クリティカルシンキング入門

データ分析で見つける戦略のヒント

分析の切り口は? データ分析において、「加工の仕方」「分け方の工夫」「複数の切り口で分ける」という3つのポイントが重要です。分析の結果として何も見えない場合でも、それは失敗ではなく、他の切り口に原因の手がかりがあることを示していると感じました。迷って時間を浪費するよりも、実際に手を動かすことで何かを見つけ出せることがある、という点も非常に心に残りました。また、「MECE」(漏れなくダブりなく)で物事を解析するときには、まず「全体を定義する」ことが重要です。この点についても大きな学びがありました。「漏れなく」という作業がとても大変だと思っていましたが、全体を定義することで範囲を限定できるという考え方に納得しました。 課題はどう解決? 次期中期経営計画で示された経営課題を解決するために、自部門の責任と役割を整理する際にこの考え方を活用したいと思っています。自部門の現状を分析し、その結果に基づいて短期的および中長期的な戦略や戦術を検討します。まず、雑多な業務を抱える自部門を大きく分類し、それぞれを1つの「全体」と捉えて、「MECE」により分析と戦略の検討をしてみたいと考えています。 実行への一歩は? 今進めている、来期の事業計画策定に向けた自部門の現状分析や戦略立案においても、「MECE」を用いた「プロセス分解」を試してみようと思います。特にWEEK2で学んだ重要なポイントを整理して書き留め、繰り返し確認しながら実行に移そうと考えています。

クリティカルシンキング入門

クリティカルシンキングで自分を見直す方法

なぜ客観視が必要? クリティカルシンキングは、自分自身を客観的に見るためのもう一人の自分を作り出すことです。その目的は、何のために考えるのかを明確にし、一歩引いた目線で自分を眺めることで、目的に合った回答ができているかを確認することにあります。 どうして偏見を防止? 私たちは無意識に思考の偏りを持ってしまうことがあります。それを防ぐためには、頭の使い方を知り、反復トレーニングを重ねることが大切です。私は、この6週間、これまでと異なる頭の使い方を意識し、しっかりとトレーニングに励むつもりです。 顧客要求は本質か? 新規事業の立ち上げフェーズでは、顧客要求を整理しながら商品企画を進めています。顧客要求が本当に解決すべき課題に対するソリューションになっているかを確認するため、日々議論を重ねています。顧客との対話を通じて要求を導き出してきましたが、さらに深い議論を重ね、本質に近づきたいと考えています。また、議論が脱線しがちなため、「今日の議論の目的は何か」を常に意識し、必要に応じて軌道を修正したいです。 結論の真意は何? 議論を進める上で意識すべきこととしては、以下の点が挙げられます。まず、今この瞬間の議論が目的に合っているかを確認すること。そして、直感や思いつきで判断していないかを反省し、もう一人の自分がその考えをどう評価するかを考えます。さらに、現在の結論が本当に正しいのか、少なくとも「なぜ」をあと3回考えてみることが重要です。

戦略思考入門

戦略的課題解決: 効果的な一歩を踏み出す方法

戦略はどう学んだの? 講座を通じて、戦略とは目的に向かって効果的かつ効率的に進むための手段であることを学びました。目的が設定され、共通認識を持つことが前提となる中で特に重要だと感じたのは、以下の三つです。 課題をどう見抜くの? まず、課題が発生している部分を明確にすることです。次に、課題解決に向けて適切なフレームワークを段階的に使用すること。そして、優先順位を決めることが重要です。 目的は何を意識? 私自身が常に心掛けたいのは、目的に立ち返ることです。なぜ今この課題解決に取り組んでいるのか、なぜ強みや弱みに対する強化や対策を行っているのかを忘れず、判断するときにはその目的を意識し続けることを目標としています。 活用法はどう検討? 具体的な活用法としては、まず組織編制の際に定量的情報を多く取り入れることにより、効果的かつ効率的な編制を提案していきたいと思います。また、業務設計においては、既存業務で発生するエラーを減らすためにバリューチェーンを活用し、課題の多い部分を特定し、改善を実施することを目指します。 どうやって行動する? これらを実現するために、まずは文字に書き起こし、個人ワークで仮説を立て、その後に正確な情報を周囲から集めて検証していきます。このように行動することで、目的が共通認識され、その達成に貢献できる提案が可能となる環境を整えていきます。したがって、第一ステップとして、文字に書き起こすところから始めます。

データ・アナリティクス入門

未来の問題解決力を養うナノ単科の魅力

問題解決の4ステップとは? 問題解決の4ステップについて確認しました。これらのステップは、問題の明確化、問題箇所の特定、原因の分析、そして解決策の立案です。問題が発生した際には、このフレームワークに従って課題の本質と原因を十分に把握し、それを踏まえた解決策を検討することが重要です。ビジネスではスピード感が求められることが多いですが、原因分析を急いでしまうと誤った解決策に至る可能性があるため、注意が必要です。 仮説設定のポイントは? また、仮説を考える際のポイントには、複数の仮説を立てることや、仮説同士の網羅性を持たせることがあります。決めうちせずに、異なる切り口で仮説を立てることが大切です。仮説は他の可能性を排除した先にあるため、データによる裏付けも重要です。特に社会課題を扱う際には、原因の仮説が「分かりやすい」ものに走りがちですが、常に複数の可能性を視野に入れてデータを検討することが必要です。 フレームワークをどう活用するか? 提案やブレストの際には、今回のフレームワークを取り入れたいと考えています。また、チーム内で問題解決の4ステップを共有し、データの取得方法を数字だけでなく、アンケートや口頭での情報収集など選択肢を広げて検討することも重要です。 仮説設定が重要な理由は? 特にデータ分析では「仮説設定」が最も重要であり、クリエイティブが求められる分野だと感じています。今後、この点を重点的に取り組みたいと思います。

クリティカルシンキング入門

本質を見極める力の重要性

本質的な課題とは? 今の状況において考えるべきことや答えを出すべき問いを「イシュー」と呼びます。イシューを明確にすることで、本質的な課題解決の道筋を立てることができます。また、イシューを明確にするためには、数値という裏付けが重要です。 イシューを特定するポイントは? イシューを特定する際には以下のポイントを押さえましょう。 1. 問いの形にすること。 2. 具体的に考えること。 3. 一貫して押さえ続けること。 話し合いの場で注意すべきことは? たとえイシューを特定しても、気づかないうちにそれが逸れてしまうことがあるため、立ち返ることが大切です。また、一貫してイシューを押さえ続けることを念頭に置いてください。 会議や打ち合わせなどの話し合いの場では、議論が脱線しないように、答えを出すべきイシューを特定し、メンバーで共有して臨むことが重要です。 ミスの際に見直すべきことは? ミスが起きたとき、修正が目的になってしまいがちですが、もっと本質的な部分に目を向けることが必要です。課題解決にあたり、何をイシューとするかを見極める力をつけることが求められます。 データを活用したイシュー特定法は? イシューを特定する際、思い込みからイシューを見誤ると望む結果は得られません。可能な限り数値的根拠をもって特定することを心掛けましょう。具体的な方法として、ピラミッド・ストラクチャーを用いてイシューの書き出しと整理を行うことが有効です。

データ・アナリティクス入門

問題解決の鍵:ギャップを見極めるポイント

問題解決の基本ステップをどう活用する? 問題解決について、「What・Where・Why・How」の段階があることを学びました。これらの段階は場合によっては行き来しながら課題の特定を進めるために用いられます。 定量的なギャップ分析を習慣化すべき? 問題解決において、定量的なギャップを要素分解し、影響度の高い変数を特定する手法は、どのような案件にも通じるため、ぜひ習慣化していきたいと感じました。また、MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)に分解するためのフレームワークについても、既存のものを学ぶ必要があると考えています。 部門間の合意形成はどう進める? 様々な部門の相談案件に対応する際には、まずどこにギャップがあるのかを明確にし、相手の合意を得たうえで進めることが重要です。そして、目の前の依頼内容の解決にとどまらず、その依頼が本質的な事業課題を要素分解した際にどれほどの影響度を持つのかを冷静に判断し、本当に解くべき課題の探索にも応用することが必要です。 「What」から考え始める理由とは? 現状対応中の案件や新規案件に取り組む際には、「How」から入らず、まず立ち止まって「What」からステップを踏んで考えることが求められます。また、あるべき姿と現状とのギャップについては、依頼元としっかりとすり合わせ、共通認識のもとで仕事を進めることが大切だと感じました。

デザイン思考入門

あなたも気づく新授業の扉

講義終了の感想は? 前期の講義終了後、学生アンケートの結果が教員にフィードバックされ、講義改善に生かされる仕組みがあることを改めて実感しました。ゼミの学生からも率直な意見が求められる中、今回の講義を通じて暗黙知の視点の大切さに気づき、複数の教員に授業見学をお願いするに至りました。 主体的授業の課題は? これまでは、学生が主体的に考える授業を目指し、講義形式をできるだけ避けるよう努めてきました。しかし、学生の受講態度や教員の講義手法を観察する中で、自分に不足している視点が多いこと、そして現場には根本的な課題やニーズが多く存在することを痛感しました。 現場で何を学ぶ? 課題の明確化のため、まずは現場に出向き、実際の行動や習慣を観察することが重要だと感じました。観察では、意識されにくいユーザーのニーズや行動の癖を捉え、インタビューではユーザーが自覚している経験や知識を言語化するという違いがあります。 定性分析の効果は? また、定性分析を進める中で、KJ法や付箋を利用した方法を取り入れ、情報の整理やグループ化を行うことの有用性を学びました。具体的には、問題の本質を捉えること、得られた洞察を整理・可視化すること、そしてユーザーの状況や課題に対する解決策の提案を通じた顧客課題説の作成がポイントとなります。 今後の改善策は? 最後に、今後も常にユーザー中心の視点を維持し、検証と改善を重ねる姿勢が必要であることを強く感じました。

データ・アナリティクス入門

正しい問いが導く解決の鍵

何が問題と捉える? 問題解決のプロセスには、まず「何が問題か(WHAT)」を明確にすることが基本であり、その後に課題の位置(WHERE)や発生原因(WHY)、そして具体的な対策(HOW)を検討する流れがあると学びました。 本質はどう捉える? 普段、私は問題が起こるとすぐに「どのように対応するか(HOW)」を考えてしまいがちです。しかし、本質的な解決策を導くためには、まず問題自体を正確に捉えることが重要だと実感しました。その際、基本となる「比較」を行うことで、どの部分に大きなギャップがあるかを見極めやすくなります。 経営結果の謎は? また、年次の経営結果を分析する際も、まず何が問題なのかを探ることが肝心です。例えば、利益が上がらない原因が売上の減少にあるのか、費用の増加によるものなのかを明確にし、どのカテゴリー、どの購買層、またはどの部門に起因しているのかを整理することが求められます。そして、その整理された課題に対してどのような対策を講じるかを段階的に考えていくことが大切です。 問いの作り方は? 最も難しいと感じたのは、問題そのものを見つけ出すための適切な問いを立てることです。正確な問いがあれば、フレームワークに沿って段階的に解決策を導き出すイメージが湧きます。しかし、感度の高い問いが立てられなければ、効果的なロジックツリーを作成することも困難になります。今後は、この問いを立てるコツをより一層習得していきたいと感じました。

クリティカルシンキング入門

思考を鍛える新たな自分への挑戦

批判的思考の重要性は? ライブ授業を通じて、私の思考には偏りがあることを再認識しました。クリティカルシンキングは「批判的思考」と訳されることを受講前から知っていましたが、その批判の対象が自分自身であること、そして自分の思考をチェックする「もう一人の自分」を育てることが重要であることが強く心に残りました。ついつい自分に都合の良い考え方をしてしまいがちですが、常に客観的で批判的に自分に問い続ける姿勢を持ち続けたいと思います。 批判的思考はどう活かす? このような批判的思考法は、様々な場面で役に立つと感じます。私自身、管理職として日々様々な課題を解決し、意思決定を行う必要があります。その際、相手が何を求めているのか、目の前の課題の本質がどこにあるのかを、過去の経験に捉われることなく、常に目的を意識しながら客観的に思考することが重要であると感じました。このプロセスを繰り返すことで、適切な結論を導き出せるようになると思います。 意思決定をどう改善する? 意思決定の場面では、以下の点を意識して行動したいと考えています。まず、目の前の問題を構造化し、ロジックツリーを使ってアウトプットしてみること。そして、「だから何? なぜそうなるの?」と自分に問いかけ、批判的に見直すことで客観視します。また、自分の意思決定プロセスをアウトプットし、結論だけでなく、その結論に至るまでの考えを意識的に説明し、言語化することで理解を深めていきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

日常のバイアスから解放される思考の旅

クリティカルシンキングとは? クリティカルシンキングは、すべての知識の土台となる基礎OSのようなものであると理解しました。人は「考えやすい事」や「考えたい事」を考えてしまうという思考の偏りがあることを学びました。人の発想は本来「自由」であるにも関わらず、自らに自らで思考の制限をかけていることも実感しました。物事を分解することの重要性も強く感じました。 普段の仕事に潜む偏りは? 自分自身の普段の仕事の進め方や物事の捉え方が、思った以上にバイアスがかかっていると気づきました。LIVE授業の最後の質問コーナーで、先生が意識されている「枠組みを考える」というお話が印象的でした。 また、他部署へのプレゼンテーションや説明、課題解決のためのヒアリング、資料作成、進捗報告、MTGの組み立て、営業計画策定、確認・把握、改善提案、業務フロー作成など、さまざまな業務の中で学びました。クリエイティブの制作や広告出稿計画の代替案の提案・改善案の提案も行いました。 どうやって確認を見直す? 「勢い」や「スピード」にまかせきらないことが、自分の強みでもあり弱みでもあると気づきました。今一度「立ち止まる」こと、「分解」すること、「前提」や「慣習」を疑い「考える」ことを大切にしていきたいと思います。アウトプットを発信する前に、これまで以上に確認すること、確認する際は少し時間をおいてみたり、見方の角度を変えるような行動を取ることが重要だと感じました。

デザイン思考入門

共感から生まれる深い問いの力

なぜグループにまとめ? 仕事でお客様の会社において、事業部、部門、部署、チーム、そして個人といった多様な単位でヒアリングを実施しています。各単位で個別に課題を抽出し解決策を検討するというよりも、各々の課題をコーディングし、小グループとしてまとめる手法に取り組みました。その結果、企業全体のインサイトがより明確になったと感じています。同じ課題であっても、観る角度や背景が異なるため、捉え方に違いが生じることを実感しました。 どう問いを工夫する? また、ヒアリングやアンケートで得られたキーワードや文章をコーディングする際には、自身の考えや先入観を持ち込まないよう注意しています。適切な問いの立て方が非常に重要で、オープンクエッションを用い「WHY」を投げかけることで、目先の要求だけでなく、根底にある不自由さや真の要求を引き出すことが可能となります。問いを設定する前に、事前調査や自身の体験を通じた共感を得ることで、相手の立場に立った一歩踏み込んだ質問ができると感じました。 なぜ共感が大切? 事前調査や経験による共感、そしてその共感に基づく一歩踏み込んだ問い、さらにヒアリングやアンケート調査で得た定性的な結果のコーディングを通して、課題とインサイトを明確化するプロセスは、相互に連携して作用しています。深い共感があれば、より深い問いが実現し、結果としてユーザーや生活者の深層心理を引き出し、課題とインサイトの発見へと結び付くと実感しています。

データ・アナリティクス入門

仮説で切り拓く学びの軌跡

仮説の基本的な意味は? 仮説とは、ある論点に対する一時的な答えを意味します。仮説を立てることで、説得力が向上したり、日々の課題に対する意識が高まったり、業務のスピードアップにもつながります。仮説には、結論に向けたものと、問題解決のための「どこで」「なぜ」「どうやって」といったステップに基づくものがあります。また、時間の経過により仮説の内容が変化することも考えられます。 仮説検証はどう進む? 仮説を構築する際には、まず複数の仮説を立て、各仮説が網羅的であるかを確認することが重要です。思いつきや直感、単一の数字だけで決めつけず、様々な切り口やフレームワーク(たとえば4Pなど)を用いて検証することが求められます。さらに、必要なデータが何か、どこにあるかを探りながら、証明可能なデータやアンケート、インタビューなどを通じて仮説を補強することも一つの手段です。 過去経験はどう活かす? これまでの経験や目の前の数値だけに頼る傾向がありましたが、初めに様々な可能性を洗い出しておくことで、全体のスピードアップや説得力が大幅に向上することを実感しました。また、3Cや4Pといったフレームワークは、実際の業務でどのような視点で分析を進めるべきかを検討する上で有効であると理解できました。調査依頼を受けた際には、目的に応じた適切な指標を考え、複数の仮説を立てることで、分析の軸を明確にし、必要なデータの所在を把握していくことが大切だと感じています。

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