ITインフラエンジニアの視点でプロジェクトを検討 私の職種はITインフラエンジニアで、稼働システムの運用や保守、新規システムの設計や構築を担当しています。例えば、古い環境のシステム更改時に単純に今あるものを新しくする視点からタスクを洗い出したくなります。しかし、システムに関わる全ての関係者の目的や、その手段、期限、効果などを考慮することで、より意義のあるプロジェクトに寄与できると感じています。日々の業務においても、正確で相手が納得できる発言をすることが、短時間で精度の高いタスクの進行に繋がると思います。 なぜそのタスクを行うのかを共有する重要性 さらに、身近なメンバー間での単純な作業内容の共有にとどまらず、なぜそのタスクを行うのか、その意義やプロジェクトの方針などを共有し、認識にずれがある場合は軌道修正します。また、プロジェクト内の見える範囲に限らず、関係者以外の方にも意識を向ける必要があります。経験に頼ったタスクに対しては、なぜそれを行うのか、他に手段はないのかを検討する時間を設け、コミュニケーションにおいては具体的で理解しやすい内容を常に心掛けることが重要です。

クリティカルシンキング入門

課題発見から解決へ!企画会議の突破口

クリティカルシンキングの基本姿勢は? クリティカルシンキングに取り組む際には、以下の3つの姿勢を持つことが重要です。まず、目的を常に意識すること。次に、自他に思考のクセがあることを前提に考えること。そして、問い続けることです。人は無意識のうちに「偏り」があることに最初に気づかされ、このことを意識しながら物事を考える際には、すぐに解決を導くのではなく、現状分析をしっかりと行うことが大切です。 問題解決の4ステップが必要? クリティカルシンキングの理論を用いて問題解決を進めるためには、次の4つのステップを踏むことが重要です。まず、問題の明確化。次に、問題個所の特定。続いて、原因の追究。そして、解決策の立案です。多くの場合、解決策の立案を直ちに考えがちですが、最初に問題を明確にし、複数で取り組む業務であればその問題を共通認識として持つことが大切です。 学びを活かせる3つの場面とは? 議論に入る前にイシューを明確にすることは、日々の業務で重要なスタートであると感じました。私の業務は商品企画提案を主としており、以下の3つの場面で今回の学びを活かしたいと考えています。 1. チームでの企画立案会議 各会議にて、その時に答えを導き出すべきイシューを明確にすることが大切です。議論の間はイシューを常に意識し、横道にそれた場合には意識的に戻すよう努めます。 2. アンケート結果の分析 結論を急ぐのではなく、問題解決のためのステップ(What、Where、Why、How)を踏むことを心がけます。 3. チーム運営の向上 チームメンバーのクリティカルシンキングの能力向上のため、その姿勢を意識付けることに努めます。具体的には、目的を常に意識すること、自他に思考のクセがあることを前提に考えること、問い続けることを意識します。 業務の質向上にどうつなげる? これらの取り組みを通じて、私たちの業務の質を高めていきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

情報を分解して新たな可能性を発見

グラフ化の重要性とは? 分解を行うことで、解像度が向上することを痛感しました。特に、グラフ化の重要性を理解し、視覚的に情報を把握するのは新鮮で面白い体験でした。切り口が見つかると、その観点に注力しやすくなるものの、さらに多様な切り口を考えることも重要です。新たな発見を確定的な答えと見なしすぎず、分解を進めることで結果の変化が生じる可能性も意識するべきだと感じました。手を動かすことで初めて見えないものも浮かび上がり、「見つからなかった」ということ自体も価値のある結果と捉えられる点に気づき、はっとさせられました。 MECEをどう意識する? 分解を行う上で重要なのは、常にMECE(漏れなくダブりなく)を意識することです。これにより、目的に沿った分解を進められます。日常の業務において、分解を実施する際は次のポイントを意識しています。①全体を正しく定義しているか、②分解が目的に沿っているか、③他者からフィードバックを得て、自身の思考の癖を補正することです。 分解の応用例は何か? 具体的には、データが扱われるさまざまな業務に応用が可能です。例えば、備品の在庫管理や発注予測、さらに社内コミュニケーションを活性化するイベントでも有効です。特にアンケート形式でデータを収集する際には、設問設計が非常に重要であり、目的に応じた分析の切り口を試行錯誤しながら模索したいと思っています。 どのように課題を洗い出す? 現状の業務運用における課題を洗い出すためには、データを多様な切り口で分解し、仮説を立てることが欠かせません。特に、MECEを意識し、分析の目的を見失わないようにすることが大切です。備品の在庫管理では、現状データを分解し、傾向を見出すことで在庫の無駄を排除し、適正な発注を図ります。また、社内のコミュニケーションイベントでは、プロセスごとに課題を明確化し、分解した結果に基づいて翌年のアンケート設問設計を見直していく予定です。

クリティカルシンキング入門

文章を正しく伝える技術を磨く旅

文章はどう正しく伝える? 文章を書く際に、ただ伝わるだけでなく「正しく」伝わることの重要性を改めて感じました。文法的に正しい文章が相互認識のずれをなくし、的確な理解に繋がると実感したので、まずは自分自身が正しい文章を作れるようにすることが重要です。 伝えたいことは何? また、「何を伝えたいのか」を明確にすることが不可欠だと感じました。「イシュー」を明確にすることで、伝えたい内容が確実に相手に伝わるためです。このように文章を評価する考え方は新鮮で、言いたいことを分解・加工する方法は、これまでの学びを実践する上で基盤となると感じました。 イベント開催のコツは? イベント開催では、多くの人や部署を巻き込む必要があります。関係者が多いほど、目的や内容が誰にとっても一貫して明確である必要があります。このスキルがなければ生産性や効率が低下し、良い結果を生み出せません。また、営業企画や課題解決のために、実施理由やその打ち手の根拠を明確にすることが今後ますます大事になってくるでしょう。「なぜそれがいいのか」を伝えることも、重要な取り組みとなっていくと考えています。 イシュー整理の方法は? これからは「イシュー」をまず特定し、ピラミッドストラクチャーを用いて言いたいことを可視化し整理していきます。営業企画提案では「目的」「課題」「要因分析」「打ち手の根拠」などの項目を明確にしながら構成していきたいと思います。また、イベント開催や企画時には、関係者にも同じように伝わるよう、依頼メール作成時などには自分での見直しだけでなく、チームメンバーにも確認してもらうなどして、正しい文章作成を進めていきたいと考えています。 日々の学びはどう? さらに、本を読む習慣をつけるため、週に1回程度、400文字の文章を作成することを実践しています。これにより、読み終えた本から得た学びや要約を自分なりに整理してみたいと思っています。

クリティカルシンキング入門

思考のバランスを育てて、新たな視点を得る

偏った考えは何故起こる? 考えには偏りや制約があることを学びました。人は無意識のうちに自分の好きな考え方に偏りがちで、情報を集めたり思考を巡らせたりしています。このため、重要な情報を見落としてしまい、結果として結論が変わることもあります。また、演習を通じて、制約がないと逆にアイディアが広がりにくい特性があることに驚かされました。 どうして自問自答する? 「もう1人の自分を育てる」ことの重要性を感じました。結論を導き出す際には自問自答を繰り返すことが大切です。業務においては、様々な情報を幅広く浅く得ることが求められますが、それらの中から何が重要なのか、どこまで深掘りすべきかを自問しないと表面的な情報だけで結論を下してしまいます。講義で学んだ視点、視野、視座といった多角的な視点を通じて、手元の情報が十分かどうか、なぜそのように考えたのかを問い続けることが重要だと理解しました。 情報をどう活かす? 私の所属する部門では、日々膨大なデータや事象が発生し、担当者から報告を受けていますが、私はそれらの情報を点で捉えがちです。学んだ「もう1人の自分を育てる」方法を通じて自問自答を繰り返し、思考の偏りをなくしてフラットに物事を捉えられるよう努力しています。これにより重要なポイントに気付け、本質を捉えられるようになると考えています。 目的は何から整理する? 目的を整理する際には、何が目的で、誰に何をどう伝えるのか、必要な情報をフラットな目線で整理します。情報収集が終わった後で、その情報が十分か、様々な視点で再確認することが重要です。最終的な結論に際しては、自分が正しいと考えるだけでなく、もう1人の自分を作り出し、なぜそう考えるのかと問い続け思考を深めていきます。 他者の意見は役立つ? こうしたプロセスを進めるにあたり、他者の意見も取り入れながら、自分の思考の偏りや浅さを確認し、より良いアウトプットを目指しています。

戦略思考入門

未来を描く戦略的思考、始めよう

戦略的思考で達成するには? 戦略的思考とは、目指すべき適切なゴールを定め、現在地からゴールまでの道のりを描き、可能な限り最速・最短距離で到達するプロセスです。これを実践するためには、目的から逆算してプロセスを設計し、本質的な課題や論点を設定することが重要です。さらに、長期的視点を持ち、論理的に物事を考え、時流を予測して他者に納得のいく説明を行う能力が求められます。また、実用的なプランを作成し実行に移す力、そして優先順位を判断し成功確率を高める力も重要です。 事業計画を立てるステップは? 自身の業務については、まず事業規模の計画を立てることが求められます。次年度の目標数字を設定し、それに基づく具体的なアクションを計画します。また、3カ年プランを策定し、あるべき姿を描き、それに必要な手段を逆算して考えます。自社が目指すべき理想像を明確にし、ギャップを特定した上で重点項目をいくつか特定し、具体的なアクション計画を作成します。場当たり的にならないように、周囲を巻き込みつつ計画を進めます。 個社別アプローチで成果を上げるには? 個社別企業へのアプローチにおいては、あるべき姿と現状とのギャップを特定し、必要なアクションを明確化します。この際、成功と失敗の事例を整理し、次回に活かすための改善策を講じる時間を設けます。具体的な指標を用いて優先事項を設定し、最短で目標に到達するためのプロセスを描くことが求められます。 キャリア形成の戦略的アプローチとは? 自身のキャリアを形成する上で、自分の将来像を明確に設定し、それに向けたギャップを抽出します。特にスキルやマインドセット、住居や家族といった要素について考慮し、重要な部分を見極めることが必要です。家族と同意の上で具体的なアクションステップを計画し、業務の整理とコミットメントを行います。このようなプロセスを通じて、個人のキャリア形成においても戦略的思考を活用していきます。

クリティカルシンキング入門

伝わる話し方の秘訣、見つけました!

日本語を正しく使うには? 日本語を日常生活や業務で使う際、無意識で表現してしまいがちです。日本語では主語がなくても文章が成り立ってしまうため、主語と述語が正しく対応していない曖昧な表現でもなんとなく伝わってしまいます。今回の学習を通じて、自分が正しい日本語を使えているか確認する必要性を感じました。 効果的な伝え方のコツは? 言いたいことを明確に伝えるためには、柱を見つけて組み立てることが大切です。根拠を明確に分類し、相手に伝えることで、より理解してもらえることがわかりました。ピラミッドストラクチャーを意識し、「目的」「理由」「結論」を的確に伝えるためには、頭の中で整理してから発言することが重要です。 依頼や提案時に重視する点は? 客先から製品開発や改良の要望を受けた際、技術開発部門や製造部門に依頼するときには、「目的」を明確にし、要望に的確に応じてもらうように依頼することが求められます。また、費用対効果など「効果」も具体化し、社内を動かすための説得を行います。客先に製品を勧める際も、根拠を明確に整理し相手に伝えることを意識します。 言葉を駆使する重要性とは? ポイントは、「目的」「根拠」「順序」を論理的に組み立て、言葉を駆使することです。依頼書や報告書、メールなどの文章を作成する際は、文章を組み立てて書き始め、読み返して主語と述語が成立しているか、一文が長くなりすぎていないか確認します。他部門への依頼書は上司に確認してもらい、チーム員の文章も細かくチェックします。客先への提案資料作成時も根拠を分類し、より明確に伝える必要があります。 話す前に何を意識する? 発言する場合は、一番伝えたいことを意識し、その根拠を具体的にわかりやすく伝えることが大切です。発言の前に頭の中で整理してから話すよう心がけます。反復、訓練、振り返りを行い、頭の中で整理しながら話せるようになることを目標としています。

クリティカルシンキング入門

正しい問いを立てる学びの実践法

目的は何だろう? 「正しい問いを立てる」ということは、課題を表面的に捉えるのではなく、目的を再確認することだと私は解釈しました。具体的には、以下の点を整理する必要があると感じています。 課題の根本は? まず、「この課題は何のために取り組んでいるのか」という根本的な問いを立てることが重要です。他にどのような要因が影響するか、そして現状を踏まえてどこに焦点を当てるべきかを明確にする必要があります。 成功の秘訣は? また、特定の企業が成功した要因の一つに、実行力があることはもちろんですが、団体を動かすための適切なプロセスを考え、決裁者を納得させることができたことも大きいと学びました。これは、思考を進める際に常に意識しておくべき点であり、特に施策を進める際のキックオフミーティングで有効であると感じます。 会議の焦点は? キックオフミーティングは、施策を実施する目的や課題感を擦り合わせる重要な場面です。しかし、つい具体的な実施方法にばかり焦点が移りがちです。そのまま進めば、施策が意味を持たないものになってしまう可能性があるため、キックオフミーティングの段階で、「この施策は正しい問いを立てられているか」を丁寧に確認したいと考えています。 アンケートの意図は? 直近では、顧客満足度アンケートの実施を進めていましたが、施策の目的が曖昧だったため再度の検討が必要となりました。研修で学んだ内容を活かし、施策の目的や課題感を改めて整理したいと思います。 失注理由は? 現在、満足度アンケートを契約者のみに実施しているため、失注顧客の意見も収集したいと考えています。また、営業とサービスを分けて評価を得たい、失注の真の理由を知りたいという課題感があります。これらの課題がアンケートで解決すべきものか、解決後にどのように動くべきかを整理し、その上で施策実施の判断を行いたいと思います。

クリティカルシンキング入門

学びを深めるための具体化と抽象化の工夫

日本語文章整えるには? 日本語は主語や述語が抜けやすく、順序が異なると意味が変わることがあります。学生時代には学んでいたはずなのですが、大人になるにつれて文章を適当に組み立ててしまっていたと反省しました。その結果、自分の言いたいことが伝わりにくくなっていた理由が理解できました。ピラミッドストラクチャーの目的は理解できましたが、実際に駆使するとなると時間的な制約もあり、難しいと感じました。ただし、日頃から抽象化と具体化をトレーニングすることで、迅速で正確な思考のツリーを構築することにつながると感じています。 可視化がもたらす効果は? 1週目の学びでは、「手を動かし」ながら可視化することの重要性を認識しました。ツリーを視覚化し、思考を習慣化することが重要だと理解できました。 教育現場での抽象化の活用法は? また、人との会話では、一度抽象化して「何を伝えたいのか」を把握することが大切です。特に教育現場においては、具体化したコミュニケーションが重要で、全体像が見えなくなることが多いです。支援者と同じ目線で考えるだけでは、抜け漏れが発生しやすく、思考が停止することもあります。そのため、一度抽象化して全体の流れを把握した上で、具体的な指導に進むことが必要です。 ピラミッドストラクチャーの実践法 さらに、様々な原因や症状を持つ病気に対しては、直感的に考えるのではなく、ピラミッドストラクチャーを使用して全体像を確認しながら、優先度と緊急度を評価して行動していくことが有効です。 1日のルーチンに組み込むには? 最後に、1日に1回はピラミッドストラクチャーをA4用紙に書き出す(題材は何でもOK)こと、結論を伝えその理由を「なぜなら」と3つ挙げて伝えること、そして自分の音声を録音して内容の構造を可視化することも有効です。また、話し方がうまい人から直接ポイントについてアドバイスを受けることも有益でしょう。

「目的」に関する類似の人気キーワード

ご自身のペースでいつでもどこでも学習できる
6週間の短期集中オンライン講座「ナノ単科」 6週間の短期集中
オンライン講座「ナノ単科」

1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。
to left to right