データ・アナリティクス入門

受講生が綴るリアルな学びストーリー

仮説立ての理由は? 問題解決にあたっては、まず4つのステップに沿って検証を進めることが大切です。特に、データを見た段階で早急な結論に飛びつくのではなく、まず仮説を立て、その仮説を検証するプロセスを欠かさないようにしましょう。データはその見せ方によって印象が変わる可能性があるため、作成者の意図に左右されずに正しく理解することが求められます。また、フレームワークを効果的に活用することで、検証漏れや盲点の発見にもつながります。 分類・比較の意味は? 分析の基本原則としては、「分類して比較する」という手法が重要です。各データの確からしさや抜け漏れ、見逃しがないかを確認するために、データを適切に分類し、条件をそろえて比較する工夫が必要です。データをそのまま受け入れるのではなく、仮説を立てながら検証する姿勢を保ち、多様な分析フレームワークを活用することで、思い込みを排除して正確な評価が可能となります。 比較意識のポイントは? さらに、分析の際には分けて比較することを常に意識してください。比較対象を同じ条件の下で整理することで、普段気づかない新たな視点を得ることができ、より納得のいく分析結果に繋がります。 重要ポイントとは? 最後に、これからデータと向き合う上で絶対に忘れてはならないポイントを挙げると、まず「分けて比較する」という基本原則、次に仮説思考、そして What、Where、Why、How の4ステップに沿って考察することです。これらを意識することで、より論理的かつ的確な分析が実現できるでしょう。

クリティカルシンキング入門

思考を深める3つの視点と実践法

思考はどうチェック? クリティカル・シンキングを育てる上で最も重要な気づきは、自分の思考を定期的にチェックする習慣の大切さです。私たちは身近な物事に目を向けがちですが、「3つの視」を活用しつつ、主語を変えることで自身の考えが網羅されているかを客観的に確認していくことが必要だと感じました。 目的って何故大切? また、目的思考の重要性も再認識できました。仕事で問題解決を図る際、事象が複雑に絡み合うと、その一部にのみ集中しがちです。「自分たちは何のためにこの作業をしているのか?」や「なぜこれが最重要課題なのか?」と自問し、明確な状態で上司とコミュニケーションを図ることが大切だと思います。 施策のリスクはどう? 私の仕事では、新しい施策を立案する機会が多いため、常に施策の可能性とリスクを「3つの視」から網羅的に考えていきたいです。例えば、マネージャー層の育成施策を実施する場合、マネージャーだけでなく、部長やエリア責任者、リーダー、メンバー、さらには事業全体にどのような影響やリスクがあり、それに対してどのように対処すべきかを考慮することが求められます。 学びをどう実践? 11月は以下のことを実施する予定です。まず、「3つの視」と目的思考を活用し、上司との調整の場でアウトプットだけではなく、思考プロセスについてもフィードバックを受けます。また、柔軟な視点を身につけるために、グロービスでの反復トレーニングや週次の朝の勉強会でのアウトプットを継続します。これらを通じて得られた学びを、自部署にも週次で発信していきます。

戦略思考入門

本質に迫る!絶え間ない挑戦の秘訣

本質を理解するにはどうする? 本質を理解することは、簡単に言えても実践は難しいものです。ガリレオが物体落下の法則を発見し、ニュートンが万有引力を見つけました。しかし、それでも本質を完全に捉えているわけではありません。アインシュタインが相対性理論を提唱しましたが、それでも全てを説明するには至らず、未だに何かが欠けていると考えられています。したがって、本質を完全に理解するのではなく、むしろ理解していない可能性を認識し、仮説や定理を受け入れつつ、常に問い直して疑い続ける姿勢を持つことが重要です。この不断の努力は非常に難しく、挑戦を伴います。 時代の変化にどう向き合う? 法律や仕事の慣習も、ある前提条件に基づいています。しかし今日、米中摩擦やAI、地球温暖化などの影響で、その前提条件が大きく変化しています。もはやグローバル最適化は分断化の中で目指すべきものではなく、経済合理性も温暖化の課題を前に以前ほど盲目的に追求されるべきではありません。AIは、「働かざる者食うべからず」という鉄則に疑問を投げかけ始め、多くのことを考え直す時期が来ています。この先もサラリーマンとして働き続けるべきかどうか、定期的にAIと相談しながら検討していきたいと思います。 新しい生き方を探るには? また、ChatGPTのようなDeep Researchの技術も登場しています。この技術を利用して、定期的に収入とリスクのバランスの良い生き方を探り、もしサラリーマン以外の道を選ぶとしたら、どのような方法があるのかを確認していきたいと考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

自分を見つめるキャリアの旅

キャリアの大切さは? キャリアアンカーとは、仕事生活において自分がよりどころとしているものや最も大切にしている考え方のことです。リーダーシップを考える上でもキャリアに向き合うことは非常に重要です。自分のキャリアに真剣に取り組む上司は、どのように働き、どのようになっていきたいのかが明確であり、その姿勢が部下の仕事への向き合い方をサポートする力になります。 どんな自分と向き合う? また、自分のキャリアをデザインする過程では、内面を徹底的に見つめ直し、深く掘り下げることで自分にとっての宝物が見つかると感じました。節目ごとに自分の大切な価値観を確認しながら、時には方向性が変わっても前進していくことが大切だと思います。 メンバー支援の鍵は? さらに、メンバーのキャリアアンカーを知ることは、彼らのモチベーションアップやキャリア開発に役立つと考えています。自分自身の価値観が基準になりがちですが、アンカーの違いに気づくことで、これまでのアプローチとは異なる視点でメンバーをサポートできる可能性が広がります。 実践計画はどう? 具体的な取り組みとしては、まず3月に開催される会合でキャリアアンカーについて紹介し、キャリアの棚卸しを進めてみようと思います。自身については、3月末までに職務や役割を分析し、組織が求めるものを把握するための仕事の棚卸しを実施する予定です。関係者や必要な能力を書き出し、環境の変化による仕事への影響もしっかりと見える化して整理することで、今後のキャリアデザインに活かしていきたいと思います。

戦略思考入門

フレームワークで戦略の扉を開く

3C分析の全体像は? 各種フレームワーク―3C分析、SWOT分析、バリューチェーン―の有用性が実感できました。まず、全体的な環境変化をとらえる3C分析では、目的の明確化、顧客市場、競合、自社の詳細な分析を行い、その上で戦略を立てる手順が非常に分かりやすかったです。 SWOTで何が見える? 戦略策定においては、SWOT分析が有効であると感じました。商品のポジティブな面だけでなく、ネガティブな面も洗い出すことで、場合によってはクロスSWOTを用いてどのような差別化が可能かを具体的に理解できました。また、バリューチェーンでは、各機能ごとに分けて整理する考え方が、日常で利用しているサプライチェーンの理解を深めるのに役立ちました。 戦略実行の核心は? プロジェクトの中長期戦略や直近の短期課題に対する運用計画を検討する際、なぜその取り組みを行うのか、何を強みに勝ち抜くのかを客観的に上位に説明し、合意形成を図る必要性が感じられました。これにより、ひと・もの・かねを獲得し、技術やビジネスの開発を加速させるための土台が整うと考えます。 仮説と方向性は? 現状の外部環境の変化を、改めて3C、SWOT、クロスSWOTを活用して戦略のメンテナンスを行いながら、試作販売時のバリューチェーン(サプライチェーン)を踏まえて、売価や原価の流れから現仮説の妥当性を確認し、方向修正を図っていきたいと思います。特に、関係部署と連携してこれらのフレームワークを活用することで、よりよい成果が期待できると感じました。

戦略思考入門

自分らしさ再発見!夢を描く学びの瞬間

自社と競合の違いは? 差別化を考える際は、まず自社や競合の特徴を整理し、どのターゲットに対して差別化を図るのかを明確にすることが重要です。競合は自社が属する業種に限らず、お客様のニーズを踏まえて多角的に捉える必要があります。 価値と実現性は? 次に、差別化のポイントとして、顧客にとっての価値、自社での実現可能性、持続可能性、そして模倣されにくいかどうかを確認します。一般的なアイディアに流されず、あまりライバルを意識しすぎないことも大切です。 技術と組織を見直す? また、差別化戦略を検討する際、自社の技術や品質の新規性・優位性だけでなく、長年培ってきた組織体制や人材スキル、歴史的背景など、模倣困難な資源も幅広く考慮する必要があります。 強みの整理方法は? 業務上、事業横断の施策検討時には、VRIO分析を用いて自社の強みを整理した上で、その施策の有効性を客観的に判断することが求められます。目に見える資源だけでなく、無形の資産も言語化して整理することで、より明確な分析が可能となります。 防災施策をどう考える? 災害・防災対策の企画立案など横断的な施策の場合も、VRIO分析で自社の強みを把握しつつ、実現可能性(コスト面)、持続性、競合への模倣耐性、そして組織での実行可能性を意識して説明できるようにすることが重要です。さらに、言語化されにくい無形資産にも注目し、「ハード面」だけでなく「ソフト面」の価値にも着目して意見交換を行うことで、より効果的な差別化を実現する方針です。

クリティカルシンキング入門

データから見える新事業の可能性探し

データ分析はどう見直す? 得られたデータをそのまま解釈するのではなく、解析の手間を加えることで新たな理解を得ることが可能です。具体的には、割合や相対値を使ってデータを加工したり、数値をグラフや図に変えて視覚的に理解する方法が有効です。また、多くの視点や切り口でデータを分け、特徴的な傾向を探ることが重要です。この際、単に機械的に等間隔で分けるのではなく、その方法が本当に適切かどうかを常に疑う姿勢が求められます。いくつかの切り口で得られた結果を総合的に考慮する際は、誤った結論に至らないよう注意が必要です。 新規事業の見極め方は? 新規事業テーマを探索する過程では、どのテーマを選定すべきか全体像を把握するために、異なる切り口を試してみると良いでしょう。市場規模、成長率、顧客数、深刻度、性別、年齢、居住地などでデータを分けると、それぞれ異なる見方ができるかもしれません。そして、特徴的な傾向に対しては鵜呑みにせず、一度その信ぴょう性を確認する習慣を持つことが大切です。 情報収集は何を重視? 現在は情報収集やヒアリングの段階ですが、まずは分析に必要な情報をしっかり集めることが重要です。その後、複数の切り口でデータを分け、特徴的な傾向が浮かび上がるかを確認します。ヒアリングを行う時も、聞いた内容をそのまま受け取るのではなく、別の視点や視座で見た場合どうなるかを意識して理解を深めたいと考えています。また、課題がどのように存在しているのかを探る際、ヒアリングした内容を整理することで思考を整えたいと思っています。

マーケティング入門

新事業のタネは顧客の声にあり

どうすれば覚えやすい? 商品のネーミングは、覚えやすくユニークで、用途がすぐに連想できるものが望ましいです。 新規事業はどう探す? 新規事業のタネを見つけるには、カスタマージャーニーを通じて顧客が抱える課題―すなわちペインポイント―をしっかり洗い出し、その課題を解決することで得られるメリット(ゲインポイント)へと昇華させることが重要です。既存事業の見直しやブラッシュアップの際にも、同様のアプローチが有効であると感じました。普段のプロモーションでは、つい商品の良い点ばかりに注力し、課題点の把握が十分でないことに気がつきました。 政策連携はどうすべき? 自治体経営の側面から見ると、域外に転出した方々へアンケート調査を実施し、なぜ転出を選んだのかといった理由を探ることで、潜在的な課題の発見が可能となります。しかし自社では、抽出したペインポイントを解決するための具体的な政策を実施することに一定のハードルがあるため、政策の根幹を担う部署との連携が不可欠です。KPIの共有や、途中経過を確認するためのプロジェクトチームの構築が、その連携を円滑に進めるポイントとなります。 合意形成はどのように? また、マーケティングのプロセスは、自部署だけでなく他部署と分担して行うことが一般的です。その際に、どのように共通認識を持ち合意形成を図っているのか、他の事例を参考にしたいと考えています。さらに、カスタマージャーニーの全体像をどのように把握して活用しているのか、その取り組みについても知見を得られればと思います。

データ・アナリティクス入門

因果の謎を解く学びの旅

因果と相関、どう考える? 相関関係と因果関係をセットで分析すると、その結果をもとに具体的な打ち手を考えやすくなります。具体的には、因果関係が成立するためには、「時間的順序が正しいこと」「相関関係が存在すること」「第三の要因が介在しないこと」という3つの条件を満たす必要があります。 時系列分析ってどう? また、過去のデータを活用して将来を予測する際には、時系列分析が非常に有効です。これに加えて、パレート分析やウォーターフォールチャートといった手法も、データの分析や可視化に役立ちます。 データ収集は大丈夫? データ収集にあたっては、対象が意味のあるものであるか、アンケートや口頭での聞き取りといった方法が適切に実施されているかを確認することが重要です。 契約商品の予測はどう? さらに、契約商品同士の相関関係や因果関係を把握することで、因果関係が認められる商品から、契約しやすい商品を予測して提案することが可能になります。特に、履歴などの時系列データを活用して、時系列データの4つの要素を理解し、使用するデータが何に該当するかを明確にした上で分析を行うことが求められます。 定義変更、何をチェック? 最後に、データの収集段階では、データの定義が変更されていないかどうかを確認した上で、顧客情報や各種商品の契約状況をリスト化し、各種商品間の相関係数を算出します。もし、相関が認められる商品同士に因果関係が存在する場合は、その因果構造に基づいた商品提案を検討することができます。

クリティカルシンキング入門

未来を切り拓くクリティカルシンキングの旅

どのように過去を振り返るべきか? WEEK 1からの学習を振り返ると、断片的には思い出されるものの、見返したりライブ授業での振り返りによって多くのことを再確認できました。もう一度、おさらいとして見直しをしたいと思います。また、思考の出発点である「問い」を明確にし、問い続けることを意識的に徹底したいです。 課題を見つける勇気は持てていますか? 私はルーティン業務外の中長期視点の課題や問題について、つい後回しにしてしまう傾向があります。自分が考えやすい、考えたいことを先に考えてしまいがちなためです。ただ、こうした課題の中にこそ本質的な会社の課題が潜んでいる可能性があると思います。勇気を持ってその扉を開けてみたいと思います。 例えば、人員配置の適正化はビジネスモデルの変革にも影響する壮大なテーマかもしれません。また、海外展開強化に向けた現状課題の真因を探ったり、新規事業を模索する際にはバイアスをかけないように意識したりすることが重要だと考えます。 問いを明確にする方法は? 現状分析を試みる際にはフレームワークを使いますが、まずは問いを明確にし、一貫した問いにすることが大切です。そして、その問いについて共有するように心がけます。客観的な視点で考え、正しい日本語で文字に起こすよう意識します。相手が知りたい内容や興味を持てる資料であるかどうかも重要です。 小さな課題から何を学ぶ? 反復トレーニングの一環として、小さな課題を使ってクリティカルシンキングを体験することも続けていきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

データで見つける!チーム改善の極意

目的は何を求める? データ分析において、まず目的を明確にすることが重要です。比較対象や基準を設けて仮説を立て、分析を進めることで、確実な意思決定につなげることができます。また個人的に、円グラフと棒グラフ(縦横)の使い分けが参考になりました。これまでは棒グラフの方向についてあまり意識していませんでしたが、今後は意識的に使い分けていきたいと考えています。 業務はどう進める? 現在、私はR&D部門で営業支援機能の一環として、顧客向けPoC作成や自社商材のクロスセル・アップセル立案を行っています。この中で、KPIの進捗率が良いチームと悪いチームが存在します。進捗率の悪いチームに対し、原因を分析してどのような支援が必要かを検討するための材料とする予定です。講義を受け、現在の業務の大半が定性的な要素に支配されていることに気づきましたが、これらも定量的なデータとして取得可能であることに今後注力していきたいと考えています。 指標はどこを確認? 具体的には、目的を「進捗率の良いチームと悪いチームの差分を捉え、悪いチームのパフォーマンス改善につなげる」と設定しました。KPI管理している指標の前段階にある要素をロジックツリーで再度分解し、KPI設定に漏れがないか確認します。この過程で、数値データを得るための手法を考え、進捗率の良いチームと悪いチームへ調査を行って数値を取得します。同じ条件のデータ同士で比較して差分を捉え、数値的な差異からどのポイントで躓いているかを特定し、支援方法の検討につなげます。

クリティカルシンキング入門

なぜを解き明かす成長術

なぜイシューは難しかった? 今週のテーマは「イシューを捉える」でしたが、これまでの学びの中でも特に難しさを感じました。これまでは、解決したいこと=イシューと捉えがちでしたが、今回、まず解決したい目標を前提としてデータを分析し、根本的な問題を洗い出すことが効果的だと学びました。 具体と抽象はどう使う? データを細かく分け、一つ一つ検証する過程で、week1で学んだ具体と抽象の考え方が役立ち、これまでの知識の総合によって初めてイシューを正しく捉えられると実感できました。 なぜ修正時間が増える? 自身の業務では、開発プロジェクトの工数見積もりにおいて、簡単な修正にもかかわらず、なぜ時間がかかってしまうのかという疑問が生じることがよくあります。修正作業や影響確認、テストに要する時間で終わらせがちな現状を踏まえ、それぞれの問題について「なぜ」を追求していく必要性を感じています。 解決策はどう見出す? それぞれの問題に対する具体的な解決策が見つかれば、プロジェクト全体の必要期間が短縮でき、恒久的な改善策が確立されれば、将来的なプロジェクトもこれまでより短い期間で進めることが可能になるでしょう。 論理的思考の進め方は? 今後も、問題に対して論理ツリーのように「なぜ」を分解し、根本課題および効果的な解決策を模索する姿勢を持ち続けたいと思います。今週の総合演習では思考にかなり頭を使い疲労を感じましたが、このプロセスに慣れ、考える場面を増やしていくことが成長に繋がると考えています。

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