リーダーシップ・キャリアビジョン入門

キャリアアンカーで自分再発見

リーダーシップとはどうする? リーダーシップを発揮するには、単にどのように他者に影響を与えるかを学ぶだけでなく、自分がどのような価値観をもって仕事に取り組んでいるかを深く理解することが重要です。自己理解を進めることで、部下や後輩がキャリアに悩んだ際に、具体的な理論をもとにアドバイスができ、また相手と一緒にキャリアについて考えることで、より効果的なリーダーシップが発揮されると感じています。 自己理解をどう深める? 具体的に学んだキャリアアンカーやキャリアサバイバル理論について、印象的だった点はこれらの理論を用いても、自分自身のことはなかなか分からないということです。そのため、自己理解を深めるためには、身の回りの人に意見を求めることが大切だと実感しました。同時に、キャリアレビューのように節目ごとに自分の価値観や仕事への向き合い方を棚卸しし、見直すことも必要だと考えています。 キャリアの実践法は? この考えの実践として、キャリアアンカーを活かすための5つのステップ(実際は4つですが、忘れにくくするためにあえて1つ多くしています)を整理しました。まず第一に、現段階での自分自身のキャリアアンカーを確認します。次に、現職がキャリアアンカーに合っているかを職務分析で判断し、第三に、キャリアアンカーに見合った将来計画を策定します。その後、周囲の人と意見交換を行い、最後に、変えられる部分を見極めた上で積極的に行動計画を立てるという流れです。ただ、その理想像に沿って進めようとすると、アンカーに合わない仕事をしているという制約が付きまとい、場合によっては結果として人生全体に悪影響を及ぼす危険性も感じられます。 将来計画の壁は? このような現状を踏まえ、キャリアアンカーに基づく将来計画を立てる際に直面する制約や、その制約を乗り越えるための具体策についても改めて考えてみたいと思います。 部下理解の工夫は? 現在、節目ごとに自分と向き合う時間を十分に確保できていないという課題がありますが、働く部下や後輩の価値観をより深く理解し、リーダーシップを発揮するためには、今後こうした機会を増やす必要性を感じています。また、部下や後輩がキャリアについて相談してくれる際に、的確なアドバイスができるよう、自己理解とその共有を進めたいと考えています。 自己見直しの時期は? 具体的な取り組みとして、まずは毎年3月に自分と向き合う時期を定期的に設けることにしています。ナノ単科受講後から3月末までの期間には、自分の価値観や仕事への向き合い方を見直し、キャリアアンカーやキャリアサバイバルを実際に試してみる予定です。さらに、同期間内にキャリアアンカーに基づくインタビューや、周囲からの期待を取り入れることで、客観的な「見えている自分」に出会う努力をしています。 意見共有はどう? そして、4月中には自己理解の成果を踏まえ、プロジェクトのメンバーなどにもさりげなく自分の考えを共有し、他者にも同様の取り組みを勧めることで、相互の成長を図ることを目指しています。

データ・アナリティクス入門

論理的思考力を徹底的に学ぶ: 実践例多数!

問題解決のフレームワーク 講座全体を通じて、特に学びとなったポイントは次の通りです。 まず、問題解決のフレームワーク「What」「Where」「Why」「How」の順番で考えることが重要であることです。これにより、問題解決のプロセスが論理的かつ体系的になります。 データ分析の視点は? 次に、数値データを分析する際に漠然と数字を見るのではなく、定量分析の5つの視点(インパクト、ギャップ、トレンド、ばらつき、パターン)を持つことが大切です。これにより、効率性や再現性が向上し、同じ気付きや示唆をより効果的に得ることができます。 また、平均値を取る際には「標準偏差(データのばらつき度合)」という視点を持つことが必要です。仮に平均値が同じであっても、「ばらつきがある」「ばらつきがない」ではデータの意味合いが変わってくるからです。 Howで成果をどう上げる? 問題解決のフレームワークの最後「How」で解決策を考える際には、選択肢を絞り込むための判断基準を明確にすることが肝要です。これにより、成果を上げる可能性が高まり、仮に成果が上がらなかった場合でも、どの判断基準に問題があったのかを振り返ることで、さらなる改善が可能となります。 グラフ選びの新たな視点 関連動画で学んだポイントもいくつかあります。グラフを作成する手順「仮説や伝えたいメッセージは何か?」「比較対象は何か?」「どのグラフを使うのか?」は新しい学びでした。これまでの私は最初から「どうグラフを作ろうか」と考えていましたが、1と2を先に考えることで、自然とどのグラフを使うべきかが見えてくることに気付いたのです。 さらに、マイナスの項目がある場合にはウォーターフォールが有効であることや、何を比較対象とするかによって適切なグラフが異なることも学びました。例えば、ギャップがある場合は横棒グラフやウォーターフォール、時系列やトレンドがある場合は折れ線グラフや縦棒グラフ、散らばりや構成比率を示したい場合はヒストグラムや円グラフ、相関を示したい場合は散布図がそれぞれ適しています。 学びの実践で何が変わる? これらの学びをいくつかの面で活用したいと考えています。まず、自社サービスの課題の明確化や改善に向けて、営業プロセスの課題を整理し、日々の定例ミーティングでチームメンバーと議論を深める場で、得た知識を実践したいと思います。自分だけでなく、チーム全体に学びを共有することで、議論や分析の質を高め、より有効なアクションに繋げたいです。 また、経営分析(財務諸表の比較分析)においても今回の学びを応用するつもりです。四半期ごとに財務諸表を比較分析し、問題を具体的に特定することで、株主への業況説明の説得力を高めたいと考えています。そのためには関連書籍で知識の増強に努めたり、必要に応じて今回のような講座に参加することも検討しています。

クリティカルシンキング入門

問いで拓く戦略の未来

実例から学ぶ分解方法は? 実際のファストフード店の事例を通して、分解の仕方が違った切り口で学べたことが印象的でした。Week2の内容を思い出しながら、既存のパターンに加えて新たな切り口も見つけ、復習とパターンの拡充に繋げたいと考えています。 イシュー特定はどうすべき? また、イシューの特定が適切な打ち手を導く上で重要であると実感しました。打ち手を先に検討しても、イシューの特定が不十分では、施策が誤った方向に向かう可能性があります。実例では、客単価が下がったことを背景に、来店人数を増やすことで売上を向上させる施策が取られていました。もし客単価向上の施策を優先していたら、来店人数の伸びに結び付かなかったかもしれないと思います。 データ出し方は正確? データの出し方についても、漏れがあると問題特定が誤るリスクがあると学びました。データの提示方法や切り口について、「本当にこれでよいのか」と自問し、他者の確認を重ねることが重要であると感じています。 意見分裂をどうまとめる? さらに、イシュー特定を深めるために、チーム内で意見が分かれる場合のアプローチ統一や、異業界での異なる切り口を考えることも示唆されました。問いを常に意識し、共有することで、組織全体の方向性が明確になると理解しました。問いを中心に据えることで、議論が脱線せず、具体的かつ一貫した分析が可能になると実感しています。 問いの正しさは確認できる? 商談においても、そもそも自分たちが立てる問いが正しいかどうかを精査することが必要です。お客様との認識すり合わせを丁寧に行い、正確なイシュー設定を心がけることで、より適切な提案へとつながると考えています。また、これまではアイデア出しから議論を始めるケースが多く、議題が散漫になることもありましたが、今後はまず「何が課題か」を共有し、その上で話し合いを進めるようにしたいと思います。具体的には、イシューを画面共有して可視化する工夫を取り入れ、焦点がずれないよう意識していきます。 成果に結びつく問いは? 今回の学びは、チーム全体での売上向上施策を検討する際にも大いに生かせると感じています。正しい問いを立てることが、成果に向けた思考と行動の第一歩であると実感しました。これからは、上司と相談しながら「何が本当の課題なのか」を問い、仮説とデータ分析に基づいた多角的なアプローチを進めていくつもりです。 統一アプローチの秘訣は? また、誤ったイシュー特定を防ぐためのチェックステップや、チーム内で意見が割れた場合の統一アプローチについても検討し、日々の業務や学習に分解思考を取り入れる意識をさらに高めていきます。例えば、普段からニュースを読む際にも「どのような構造か」「なぜこうなったのか」を意識することで、多様な視点を養っていきたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

仮説で切り拓く思考と成長の道

仮説はどう捉える? 仮説は論点に対する仮の答えであり、そこから検証や分析を進める出発点といえます。仮説には「結論の仮説」と「問題解決の仮説」という2種類があり、前者は最終的な結論の方向性を先に立て、そこから逆算して必要な情報を集めて検証を進めるものです。一方、後者は起きている問題に対して「なぜそうなっているのか」「どうすれば改善できるか」を探るプロセスであり、What、Where、Why、Howといった問題解決の手法を意識して仮説を立てます。 仮説はどう整理? これまでは仮説を一括りで捉えていましたが、今後はどちらのタイプの仮説に取り組んでいるのかを明確に意識して使い分けたいと感じています。また、複数の仮説を立てることで決め打ちを避け、柔軟な視点を保つことができます。加えて、仮説同士の網羅性を意識し、カテゴリやプロセスといった異なる切り口からの検討は、より構造的なアプローチにつながります。こうした取り組みが、課題設定力の向上にも寄与すると考えています。 どんな経験が役立つ? これまでの業務経験では、「結論の仮説」と「問題解決の仮説」の両方に取り組む機会がありました。特に施策の立案など、結論を先に想定する場面ではフレームや構造を活用し、全体像を俯瞰したうえで結論から逆算して仮説を立てることが効果的だと感じています。一方、日々の業務でデータを確認し、問題を発見・提示する機会が増える中、What/Where/Why/Howのプロセスを意識した仮説立案が、原因特定から改善策の検討までの一連の流れを円滑に進める助けとなっています。 仮説の質はどう上がる? また、仮説の質を高めるためには、網羅性を意識しながらさまざまな切り口で検討する姿勢が重要です。この取り組みを通じて、本質的な課題設定ができ、より実効性のある打ち手へとつなげることができると実感しています。 学習の効果は何? 今回の学習を通して、「結論の仮説」と「問題解決の仮説」という2種類の仮説が存在することを再認識しました。振り返ると、私は「こうすればうまくいく」という結論の仮説に対してやや苦手意識を持っていたと気づきました。 今後の改善はどう? そこで今後は、まずフレームワークを活用して構造的に考えることに努めます。要素分解を通じて仮説を立てやすくし、思考に型を取り入れることで苦手な結論型の仮説も導き出しやすくする狙いです。また、間違ってもよいという前提で自分なりの仮説を積極的に立てることで、完璧を求めず「とりあえずの仮置き」を実践し、言い切る練習を重ねつつ検証を前提とした思考に慣れていきます。さらに、学んだ知識をそのまま受け入れるのではなく、自身の業務や経験に照らして問い直し、アウトプットや振り返りを通じて知識を深め、実際に使える形に育てる努力を続ける所存です。

デザイン思考入門

共鳴する学び、未来を拓く

多様な視点は? 受講生の皆さまの多様なアイディアや着眼点に触れることで、自身の課題への向き合い方を改める大きなきっかけとなりました。生成AIの活用事例からは、自らの業務に活かすヒントも得られ、非常に刺激を受けました。また、デザイン思考のプロセスでは、各段階での発散と収束のバランスが最終的な施策やテスト段階に大きく影響するという点が印象的でした。 課題の改善方法は? 自身の課題に対する取り組み方を見直し、ほかの受講生からの多彩なアイディアを学ぶ姿勢は非常に有益です。さらに、生成AIの業務への応用意欲や、デザイン思考の各プロセスの深い理解が、今後の成長につながると感じています。 思索の問いは? 以下の問いを自分自身に問いかけ、さらに思考を深めたいと思います. ・デザイン思考のプロセスで、効果的な発散と収束を実現するためにはどのような手法が考えられるでしょうか? ・ほかの受講生から得た学びを、具体的にどのように自身の業務に応用できますか? 他者の意見は? 他者のアイディアを参考にしながら、自分の業務にどのように反映させるか具体策を考えることが重要だと感じました。 授業の学びは? 講義を通して、以下の5点を特に意識したいと考えるようになりました。 重要な意識点は? ① 顧客のニーズや課題を深く理解するため、学んだインタビュー手法を活用し、顧客の立場から感情や期待を把握することで、解決すべきペルソナの解像度を高める。 ② チームでの業務において、ブレーンストーミングなどを積極的に取り入れ、自由な発散により多角的な解決策を模索する。 ③ 提案するアイディアを簡易的に形にまとめ、実際に試してみることで、より良いブラッシュアップの機会を確保する。 ④ ダブルダイヤモンドの考え方をもとに、継続的な改善・改良を繰り返し、顧客の反応や市場の変化に柔軟に対応する。 ⑤ 自身で商品を開発する立場ではないからこそ、異なる部門とのクロスファンクショナルな連携を重視し、情報共有を通じてより良い企画創出を目指す。 企画の目的は? 現在、志望理由書作成に関する指導提案のイベント企画に取り組んでおり、特に高等学校3年生を対象とした指導提案を予定しています。この企画では、高3生をはじめ、保護者や教員の行動や感情を詳細に把握するため、担任、生徒、保護者へのインタビューやアンケート調査などを実施する予定です。 今後の提案は? ヒアリングで得た情報は、イベントの目的やテーマを明確にした上で整理し、企画の焦点を固める材料とします。そして、解決策のアイディアはイベント企画チームでブレーンストーミングやKJ法、その他フレームワークを活用しながら、より効果的な提案へと昇華していく方針です。

戦略思考入門

業務改善への学びを深める新たな視点

複雑性の原因は? 現在、私の所属する会社では、複数の事業が並立し、複雑化しています。この状況を「範囲の不経済」として再認識する機会となりました。新規事業を立ち上げるにあたって、社内資源を最大限に活用しようと心掛けていましたが、それがかえって事業の複雑性を増す原因になっていたように感じます。今後は、「既存ビジネスとの資源の共通部分が本当に強みを生むのか」を再度考える必要があると感じています。 業務思考の向上は? 総合演習を通じて、普段の業務に当てはめて考えることのできる観点を学びましたが、実際には業務中に立ち止まって考える余裕が足りませんでした。今後は、自分自身で立ち止まり、思考を深めるべきポイントを明確にすることから始めたいと思います。また、演習時に思い付きで意見を列挙した場合と、フレームワークを活用して検討した場合とでは、回答の整理や網羅性に大きな違いがありました。この違いは業務にも大きく影響するため、情報の整理や思考を深めることを習慣化したいと考えています。 部門調整はどう? また、現在は事業が多様化しており、範囲の不経済が生じている状況です。業務においては、本部間の調整や組織の運営に対処する必要があります。これに対し、まずは個々の本部の意向を一旦脇に置き、会社全体のあるべき姿を客観的に見据えて、他部門との対話や調整を進めていきたいと思います。 ターゲット明確化は? 演習を通じて、ターゲットの明確化が不可欠であることを改めて認識しました。現在、事業全体で共通のターゲット像が描けていないことが課題です。これまでこの問題に対して提言できずにいましたが、学習によって外部環境や内部環境の整理が不足していたことが原因であると理解しました。今後は、行動計画に従って具体的な対策を講じたいと思います。 資源活用を見直す? まず、自部門に限らず他部門も含めたバリューチェーン分析やVRIO分析を行い、会社全体の構造と資源を再評価したいと考えています。これまでの「自社資源を何が何でも活用する」という考えを見直し、共通の資源が本当に強みとなるかを検討することで、真にシナジーが期待できる部分のみを利用するようにして、経済的な効果を生み出す状態を目指します. 議論で成長できる? 加えて、3C分析やSWOT分析を用いて一切の漏れがないよう情報を整理し、ターゲットをどこに設定すべきか、自分の言葉で繰り返し言語化していきます。この学び全体を通じて、言語化の重要性とそれに伴う能力の鍛錬が必要であることに気づきました。したがって、今後のアウトプットについては、必ず上司や同僚と議論し、終わりではなく改善を繰り返す姿勢で取り組んでいきたいと思っています。

データ・アナリティクス入門

データ分析を活用して目標達成!

振り返るべき分析の本質とは? ライブ授業を通して、以下の3点について再確認できました: 1. 分析の本質は比較である。 2. 問題解決の4つのステップ(What-Where-Why-How)全てにおいて仮説思考が重要である。 3. やみくもに注意! データ分析における重要ポイント データ分析において覚えておきたいポイントは以下の通りです: まず、何のために分析するのかという「目的(問い)」を押さえ、その問いに対して「仮説(ストーリー)」を立て、その上で「データ収集」をし、分析を通して「仮説検証」を行うことが重要です。データ収集方法は既存のものを「リサーチ」、新たに必要なデータは「見る」「聞く」「行う」で収集します。 次に、分析の際に必要な視点として「インパクト」「ギャップ」「トレンド」「ばらつき」「パターン」があり、アプローチ方法として「グラフ」「数字」「数式」があります。 さらに、比較の前提となる"複数"と"網羅性"を担保するためにフレームワークを利用することが有効です。 長期的な目標設定の方法は? 以上を踏まえ、データ分析をハイサイクルで繰り返すことで、客観性と納得性が高い本質的な課題解決や新しい目標設定が可能となることが分かりました。 また、GAiLを通して「ありたい姿(現時点での目指す方向)」をあらためて描くことで、自分の目標が職場だけでなく、公私に共通するものであると気づきました。ありたい姿を実現するには、「ゴールを設定する」「やることとやらないことを決める」「整合を取る」ところでデータ分析を活用したいと思います。そして、公私において必要となるコンセプチュアル・スキルとヒューマン・スキルの一つであるコーチング力に注力し、ビジネス・フレームワークを身に付けていくことで、中期事業計画の策定で高度な専門性を持つことを目指します。 即断即決の精度を上げるには? 中期事業計画の策定に向けて関係者と共に戦略を自らのものとして進めるために、ビジネスの定石・フレームワークを活かしつつ客観性と納得性を担保し、最後にはこれまで培った集合知を総動員した発想の飛躍に挑戦したいと思います。 経験と勘による即断即決が多くなっていることに気づきますが、それに頼らずビジネス・フレームワークとコンセプチュアル・スキルを用いて自ら検証することの重要性も感じています。即断即決する前に深く考える時間を持ち、その考えをメモに書き出してデータ分析をもとに検証する習慣をつけたいと思います。これからも即断即決が必要な場面はありますが、その精度を上げ、発想の飛躍ができるために、視座を高く持ち、視野を広くもって先輩や上司、仲間と共に高め合える関係を継続していきたいと考えています。

デザイン思考入門

自分も受講したい!共感ステップの実践

なぜ共感が大切? 「共感ステップ」では、単なる情報収集にとどまらず、ユーザーの課題や背景を深く理解し、求める解決策を的確に見極めることが重要であると学びました。現在取り組んでいるワークショップ形式の研修デザインにおいても、受講者の視点に立ち、彼らが何を感じ、何を求めているのかを探るプロセスに重点を置く必要があると考えます。例えば、研修設計の段階で自ら受講者となって演習を体験し、ショートケースの妥当性や適切な所要時間を確認すること、また事前アンケートにより受講の狙いや期待を把握することで、表面的なニーズだけでなく本質的な課題も見極めることができると実感しました。 どう適用する? 共感ステップについて、具体的な研修デザインへの適用方法をよく考えられている点は非常に印象的です。より多くの受講者の視点やニーズを探るアプローチを試みることで、さらに多面的な理解が得られると感じます。 どの調査が有効? また、受講者の背景や課題を深く理解するために、どのような追加の調査手法が有効か、そしてワークショップデザインで共感をさらに深めるためにどのような方法を試すべきかを考えることも有意義だと思います。 どう設計すべき? 事前アンケートの実施や自身での演習を通じて、以下の点が重要であると改めて認識しました。まず、受講者のペルソナに応じた研修の難易度設定とシナリオ作成です。受講者の職種、経験年数、課題意識を踏まえ、適切なレベル感で研修を設計し、理解しやすいストーリー展開を意識することが求められます。次に、説明資料の粒度と所要時間のバランス調整が重要です。受講者の集中力や理解度を考慮し、必要な情報を適切なボリュームで提供するとともに、講義とワークの時間配分を最適化する工夫が必要です。さらに、ワークの難易度設定と題材設計については、受講者が主体的に考え、実践的なスキルを習得できるよう、初心者でも取り組みやすく、発展的な応用が可能な内容を用意することが大切です。 どう改善する? 今後も、受講者の視点に立ち、実際の学びにつながる研修デザインを追求していきたいと考えています。今週は、共感ステップの実践を通じて、ユーザー理解の深め方について学びました。現場に足を運び、ユーザーの行動や発言を客観的に捉える「現場観察」と、自らが取り組む中で感じる感情や視点を体験する「参与観察」との違いが印象に残り、これらの手法を組み合わせることで、ユーザーの潜在的なニーズや課題の本質を見極めるための深い分析が可能になると感じました。今後は、実践の場を通じて共感ステップをより意識的に活用し、受講者視点の学びを深めながら、研修デザインやサービスの改善につなげていきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

振り返りで気づいた仮説の力

仮説とは何か? 仮説とは、ある論点に対する仮の答え、もしくは分からない事に対する仮の答えを指します。仮説には主に「結論の仮説」と「問題解決の仮説」があります。結論の仮説はある論点に対する仮の答えであり、問題解決の仮説は問題解決のプロセスに沿ったものです。この場合、What(何が問題か)、Where(どこで問題が発生しているか)、Why(なぜ問題が起きているのか)、How(どう解決するのか)の観点で考えます。 仮説を持つことの価値とは? 仮説で考えることの意義は以下の通りです。 1. **検証マインドの向上と高まる説得力**: 仮説を持つことは検証作業とセットで動くことを意味します。 2. **関心・問題意識の向上**: 関心や問題意識のないところには仮説は生まれません。日頃から自分の仕事に関連して仮説をもつように心がけることが重要です。 3. **スピードアップ**: まず自分なりにあらゆる情報を総動員してこれがいいのではないかと仮説を持ち、テスト的に実施しながら検証する手順を踏むことで、スピーディに対応できます。 4. **行動の精度向上**: 仮説検証のサイクルを早く回すことで、それに伴う行動の精度が向上します。 データ収集の重要性 原因の仮説を立てる際には、仮説を検証するためのデータを集めます。データには既存のデータと新しいデータがあります。既存のデータとしては、自社内にあるデータ、一般公開されているデータ、パートナー企業が取得しているデータなどがあります。新しいデータとしてはアンケート(広くデータを収集)、インタビュー(狭い範囲で深く収集)があり、追加で調査が必要な箇所に絞り、新たなデータを取ることが重要です。 仮説を立てる際の注意点は? 複数の仮説を立てる際には、以下の点に注意します。 - **仮説同士に網羅性をもたせる**: 何を比較の指標とするか意図的に選択し、何を見ればよいのか、何と比較したらいいのか意図をもって考えます。 - **データ収集する際の注意点**: 誰に聞くか(意味のある対象から聞けているか)、どのように聞くか(比較するためのデータ収集を忘れない。反論を排除する情報にまで踏み込めているか)に注意します。 フレームワーク活用のすすめ 仮説を考える際には、3C(市場・顧客、競合、自社)や4P(商品、価格、場所、プロモーション)のフレームワークを活用します。また、仮説検証のスピードを上げ、仮説検証のサイクルを早く回すことも重要です。 仮説の立て方が分からない方には、仮説を考える意義や、日頃から自分の仕事に関連して仮説を持つように心がけることが有効です。

データ・アナリティクス入門

正しい思考で磨く自分の軌跡

正しい思考は何? 沢山のフレームワークが出てきましたが、本質は正しい考え方や思考方法を知り、学び、定着させることだと感じました。習得するためには継続的な取り組みが必要で、これまでノートにまとめたメモを見返しつつ、改めてここに整理してみました。 仮説をどう作る? 【仮説の構築】 まず、問題を明確にする(What)、問題箇所を特定する(Where)、原因を追求する(Why)、そして解決策を立てる(How)のプロセスを大切にしています。仮説を立てる際には、複数の可能性を網羅し、一つに決め打ちしないことを意識しています。 また、取り巻く環境を3C(Customer:市場や顧客、Competitor:競合、Company:自社)の視点で考え、自社の状況は4P(Product:製品、Price:価格、Place:場所、Promotion:販促手法)で検討することで、より具体的な分析が可能になります。 情報の取り方は? 【データ収集】 既存のデータや一般に公開されている情報、パートナーの所持するデータを確認することから始め、さらにアンケートやインタビューなどで新たに情報を集める取り組みを行っています。誰に、どのように情報を収集するか、また比較できるデータを忘れずに取る点が重要だと意識しています。 どう考えを広げる? 【仮説思考】 仮説とは、ある論点に対する一時的な答えです。結論や問題解決のための仮説を、知識を広げ多角的な視点から検討することで、説得力と行動の精度を高めることができます。思考実験や「なぜ?」を繰り返すなど、ロジックツリーを活用しながら多様な仮説を生み出し、常に発想を広げる努力が求められます。 仮説はどう検証? 【仮説の検証】 仮説と検証はセットで考え、投資額や巻き込む人数、不確実性といった観点から必要な検証レベルを見極めます。初期段階で枠組みを設定し、定量・定性のデータを収集・分析することで、より客観性のある仮説の肉付けや再構築を行うようにしています。 市場をどう見る? 【マーケティング・ミックスとその他の分析手法】 製品戦略、価格、流通、プロモーションのそれぞれの側面を4Pで検証することに加え、5Aカスタマージャーニーを活用して現代の顧客行動を捉えています。また、クロス集計分析を通して、全体の傾向や特徴、特異点を把握し、次の打ち手を考えるための洞察を得ることも重視しています。 実行にどう生かす? 最終的には、これらのフレームワークや手法を日常的に活用することで、検証マインドを鍛え、チーム全体に浸透させる意識を持つことが、戦略の立案や実行に大きく寄与すると実感しました。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

心つながる共創リーダーの軌跡

自分に余裕はあるか? エンパワメント型リーダーシップを発揮するには、まず自分自身に時間的・精神的余裕を持つことが大切です。その上で、部下のスキルや経験はもちろん、価値観や性格を深く理解し、部下のモチベーションを引き出して自律的な行動を促す必要があります。 委任時のポイントは? また、業務を委任する際には、部下が「分からない」「できない」「やりたくない」といった状態にあるかどうかを見極め、論理面だけでなく感情面にも配慮することが求められます。具体的かつ明確な目標や計画は、6W1Hなどの手法を用いて提示することで、効果的に伝えることができます。 仕事の適材適所は? さらに、全ての仕事が誰にでも適しているわけではありません。遂行レベル、目標の難易度、不確実性、緊急度などを踏まえ、適材適所の配置を心がけることが重要です。 新制度で期待は? 今年から人事制度が変更され、各メンバーにはより高い役割が期待されています。従来のように個々に役割と業務目標を示すだけでなく、個人ごとの期待役割に応じた目標設定と目線合わせが重視されるようになりました。このプロセスを通じて、メンバー間の相互理解を深めるとともに、主体性やモチベーションの向上が期待されています。 共創の時間は確保? 目標設定では、管理者が一方的に指示するのではなく、方向性を示しながらメンバーと共に考える時間を確保することが鍵となります。この共創的なプロセスにより、メンバーは支援されている実感を得るとともに、不安や懸念も具体的に共有できるため、より実効性の高い目標設定とチーム全体のパフォーマンス向上につながります。 期待役割はどう? 【第1段階:期待役割の明確化と共有】 各メンバーの期待役割を明確に定義し、個別面談を通じて組織の方向性と求める役割を丁寧に説明します。メンバーからのフィードバックを受けながら、初期の理解を確認することがポイントです。 共創目標は? 【第2段階:共創的な目標設定】 期待役割に基づき、マネージャーが目標設定の方向性を提示し、メンバーと共に具体的な業務目標を検討するワークショップを実施します。メンバーの意見や懸念を反映し、6W1Hを意識した具体的かつ測定可能な目標を共に設定します。 合意形成はどう? 【第3段階:目標の合意形成とフォローアップ計画】 設定された目標について最終確認と合意を行い、目標達成に必要なリソースや支援体制を整えます。また、定期的な進捗確認のためのミーティングスケジュールを組み、目標達成の過程で成長機会を明確にして継続的な対話を行う仕組みを整備します。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

自分改革!挑戦と成長の軌跡

相手のやる気はどう引き出す? 仕事を依頼する際は、相手がやる気になれるよう、相手の関心やモチベーションについて事前に把握し、任せる仕事がどのように自身の成長や目標実現に役立つかを明確に伝えることが大切です。大きなプロジェクトの一部を依頼する場合でも、その作業が全体の中でどのような位置づけにあるのか、目的が何であるのか、そして仕事を通してどのようなスキルが身につくのかを説明し、意味付けをするよう努めます。また、仕事の成果がどのように活かされたかというフィードバックや、プロジェクト終了時の感謝や労いの言葉は、相手にとって大きな励みとなります。 任せた後はどう見守る? 仕事を任せた後は、責任感を持たせる一方で、丸投げにせず定期的に進捗や成果をフォローすることが求められます。問題が発生した際は、まず事態の収拾に努め、その後、なぜ問題が起こったのか、どのような行動が原因となったのかを多角的に分析します。この分析では「誰が」ではなく、「何が」「どのように」うまくいかなかったのかに着目し、具体的な改善策を一緒に考えることが重要です。振り返りを定期的に実施し、出来たこと・できなかったことの両面を本人自らの言葉で語ってもらい、次に活かせる気づきを得る機会とします。 リーダー経験はどう育つ? 部署MBOプロジェクトにおいては、4~8年目のスタッフにリーダー経験を積んでもらうことが目的です。グループリーダーが主体となり、計画の立案から実行、評価、修正までを自ら行うことで、計画を自分の問題として捉え、仕事に対する責任を持つよう促します。定期的な振り返りの場では、計画通りに進んでいるか、逸脱している部分はないかを本人の言葉で確認し、必要に応じてどのように修正すべきかを一緒に考えます。また、経験を積んだスタッフをサポートメンバーとして配置し、相互に振り返りを行うことで、全体の成長を支援しています。 他部署連携はどう築く? 一方、部署横断長期計画では、9年以上の経験を持つスタッフが他部署との協働プログラムに参加し、モチベーション向上を図っています。参加メンバーには、短い時間でも構わないので、他部署での経験や困難、工夫した点について語ってもらい、そこで感じたことや必要なサポートを共有してもらいます。これにより、相手が大切にしている考えや、どんな環境で力を発揮できるかを理解し、衛生要因や動機づけに基づいて、必要なインセンティブや支援の方法を考えます。普段の業務での様子や他者との関わり方を観察することで、一人ひとりの目標やモチベーションの源泉を見極め、次回以降の活動に活かせるようサポート体制を整えることも重要です。

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