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  1. 伝達意図の明確化
  2. 相手視点で情報整理
  3. 基礎実践の振返り継続

伝えるスキルとは何か?


相手に何かを伝える際に一番重要なのは、「何を伝えたいのか、何を理解してもらいたいのか」を明確にすることだと感じました。そのためには、感情や直感に頼るのではなく、論理的な根拠に基づいた主張を準備する必要があります。さらに、その際には相手の視点も考慮するべきです。こちらがどんなに論理的な準備をしても、受け取る側の準備が整っていなければ、それは「伝わっていない」のと同じです。相手の理解レベルに合わせて情報を構築することが求められます。また、「対話」の意識も大切です。相手の反論も想定しながら、柔軟に意見を伝える姿勢が必要だと思いました。論理的な主張を十分に準備できたなら、それをいかに簡潔に表現するかが重要です。長々と説明することなく、効果的に伝える技術が大事だと考えます。

IT業界での活用法とは?


私はIT業界で働いています。「他者に理解・納得してもらうスキル」はさまざまな場面で役立ちます。例として、顧客の要求仕様のヒアリングがあります。これは相手がITに詳しいとは限らないため、相手の理解レベルに合わせて、意図を明確に整理し伝えることが求められます。また、コードレビューでも役立ちます。自分がレビューする際も、他者からレビューを受ける際も、コードの意図を明確に整理し、理解可能な形で伝えることが重要です。プロジェクトの状況報告でも同様に、相手がそのプロジェクトに詳しくない場合を考慮し、論理的かつ簡潔に情報を伝えなければなりません。さらに、日常のコミュニケーションや後輩指導においても、このスキルは非常に役立ちます。

スキルを向上させるには?


では、「他者に理解・納得してもらうスキル」を身に付けるためには、どのような行動計画が必要でしょうか。まず第一に、その手法、つまり「基礎」を身に付けることが必要です。具体的には、MECEやピラミッドストラクチャーといった分析や説明の手法を学びます。次に、これらの手法を実際に使ってみます。通常の会議やプロジェクト報告、レビューなどの場面で、それを使用することを意識して準備します。基礎を身に付け、実践する場を確保したうえで、反論や疑問にも適切に対応する意識が重要です。そして、実践後には振り返りを欠かさず、成功した部分や改善が必要な箇所を再認識し、次に活かします。こうしたプロセスを繰り返すことで、「相手に物事を伝える」スキルを確実に身に付けていきたいと考えています。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。
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ナノ単科とは?

実践につながる基礎スキルを習得するカリキュラム
グロービス経営大学院 単科生制度の、さらにライトなプログラムが登場。
1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。

ナノ単科受講生の声

この記事と同じ科目を受講したナノ単科受講生のリアルな感想をご紹介します。
avatar
H.I
40代 男性
受講科目
クリティカルシンキング入門
仲間と学び合える

本を読んでいてわかったつもりになったことが、アウトプットの場でさまざまな参加者の方と話す機会があることで独学以上の知識の高まりを感じました。

コンパクトにまとまったなかで、個人的には想像以上の広い範囲の学びを得ることができ、感謝です。

avatar
Y.H
40代 男性
受講科目
クリティカルシンキング入門
実践につながる わかりやすい 学習習慣が身に付く

MBA学習の一端が経験できる。
正解のない問いに限られた情報の中で、最適解を導くための思考力と
意思決定する力はAIが出てきた今だからこそ、最も必要なスキルの入門編。

avatar
K.T
50代 男性
受講科目
クリティカルシンキング入門
実践につながる

🔳業務に直結する本質的な問い
⚡︎自分の思考の癖に気づく
⚡︎参加者から気付きをいただく
⚡︎出来なかったことを、基本に忠実に繰り返す。業務で活用する そして浸透度合いを確認する
⚡︎ビジネスライティング 図表の見せ方 普段使い方以外で課題が、明瞭となる。
⚡︎6週間後、身についた事柄から、自信となり、確信に変わっていく。

大きな成長と更なる学びでアップデートさせていきたいと実感できています。
みなさまありがとうございました。

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