クリティカルシンキング入門

イシューを見直す!効率UP体験談

本当に捉えていますか? イシューを正しく捉えることの重要性について、今回の動画学習を通じて改めて実感しました。実際の業務においてイシューが捉えられていない、または一貫して考えられていないことがあり、これが大きな問題となる場合があります。課題をきちんと理解せず進めると、打ち手を考える段階で根本的な課題が異なることに気付くこともあります。そのため、イシューを正確に捉えることに徹底的に労力を費やし、何かを進める前にそのイシューを共有して同意を得ることの重要性を強く感じました。 自分を客観視していますか? 動画学習の事例を見たときには、他者の過ちに気付くことができましたが、実際の仕事では自分のことは見失いがちです。したがって、常に自分自身を客観的に見て、イシューが正しく捉えられているかどうか継続的に確認することが大切だと考えています。 合意は十分ですか? 私の実務経験でも、企画を考え、上長や同僚に説明して合意を得るプロセスにおいて、イシューが適切でない状態で進めてしまい、再び見直す必要が生じることがありました。これにより手戻りが増え、業務時間が長くなっていました。今回学んだイシューを捉える手法を活用することで、手戻りが少なくなり、効率的に業務が進むのではないかと考えています。 上長に確認していますか? 特に、上長が捉えているイシューを的確に理解し、何をすべきか検討しながら資料化することが大切だと感じました。資料化する前にイシューの特定が正しいか確認するために、上長に確認を取るべきだと考えています。このプロセスをしっかり行えば、手戻りの工数が減り、目標としている残業時間の削減に貢献できるでしょう。 復帰後どう活かす? 来週育児休暇から復帰する予定ですが、今回学んだクリティカルシンキングのスキルをすぐに活用し、自分自身の中で自然に使えるようにしていきたいと思っています。

クリティカルシンキング入門

クリティカルシンキングで見える新たな視点

どうして思考法を学ぶ? クリティカルシンキングについて学んだ際に、印象的だったのは「問題の本質を見極める力」と「適切な問いを立てる重要性」です。これらを意識して、他者にもわかりやすく伝えることを心がけています。 本当の問題は何? まず、「問題の本質を見極める力」についてです。表面的な問題に流されず、本当に解決すべき課題を特定することの重要性を学びました。例えば、MRI検査の予約が遅れる問題では、「なぜ遅延が発生しているのか?」や「業務フローのボトルネックはどこか?」と探ることで、真の原因を明らかにできます。この力を身につけることで、根本的な解決策を見つけるアプローチが可能になります。 問いの意義は何? 次に、「適切な問いを立てる重要性」です。クリティカルシンキングでは、「問い」が思考の出発点となります。これにより、課題が明確化し、解決への道筋が見えてきます。例えば、患者さんに負担の少ない検査を行うためには、「どうすれば患者さんが安心して検査を受けられるか?」といった問いが必要です。適切な問いを立てることで、自分の考えを整理し、意見を共有しやすくなります。 共感と論理はどうなる? 最後に、「共感力と論理的思考のバランス」も重要です。クリティカルシンキングは、論理だけでなく、相手の気持ちにも寄り添う共感力と組み合わせて初めて力を発揮します。特に医療現場では、患者さんの不安に寄り添いながら、根拠に基づいて最適な判断を行うことが求められます。 学びの成果は? このように、クリティカルシンキングを学ぶことで、表面的な問題に惑わされず、根本的な解決を目指す視点を持つことができました。「適切な問いを立てること」と「共感と論理のバランスをとること」が、最適な医療提供につながると感じています。この考え方を日々の業務に取り入れ、医療現場での課題解決に貢献していきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

分析で見つけた新たな発見と気づき

比較による効果測定とは? 分析とは、比較することである。まず、分析する項目を整理し、各要素の性質や構造をはっきりさせることが重要だ。何かの効果を測りたい場合、「ある」場合と「ない」場合で比較を行い、分析対象以外の条件も整える必要がある(これは「Apple to Apple」と呼ばれる)。 データ分析の目的と仮説 データ分析を行う際には、まず目的と仮説を立てる。例えば、データ分析の目的は何で、その結果どのような状態を目指すのかを明確にすること。そして、どの項目を分析すれば目的を果たせるのか、その項目をどのようにデータ加工すれば良いのかを考え、具体的な仮説を立てることが大切だ。 適切なデータ加工と表現法 データにはその種類に応じた加工法やグラフの見せ方が必要である。割合で表現するのが適切な場合と、実数(本来の値)で表現するのが適切な場合がある。また、質的データ(数値の大小に意味がないもの)と量的データ(数値に意味があるもの)の違いを見極める必要がある。 人事部門のデータ活用法 人事部門では、健康経営やエンゲージメントに関するデータを扱い、改善に向けた施策を企画することが多い。このため、データを活用して課題解決や目標達成のためのPDCAサイクルを効果的に回せるようにすることが求められる。これまでの施策参加者がどれだけ改善したか、「参加した人の中で●●をした人はより■■だった」といった分析を行うが、このためには、参加者と不参加者の間での比較を行うことが重要だと感じている。 目的設定と議論の重要性 まずは、目的を明確にし、自分自身の思い込みや仮説に偏らず、上司やメンバーと徹底的に議論することが必要だ。次に、課題に対して目指す姿を定量的にKPIとして設定し、現状を把握する。算出するデータに定義と根拠を持ち、それを分かりやすく伝えるスキルを身に付けることも重要である。

クリティカルシンキング入門

ピラミッド構造で学ぶ伝える力

効果的な伝達方法とは? 物事を相手に伝えるためには、以下の要素が重要です。具体的な情景を切り取り、前後の状況を説明し、お互いの考えや状況を的確な言葉で表現することです。これを実現するためには、日本語の正確な使用と、文章を俯瞰して評価する視点が必要となります。しかし、自分の文章を客観的にチェックすることは難しいものです。そこで「ピラミッド・ストラクチャー」というツールを活用するのが有効です。 ピラミッド・ストラクチャーはなぜ有効? ピラミッド・ストラクチャーは、メインメッセージから始まり、キーメッセージやその具体的な根拠を下位に配置することで、論理をピラミッド型に構築します。この方法を使うことにより、作成者自身が論理の妥当性を容易に確認でき、聞き手もどのような理論に基づいて結論が導き出されたかを理解しやすくなります。 報告や提案で気をつけるポイント 特に上司への報告や顧客への提案・交渉の際には活用していきたいと考えています。具体的には、正しい日本語であることに加え、冗長にならないように注意し、ピラミッド・ストラクチャーに基づいてメインメッセージとキーメッセージを明確にすることが求められます。日本語の使用(例えば、助詞や主語・述語、能動態・受動態)について、さらに注意を払う必要があると再認識しました。 MECEを活かしたキーメッセージ構築 また、ピラミッド・ストラクチャーを作成する際には「MECE」(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)も意識してキーメッセージを組み立てることが重要であると気づきました。報告の際には、事前にピラミッド・ストラクチャーで内容を整理し、対処したいと考えています。また、部下への人事評価のフィードバックにおいても、メインメッセージやキーメッセージを事前に設定した上で対応していきたいです。

クリティカルシンキング入門

問いの光、会議の鼓動

解決すべき問いは? まず、何が解決すべき問いであるか、そして今、何を解決しなければならないのか、なぜそれが必要なのかを明確にすることが重要です。問いを言葉に表すことで、思考や議論がぶれるのを防ぐための基盤が整います。 論点整理はどう? 次に、その問いに対する答えを導くため、論点を整理します。自分自身の偏りに気を付けながら、さまざまな視点から論点を洗い出すことが求められます。その上で、具体的かつ正確な情報をできるだけ収集し、集めた情報を根拠として論点への答えを主張します。このプロセスを繰り返すことで、内容に厚みが生まれ、主張に説得力が加わります。 適切な表現は? また、問いとその答えをシンプルで正しい日本語に言語化することが大切です。メッセージ性のあるプレゼンテーションにするためには、情報の整理だけでなく、聞き手にとって理解しやすい表現方法が必要です。 会議進行はどうする? 会議を主催し進行する際は、まず解決すべき問い(イシュー)を明確にし、その目的を問いの形で参加者に事前に共有します。定例の会議であっても、イシューを提示することは実践すべき基本事項です。さらに、そのイシューを解決するため、複数の視点からの論点を提示し、各参加者に必要な情報を収集するよう指示すると効果的です。多職種が集まる会議では、さまざまな視点からの情報が交わされるため、基礎知識の習得も欠かせません。 議論軌道修正は? これらの準備を整えた上で会議を進行し、議論が逸れた場合には必ず最初のイシューに立ち戻り軌道修正を図ることが求められます。解決すべきイシューを明確にし、複数の視点から検討するために常にイシューリストを作成し、その優先順位を考察します。こうした準備と情報整理により、各論点に対する答えを根拠を持って主張できるようになり、議論が本筋から逸れるのを防ぐことができます。

データ・アナリティクス入門

データで説得力を増す!MBA流の学び

講座内容の印象は? ライブ授業のアーカイブを拝見しました。今回の講座は、ビジネスパーソンが陥りがちな視点を見直し、MBA生が効果的にデータ分析を行えるよう構成されていると感じました。他のEMBA生が適切なデータ加工を行い、ケースの課題について効果的な表を作成して発表しているのに対し、私は数値をそのまま載せ、力量の差を感じることが多く、本講座の内容は非常に参考になりました。今後、レポート作成を行う際には、本講座の内容を何度も振り返り参考にしようと思います。 定量分析の意義は? パソコンを購入する時、私は「価格」と「スペック」を重視しますが、実際にはその場の感覚で購入することが多く、定性的だと感じました。ライブ授業を通じて、定量的な仕分けと表のまとめの大切さ、スモールデータを基に仮説を立て、あるべき姿を検討することが重要であると学びました。 実践の効果は? 社内の会議や発表の場でも、本講座で学んだ仮説やあるべき姿を考えた効果的な資料作成を実践していきます。この実践により、受け手の印象が大きく変わり、営業やメーカーの社内会議でも限られたリソースの中で短期間に成果を上げることに繋がると思います。ビジネスの場では、勘や直観といった定性的な判断に偏りがちですが、一工夫して定量的にデータをまとめることで、社内で数値に基づいた効果的な判断ができるようになると感じました。 一歩踏み出すのは? 普段行っている新NISAの株式投資判断や競馬の予測など、小さなことから始めていきたいです。例えば、サステナビリティに力を入れている会社を投資の目標にして、2050年のカーボンニュートラルに向けた資金の投入度をエクセルで分析し、効果的なグラフ作成に活かせると思います。また、ビジネスの場の資料作成では、小川先生の理論を基に、受け手が効果的な判断を行えるよう努めたいと思います。

データ・アナリティクス入門

データ分析で得た学びの再発見

データ分析の基本を理解する 目的を明確にすること、要素を整理すること、そして比較することがデータ分析の基本だと学びました。特に、分析は比較であるという点が印象に残っています。しかし最も重要なのは、データ分析が「何のため」に行われるのか、その目的を明確にすることだと改めて感じました。ケーススタディではデータ分析が上手くいかなかった例もあり、要因に期間や項目の一般的な回答だけでなく、上司と部下のコミュニケーションについても意見が挙げられていました。そのため、基本に立ち返る必要性を再確認しました。 具体的な要素整理のポイントは? 具体的な要素の整理を心掛けました。例題で行ったPC購入に関するディスカッションでは、メーカー、金額、スペック、OSなど具体化することで、共通認識が得られやすいと感じました。また、分析の際には定量データ同士、定性データ同士を比較することの重要性も理解しました。平均値についての説明は分かりづらい部分もありましたが、先生が示してくれたビジュアルを通じて少しずつ理解が進みました。 退職分析における「目的」の重要性 私は人事部でDX担当をしており、退職分析を行っています。職種、年齢、勤続年数といった要素を洗い出し、比較をしていますが、「目的」を見失いがちです。退職率を下げるだけでなく、「若手の」離職率、「技能職の」離職率といった具体的な目的を持ち、分析を続けていきたいと思いました。また、グラフを作成して終わるのではなく、伝えたい「メッセージ」をしっかり伝えるための改善も進めたいです。 データ分析で立ち止まる瞬間 データ分析を実践することは重要ですが、一度立ち止まって「目的」を考えること、また定期的にその目的に立ち返り確認することも必要だと感じました。私自身、考えすぎる傾向があるため、要素の整理においては柔軟な思考を持つように心がけていきたいです。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

実感!エンパワメント体験記

エンパワメントって何? エンパワメントとは、リーダーが目標達成を促すため、組織のメンバーに自律的に行動する力を与える手法です。命令管理型とは異なり、エンパワメント型では目標の明示と必要な支援をもって各人に権限を委ねることで、組織全体のパフォーマンス向上を狙います。 6W1H視点は必要? 目標設定においては、計画が具体的で「6W1H」の視点が揃っていることが重要です。良い目標には、意義・具体性・定量性・挑戦の要素が備わっており、設定プロセスに本人が参加することで、より納得感のあるものになります。 仕事委任の注意は? 仕事を任せる際の注意点としては、期待する成果やアウトプットのイメージを明確に伝えること、そして目的達成に向けた具体的な工程やマイルストーンを確認することが挙げられます。さらに、各メンバーがその業務に必要なスキルや時間、意欲を持っているかを把握し、問いかけを通じて自ら決断し発言できるよう促すことが、コミットメントの向上につながります。 目標意義は再確認? また、目標の捉え方はメンバーごとに異なる可能性があるため、チーム内で改めて目標の意義を問い直すことが必要です。自分たちの業務を怠った場合に誰にどのような影響が出るのか、またチーム目標が事業全体のゴールにどう結びついているのかといった点を再確認し、定期的な振り返りの機会を設けることで、常に目の前のアクションが目標に沿っているかをチェックするとよいでしょう。 定例会議は何を? 次回のチーム定例では、期初に設定したチーム目標の意義を再確認し、事業目標との関連を明確にする予定です。さらに、月次の振り返りの中で目標の達成度や事業貢献度を評価し、今後の意識と行動を最適化していく取り組みを行います。目標設定の際には、私がすべて決めるのではなく、メンバー自身が考え、決定できるよう問いかけを重視しています。

データ・アナリティクス入門

理想を描き、ギャップを埋める

問題解決の考え方は? 『問題解決』を考える際は、まず4つのステップ(What・Where・Why・How)に沿って整理します。Whatは問題を明確化し、問題解決には「正しい状態に戻すもの」と「ありたい姿に到達するもの」があると考えます。どちらの場合も、理想の状態と現状とのギャップを定量的に捉え、何をあるべき姿とするのか関係者間で合意することが重要です。 ロジックで何が分かる? また、ロジックツリーは、KPIロジックツリー作成時のみならず、物事を分類して考える際にも活用できます。例えばミュージックスクールの問題解決設問では、B校の収支見積もりから「生徒数を増やすには広告宣伝費が必要で、そこは大きく支出しても良いのでは」といった意見や、講師外の人件費について「A校と兼ねられる業務は1つにしては?」といった考察が見られました。こうした議論を通じ、問題を考える際の順序や段階ごとの整理方法に対する興味が湧いたという点が印象的です。 ギャップの定量化は? 協議の場では、あるべき・ありたい姿を明確に描き、そのギャップを定量化することが重要です。KGI設定の際にはMECE発想を用いて実効性のあるKPIを設定し、定期的に現状との乖離を把握する必要があります。プロモーション施策やイベント出展の際も、まずありたい姿を示すことを基本方針とするべきです。 協議で一致できる? さらに、打ち合わせの冒頭で協議の目線を合わせ、どちらのタイプのギャップを埋めるのか、参加者全員で共通認識を持つことが大切です。従来は「どうしたいか」と上から問いかけても十分な回答が得られなかったが、これからは自らありたい姿を描き、そのギャップと解決策を自ら提案していく必要があります。多方面で考えすぎて結論に至らないこともあるため、ロジックツリーを活用して見える化しながらPDCAサイクルを回すことが推奨されます。

戦略思考入門

差別化戦略を活かした新しい挑戦

戦略の基礎をどう活かす? 今週は、差別化の重要性とそれに基づく戦略について深く学ぶことができました。ポーターの3つの基本戦略については、それが戦略の方向性を決定するためのフレームワークであることを理解しました。戦略の方向性を定める際には、コスト・リーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略の3つを考慮し、競争優位性や戦略ターゲット層の広さを整理します。しかし、競争優位性は常に続くわけではないため、環境の変化に敏感になる必要もあると学びました。 VRIO分析の重要性は? また、VRIO分析では経営資源の評価において、経済価値、希少性、模倣困難性、組織の4つの要素が重要であると教わりました。その中でも、特に組織が競争優位を築くのに重要であることを理解しました。経営資源を持っているだけでなく、その活かし方も考えるべきであり、ビジネスを展開する上でこの視点を忘れないようにすることの大切さを再認識しました。 新たな手法をどう実践する? ポーターの3つの基本戦略やVRIO分析を、自分の所属する会社やプロジェクトで実践的に活用したいと考えています。特に、ポーターの3つの基本戦略は新規プロジェクトで用いることで、基本的な方向性をしっかり定めていきたいと思います。そして、実際の企業事例についても調査し、業界をリードする企業がどのようにコスト・リーダーシップ戦略を機能させているのかを分析したいと考えています。 過去の手法はどう活用する? これまで、3C分析やSWOT分析をよく活用してきましたが、今週学んだ分析手法は新しく、まだ十分には活用できていません。まずは自社のサービスに当てはめて使ってみることで、実践に移していこうと思います。そして、戦略立案の際には、商品の差別化ポイントを明確にし、今回学んだ分析手法を活かして戦略を練っていきたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

データが照らす学びの軌跡

意思決定はどのように? ジレンマに直面した際の意思決定プロセスについて、具体的な手順を学びました。仮説を立て、その仮説に基づいてデータを収集し、最終的な結論につなげる基本的なプロセスが身についてきたと実感しています。特に、ある教育機関で見られた事例―忙しさから採用候補者の面接時間が確保できない一方で、面接を行わなければ生徒からの不満が蓄積し、経営に悪影響を及ぼす可能性がある―は、自分がスケジュールを詰め込みすぎている点に気づかされる貴重な経験となりました。講義の冒頭で「データ分析においては、何を目的とするかが極めて重要である」という話を聞いて、改めてその本質に立ち返る機会となりました。 人口減少策をどう見る? 人口減少対策においては、何をもって効果とするか判断するのが難しく、一見、あらゆる施策を試すような印象を受けますが、実際にはリソースが限られているため、何を課題として捉えるかが大切です。今一度、どのような仮説を立て、どんな事業を展開し、結果をどのように検証するかという一連のプロセスについて考え直す必要があると感じています。最近、ある地域の各自治体が実施する政策の一部を説明変数として、UIJターンに影響を与える要因を分析した論文に触れる機会がありました。施策分野ごとに縦割りで考えがちな現状に対して、異なる組み合わせが流入人口に与える影響を示すデータに、非常に新たな視点を得ることができました。 データ調査の下準備は? 自力で高度な分析を行うには限界があるものの、まずは地域内の市町村が実施している政策を類型化し、その一覧を作成するなど、データによる調査の下準備が可能だと考えています。具体的には、関係人口や交流人口を創出する施策、雇用創出に関する施策、住居に関する施策、さらに子どもや子育て支援に関する施策について整理し、評価データをまとめていく予定です。

クリティカルシンキング入門

問いの連鎖が生む未来への一歩

思考はどう鍛える? 知識を思考力に変えるためには、知識のインプット、アウトプット、他者からのフィードバック、そしてその振り返りというサイクルを継続することが必要です。このサイクルを繰り返す以外に、思考力を鍛える手段はないと感じています。 問いは何だろう? 実務の現場では、まず「問いは何か?」という基本的な問いからスタートし、その問いを残すことや共有することが重要です。たとえば、現在何が課題なのかを見極めることは、リーダーにとって最も大きな役割だと考えています。 グラフで効果は? また、数字の力を最大限に引き出すためには、グラフ化するなど視覚的に表現することが効果的です。グラフ化することで、仕事の成果や順位の整理がしやすくなり、目で見て理解できる状況を作り出すことができます。さらに、物事を細かく分解することで、全体の解像度が高まり、適切な分類が可能になると実感しています。 抽象と具体は? 一方で、抽象的な概念と具体的な事例の行き来にはまだ苦労しています。会社目標である「生産性向上」など、抽象的なテーマを具体化できず、言葉にしないと行動に移せず、結果として自分だけでなく周囲も状況を十分に把握できない混乱が生じています。しかし、今後はこの抽象的な問題にもあきらめずに取り組み、改善を図っていきたいと思います。 意見交換で進む? そのために、まずはコミュニケーションを積極的に取ることが大切だと考えています。相手と「問いは何か?」を共有することで、意見交換がスムーズになり、課題の本質が見えやすくなると思います。次に、これまでの取り組みや経験を振り返る時間をもっと確保し、ノートやメモに記録しておくことで、長期的な視点で自己評価を行いたいです。最後に、日々の学習を継続し、新たな知識や情報の獲得に努める姿勢を忘れずに、今後の成長につなげたいと考えています。

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