戦略思考入門

競争に勝つ!差別化戦略の新視点

戦略の違いは? 他社に対する競争優位性を築くために、差別化について学びました。競争優位性を築くための戦略には、主に3つの基本戦略があります。1つ目はコスト・リーダーシップ戦略、2つ目は差別化戦略、3つ目は集中戦略です。多くのリーダー企業はコスト・リーダーシップ戦略を採用することが多いですが、それが難しい場合は差別化戦略や集中戦略を選ぶ必要があります。実際には、コスト・リーダーシップ戦略と差別化戦略の両立を目指す企業も多いように感じています。 顧客重視はどう? 差別化の目的は、顧客に自社製品と他社製品との違いを認識してもらい、それが顧客にとってのユニークな価値として認められることです。これは購買行動につながるため、自社の視点のみで考えるのではなく、常に顧客視点で考えることが重要です。そのためには、環境分析を通じて外部環境(顧客と競合)と内部環境(自社の強みと弱み)を分析し、ターゲット顧客を明確にした上で、VRIOフレームワークなどの視点から差別化の戦略を考える必要があります。特に競合分析においては、自社業界内に限定することなく、打ち手の競合は誰かを考える視点も重要です。 今後の方向は? 今回の学びは、製品や技術開発の方向性を決める際に大いに活かせると感じました。他社に競争優位性を築くためには、製品や技術の正常進化やコストダウンに加えて、差別化も必要であると理解しました。従来は目の前のことに集中しがちで、正常進化やコストダウンにもっぱら注力していましたが、今後は差別化も意識していきたいと思います。 実践の工夫は? 今後は、今回学んだフレームワークを基に差別化を考えていく予定です。差別化に取り組む際には、自社視点に偏らず、常に顧客視点で考えることを実践していきたいと考えています。また、環境分析においては先週学んだ内容も活かせるので、その実践にも取り組んでいきます。

戦略思考入門

選択と集中で業務改革を実現!

心情と冷静な分析のトレードオフとは? 現実では、付き合いの長さや関係性、過去の経緯など多くの要素が絡み合い、心情的に優先度を決めていることがあると気づきました。冷静に分析することで、本当に優先度が高いかどうかを判断していく必要があると感じました。 なぜ取捨選択が重要なのか? 1. 捨てることが顧客の利便性を増す場合がある。 2. 昔からの惰性に流されず、常に新しい意見を取り入れることが重要です。トラブルや環境悪化が改善につながることもあります。 3. 餅は餅屋に任せるべきで、垂直統合のデメリットがメリットを上回ることがあります。思い切って専門家に任せる方が良いです。 新メンバーの意見をどう活かす? これらの選択を実践するうえで、3つの観点は当たり前だと考えがちですが、実行に移すのは難しいことがあります。新メンバーの指摘から多くの気づきを得ることができるため、経験豊富なメンバーだけでなく、新しいメンバーの意見を取り入れる機会を増やしたいと考えています。 業務分担と体制はどう見直す? 具体的な事例や惰性から抜け出す重要性についての気づきがよく表現されています。また、新メンバーの意見を積極的に取り入れる柔軟性も素晴らしいと感じます。思考のプロセスや場面をもう少し詳細に描くことで、更なる改善が期待できるでしょう。 正に今、次年度以降の業務分担や体制を整理しており、惰性で継続している業務がないか見直しています。新しいメンバーの意見は的確で、「選択」の考え方を実感しています。社員が担う業務と業務委託する範囲を明確にし、二重のコストや負担を避けるために整理を進めています。組織を統合し、スケールメリットを打ち出すために一時的に業務が複雑になっていますが、優先順位をつけ、継続すべき業務と見直すべき業務を分類していきたいと考えています。

マーケティング入門

人生を変えるオンライン学習のヒント

競合との差別化はどう行う? 競合他社と差別化を図る際、商品の内容(原材料のこだわりやユニークな仕様など)に手を加えることで差別化が可能であれば、それが最適ですが、そのような方法が難しい場合、ターゲット顧客に魅力的に映るパッケージや商品名で差別化することが重要であると認識しました。 見せ方でどのように工夫する? 旅行商品の場合、旅行業公正取引協議会により広告や表示に関する規約があり、記載しなければならない項目や禁止されている表現が細かく定められています。また、商品名(ツアー名)も競合他社と似たような名称になりがちです。そのため、Webサイトやパンフレットでの見せ方を工夫する必要性を感じました。 私が海外旅行(アウトバウンド)の商品企画を担当していた際、SEOを意識して語感の良いツアー名を考え、Google Analyticsでよく検索されるキーワードを調査して決定していました。また、商品ページ作成時には、旅の様子がわかりやすい写真を選定し、meta説明やh1テキストを精巧に設定することで、訪れたお客様が共感できるストーリー性を意識しました。 ネーミングやキャッチフレーズの重要性とは? さらに、競合他社や他業界の商材で気になった商品のネーミングやパッケージ、キャッチフレーズについても深く考えました。特に、LUMINEのキャッチコピーは情緒に訴えかける優れたフレーズが多いため、言葉の選び方や使い方について学ぶ良い手本となりました。 一般的に、人は情報の80%を視覚から得ていることから、旅行商品の場合は旅先の写真や動画が重要な要素となります。したがって、写真や動画素材を増やすことも重要です。さらに、予約のほとんどがオンラインで行われる現在、予約サイトの見やすさや使いやすさも重要な差別化要素となりますので、UXについても考慮しました。

戦略思考入門

思考の深さが生む経営革新

今回変更する振り返り文章 本質は本当に大切? 本質やメカニズムの重要性を理解するための課題に取り組みました。単に耳にした言葉を引用するだけでは、相手を説得することは難しいと感じました。今回の取り組みでは、規模の経済性を活かすためには、「生産量を増やす」や「原材料の発注量を増やす」といった基本的な提案だけでなく、深く考える必要があると学びました。この経験を通じて、多角的な思考の重要性を改めて実感しました。 考え抜く意識は十分? 過去の学習から、「考えて考え抜くこと」が最も重要であると理解しました。規模の経済性については、コスト低減を考える際、一部のコストだけを抑えるのではなく、トータルコストの低減を目指す必要があります。例として、コスト単価を下げて発注量を増やすと、保管料が増える可能性があります。全体としてコストが抑えられているかを確認するため、まず全体のコストを把握し、細分化して分析することが重要です。そして、どこのコストが下がれば他のコストが上がる可能性があるか、全体を俯瞰する視点が必要です。 コストは細分化できてる? 規模の経済性を考えるうえでは、コスト全体を把握し、できる限り細分化します(事業別、商品別などの軸での細分化)。次に、考えられるコスト低減策を洗い出し、全体を俯瞰して総合的に判断することが大切です。この際、変動費・固定費も意識して細分化を行います。 習熟度は十分? 習熟度効果については、まず業務内容にかかる時間を洗い出します。時間がかかる業務に対しては、マンパワー不足なのか、習熟度不足なのかを検討します。マンパワー不足の場合は生産性の向上を目指した人員配置を考え、習熟度が不足している場合は、慣れや経験を積む時間が必要です。さらに、教育不足であれば育成も視野に入れることが求められます。

戦略思考入門

旅行業界での経済性を徹底分析!

経済性の詳細をどう理解する? 「規模の経済性」「範囲の経済性」「習熟効果」「ネットワークの経済性」という概念は聞いたことがあったが、その詳細については十分に理解していなかった。特に、規模の経済性については、有形商材を取り扱うメーカーに限定されると考えていた。しかし、旅行会社でもフライトの座席数、ホテルの部屋数、車両の数などの仕入れにおいて、規模の経済性を活用できる可能性があることに気づいた。ただし、旅行業界ではオフシーズンとピークシーズンの差が大きいため、慎重な活用が必要だと感じた。 なぜ多様な事業展開を? さらに、自社の中期経営計画において旅行以外の事業にも触れられており、なぜ自社がそれほど多岐にわたる事業を展開するのか疑問に思っていた。旅行の基本は「食」「移動」「宿泊」であり、これに加えて物販やガイドなどの人材を含む多様な事業を展開することができる。これがまさに範囲の経済性と習熟効果の結果だと理解できた。 インバウンド事業の課題とは? 訪日旅行(インバウンド)事業においては、桜や紅葉の季節がピークであり、それ以外はオフシーズンとなる。このため、年間を通して有利なバス車両数やホテルの部屋数の仕入れ交渉が難しいことが分かった。一方で、自社の国内旅行事業は他社と比べて強くはないが、GWやお盆、年末年始などのピークシーズンが訪日のオフシーズンと重なるため、これを活かして一緒に仕入れ交渉できる可能性を模索している。 経営資源の活用と新規事業 このように、自社の中期経営計画で掲げられていた旅行関連事業や非旅行関連事業について、具体的にどのような経営資源を用いてシナジーを生み出しているのかを考察する。また、既存の経営資源を用いていない新規事業について、どのような方針で取り組んでいるのかも考える必要がある。

戦略思考入門

差別化戦略を深めるための新たな視点

情報収集の重要性とは? 講義の設問では、自社と他社の強み・弱みを理解することを前提に、差別化要素を検討していました。この点に関しては、設問中で簡潔に述べるに留まりましたが、日常的に情報を取得し続ける習慣がなければ、差別化の検討に必要な情報の蓄積が難しいと感じます。差別化を検討するにはかなりの事前準備が求められることを痛感しました。 業界を俯瞰する力をどう養う? 加えて、設問のアドバイスを通じて、顧客として食事をする場所の選択肢を考慮する際、焼肉業界だけでなく他の業界にも目を向けることの重要性に気付かされました。自分の回答中、業界内の情報ばかり考えていた反省があり、もっと俯瞰して見る力を養う必要があると感じました。 戦略選択の理由をどう説明する? ポーターの3つの基本戦略は理解しやすく、自社の既存事業が「コストリーダーシップ戦略」と「集中戦略」に位置付けられていると捉えています。現在関わっている新プロジェクトでは「集中戦略」を最優先し、次いで「差別化戦略」を考慮しています。しかし、なぜその戦略を採用しているのか、またその戦略のリスクは何なのかを体系的に説明する準備がまだ不足していると感じました。今後は、これまで採用してきた戦略のリスクにも目を向け、計画を修正していく必要があります。 具体的な差別化の手順は? すぐに取り組むべきこととして、3つの基本戦略に基づいて既存の情報を整理し、戦略のデメリットに対する他社の動向を把握することがあります。また、技術チームとは技術要素における現状の差別化要素の整理を行い、ビジネスチームとはSWOT分析やVRIO分析を実施し、ターゲット顧客から見た現状の差別化要素を整理して、他の代替サービスと比較して優位性を検討することにより、差別化をより具体化していきたいと思っています。

クリティカルシンキング入門

当たり前を愚直にやる難しさと重要性

当たり前を愚直に続けるには? 「当たり前のことを、どれだけ愚直に業務で対応できるか」という言葉が一番心に残りました。クリティカルシンキングは、言われたら当たり前のことが多いですが、意識して続けることがとても難しいと思います。忙しい時はタスクの処理に追われがちですが、忙しい時こそ最適解を追求することでミスや抜け漏れを防げると感じます。どんな時でも常に、クリティカルシンキング(本当にこれで進めていいのか、と一度立ち止まる)を意識する必要があると感じました。 関係者への伝え方を工夫するには? 営業サポートとして、様々な関係者のことを考慮したうえで最適解を出していく必要があります。どの関係者にもわかりやすく、納得してもらえる伝え方は大切です。また、顧客からの問い合わせ対応においても、顧客の観点から違う捉え方がされることが多いため、適切なレベルまで考え、対応することが重要です。ただし、顧客の立場に立ちすぎて一つの問い合わせに時間をかけすぎないよう、適切なバランスも保ちたいと思います。 自己発信とフィードバックの重要性 どのような会議であっても(営業との1on1でも、上司との1on1でも、チームミーティングでも)、自分から積極的に発信し、できる限りフィードバックをもらう/自分自身で振り返ることが重要です。その際、相手に伝わりやすい伝え方ができていたかを確認することも大切です。他の方が発言した際は、その言葉の背景を理解し、自分以外の考え方を取り入れる姿勢が求められます。 抽象的な概念をどう具体化する? 「具体と抽象のキャッチボール」という言葉もありましたが、私は抽象的に捉えてしまい、それを具体に落とし込むのが苦手です。具体的なイメージをもつことで、抽象的な概念を理解する手法を取り入れたいと思っています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

モチベーションの秘密を探る:実践編

何が学びの種? モチベーションの源泉について整理ができたことが、今回の学びの一つです。 なぜ理論を理解? まず、マズローの欲求5段階説、マクレガーのX理論Y理論、そしてハーズバーグの動機づけ・衛生理論について学びました。マズローの理論では、低次の欲求が満たされると高次の欲求が求められることが示されています。マクレガーのX理論とY理論は、働く人間の本質的な態度についてです。ハーズバーグの理論では、衛生要因は解決しても満足にはつながらないとされています。 本当に金銭だけ? 特に印象に残ったのは、金銭的なインセンティブが一定水準を超えると効果が薄れるという点です。金銭面だけに頼ったモチベーションの維持は難しいと理解しました。また、モチベーション理論を理解しても、実際に適用するのは難しく、個々人に応じたエンパワーメントが必要であることを再認識しました。これには、日常の関係性強化や信頼性向上のためのフィードバックが不可欠です。 どうして対話を重視? さらに、個々人のモチベーションのツボが異なるため、わからない場合は1on1の対話を通じて明らかにすることが重要だと感じました。中には、金銭だけを重視するメンバーもおり、それらのメンバーに高次の欲求を持ってもらう方法を考える必要があります。 どんな経験を振返る? 具体的には、1on1の場を活用して、メンバーのモチベーションの源泉を探りたいと考えています。過去に楽しかった仕事ややりがいを感じた取り組みを振り返ることで、高次欲求の所在を探し、逆に嫌だった仕事やモチベーションが下がった経験も確認することで理解を深めます。 組織とどう連携? また、組織の目標やパーパスと個々のモチベーションを結びつけられないかを考えることも重要だと感じました。

クリティカルシンキング入門

学びの要点を確実に伝える: 振り返り文に自信と成長の実感

文章を書く際の基本を学ぶには? 相手に伝わる文章を書くためのポイントとして、以下の点を学びました。 まず、日本語を正しく使うことが重要です。そのためには、主語と述語がしっかりと書かれ、主語が省略されていないことが求められます。次に、文章を評価する際、自分だけが理解できる文章になっていないか、全体を俯瞰して確認することが大切です。 なぜ言葉にすることが重要か? また、相手に伝わるように言葉にすることも重要です。自分が書いた文章をチェックするのは難しいことですが、相手のことを考えて伝えるように心がけるべきです。さらに、言葉にすることで自身の思考力を磨くことができます。思っていることを書き、言語選択が適切か、概念が整理されているか、順序立てて考えられているか、根拠づけがされているかを意識することが大切です。 企画提案で重要なことは何? 企画提案や会議においては、結論または目的を最初に述べることで、相手に自分の意図が端的に伝わります。その結論や目的を支える理由づけは、相手や状況によって適切に選ぶ必要があり、複数準備しておくことが望ましいです。また、提案や意見を伝える相手を考慮し、自分の思考を文章にしてみることが推奨されます。思いついたままに書くのではなく、全体の構造を整理し、トップダウンで文章を書くように心がけます。 発言前に意識すべきポイントは? 最後に、自身の発言を行う際には以下の点を意識して実践していきます。まず、思った通りのことを即座に伝えるのではなく、結論や理由づけなどを整理します。整理された内容を伝える上で、相手に伝わりやすい構成を考え、極力伝える前に自分の思考を文章化します。さらに、文章化された内容を伝える前に、立ち止まって全体を俯瞰してみることも重要です。

デザイン思考入門

解決策じゃない!問いから始まる学び

アンケート変更の必要は? 自社サービスのユーザー向けに定期的に開催しているイベントでのアンケートについては、これまで項目を変更せずに実施してきました。項目変更を行うと比較が難しくなると考えたためです。今後は、アンケート内容に本当に変更の必要があるのか、改めて問い直しながら検討していきたいと思います。 インタビュー内容は羅列になる? ユーザーインタビューでは、インタビュー後の記事化において、質問内容と返答が単なる羅列になりがちな点を改善する必要を感じました。コーディングを実施することで、情報の分析がしやすくなるとともに、他者へ伝わりやすいアウトプットにつながると考えています。まだ試行段階ですが、各担当者と意見交換の場を設け、特にインタビューに関しては、こちらが意識してヒアリングしないと暗黙知を引き出せないため、事前に質問項目に組み込むか、必須項目としてルールを決めることにしています。 定性定量の違いは何? また、今回の取り組みで、解決策を前提に課題を定義しないという考え方や、分析データの収集方法には定量分析と定性分析の2種類があることを認識しました。定性分析は、感情など数値化や可視化が難しい情報の解析に適しており、暗黙知と形式知の両面を理解することが大切です。暗黙知については、こちらから意識して引き出す必要があると感じています。 課題設定はどう見直す? これまで、課題は解決策をあらかじめ想定したうえで捉えていたため、今回の「解決策ありきで課題を定義しない」という視点は大きな気づきとなりました。定性分析の難しさを実感しているため、まずは自分自身のナノ単科におけるカスタマージャーニーを作成し、感情の可視化の練習からアプローチのコツをつかめるよう挑戦していきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

多角的視点で切り込む課題の核心

どうしてイシューを選ぶ? 課題に向き合う際、まずはイシュー(最優先課題)を特定し、その対策に取り組み、対策後に次のイシューへと順次対応していくという繰り返しで、効果的な課題解決が可能であると学びました。 客観的視点の意義は? イシューを特定するためには、起こっている事象について客観的かつ多角的に事実を把握し、分析する必要があります。主観や偏ったバイアスにとらわれると、すべての課題を洗い出すことが難しくなるため、あくまで客観的な視点を維持することが重要だと再認識しました。 優先順位はどう決める? また、洗い出した事実や課題を分解し、分析して優先順位をつける際にも、主観やバイアスを排除した客観的・多角的な判断が求められます。この点が最も難しい取り組みであると感じました。 計画管理の秘訣は? 私の職務においては、事業計画を策定し、その計画通り、あるいは逸脱した状況を補完しながらプロジェクトの管理を行い、計画の達成を目標として部署のマネジメントを実施しています。計画と実績の差異に対処し、次期の計画を策定する流れの中で、客観的かつ多角的に事実分析を行い、優先課題を特定して対策を講じる一連のプロセスに、今回の研修で学んだ方法や意識すべき点が大いに役立つと感じました。 実績乖離をどう乗り越える? 今後、計画と実績の乖離に直面した際には、以下の3点を意識して取り組んでいきたいと思います。 問題の根源を探る? 1.事象や問題を洗い出す際には、主観や無意識のバイアスを排除して、客観的かつ多角的に見直すこと。 2.洗い出した事象や問題の原因を分解・分析し、本質的な起因を探ること。 3.多数の問題や課題の中からイシュー(最優先課題)を特定し、その対策を実施すること。

デザイン思考入門

共感でつなぐ学びの軌跡

共感の価値は? デザイン思考における「共感・課題定義・発想・試作・テスト」の5つのステップについて、2点の学びがありました。まず、共感の重要性です。共感とは単に同意することではなく、お互いが認識できる共通の「何か」を見出すことだと感じました。 非線形の魅力とは? 次に、これらのステップは非線形に繋がっているという点です。特定の順序にこだわるより、行きつ戻りつのプロセスを経ることが、各ステップが互いに影響し合い、より良い思考とプロダクトにつながると実感しました。 意見共有は難しい? また、システム開発の上流工程では、プロジェクトメンバー間でどのように意見を交わし、定義を共有するかが非常に重要です。システム思考がその施策として大きな役割を果たす可能性はあるものの、実際にどの程度効果を発揮するかはまだ未知数です。一方で、プロジェクトメンバー間で「共感」がどこまで実現できるのか不安に感じることもあります。これまでの経験から、どうしても「同感」に偏ってしまい、ほぼ100%の合意が必要とされる傾向があるように思えるからです。すなわち、MUSTとWANTの区別なく、すべてが必要とされる状況が根付いているのではないかと考えています。 今後の課題は? この点については、今後学びながら整理し、業務に活かしていきたいと考えています。具体的には、まずは受講生の仲間に「共感」についてヒアリングを行い、意見を共有してみたいと思います。ワークは課題中心であるため、私個人の興味本位で話を進めるのではなく、オフ会や自主的な懇親会などの機会を利用して課題提起を試みるつもりです。また、実際の仕事の中で共感と同感の線引きがどのように行われているのかも観察しながら検証していきたいと考えています。

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