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  1. 資金・資産の動きを注視
  2. 同業比較で実情を把握
  3. 利益の計上と資産評価が肝心

資金使い道って?



バランスシートは企業の資金の使い道を示しています。損益計算書で計上された当期純利益は、利益剰余金として純資産の右側に反映されます。もしその利益が現金であれば、左側の資産が増加することになります。

資産負債はどう考える?



バランスシートの左側は資産、右側は負債と純資産が記載されています。資産は流動性の高いものから順に配置され、負債は返済義務がある一方で、純資産は返済の必要がないものです。

同業比較は必要?



企業のビジネスモデルによって、どの項目が大きくなるかは大きく変わります。まずは自社のバランスシートと同業他社のものを比較し、株主や投資家がどのように捉えているのか、決算説明会の質疑などからもヒントを得ると良いでしょう。また、今年の活動費用がどのようにバランスシートに反映されるのかも検討すべきです。

利益剰余金の確認は?



損益計算書と並べて、利益剰余金がバランスシート上でどのように表示されているかを確認することも重要です。

資産価値はどう測る?



知的資産や人的資産がバランスシート上に計上されるかどうかは議論の余地があります。人件費は費用として計上されますが、その活動がどの程度資産価値に転換されるのかは計測が難しいため、この点に注目する必要があります。同時に、バランスシートに計上されているその他の資産項目についても、具体的に確認することが大切です。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。

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