クリティカルシンキング入門

イシュー明確化で変わる現実

本当の問題は何? 何か困ったことがあった際、原因を思いつくままに考え、即座に実践してきた結果、次第に本当に何が問題だったのか分からなくなってしまった経験がありました。そのとき、他のメンバーと情報を共有せず、自己解決に努めていた自分に気付かされ、まずはイシューを具体的に定めることが最優先だと学びました。 なぜ思考が偏る? 先に解決の切り口だけで動いてしまうのは、ある種の思考の癖であり、経験に頼って何となく行動してしまう点も問題でした。そこで、まずイシューを明確に立て、ピラミッドストラクチャーやロジックツリー、MECEなどの手法を用いて整理し、論理的に考える一連の流れを習慣化するための繰り返しのトレーニングが不可欠であると考えるようになりました。そのため、あらかじめ復習日を設定し、継続的にトレーニングを実施する方針です。 どうやって共有する? 例えば、月に一度プロジェクトにおけるイシューを定義し、分析を行った上で、月次ミーティングで共有する取り組みを実践しています。また、相手に伝える際には、言語化や資料(PPTなど)の見せ方を工夫し、相手の立場を理解するために積極的に会話を重ねるよう努めています。雑談も大切にし、プロジェクト内外に限らず、部署外や会社外の人脈作り、さらにはオンラインで関わるメンバーとの定期的な1on1も実施しています。セミナーや交流会に参加することも、その一環です。 会議では何を意識? さらに、メールや顧客・社内会議では、ピラミッドストラクチャーを用いた整理、メインメッセージやキーメッセージの明示を意識し、聞き手の立場に配慮した情報提供を心掛けています。 学習時間はどう確保? また、平日は業務が忙しく時間が取れないため、インプットとアウトプットを効率よく行うために、週に一度は最低でも半日間の学習時間をあらかじめスケジュールに組み込むようにしています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

メンバーのやる気を引き出す秘訣とは?

各メンバーとどう向き合う? メンバーの欲求は個々で異なるため、大切なのは各メンバーと向き合い、衛生要因や動機づけ要因が満たされているかを正確に把握することです。 モチベーションの鍵は? モチベーションとインセンティブは、メンバーが目標を達成するための基本的な行動メカニズムに深く関わっています。モチベーションは働く理由の背景を示し、金銭やステータス、自己実現などが含まれます。一方、インセンティブは、モチベーションを高めるために提供されるもので、金銭報酬や社会的評価、自己実現の場などが含まれます。この二つは整合性が必要です。 理論はどう見る? モチベーションに関連する理論として、欲求五段階説、X理論・Y理論、衛生要因・動機づけ要因の3つがあります。欲求五段階説では、生理的、安全、社会的、承認・尊厳、自己実現の5つの段階が示されています。X理論・Y理論では、人間の働き方を異なる視点で解釈し、それぞれに対する対応が提案されます。衛生要因・動機づけ要因は、環境の改善が不満の解消にはつながるが、満足には直結しないことを示しています。 どう信頼を築く? リーダーとして現実的にメンバーのモチベーションを向上させるためには、権限を持ちながらもメンバーを尊重し、明確な目標設定やフィードバックを通じて信頼性を高めることが挙げられます。特に、自己実現を促すような目標設定や、承認を得られるような仕事のやり方を意識することが重要です。 目標はどう設定? 現在取り組んでいる業務の振り返りを通じて、メンバーが自ら下半期の目標を設定するよう会話を重ね、引き出していくことが求められます。また、新しいシステムの導入に際しての役割をどのように割り当てるかを考えることで、メンバーの承認欲求を満たす試みも実施しています。これらの対応を通じて、メンバーの反応を観察し、効果的だった点や課題を振り返ることが重要です。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

エンパワーメントでチームを輝かせる方法

リーダーシップの変化は? 学び①では、環境の変化に伴い、求められるリーダーシップの形態も変化していることが分かりました。エンパワーメント型は、メンバーが自身の能力を最大限に発揮できるように導く方法であり、これにより創造的な問題解決策を生み出すことが可能です。一方で、命令管理型は、効率的に既定の解決策を実施することを重視します。現代の企業環境では、迅速かつ柔軟な対応が必要とされており、現場に意思決定を付与しやすいエンパワーメント型が求められています。 育成の視点って? 学び②では、リーダーシップには育成の視点が含まれることを学びました。リーダーシップとは、目標達成に向けてチームを導くことであり、エンパワーメントを通じて各メンバーが納得して取り組めるようにすることが重要です。コンフォートゾーン、ストレッチゾーン、パニックゾーンという枠組みで個人対応を考えることによって、一人ひとりの能力を最大限に引き出すことの重要性を認識しました。 リーダーシップ再考は? 私は、これまでプロジェクト推進リーダーとして目標達成を最優先としており、長期的な視点が欠けていることに気づきました。エンパワーメントという概念を再考し、リーダーシップはより広範囲で考慮する必要があると理解しました。また、職場では若手の人材育成について多くの議論が行われており、エンパワーメントを意識して業務に取り組むことが最善の教育になると感じました。業務推進と教育は一体であり、リーダーシップにはメンバーの能力を最大限に発揮できるよう支援するエンパワーメントの考えが不可欠だと考えています。 現場の意識はどう? 職場を改めて見渡すと、エンパワーメントを意識している人は少ないように感じます。私自身もこれまでは命令管理型のリーダーシップをとってきましたが、まずはエンパワーメントについて職場で話し合ってみることを考えています。

クリティカルシンキング入門

イシューに立ち戻る癖で問題解決力アップ

イシューを明確にする重要性とは? イシューとは「今ここで答えを出すべき問い」である。クリティカルシンキングでは、このイシューを明確にすることが非常に重要で、常にイシューを一貫して押さえ続ける必要がある。 ぶれない思考をどう保つ? 物事を考える際、自分が問いかけているものが何なのかを常に意識することが大切だと学んだ。考えがぶれてくることがよくあるため、ぶれそうになったらすぐに立ち戻って再考する癖をつけたい。例を用いた学習を通じて、頭の中をうまく整理することができた。例えば、「なぜ?」「どうして?」「どうする?」と考えることで、企業の強みと弱みを把握し、施策を出す方法が理解できた。 具体的な問いの立て方とは? 業務を進める際には、イシューを明確にすることが肝要である。例えば、客単価を上げるためにはどうすべきか。季節の売り場を盛り上げるためには何が必要か。ある商品の実績を向上させるためにはどうするかといった具体的な問いを正確に定め、そのための施策を考える癖をつける必要がある。何かを考え続けていると、目指していたゴールが不明確になることがあるため、その都度イシューに立ち戻り、再認識することが重要だ。 営業サポートでのイシュー活用法は? 営業サポート業務においては、イシューを意識的に認識しないと、その重要性が薄れることが多い。まず、会社として何をすべきか、経費や効率性を考慮して意識的に考え、業務の効率化を図りたい。 資料づくりで営業力を上げるには? 営業への活動サポートを行う場面では、その活動の目的を明確にするための資料づくりが重要である。また、自分にとってのイシューだけでなく、他の人からの問いも想定し、明確な内容を発信することが求められる。問いを共有し、その問いを解決するための行動を全員で取り組むことで営業力が向上すると思うため、問いの共有を実施するべきだと考える。

マーケティング入門

顧客目線こそが成功の秘訣

どうして顧客目線? 一番印象に残ったのは、「競合ばかりに気を取られてはダメ」というフレーズでした。自分にとってまさに刺さる言葉であり、改めて顧客目線を重視する必要性を感じさせられました。 普及要件をどう理解? また、イノベーションの普及要件というフレームワークが、これまでなんとなく理解していた内容を明確に言語化してくれた点も印象的でした。特に、顧客に選ばれるためには「わかりやすさ」「試用可能性」「可視性」が重要であると感じました。 魅力だけで足りる? この普及要件は、商品そのものだけでなく、プロモーション方法や商品名、パッケージなどの細部にまで影響を及ぼします。いくら商品自体が魅力的であっても、これらが普及要件を満たしていなければ、顧客に選んでもらえない可能性があると改めて認識しました。競合が増えた時、他社との差別化も大切ですが、何よりも大前提として顧客目線を忘れずに業務に活かしていきたいと考えています。 売れない原因は? 自社が推進しているものの、なかなか売れていない商品について、この普及要件を当てはめて考える方法を試みています。まず、①ヒット商品と売れなかった商品の要因を言語化し、②売れなかった理由を踏まえた上で、どのようにすれば売れるのかを検討してメモにまとめます。さらに、③現職で実践可能な場合はすぐに行動に移し、難しい場合は将来的に商品開発を行う際に注意するようにしています。なお、①と②の作業は2週間以内に実施する予定です。 市場調査の視点は? また、市場調査を行う際には、他社の商品における同じ要素と自社との打ち出し方の違いにも注目しています。 売れない事例は何? 最後に、話題にはなっているものの売れていない商品にはどのようなものがあるのでしょうか。皆さんが発見した事例をもとに、普及要件がどのように欠けているのかを考えてみたいと思います。

データ・アナリティクス入門

一歩踏み出す再学習の軌跡

全体像を再確認? これまでの学習内容を振り返る中で、全体像を再確認できたと感じています。毎週の講義では、個々の演習を通じて内容を確認する機会がありましたが、連続性が不足していたため、先週と今週の学習でその点が整理された印象を受けました。また、従来のやり方や考え方にとらわれがちであることを学びの中で指摘され、再度学び直す必要性を実感しました。 特許情報の活用は? 環境分析においては、特許情報と非特許情報を組み合わせた手法のニーズが高まっていることから、今回の学習で得た知識や手法を取り入れていきたいと考えています。特に、分析は比較が前提であることや、「目的」の重要性について、チーム内での認識が揺らがないよう常に確認する点、そして仮説志向で同じパターンに偏りがないか、使用するデータが適切かを検証すること、さらにWhat-Where-When-Howの観点から確認と検証を行うことが必要です。 データ分析の課題は? これまでの業務を振り返ると、部署や立場が異なるチームでデータ分析に基づく活動を進める際、結果を重視した分析や、データから無理に仮説を導いたり、エイヤーで問題設定を行ったりしていたことに気付きました。今後は今回学習した流れをもとに、自らの手でハンドリングできるよう、実践の機会を積み重ねたいと思います。 問題解決の手順は? また、データ分析に限らず「問題解決のSTEP」を意識して業務に取り組むようになりました。分析を進める過程で、常に「目的」の認識に相違がないか確認し、スケールの大きい要求に対しては漠然とした要求を細分化し、より適切なデータ分析とアウトプットが実現できるよう努めたいと考えています。まずは、自分が担当するチームの開発テーマや製品の規模に合わせたデータ分析を実施し、その結果を第三者であるチームに説明することで、考え方や手順の定着を図っていきたいです。

アカウンティング入門

数字の裏側に迫る経営革新の道

数字の背景を見た? 今週の学習で特に印象に残ったのは、財務数値の見方が「数字そのもの」ではなく、その背景や因果関係に着目することの重要性です。P/Lについては、売上や利益額だけでなく、利益率やコスト構造を確認することで、どこで利益が発生し、どこに改善の余地があるのかを探る視点を学びました。一方、B/Sでは、負債と資本という資金調達方法と、資産としての活用先を対比することで、資金繰りや経営の安定性を判断する手法を理解しました。さらに、P/LとB/Sを関連づけて分析することで、企業の全体像を立体的に把握できる点も大変有意義でした。今後は、こうした視点を業務改善に活かし、改善策が利益率や資金繰りにどのような影響を与えるかを明確に示せるよう努めたいと考えています。 活かす場面は何? ① 活用したい場面 請求・入金フローの改善やコスト削減の提案の際に、学んだ視点を活用したいと考えています。たとえば、請求処理の誤り削減や入金遅延の改善に取り組む際、P/Lの視点では改善による利益率向上、B/Sの視点では資金繰りや運転資本の改善効果を具体的な数値で示すことが可能です。 提案は伝わる? ② 学びを活用している姿 実際に改善案を経営層や関係部署に提示する際には、売上総利益率や回収サイトの短縮日数など、具体的な数値を用いて説明しています。その結果、「この改善により年間○○円のコスト削減や資金回収の短縮が見込まれます」と示すことで、提案の根拠が明確になり、納得感が高まっています。 改善行動は具体的? ③ 具体的な行動 月に一度、自部署のP/L・B/S指標(利益率や運転資本)を確認し、改善余地を探る習慣を取り入れています。また、各業務改善案ごとに数値効果を試算するフォーマットを作成し、改善施策の実施前後で数値を記録・比較することで、効果を可視化できる体制を整えています。

データ・アナリティクス入門

データ分析で解く業務の課題解決法

データ分析はなぜ有用? データ分析は、問題解決を確実に進めるために非常に有用であると理解しました。ライブ授業では、前提条件が整理されていたため、問題解決のステップである問題箇所の特定や絞り込みが比較的容易でしたが、実際のビジネス現場では、これらのステップが難しく、訓練が必要だと強く感じました。 売上減少はどう解決? 今回のライブ授業では、事業運営における売上減少という問題をデータ分析で解決する演習を行いました。その際の問題解決のステップは、1. Whatで問題を明確にし、2. Whereで問題箇所を絞り込み、3. Whyで原因を分析し、4. Howで解決策を考えるという流れです。 具体分析の進め方は? 具体的には、売上減少という問題を特定し(What)、売上を構成する客単価や客数のデータ分析を通じて問題の所在(Where)を特定しました。その要因を仮説・検証により原因分析(Why)し、次に打ち手を判断・評価する(How)という手順です。分析においては、データに基づいたストーリーを構築することが重要です。比較対象を明確にし、データを加工して必要な情報を可視化することがポイントです。 差異の原因は何? 日常業務でも計画と実績との差異分析を行っていますが、浅はかな要因分析に留まらないように、原因分析を網羅的に行うことが重要だと考えます。また、問題を明確にし、問題箇所を特定し、原因分析し、打ち手を考える一連の手順によって、データ分析が目的化せず、何を主張するための分析なのかを振り返ることができます。 定着はどのように? これらの問題解決のステップを習得し、データ分析を取り入れた一連の流れを月に2回以上実施することで、手法の定着化を図りたいです。特に、問題箇所の特定(Where)に苦手意識がありますが、事例を積み重ねることで対応時間の削減にも取り組みます。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

反省と成長で磨く真のリーダーシップ

実践できなかった理由は? これまでの学びを総動員しようとしたものの、実際には十分に活かしきれていない感触がありました。学んだ理論がすぐに薄れてしまう中で、過去の講義で気づいた自分の不足点―すなわちメンバーに寄り添う姿勢―は、多少意識できたと感じています。組織全体のゴールを追うことも大切ですが、目の前のメンバーをよく観察し、寄り添うことで、その時々に最適なリーダーシップの形が見えてくるのではないかと考えています。 新たなリーダー像は? 受講当初はリーダー像がぼんやりとしていましたが、これまでの振り返りを通じて、目指すべきリーダー像が徐々に明確になったことには驚きを覚えました。後進の指導に限界を感じていた当初の自分に対し、欠けていた部分を補うべく新たなリーダー像を志すことが、一筋の光明となりました。ただし、常に意識を持たないと、以前の自分が出てしまうため、その点には気を付ける必要があります。 具体的な行動は? これまでの実務では、主にメンバーの観察や洞察にとどまっていました。しかし、見えてきた理想のリーダー像を実践するために、今後はコミュニケーションやフィードバックなど、具体的な行動に移すことに注力したいと考えています。特にフィードバックは、定期的に行うのではなく、各業務や進捗に応じて柔軟に実施することで、メンバー自身が現状を把握し、新たな視点やモチベーションを見出すことにつながると期待しています。 不足点の克服法は? 自分自身に不足している点がまだ多いと自覚しながらも、その真摯な姿勢こそがリーダーシップを発揮する上で大切な要素だと感じています。自分が目指すべきありたい姿やリーダーシップと、実務で求められる業務やゴールとの間にはギャップが生じると考えていますが、そのギャップを埋めるために今後どのような能力やスキルが必要なのか、引き続き模索していく所存です。

マーケティング入門

挑戦と成長を紡ぐナノ単科の軌跡

どうやって潜在需要を掴む? 顧客には、既に意識されているウォンツと、まだ気づかれていない潜在的なニーズが存在することを学びました。ウォンツは具体的なモノやサービスとして現れるため、競合もすぐに気付きやすい反面、ニーズは相手の心理や本音を丁寧に引き出さなければ把握できません。デプスインタビューや行動観察などの手法を通じて、相手の内面にある潜在需要を掴むことが重要です。 ニーズ把握後はどうする? ニーズを把握した後のステップは、その欲求に応える具体的な方法を考えることです。自社の強みや、顧客が魅力を感じるポイントを丁寧に分析することで、ブランドイメージを保ちつつ新たな市場に参入することが可能になります。後発企業であっても、顧客のペインポイントをしっかりと理解し、その問題を解決するアイディアを生み出すことで、新たなビジネスチャンスを見出せると感じました。 高校生は何を求める? また、広報業務としては、顧客である高校生のニーズを正確に把握し、それに応えるコンテンツを提供することに注力しています。HPやSNS、広告などを通じて、顧客が求める情報を届けるため、常にニーズやウォンツを深堀りした上で制作物を作成しています。広報部門は、入試対応も行うことで高校生との接点が多い部署となっており、彼らの大学生活に対する期待や希望を経営層に伝える役割も担っています。 どうやって顧客本音を集める? 具体的には、オープンキャンパスなどのイベントで多数の高校生や保護者が参加する際、満足度アンケートの設計と分析を通じて顧客の声を集め、より顧客目線に立った設問に改善していく計画です。また、新入生を対象としたデプスインタビューを実施し、大学選択の基準や求める大学生活、情報の入手方法など、直接大学に近い立場から本音を引き出し、今後の大学運営や学部設計に活かしていこうと考えています。

クリティカルシンキング入門

踏み込むデータ、広がる発見の世界

データと本気で向き合う? データの用い方や見せ方について再確認でき、また新たな発見を得ることができました。従来は説得力や妥当性を高めるためにデータを利用してきましたが、今回の講習では「データとの向き合い方」自体に踏み込むことで、さらに可能性が広がると感じました。踏み込むというのは、データを分解・分析し新たな発見につなげることを意味します。これまでは、一定の目的が達成できればそれ以上深堀りしなかった自分を反省し、今後は偏りを減らしてより深く分析することで、発見の数や他者への探求の深さ、そして説得力の向上につなげたいと思います。単に表面的な理解で終わるのではなく、データから何が見えているのかを追求していく姿勢が大切だと感じました。 業務で分析は活きる? また、業務においては分類・分解・分析が多くの場面で役立つと実感しました。たとえば、目標設定では、市況や需要予測に基づいてシェアや販売量を設定し、その根拠となるデータや分析結果をもとに説明することで、計画の信頼性が高まります。実施計画においては、マーケティング戦略や営業活動の手段、ターゲット、期待できる効果、効果が現れるまでの時間などを細かく整理し、実行者、評価者、受益者それぞれとの連携を明確にすることが可能です。さらに、効果測定では、シェアや販売量・金額と実施計画との因果関係を明確にして、次のアクションの策定や判断につなげることができます。 分析手法を検討する? こうした業務プロセス全般において、データの分類・分解・分析は有効な手法です。具体的には、説明が必要な場面で、利用可能なデータや参考になる情報がないかを常に意識し、検討することが大切です。たとえば需要予測においては、単に過去の推移を見るだけでなく、季節要因や提供者ごとの特徴も踏まえて分析することで、より実効性のある判断が下せると感じました。

データ・アナリティクス入門

仮説力で見える未来のカタチ

仮説検討は効果的? フレームワークを使って仮説を検討する重要性を改めて実感しました。自分の視点だけで考えると、異なる仮説が実は同じ意味を持っていたり、抜け漏れや重複が生じ、MECE(漏れなく、ダブりなく)にならないことがあると感じました。また、業務では自社の既存データを中心に扱っており、外部のデータと比較する機会が少ない点にも気づきました。一般的なデータにも注意が必要で、信頼性が低かったり数値が大げさに見せられるケースもあるかもしれません。こうした状況だからこそ、学んでいる知識を活かし、有効なデータと信頼できる情報源を見極める必要があると思いました。 動画から何を学ぶ? 先週のグループワーク後に視聴した関連動画で紹介されたさまざまなグラフや分析手法も非常に参考になりました。自分がこれまでなんとなく実施していた方法が当てはまる部分もあれば、これまで注目していなかった視点に気付くこともあり、改めて復習する意欲が湧きました。 実務で新発見は? 実務では、指示通りに同じグラフを作成することが多い中、自分自身でフレームワークを活用して仮説を立て調査することで、新たな発見につながる可能性を感じています。現在の職場では、これまでにない未来的な取り組みが多く、自社の過去のデータだけでは捉えきれない視点が必要だと再認識しました。大きな歴史的流れに沿った視点も、今後の改善に大いに役立つと考えています。 改善策の検証は? まずは、フレームワークを用いて「どの部分が改善され、会社の売上に貢献できるか」という仮説を立て、データの収集と検証に取り組みたいと思います。また、データだけに頼らず、職場の改善点や取り組みについても多角的な視点を持って検証することで、会社全体の業績向上だけでなく、自分自身の成長につながる発見があると期待しています。

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