地方自治体の課題は?
私の勤務する地方自治体では、当初、差別化への意識が薄く、その必要性にもあまり気づかれていませんでした。しかし、住民が当然のように求めるサービスや、手続きの煩雑さを感じさせない取り組みは、ほかの自治体にとっても共通の課題といえると思います。
対策はどう考える?
こういった中で、住民にどのように還元するかを考えるときは、自治体それぞれの特性(強み、弱み、住民の行動傾向など)や住民ニーズ、最新技術の動向を十分に理解した上で、方策を打ち出すことが重要だと再認識しました。ほかの自治体でうまくいっている事例が、必ずしも自分たちの環境で再現できるわけではなく、独自性に着目することがポイントになります。
強みをどう掘り下げる?
まずは、自治体全体と現場ごとにおける強みと弱みを整理し、しっかりと深掘りしていく必要があります。また、住民ニーズを把握する方法についても検討しており、住民が思い描く理想のサービスはそれぞれ異なるため、適切なアンケート設計や目標指標の設定が求められると感じています。
戦略に関するフレームワークの学習と思考ポイントについて多くを学んだ6週間でした。グループワークでいろんな方の話を聞き、また自分の意見を発表する事でより理解を深めると同時に多様な意見を聞く事で知見の広がりを感じる事ができました。