クリティカルシンキング入門

思考の偏りに気づき、次の一歩へ

思考のクセ、どう認知する? クリティカルシンキングを身に着ける上で、今の自分に特に足りていないのは「思考のクセや偏りがあることの認知」だと感じました。課題解決に対する打ち手を考える際、「どうせこれで合っている」「自分の考えは間違っていない」と決めつけてしまうことが多いため、自分の考えには癖があるのです。これを客観的に見つめ直し、時には他者からのフィードバックを通して改善していきたいと思います。 求職者から学んだことは? 具体的に、自身の思考の偏りを実感した場面として、求職者がある企業に入社を決めた理由について「入社後のイメージが湧いたから」と話していたことがあります。私はより給与や休日の多い別の企業を選ぶのが当然だと思い込んでいたため、他の価値観も大切にされることを改めて認識しました。この経験から、求職者からの応募を集める広告作成の際、給与や休日だけではなく別の視点も重要だと気づきました。この学びを活かし、思考の偏りを避けるために、「自分だけの考えで決めつけていないか」「他に方法はないか」を自問自答しながら意思決定を進めたいと思います。 思考の認知がもたらす効果とは? 「思考のクセや偏りの認知」は課題解決の場面や社内外のコミュニケーションで役立つと考えています。各場面での具体的な効果は以下の通りです。 【課題解決のための打ち手立案】 ・自分でも気づかなかった課題の要素に気付ける。 ・1つの案だけでなく、予備案を用意できることで、課題解決の可能性が高まる。 【社内の別部署とのコミュニケーション】 ・相手の立場を考え、必要な情報収集や前提の共有ができ、納得感の高いコミュニケーションが図れる。 【クライアントとの打ち合わせ】 ・相手の発言の背景を理解しながら話を進めることで、必要な情報提供ができ、合意に至る可能性が高くなる。 思考の偏りを減らす取り組み 以下の具体的な取り組みを実施したいと考えています。 ・課題解決時にはロジックツリーを用いて要素を分解し、「本当にMECE(漏れなく重複なく)か?」と自問自答する。 ・自分の考えを上司や同僚に相談する。 ・原因を探る際には「なぜ」を少なくとも3回繰り返す。 ・結論だけでなく、その結論に至ったプロセスに着目し、相手がいる場合はその内容を共有する。 ・コミュニケーションの際は必ず会話の前提を意識し、「相手に正しく伝わる言葉選び」を心がける。 これらを実践することで、思考の偏りを減らし、より効果的な意思決定ができるようになると確信しています。

戦略思考入門

戦略的思考で未来を切り拓く

戦略的思考とは何? 『戦略的思考』とは、適切な目標を設定し、現在地から目標まで最短・最速で到達するための道筋を描き、それを実行することを意味します。この思考方法は、効果的な意思決定と行動を支えるものです。 現状と目標は? まず最初に、現在の位置を明確にし、目標をはっきりと定めます。多角的な視点、すなわち鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目を駆使して状況を把握し、短期から長期にわたる視野で計画を立てます。このプロセスでは、計画的な戦略だけでなく、創発的な戦略も重要です。この創発的戦略を誤解して目の前の課題を逃れないよう、慎重に目標設定を行うことが求められます。 行動の取捨選択は? 次に、「やること」と「やらないこと」の整理が必要です。これには、必要なことと不必要なことを明確にする棚卸しが含まれます。最初のステップが確立されていないと、具体的な行動に誤りが生じる可能性があるため、注意が必要です。この段階で、個々の選択には細かい要素(what, where, why, how)が存在するため、言語化できるレベルまで熟考します。この過程は特に現代の変化の中で重要であり、自分自身も課題として意識しています。 自分の強みは? さらに、強みと弱みを分析し、独自の強みを見つけ、それを伸ばしていくことが求められます。単なる感覚ではなく、戦略的な筋道を立てて強みや独自性を導き出せるようになりたいものです。強みは時と状況に応じて変わる可能性があるため、戦略的に強みを活用できることが理想です。 自部署の貢献は? 現在、新しく立ち上がった部署で働く中で、大まかな方向性はあるものの、確固たる計画がないため、目先の課題に追われる現状があります。そのため、与えられた戦略にただ従うのではなく、全社の理念や明確な数値目標をもとに、自部署がどのように貢献できるかを自主的に考えることが重要であると感じます。 方針はどう理解? 具体的には、まず全社の方針を正しく理解し、自分自身で深く考えることから始めます。上司や同僚からの情報を参考に、なぜその方針が立てられたのか、どの方向を目指しているのかを掘り下げます。次に、その理解をもとに自部署のあり方や貢献の方法、どのような数値目標を設定し成果に結びつけるべきかを考えます。 どう成果を出す? これらを考慮しつつ、部課長クラスへの提案や新たな業務の提案、半期ごとの目標設定などを行っていくことで、最終的には成果に結びつけられると考えます。

戦略思考入門

戦略思考で最速・最短を目指す学び

戦略思考とは何か? 「戦略思考とは?」が最も記憶に残りました。さまざまな課題や目標に直面する中で、解決・達成のための道筋を考える際に、何を選択するべきかが重要です。特に、「最速・最短」且つ「効率的」に答えにたどり着く方法を学びました。この「最速・最短」でたどり着くという点が、自分の中で大きなキーワードになりました。 フレームワークの効果的な活用法は? 自分だけでなく、他者を巻き込んで物事を整理する際には、有効なフレームワークを活用することで、時間短縮および有意義な議論が可能になります。自由に議論を始めると活発な意見は出やすいものの、論点がずれやすくなるため、効果的にフレームワークを活用したいと思います。 本質を見極める力の重要性 何事においても「本質を見極める力」が大事です。身近な例を挙げると、役員や優秀な上司との会話では、相手の意図を会話から汲み取る力が求められますが、これは戦略思考で学んだ本質を見極める力と同じだと実感しました。 学習を効率化するには? 【学習を継続するために】仕事と同様、「後でまとめてやろう」と思っていると、やるべきことが雪だるま式に増えてしまいます。一方、毎日コツコツ学習することも、大人特有の学習阻害要因によって再確認に時間がかかることがあります。最終的には「キックオフから最短の日付に、寝る前に1時間を使う」方法が最も効果的に知識を定着させられるのではないかと感じています。自分の得意な学習方法を活用して、戦略的に「最短・最速」でゴールを目指したいです。 仕事へのフレームワークの応用法 【仕事に活用するために】私は、メモ化したフレームワーク一覧をいつも使うデバイスのポケットに収納し、少しはみ出した状態にして、無意識的に目に入る環境を作っています。フレームワークに囚われすぎてユニークな発想が難しくなることもありますが、他者との議論で方向がバラバラになりそうな時や物事の整理が必要なときには積極的に活用し、時間効率を意識したいと考えています。 環境問題への対応は? 業界特有の事情で「ありたい姿」を思い描くことが難しいと感じることがあります。私の業界はイベントリスクが高く、過去にはさまざまな出来事に大打撃を受けました。今後は、環境問題の側面からも業界の存続危機が考えられます。今回学んだ「シナリオ・プランニング」は、今の状況で最も活かせると感じています。今後は関連書籍などでさらなる深掘りを行い、自身のキャリアプランにも活用したいと思います。

戦略思考入門

旅行業界を変えるナノ単科活用の秘訣

戦略とは何か? 「戦略」とは、企業や事業が目的を達成するために持続的な競争優位を確立するための構造化されたアクション・プランです。限られた資源(ヒト・モノ・カネ)を活用し、可能な限り最速で目的に到達するための道を描く補助が「フレームワーク」です。各フレームワークにはそれぞれ目的や用途があり、自社のビジネスに関連する情報を多面的に収集し、物事の本質を見極め、全体の整合を取りつつ目標を効果的に達成する方法をシステマチックに考えることが「戦略思考」と言えます。 何を優先するべき? 目標達成においては、「やるべきこと」だけでなく「やらざるべきこと」を判断することも重要です。さらに、他社との差別化を考える際には「実現可能性」と「持続可能性」も考慮する必要があります。 異文化理解の意義は? 私は、平和産業である「旅」を通じて異文化を理解し体験することで、争いの抑制に貢献したいと考えています。これを通じて、世界という壮大な学びの場で、より多くの人が楽しみながら世界を知り、平和について考えるきっかけを提供し続けたいと考えています。 社会貢献と利益の両立は? 現在、私は訪日旅行営業本部に所属しており、オーバーツーリズムや地方創生、震災復興といった持続可能な観光に関わる課題を解決したいと考えています。しかし、会社としては社会貢献だけでなく、売上や送客といった結果も求められます。この両立をどう図るかが課題です。 現状把握と学び方は? そのためには、現状の旅行業界が置かれている状況を理解し、自社がその課題に注力する必要性を分析し、これまで学んだフレームワークを活用して効果的にアプローチする必要があります。そして、周囲を納得させ、共に動いてもらうよう働きかけることが大切です。日々の業務はイレギュラーが多いため、休みの日にまとめて学習を行っています。まずは動画を視聴して全体の流れを把握し、次に動画を繰り返し視聴しながら内容を要約・まとめることで知識を定着させる方法が自分には最適だと感じています。 学びをどう活かす? 以前からGLOBIS学び放題にも加入していましたが、期限や締切がある方がより意欲的に取り組めるため、毎月視聴する動画を計画し、学んだ内容を自社や業界に応用する計画を立てて実践しています。また、すでに策定されている中期経営計画の読み込みと理解も行っています。今後もGLOBIS学び放題の継続と、データ・アナリティクスとアカウンティングのナノ単科の受講を続ける予定です。

デザイン思考入門

デザイン思考で本質を見つめる

デザイン思考の目的は? デザイン思考とは、人間中心設計のアプローチを体系化し、どのようなステップを踏んで実践していくかを示すプロセスです。まず、ユーザーの行動や感情を観察し、実際に体験するなどして、彼らが抱える課題やニーズに共感し、本質的な問題を明らかにすることが重要です。その上で、数ある課題の中から、イノベーションに結びつく本質的な問題を見出すことがポイントとなります。 なぜ解決策が重要? また、解決策のためには、アイディアを幅広く発散した後、最適なものを選別、具体化し、ユーザーからのフィードバックを受けながら改善を重ねるプロセスが求められます。こうした試行錯誤や開発者とユーザーとのインタラクションにより、単なる技術やプロダクトアウトの発想ではなく、顧客体験から新しいイノベーションを創出することが可能となります。 調査の本質は何? 私が現在関わっている調査研究業務の支援では、直近で手がける調査企画において、本質的な課題が何かを再確認することが大切だと感じています。関係者へのヒアリングや検証方法の検討を通じ、解決策がどのように次の施策へと反映されるのかを、常に意識しながら作業を進めています。 議論はどこで迷う? 講義を受けた後の振り返りでは、現場で本質的な課題について合意を形成することが難しく、「とりあえず手がけられる解決策」へと流れてしまうことが多いと実感しました。誰に向けた施策を,どのタイムラインで求めるのかによってゴールが大きく変わるため、解決すべき対象を明確にし、本質を見失わないように議論を深めていく難しさを感じています。 行動促進の鍵は? 直近では、勤務している大学の研究室で実施しているプロジェクトに関連し、ある行為を習慣化してもらうための要因や、心情的なプラス効果がどう特定の行動促進につながるかを、デザイン思考の視点で分析することを模索しています。調査企画を進めるにあたり、仮説、調査設計、調査票設計の各段階で、本質的な課題がしっかりと捉えられているか再度検討したいと思います。 知識整理の実践は? さらに、デザイン思考について他書籍や学んだ内容を資料や文章としてアウトプットしながら、知識を整理・定着させたいと考えています。将来的には、医療現場でのインタビューや現場調査の際に、広く不満やニーズを収集し、そこから本質的な課題や心理的なインパクト、行動への制約を理解するためのプロセスにデザイン思考の要素を取り入れることが目標です。

マーケティング入門

受講生が紡ぐ市場戦略のヒント

新商品の普及はどう? 新商品が普及するためには、将来のアイデアや技術と比べたときの比較優位性、生活の変化に過度に影響を与えず採用されやすい適合性、使い手にとって分かりやすく易しいわかりやすさ、実験的な使用が可能な使用可能性、そして周囲にその存在が明確に観察される可視性の5つの要因があると学びました。 新市場はどんな印象? また、新しい市場を開拓する商品については、売れるかどうかは顧客が持つイメージに大きく左右されるため、まずは顧客の声に耳を傾け、その心理を丁寧に理解することが重要であると感じました。 多様化への対応は? さらに、現在の多様化する市場環境に対応するためには、従来のマスマーケティングから脱却し、客層やニーズを絞った戦略が、より魅力的な商品創出と経営資源の効率的な活用につながると理解しました。 マーケティング戦略は? マーケティングミックスにおいては、製品戦略、価格設定、流通チャネル、そしてプロモーションの各要素が重要な役割を果たしています。製品においては、コア価値となる製品そのものだけではなく、パッケージやデザイン、アフターサービスなどの中間付随的な価値も考慮し、顧客のニーズを満たす良い製品・サービスを開発することが求められます。価格はコストや製品の価値、競合の価格を踏まえて適切に設定し、流通では販売場所やチャネルの特性、顧客の動機づけを意識する必要があります。さらに、プロモーションは製品の魅力を伝えるコミュニケーション戦略として、内容や媒体の選定が重要な課題となります。 具体例で確認する? 具体的な事例として、飲料業界において新商品の普及が難しい背景を踏まえた取り組みも印象的でした。ある自社レモン飲料では、20〜40代の幅広い層をターゲットとし、特に女性に定評のあるレモンのイメージを活かしながら、むくみ解消という具体的な課題にフォーカスして製品開発を行っています。ヘスペリジンを配合した製品は、通常品よりも若干高い価格に設定されながらも、適切な販売チャネルで提供され、ホームページや口コミを通じたプロモーション手法が効果的に機能していると感じました。 実態調査の意義は? 商品開発にあたっては、コンビニや量販店で露出されている商品の調査、食品に限らずバイヤーからの意見収集、そして流通における競合の価格設定、特売頻度、露出度、キャンペーンなどを調査することが、今後の戦略を考える上で大きなヒントになると実感しました。

戦略思考入門

技術が拓く戦略の全体像

現在地とゴールは? これまで一週間ごとに学んできたフレームワークや概念が次第に結びつき、戦略思考の全体像が見えてきたと感じました。全体像を捉える過程では、まず自分の「現在地」を正確に把握し、目指すべき「ゴール」を明確に設定することが重要だと理解しました。 取捨選択の意義は? ゴールへの道筋では、学んだ差別化の手法を活用し、何を行い何を捨てるかという取捨選択が不可欠です。これらの判断やプロセスの根底には、市場の動向や事業の経済性―具体的には規模の経済性、範囲の経済性、ネットワーク経済性といった要素―を捉える視点があることを再認識しました。複数のフレームワークを駆使することで、一連の流れがより明確に整理されると感じています。 市場メカニズムは? また、市場のメカニズムを理解することは、競争の力学や自社の強み、そして新規参入の際の機会や障壁といった辺りについて、深い洞察を得る上で非常に意義あるものでした。こうした知識は、戦略立案の際の差別化や取捨選択の判断、さらには最終的なゴール設定に対しても、客観的で効果的な意思決定を下すための基盤となります。 技術は手段か? 一方で、エンジニアとして身につける技術や知識は、目的そのものではなく、ビジネスで何を成し遂げるかという目標に沿って活用するための「手段」に過ぎないと痛感しました。技術的に正しい選択が必ずしもビジネスとして最適とは限らず、市場環境や利用可能な資源という文脈の中でその真価が引き出されるのだと感じます。 技術と目的の調和は? 今後は、「技術はあくまで手段である」という視点を持ちつつ、利益創出やコスト最適化などのビジネス上の目的と技術的取り組みとのバランスを意識していきたいと思います。エンジニアとして専門性を高めるために、さらなる技術習得や知識の深化に努め、多様なフレームワークを駆使して問題解決や価値創造に寄与できるよう、着実に「手札」を増やしていきます。 利益構造の理解は? また、自社の利益構造や業界全体の動向、市場のメカニズムをより深く分析することで、技術や知識がどの場面で最大の効果を発揮できるかを見極め、その「ビジネスの文脈」を正確に理解していくことも大切であると感じました。 学びをどう活かす? これらの学びを基に、具体的なビジネス課題や目指すべきゴールに対して、最適な技術と知識を適切なタイミングで選択し、実際の行動に移すことで、事業に主体的に貢献していけると確信しています。

データ・アナリティクス入門

複数仮説が照らす未来への一歩

仮説の意義は何? 仮説とは、ある論点に対する一時的な答えであり、課題解決のプロセスではまず「what(課題の特定)」を行い、その後「where(どこに問題があるか)」を考えることになります。 問題点はどこ? どこに問題があるかを検討する際、ポイントは以下の2点です。まず、必ず複数の仮説を立て、いずれかに固執しないようにします。次に、各仮説に網羅性を持たせることが重要です。今回の学びでは、例えば「レッスン内容」「レッスン代金」「立地や日時」「販促方法」といったサービスの各要素をあらゆる角度から洗い出すイメージでした。また、3Cや4Pといったフレームワークに触れることで新たな視点を得ることができました。 仮説の種類は? さらに、仮説には主に2種類があると学びました。ひとつは、ターゲット層の拡大などの結論に関する仮説、もうひとつは問題の原因や解決策を具体的に検討する問題解決の仮説です。後者は「where:問題の箇所を仮定する」「why:その原因を推測する」「how:解決方法を検討する」という順序で考え、筋道を立てる手法でした。 アンケート結果は? 社内で実施する教育後のアンケートでは、解答直後にアプリが提示する円グラフから、何が問題か(what)の部分を大まかに把握することができます。その後、回答者の属性や状況を踏まえ、できるだけ網羅的に「where」を洗い出すために仮説を検討します。4Pの観点では、教育内容、コスト(ここでは時間や労力)、実施方法や時間配分、連絡手段などを考慮した仮説となります。 事前整理の効果は? このように事前に分析の視点を整理しておくことで、設問作成もスムーズに進められ、必要なデータを最初から集めやすくなると感じました。 結論仮説の重要性は? また、業務で用いている仮説の中では、特に結論に関する仮説が重要であると改めて実感しました。直近で実施する意識調査の分析にあたっては、複数の結論の仮説を立て、その理由を深く考えた上で、使用するデータ項目を決定し、最終的に対策案を立案する流れを実践する予定です。最終提出前には、自分の仮説が他の仮説と矛盾しないかも確認し、他者の視点を意識することで、更なる精度向上を目指したいと思います。 実践活用はどう? また、6月に実施する教育後アンケートでは、これまでの気づきを反映し、より実践的な思考ツールとして活用できるよう努めていきたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

ゼロからプラスへ実践で拓く未来

どうして実践は難しい? ありたい姿と現状のギャップを何度も意識しているものの、実際に実践するのは非常に難しいと感じました。その中で、マイナスをゼロにする問題解決とゼロをプラスにする問題解決の違いに注目し、後者ではありたい姿をステークホルダーと共有することが重要という点がとても印象に残りました。デジタル技術が進む現代においては、問題発見力が一層求められる中で、TOBEを構想する力だけでなく、その構想について関係者と認識を合わせる共感力の重要性を再確認する機会となりました。 どの分析で理解する? また、what、where、when、whyのフレームを問題分析に取り入れるというシンプルなアイデアは、これまであまり意識してこなかったため、新鮮な学びとなりました。自分で活用する際も、他の人に説明する際も非常に分かりやすく、実用性が高いと感じています。 ロジック知識はどう? ロジックツリーやMECEのフレームについても、改めて説明を受けることで新たな気づきがありました。特に、層別分析と変数分析のジャンル分けは、普段無意識に行っていた部分が大きかったため、今後は意識的に思考のスイッチングに活用していきたいと考えています。 基本はなぜ大事? さらに、GAiLのセッションを通じて、経営における基本を徹底すること、すなわち凡事徹底の重要性を実感しました。WEEK0で学んだ事例に倣い、慣れや直感に頼らず、都度基本に立ち返って自分の手法を客観的に見つめ直すことが必要だと感じました。 切り口をどう捉える? また、さまざまなフレームワークや切り口が存在することから、情報を学べば学ぶほど実践時にどれを採用すべきか迷うこともあります。しかし、生成AIをパートナーにすれば、自分が直面する課題に対して最適なツールや切り口を模索する際の有力なサポートになると新たな活用方法を見出しました。 改善策は何か? 具体的な今後の改善点としては、まず凡事徹底のために自分が立ち返る教科書として本棚を見直すことから始めます。次に、ロジックツリーの活用については、自分が使用しているアウトライナーの新たな用途として、思考整理に取り入れ、層別と変数の切り替え(国語的分解と算数的分解)を意識して活用していきたいです。さらに、分析を始める前に一度立ち止まり、生成AIとともに最適なツールと切り口を検討することで、より効果的な問題解決のアプローチにつなげられると考えています。

デザイン思考入門

実践フレームで未来の地図を描く

何を試したの? 某自動車メーカーの研究所向けに、若手研究者がシステム開発の上流工程を体験できるワーク題材として、いくつかのフレームワークを試してみました。まず、ユーザーの生活の質を向上させる自転車ライフのコンセプトづくりにおいて、ペルソナの共感マップを作成して課題を整理し、KJ法を活用して具体的なコンセプトを検討しました。そのうえで、理想の一日をシナリオ化し、ジャーニーマップを作成することで新たなユーザー要求を引き出す試みを行いました。また、雨の日でも快適に使える自転車の実現を目指し、SCAMPER法を用いて必要な機能を洗い出し、システムモデルを描くことで、思考過程や要素間の関係を明確に整理する工夫にも取り組みました。 成果に満足? 今回の取り組み全体を通して、複数のフレームワークを活用しながら具体的なユーザーシナリオを構築できた点が大変良かったと感じました。さらに、実践を重ねる中で得た気づきが、今後の新規事業開発案件に向けた実践的な適用に大いに生かせると感じています。個々のフレームワークが全体像にどのようにつながるかを改めて整理すると、さらなる理解が深まると考えます。 どう結び付けたの? また、ペルソナから得たインサイトをどのようにコンセプト設計に結びつけたのか、詳しく振り返ることも有意義です。同様に、SCAMPER法で洗い出した機能がどのようにユーザー体験の向上につながるのか、さらなる考察を進めると良いでしょう。 ポイントは何? これまでの実践を通じて、いくつかの大切なポイントに気づきました。まず、ユーザー要求を満たすためのアイデア出しでは、要求の抽象度を適切に調整することが不可欠であると実感しました。要求の抽象度を下げることで、具体的なアイデアが出しやすくなるという点です。次に、まず要求そのものを整理し、その後で機能へと段階的に展開していく方法が効果的であることを学びました。これにより、いきなり機能や物理的な要素に飛び込むことなく、整理がしやすくなると感じました。さらに、SCAMPER法を活用して洗い出した機能を再び抽象化し、要求ごとに整理し直すと、全体像が明確になり、機能の方向性が一層見えやすくなることを体感しました。 次の一手は? 今後の新規事業開発案件においては、今回の経験を踏まえ、フレームワークとシステムモデリングを活用しながら、思考の整理と抽象度のコントロールを意識して進めていきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

業務や日常で成果を出すための課題設定のコツ

イシュー設定はなぜ重要? イシューの設定は、考える範囲を決め、追うべきKPIを明確にするために重要だと感じました。今回の課題の中で、「営業のチームリーダーだったらどの問いを設定すべきか」というクイズが特に印象的でした。例えば、100年後のあるべき姿や今年度の契約というのは上長が検討すべき課題であり、チームリーダーとしては来月の売上について検討すべきとされることが答えでした。 視座を高めるための方法 本講座では、視座を変えることや上長への説明を行う際に、上長が気にしているポイントを押さえる必要があると学んできました。しかし、課題解決策を具体的に検討する際には、範囲を定めないと議論もまとまらず、効果も出にくい施策となるのだと感じました。 【ディスカッション後の追記】 なぜやるのかを考える際には、視座を高めたり変えたりする必要がありますが、自分が影響を与えられる範囲で課題を設定することが大事です。影響を与えられない課題を設定してしまうと、効果を出すことができません。また、課題を正しく設定するためには、Week1~4の学びを生かし、ロジカルに説明ができる課題を設定することが重要です。それにより、関係者がなぜその課題を解決する必要があるのかを理解しやすくなり、議論も前に進みやすくなると考えました。 会議の目的をどう設定する? 会議の目的の設定についても、ただの進捗報告になりがちであるため、その会議で解決すべきことを設定することが重要です。たとえば、来月の目標達成のために取りうる手段の洗い出しや、優先順位の決定、目標の見直しなどがあります。また、営業やプロダクト改善施策の検討においても、具体的なイシューを設定することが求められます。例えば、店頭での来月の売上を伸ばす方法や操作性を上げる方法などです。 まずは解決すべきイシューが何なのかを明確にすることから始めます。業務だけでなく日常生活の中でも意識して、定着させたいと思います。また、業務でメンバーや関係部署から提案された内容を確認する際にも、何を解決すべきなのかを明確にした上で議論するようにします。 【グループワーク後の追記】 具体的には、以下のような例があります。 - 現在3歳の娘に対する悩み - 進めている家購入で解決したいこと、かけられる費用 - 家計管理で目標達成するには これらに関しても、一歩立ち止まってイシュー設定から見直してみたいと思います。

戦略思考入門

競争から抜け出す差別化戦略のヒント

誰に差別化すべき? 差別化について考える際、「誰に対して差別化を行うのか」を明確にすることが重要です。多くの人が、「差別化 = 競合他社との差別化」と考えがちですが、ビジネスにおける戦略は単なる競合への対抗ではなく、顧客に自社を選んでもらうためのものである必要があります。そのため、自社のターゲット層をしっかりと特定し、その層に響く差別化の施策を考える必要があります。 他業界も見るべき? 差別化の施策を考える際には、他業界にも目を向けることが大切です。つい自社と競合他社だけにフォーカスしがちですが、異業種の企業も顧客の選択肢となることがあります。そのため、業界を超えた競合を把握し、差別化に取り組むことが求められます。 施策は実行可能? また、施策の実現可能性と模倣困難性も重視すべきです。どれだけ優れたアイディアでも、企業のリソースやスキルで実現できなければ意味がありません。また、簡単に真似されてしまうような施策では効果が薄いです。そのため、自社で実行可能であり、かつ他社が容易に真似できない施策を考え続けることが重要です。 戦略の見直しは? 我々の会社は、かつて業界内で優位性を保っていましたが、競合製品の普及や低価格化の流れによってその優位性が失われつつあります。VRIO分析を行った結果、競争劣位か競争均衡のレベルに留まっていることが分かり、新たな戦略を考える必要があります。社内では、製品開発のアイディアを全社員から募るシステムを活用して、競合他社の製品情報や顧客のニーズを把握し、差別化のアイディアを積極的に提案していきたいと考えています。 競合はどう捉える? さらに、私が携わるオウンドメディアの運営でも、多様な企業が同じテーマでメディアを展開しています。そのため、競合となり得るメディアをしっかりリサーチし、差別化を図る必要があります。特に、顧客の疑問を解決する専門知識や、実際の製品使用による課題解決の事例紹介を強みとして生かしていきたいです。 常に考え続ける? 差別化のアイディアを即座に出すのは難しいと感じますが、考え続け、アウトプットを続けることでスキルは育つと信じています。小さなアイディアでも思いついたら積極的に発言し、フィードバックを得ることでより良い施策にしていきたいと考えています。他人と意見を交わしながら考えることを習慣化し、個人の成長と共に会社の成長に貢献していきます。

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