データ・アナリティクス入門

平均だけじゃわからない、データ物語

代表値の選定はどう? データ分析の学びで、まず印象に残ったのは代表値を考える際に、単純平均だけではなくデータのバラつきを十分に検討する必要がある点です。普段便利に使われる単純平均ですが、その値が適切な代表値になっているかは、データの分散や偏りを合わせて考えなければならないことに気づきました。具体的には、データの性質に応じた代表値として、加重平均や幾何平均、極端な値の影響を抑えた中央値など、さまざまな手法を学びました。 標準偏差はどう捉える? また、バラつきを評価するために、標準偏差(SD)や2SDの考え方を改めて認識することができました。統計的な手法を用いることで、人が感じがちな「恣意的な操作があるのでは」という疑念に対しても客観的な根拠を示すことができる点が非常に興味深く感じられました。2SDの範囲が極端な値を排除する役割を果たすという考え方には納得できるものでした。 評価の分散はどう見る? 業務では主に人事データや研修後のアンケート結果を扱う中で、10段階評価の平均値のみならず、標準偏差や中央値を併せて分析する重要性を再認識しました。例えば、講評の平均値がある数値であっても、評価が全体的に均一なのか、それとも高評価と低評価に二極化しているのかは、ばらつきの分析なしには判断できません。標準偏差が大きい場合は評価が分散し、逆に小さいと評価が平均近くに集中していることが明確になるため、データの分布や偏りを把握する上で非常に有用です。 集計手法はどう進める? この手法を実践するために、まずは研修のアンケート結果をExcelに集計し、標準偏差(STDEV.PまたはSTDEV.S)や中央値(MEDIAN関数)を計算します。次に、標準偏差が大きい場合にはヒストグラムを用いて評価の分布を視覚的に確認し、外れ値が全体に与える影響についても検討します。こうした分析を定期的に行うことで、研修の質や受講者の満足度について、従来の単なる平均値以上の具体的な洞察が得られると考えています。

クリティカルシンキング入門

論理が教える!気づきと成長の実感

学びの意義は? クリティカル・シンキングの講座を通して、体系的な思考の枠組みを学ぶことができました。特に、情報や意見を論理的かつ客観的に分析する能力や、自分の考えを見直す「批判的な視点」の重要性を実感しています。 整理法はどう有効? ロジックツリーやMECEといったツールを活用し、複雑な課題を整理・分解する方法を習得できたことで、「何が本質的な問題か」「どうすれば抜け漏れなく考えられるか」といった視点が業務において非常に役立っています。こうした思考法を実践することで、判断力の向上や誤情報の見極め、さらには問題解決能力の強化につながると感じています。今後はこれらの方法を積極的に活用していきたいと考えています。 提案の要点は? 事業戦略の立案や上層部への提案で重要なのは、「イシューを明確にすること」「論理的な枠組みを構築すること」「根拠に基づいて主張すること」です。これらの要素が、課題の本質を捉え説得力のある提案を行う上で不可欠だと感じています。 実践の工夫は? この理想に近づくため、私は以下の行動を意識して取り組んでいます。まず、業務開始前に「今日のイシューは何か」を自問し、最重要課題を明確にメモにまとめます。次に、資料作成時は「誰に向けて」「何を伝えたいか」「どんな根拠が必要か」を考慮し、構成に工夫を凝らします。また、会議や打ち合わせでは「前提」「論点」「構造」を意識して話すことを心がけ、クリティカル・シンキングの考え方を実践しています。さらに、週に一度業務を振り返り、学びを記録することで知識の定着と応用力の向上を図っています。そして、上司や同僚とのコミュニケーションにおいても論理的な説明を意識し、説得力を高めるよう努めています。 成果への道は? これらの取り組みを続けることで、戦略的な思考をさらに磨き、より高い成果につなげたいと考えています。また、チーム内にクリティカル・シンキングの成果を浸透させる具体的な方法やアイデアがあれば、ぜひ共有をお願いします。

戦略思考入門

内省と戦略で切り拓く未来

戦略の本質は何? 戦略的思考という言葉から、授業内容も論理的なアプローチの『手法』や今回の学びでいう『戦術』と捉えていました。そのため、そもそもの概念や定義が異なっていることに気づかされたのは大きな発見でした。 目標設定はどう考える? 目標やゴール設定が明確でないと、最短で最良の道のりを考えることができないのは当然のことですが、実際に自分の業務で効果的かつスムースな意思決定を行い、上長に企画を通す際に、その点が十分にできていなかったと実感しました。また、周りを巻き込みながら独自性を発揮し、結果を出すためには、常に内省を重ね、多角的な視点で物事を見る習慣が必要だと感じました。 目標再確認はどう? <物事の目標、ゴール設定の再確認> 部署間や他社との協働が多い環境では、双方にとってwin-winとなる目標やゴールが共通認識されているかを改めて確認する必要があります。一つ一つの業務が最終的には同じ目標に向かっているはずであるため、意識的な再確認が求められます。さらに、上長への企画プレゼンも、上長または組織が望む方向性に沿っているかを問いながら、再度見直す必要があります。 調査で把握できる? <スムースな意思決定のためのリサーチ> 他社や他者の状況をよく理解し、リサーチすることで、道のりに差異が生じていないかを確認することが大切です。そのうえで、周りを巻き込む力も必要と感じています。 戦略実践は成功? <日々の業務における戦略的思考の実践> 日常の業務でも、戦略的思考を活用した取り組みは多く存在すると考えています。たとえば、業務の優先順位の決め方にも思考論を取り入れて、実践的なトレーニングに努めたいと思います。また、多角的な視点を持つことは自分の課題であり、これまで経験や感覚に頼って判断しがちだった面を見直す必要があると感じています。より良い道のりを考えるために、どのような視点や切り口で物事を判断するのか、その考えを他者からも聞いてみたいと思います。

クリティカルシンキング入門

論理で切り拓く未来の自己発見

論理の意義は? 論理的思考の重要性はこれまでも漠然と感じていましたが、今回の学びでその具体的な理由を初めて理解できました。自分の考えを整理するだけでなく、正確な意思決定や今まで気づかなかったアイディアを発見するためにも、論理的なプロセスが不可欠だと強く実感しました。 思考の癖はどう? また、自分だけでなく他者にも特有の思考の癖があることに気づかされました。そのため、物事を客観的に見る視点が求められることも大きな学びでした。今後は、自分の思考パターンに注意を払い、より客観的かつ冷静に判断できるよう努めたいと思います。 癖に気づく瞬間は? まず、自分の思考の癖に気づくことの大切さを実感しました。先日の講義での演習を通し、何かを突然問われたときに、過去の経験に基づいて反射的に答えてしまう傾向があると認識しました。物事を客観的に考えるには、自分や他者の無意識の癖を理解し、それを意識的に修正することが必要だと感じました。 前提を疑う意義は? 次に、前提を疑う姿勢の重要性を体感しました。どれだけ客観的に考えようとも、前提がずれていれば議論は的外れになります。仕事の中での判断の際、「その前提は正しいのか」「周囲と共通の認識が取れているか」といった視点を常に持つよう心がけたいと思います。 考えの伝え方は? 最後に、論理的に整理する力と自分の考えを言葉にする力が求められるという点です。自分の中で考えが整理できても、言葉としてしっかり伝えなければ他者と共有することはできません。この点においては私自身も苦手意識があり、今後は客観的に整理した考えを分かりやすく伝えるスキルを身につけていきたいと考えています。 判断のコツは? クリティカルシンキングの重要性を学びながらも、日々の業務で過去の経験に基づく迅速な判断が求められる場面も多いと感じます。それぞれの状況に応じたアプローチについて、他の受講生とも意見交換しながら進めていければと思います。

アカウンティング入門

競合と比較して見えた自社の強みと課題

数字の裏に何がある? 数字の裏に経営戦略や会社が力を入れている部分が見えることが興味深かったです。また、数字の裏にはさまざまな情報が隠れていることも学びました。例えば、材料の原価が低いからといって必ずしも販売原価率が低くなるわけではないなど、その理解には他の部署の知見や情報が非常に助けになることがわかりました。 会社の健康状態をどう理解する? 具体的には、会社のビジネスモデルや経営状況を理解するために、日常的に決算短信などを通して会社の健康状態をチェックするのはもちろん、経営会議や取締役会などに出席してトップがどのような判断をしているのか理解したいと思います。例えば、経常利益率から負債の返済状況を踏まえた健全性のチェックなどです。 海外拠点で何を学ぶ? また、海外拠点のマネジメント業務においては、経常利益率から税率や負債返済状況、販売状況の伸び方などを理解することが重要です。市場で競合他者がどのような戦略で営業活動を行っているのかも把握したいと思います。 競合他社との違いは? 実際に、自社と同じ業界の競合他社のPLを見比べてみました。自社と比べると、売上総利益は競合他社の方が高かったものの、経常利益率は自社の方が高いことがわかりました。これは、国内の親会社の生産・販売規模は競合他社の方が大きいが、当社は海外拠点での売上が大きいためで、営業外収益に持ち株会社の収益が加算されているためです。また、競合他社の製品単価は低いのに売上原価率は高いことも発見しました。これは販売価格が低いため原価率が高くなるということです。 誰から学ぶべきか? 営業の同期に話を聞くことで、競合他社の販売戦略や生産効率性などのリアルな情景を想像することができ、数字と実際のビジネスモデルのイメージがより分かりやすくなりました。また、他の部署や経験豊富な上司に聞くことで理解を深めていきたいと思います。距離の近さや聞きやすさも、改めて会社を見直して良い点の一つだと思いました。

戦略思考入門

効率革命!ROIで賢く変わる現場

ROI重視の意義とは? 今回のケースを通じて、顧客アプローチの優先順位を決定する際、単に売上や利益額だけではなく、投資対効果(ROI)を重視する重要性を改めて学びました。特に、時間配分1%あたりの利益額という客観的な指標を利用することで、感覚に頼らず効率的な意思決定が可能になる点が非常に印象に残りました。ROIが低い顧客に対しては、勇気を持って切り捨てる判断を下すことが、戦略的な思考を促す大切な要素であると感じました。 標準化で何が変わる? また、業務の標準化がもたらすメリットについても学びました。たとえば、レシピや接客、清掃の手順を統一することで、どの店舗においても一貫したサービスと品質を実現し、顧客満足度を向上させることができます。さらに、仕込み・調理工程や在庫管理、新人教育の標準化により、作業効率が向上し、食品ロスや教育コストの削減にも寄与することが明確になりました。 リスク管理の要点は? 標準化は、HACCPに基づく衛生管理やクレーム対応、設備メンテナンスにも効果があり、食の安全性を確保しながらリスクマネジメントを強化する役割を果たします。その結果、非効率な業務を見極め、ROIの高い業務に注力するための客観的な判断材料として機能することがわかりました。これにより、企業全体の収益性向上にもつながると感じています。 品質維持の実践は? 具体的な行動としては、まず全店舗のレシピをデジタル化し、写真付きの標準調理手順書を作成することで、誰もが同じ品質の料理を提供できる体制を整えます。次に、接客マニュアルを動画コンテンツ化し、新人研修に取り入れることで、座学だけでなく実践的なスキルの習得を効率化します。衛生管理に関しては、清掃チェックリストと日報をアプリ化し、リアルタイムでの進捗確認と問題点の共有を実現するほか、主要食材の仕入れから提供までの温度管理基準を徹底し、抜き打ちのチェックを導入することで、食の安全性を確保する取り組みが重要だと学びました。

データ・アナリティクス入門

限界突破!数字が紡ぐ経営判断

仮説検証はどう進める? Gミュージックスクールの採用問題を通して、「仮説立案→データ検証→解決策選択」のプロセスを実際に考える機会となりました。特に、機会コストの概念を用いて「何を諦めるか」を定量的に評価する重要性に気付かされ、データ分析によって感覚的な判断を論理的な根拠に基づく戦略へと変換する価値を実感しました。また、限界に近づいていたある従業員の工数という制約条件下で最適解を導く過程は、現実のビジネス課題の複雑さを改めて認識させ、完璧ではない解決策を採用する経営判断の難しさも感じさせました。 受注と労働はどう連携? 一方、労働集約型の企業においては、顧客獲得と労働力確保が相互に関連していると実感しています。今回学んだデータ分析手法を活用し、営業データ(受注量、案件規模、事業部別実績)と人材データ(残業時間、採用状況、離職率)の相関分析に取り組む予定です。具体的には、受注増加期における人材不足と残業の関係を定量化し、適切な採用タイミングと人員配置の予測モデルを構築することを目指しています。また、機会コストの視点から優秀な人材の流出による売上機会の損失を算出し、採用および定着への投資の優先順位を検討する考えです。 数値で見る採用戦略は? まずは、日々収集している営業データと人材データを統合管理できるダッシュボードを構築し、問題の可視化を図ります。次に、相関分析と予測モデルの検討を通じ、「受注増加期の人材不足が残業の増加、ひいては離職率の上昇という負のスパイラル」にどのような影響があるかを定量的に捉え、適切な採用タイミングを予測するモデルを作り上げます。さらに、戦略的人材投資を実践するために、機会コスト分析によって優秀人材の定着に伴う投資効果を算出し、個別の引き留め戦略を検討します。特定の熟練者への依存構造も可視化し、業務の標準化やスキル継承プログラムの整備により、事業成長と人材確保のバランスをより戦略的に実現する経営体制への転換を目指します。

アカウンティング入門

学びで極める損益の秘密

利益分析ってどう? 損益計算書は、売上総利益から当期純利益までの5つの利益項目で構成されており、各項目の意味や相互のつながりを理解することが重要です。例えば、経常利益が黒字であっても、特別損失の影響で最終的な当期純利益が赤字になる場合があるため、個々の利益の中身に注目する必要があります。また、売上高については単年度の数字だけでなく、過去の推移と比較することで、その変化の背景や要因を読み解く視点が求められます。各利益の数値は、過去との比較や同業他社との水準比較を行うことで、より多角的な収益性の判断に役立ちます。 価値をどう守る? 儲けを考える際には、やみくもに費用を削減するのではなく、自社が大切にしている価値を見極めることが重要です。実務では、具体的な事例に基づいてPDCAサイクルを回すことで、業務改善に結びつけることができると感じました。今後は、日々の業務においてどの指標に注目すれば改善につながるかをより一層意識していきたいと思います。 利益の段階って? たとえば、利益の各段階、特に営業利益や経常利益に影響を及ぼす業務を把握することで、財務的観点から改善すべき業務の優先順位を判断できます。また、複数月や前年同月との比較を心がけることで、単なる「売上」や「請求件数」の数字だけでなく、その意味や背景を読み取る視点が養われます。 黒字と赤字は何で? さらに、経常利益まで黒字でありながら純利益が赤字となる背景を理解しておくと、上司や関連部署との会話時に説得力が増し、経営層や営業部門との議論の際にも信頼感が向上します。KPIの設定や改善レポート作成の際に、損益計算書のどの段階に関係しているかを意識することで、より成果に直結する指標設計が可能になると感じます。 比較で何が分かる? また、同業他社との比較を通じて自社の利益水準や費用構造の違いを把握することで、業務効率の向上やコスト構造の改善につながるという点も、非常に参考になりました。

データ・アナリティクス入門

仮説思考で問題解決力を高めよう

仮説の種類は何? 仮説は大きく2種類に分けられます。まず、結論の仮説はある論点に対する暫定的な答えや予想を示し、一方で問題解決の仮説は具体的な問題を解決するための思考の枠組みとして機能します。このように、まず事実から何が問題かを特定し、次にどこに問題があるかを仮説として立てます。その後、なぜその問題が発生しているのかを仮説に基づいて考察し、最終的にはどうすべきかを明確化します。 仮説思考のメリットは? 仮説思考のメリットは多岐にわたります。内省的な視点を持つことでアウトプットの説得力が増し、課題への意識が高まることで解像度も向上します。また、無闇にデータを探すよりも効率的・迅速に問題を解決する道筋を得られ、アクションの精度も同時に高まるのです。 真因分析って何? アプローチの一例には真因分析やゼロベース思考があります。真因分析は「なぜ」を5回繰り返して根本原因を探る手法で、目的が売上目標の達成であるときには売上の構造を商談数、クローズレート、平均商談単価の掛け算として考えることで、課題を特定します。例えば、クローズレートが低ければ、それは競合に負けているか、あるいは顧客のニーズを十分に捉えていないことが原因として考えられます。それぞれに対策を講じることで、適切な営業活動を促進できます。 真因分析はどう使う? また、真因分析は顧客への業務改善提案にも利用可能です。申請業務に多くの工数がかかる場合、表面的な解決策として人員増加や自動化が考えられがちですが、真因分析をすると記入ミスの修正プロセスの煩雑さや申請者への正しい記入方法の伝達不足といった根本的な原因が明らかになります。 情報整理のポイントは? 現在分かっていることを文章化し状況を整理することが重要です。その後、仮の仮説を立て、それを検証するために不足している情報を洗い出します。追加情報を収集する際は、チェリーピッキングを避け、公平な視点で仮説の有用性を判断していきます。

戦略思考入門

捨てるか残すか心の羅針盤

捨て選びの難しさは? 「捨てること」と「選ぶこと」は、両立が難しいものの、時には顧客満足につながるという視点が印象的でした。 動物排除の効果は? 特に、シルクドソレイユの事例では、動物を排除することで臭いや飼育の制約をなくし、場所の自由度や演出の幅を広げた点に納得感があり、興味深く感じました。 捨て基準は明確? また、不要なものを捨てる際には、判断基準を明確にすることが不可欠であると実感しました。内部の関係者に対しても、「このトレードオフをこう評価した結果、捨てる決定をした」といった論理的な説明が求められると感じます。 最適バランスは? トレードオフの局面では、効用の最大化や最適なバランス(スウィートスポット)の把握が重要であり、場合によっては思い切った集中投資も有効だと学びました。 業務整理は進んで? 現在、仕事の面では、不要な業務を切る・他者に委譲する取り組みが既に実践できており、改善すべき点は大きくないと感じています。一方で、プライベートでは、音楽用品やキャンプ用品の増加により部屋が散らかっており、家の片づけが課題です。 感覚基準はどう? コンマリ式のように「きゅんときたか」という感覚的基準も取り入れながら、明確な判断基準を設定して整理を進める必要があると考えています。また、仕事と家事では判断プロセスが異なる可能性があるため、それぞれに応じた捨てる基準の構築が求められます。 資源活用は難しい? さらに、「不要に見える機能や資源を捨てること」と「既存の資源を組み合わせて活かすブリコラージュ的発想」をどう両立させるかが問われています。捨てる際に将来のブリコラージュ素材まで切り捨ててしまうリスクや、温存しすぎて複雑性やコストが膨らむリスクに対する評価、そして「残す価値がある」と判断する基準に利益や効率以外の要素をどのように盛り込むか、今後の課題として意識しております。

クリティカルシンキング入門

データの切り口を見直して発見した新たな視点

切り口を考える意義とは? 分解する前に切り口を考えることの重要性を再認識しました。切り口を考える際には、仮説を持って臨むことが大切だということを学びました。 データ分析に仮説は必要? 今回の講義の演習には、「切り口を考える」場面が多く含まれていました。これはデータ分析を行う際、多様な視点が必要であることを示しています。そして、「切り口を考える」ためには、現時点での仮説を持つことが重要だと感じました。過去にデータを分析しようとした経験があり、当初はデータの傾向を捉えようとしていましたが、進捗が思わしくありませんでした。しかし、過去の経験から推測を立て、それに基づいてデータを精査すると傾向が見えてきました。この経験は、今回学んだ内容そのものであると改めて感じました。 正誤判断で新たな発見を? 仮説を持ち、切り口を考えてデータを見ることで、自分の仮説の正誤を判断するだけでなく、仮説が誤っていた場合でも、その仮説と実際の結果を比較検討できます。これにより、新たな解釈や仮説が生まれ、データに対する理解が深まるのです。 業務への具体的な応用は? このアプローチは、ソフトウェアの期限切れ対応のコスト分析や障害発生時のデータ分析など、直接的な業務にも応用できます。また、プロジェクト立ち上げ時には、コスト評価や対応内容の妥当性を説明する資料の作成が必要ですが、その際には票だけでなくグラフも加えて分かりやすくしたいと考えています。 仮説を立てることの効果とは? これまで、コスト分析というと、ただ数字をマトリックスやグラフにまとめるだけでしたが、それは単なる事実の整理に過ぎませんでした。今後はデータを整理・解析する前に目的を明確にし、その目的と過去の経験から仮説を立て、その仮説に応じた切り口でデータを整理していきたいと考えています。これにより、わかりやすい資料作成だけでなく、コストダウンの端緒を見つけることができるかもしれません。

戦略思考入門

ROIで学ぶ!経営資源の効果的活用法

何を学んだ? 今週は、これまでの学びを整理し、各週の要点を再確認することに集中しました。以下は、特に自分にとって重要だと感じた部分をまとめたものです。 どう活用する? まず、自社や自身の優れた経営資源を分析し、理解することは重要であり、状況に応じてそれらをどのように活用するかを考える視点が不可欠です。また、個人のリソースには限りがあるため、やることと捨てることの優先順位をつける必要があると再認識しました。惰性で業務を進めるのではなく、判断基準を持ちながら考えることが求められます。そのためには、定量的なエビデンスに基づき、さらにROI(投資対効果)を考慮する重要性に気づきました。 視野を広げるには? さらに、自身の視野狭窄や見落としを防ぐためには、集合知を意識して他者と相談し、意見をすり合わせることが大切です。 現部署の取組みは? 現部署では、既存業務の効率化・高品質化を目的としています。また、新規業務の構築やフロー作成にも関わる機会があり、それぞれに適切な目的や目標設定が必要です。日々のMTや資料作成時にはFWを活用できます。 助けを求めるには? 個人での業務には限界があるため、大きな成果を達成するには周囲の助けが必須です。その際、伝えるべき情報を正確に伝え、納得感や理解を得るには、FWを活用した情報整理やKSF(重要成功要因)や課題の特定、戦略立案が不可欠だと感じました。 新知識の収集は? 新規業務の担当窓口に任命されましたが、未知の業界であるため、新たな知識・スキルを収集し続け、現状の業務フローを理解する必要があります。3C分析を中心に使用して理解度を深め、顧客の潜在ニーズや課題を抽出することを目指します。 習慣化はどうする? 活用方法やタイミングについてはまだ慣れていないため、自分のスタイルを見つけるべく、地道に繰り返し実践して習慣化する努力を続けます。

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