デザイン思考入門

共感から生まれる深い問いの力

なぜグループにまとめ? 仕事でお客様の会社において、事業部、部門、部署、チーム、そして個人といった多様な単位でヒアリングを実施しています。各単位で個別に課題を抽出し解決策を検討するというよりも、各々の課題をコーディングし、小グループとしてまとめる手法に取り組みました。その結果、企業全体のインサイトがより明確になったと感じています。同じ課題であっても、観る角度や背景が異なるため、捉え方に違いが生じることを実感しました。 どう問いを工夫する? また、ヒアリングやアンケートで得られたキーワードや文章をコーディングする際には、自身の考えや先入観を持ち込まないよう注意しています。適切な問いの立て方が非常に重要で、オープンクエッションを用い「WHY」を投げかけることで、目先の要求だけでなく、根底にある不自由さや真の要求を引き出すことが可能となります。問いを設定する前に、事前調査や自身の体験を通じた共感を得ることで、相手の立場に立った一歩踏み込んだ質問ができると感じました。 なぜ共感が大切? 事前調査や経験による共感、そしてその共感に基づく一歩踏み込んだ問い、さらにヒアリングやアンケート調査で得た定性的な結果のコーディングを通して、課題とインサイトを明確化するプロセスは、相互に連携して作用しています。深い共感があれば、より深い問いが実現し、結果としてユーザーや生活者の深層心理を引き出し、課題とインサイトの発見へと結び付くと実感しています。

戦略思考入門

戦略思考で紡ぐ新たな挑戦

全体戦略をどう考える? 戦略的思考とは、論理的なシナリオを構築することであると捉えています。まずは全体を俯瞰し、外部環境を広く観察する中で、市場、競合、顧客と自分自身を比較して、何を実現しようとしているのか、大きな流れを把握できました。その中で、どの領域に注力し、どのように差別化を図ることで最短・最速で目標に到達するかが明確になりました。一方、各種フレームワークを用いてシナリオを組み立てる際に、それぞれの整合性をとる必要があるため、習熟するまでには時間がかかると感じています。 自分の立ち位置は? また、業界や企業を自分自身のものとして捉え、言語化することで、フレームワークを自分のツールにしていきたいと考えています。 新規企画の挑戦は? 今回の学びの経験を活かし、医療・ヘルスケア領域での新規プロジェクト企画に挑戦したいと思います。エネルギー領域の技術調査では多くのデータが蓄積されている一方で、新たなプロジェクト領域については未知の部分が多く、先人の知見を参考にしながらフレームワークを活用し、抜け漏れのない計画を進める所存です。 実行計画はどう進む? 具体的なスケジュールとしては、まず部下とフレームワークの知識を共有して調整を図り(~5月末)、その後6月上旬に新規プロジェクトの大枠となるシナリオを作成します。さらに、6月下旬には不足している情報をヒアリングや調査で補い、7月上旬までに事業計画書に反映させる予定です。

アカウンティング入門

会計で切り拓く自分だけの未来

会計は何を明らかに? 会計とは、事業活動の結果を財務3表―P/L、B/S、C/F―によって定量的に説明するものです。事業活動では、投資家や債権者からの資金調達を基に、所有資産の構築・使用・投資を行い、その結果としてお客様に価値を提供します。具体的には、P/Lでは売上からコストを差し引いた利益を、B/Sではどの資金源からどの用途に資金が使われたかを、C/Fでは一定期間のお金の流れを示しています。これらの表を理解することで、企業の事業活動がより鮮明に見えると感じました。 面談では何を伝える? 私の仕事では、お客様との面談で試算表や決算書を用い、月次・年次の財務分析と財務評価を行います。その際、お客様の事業活動の成果を、定量的かつ分かりやすく伝えることを心がけています。面談を通して、お客様自身が会社の状況を正確に把握し、今後の方向性や対策を明確にできるよう、指針や指標を示せる力を身につけたいと思います。 数字で実態を把握? また、お客様のP/LやB/Sから事業活動の様子をイメージし、実際に担当者に確認することで、実態と自分の理解の差を埋める努力をしています。加えて、私自身の日常生活においても家計簿を作成し、お金の流れを具体的に把握することを実践しています。 意見交換で広がる視野? 毎週のグループワークには積極的に参加し、他の受講生の意見や考え方に触れることで、自分自身の知見をさらに広げていきたいと考えています。

デザイン思考入門

一歩踏み出すデザインの魔法

プロセスはなぜ重要? デザイン思考は、料理と同じように順番や手順、プロセスが大切な考え方です。たとえば、IDEOが採用しているプロセスには明確なステップがあり、計画的に物事を進める点が特徴です。 顧客理解はどう進む? この考え方の流れは、まず人間中心の視点から顧客を徹底的に理解しようとするところから始まります。そして、効果的に伝えるためのビジュアライズやプロトタイピングが実践され、ユーザー、作り手、投資家にまで及ぶ共感の連鎖を生み出します。 企業支援はなぜ有効? 企業支援の現場では、従来の基本的な事業計画書の枠組みではなく、デザイン思考の進め方を採用して、実際の取り組みの中でその有用性を試すケースもあります。たとえば、あるインテリアメーカーが進める新商品の開発において、デザイン思考の視点を取り入れ、改善の可能性を検討する取り組みが行われることがあります。 資料整理はどうする? また、企業初回の支援にあたっては、メモや各種フレームワークの中にデザイン思考に関連する項目を組み込み、資料としてまとめておくことが有効です。実践に向けた準備として、自身で新商品の事例にデザイン思考を適用し、どの部分が改善できるかを検討することも大切です。 基本理解の第一歩は? このための第一歩として、まずはデザイン思考に関する書籍をしっかりと読み、基本的な概念と進め方を理解することが求められます。

アカウンティング入門

売上原価に潜む成長の秘密

売上原価の違いは何でしょうか? 企業分析を行う際、販管費と比べて業界やビジネスモデルによって売上原価の構成が大きく異なる点に着目することが非常に大切です。売上原価は売上獲得に直接関係するコストであり、各企業が採用する価値創造プロセスの違いによって、その内容が大きく変わってきます。学習中には、とある大手企業の事例からこの点の重要性を改めて実感しました。 事業分析の視点はどこでしょうか? まず、自社事業別のPLやBSの分析と、各競合企業の分析が必要であると感じました。当社はビジネスモデルの異なる複数事業の複合体であるため、各事業の価値創造プロセスの違いを意識した分析が求められます。この考え方で競合企業を調査していくことにも意義を見出しています。 利益上昇の理由は何でしょうか? また、売上総利益が前年比で大幅に上昇しているため、その要因を特定する必要があります。ここで注目すべきは売上原価です。原価は売上に直結する支出であるため、まずは売上構成の詳細やその推移を把握し、その上で原価の中身を詳しく調査することが基本になると考えています。 情報整理はどう進めるのでしょう? さらに、必要な社内データが複数のシステムで管理されている現状では、情報の整理が不可欠です。すぐに必要な情報にアクセスできるシステム環境が整えば、より迅速かつ正確な分析が可能となり、大いに業務改善につながると期待しています。

戦略思考入門

経済性の本質をビジネスに活かすヒント

経済性の本質は? 3つの経済性については学んだ経験があったものの、実際にはその本質を十分に理解していなかったことに気づかされました。ゲイルの設問に沿って思考を重ねる中で、どのような場面でどの経済性が重要になるのかを具体的に意識しながらビジネスに活用したいと考えています。また、WEEK1から学んだ内容は、個々の要素だけでなく組み合わせることでより効果を発揮するのではないかと感じています。今後は、この組み合わせについても整理していきたいと思います。 業界分析のコツは? 現時点では、今週学んだ「経済性」が自身の業務にどのように活かせるのか、具体的なイメージがつきにくい面もあります。しかし、業務計画や中期経営計画の策定過程において業界分析を行う際、自社を取り巻く業界環境において優位性を持つ企業がどのような「経済性」を発揮しているのか、という観点で分析することは可能と考えています。そこで得た気づきを自社に取り入れることができればと期待しています。 次期計画の実践は? 来期の業務計画や次期中期経営計画に向けては、事業経済性が成り立つメカニズムや法則を活かしていくことを考えていますが、それらが成り立つための前提条件を整理することも忘れてはならないと感じています。本講座が終了した後、学んだ知識を再度整理し、「何を」「どのように」使えば競争優位性を発揮できるのかをしっかりと検討していくつもりです。

アカウンティング入門

企業の数字を読む力を磨こう

貸借対照表の役割を理解するには? 貸借対照表は、「事業を行うためにどのようにお金を使ったか、そのためにお金をどのように集めたか」を示しています。資産について「どのようにお金を使ったか」と表現されると、一瞬戸惑うかもしれませんが、確かに的を射た説明です。この感覚を、自分の中に深く刻み込むためにも、何度も繰り返し確認していきたいと思います。 負債を活用した戦略のリスクとは? 企業は負債でレバレッジをかけて売上を拡大しますが、返済能力や可能性を見誤ると大きなリスクを伴います。事業の魅力はここにありながらも、その難しさに直面します。提供価値をしっかりと実現できるか、損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)で数字をチェックしなければなりません。 自社B/Sを活かす方法を模索する 自社のB/Sを理解した上で、どのように貢献できるかを考慮しつつ、売上を上げ、利益を増やし、売上の回収タイミングを設計していきたいと思います。とはいえ、多くの他部署があるため、自部署だけの情報を把握するのは難しいこともあり、どんな情報が必要かを見つけるプロセスも必須です。 競合とのB/S比較の重要性とは? 自社と競合他社のB/Sを確認し、見るだけで終わらせずに書き出して比較してみたいです。同じビジネスモデルでも、資金繰りの違いによって販売戦略に大きな差が出ることがあります。違いを認識することから始めてみたいです。

アカウンティング入門

アカウンティングで未来を語る自分へ

会計の説明は何? アカウンティングとは、もともと「説明する」という意味を持ちます。会社の状態を理解するための財務諸表が、誰にとっても共通の言語としてわかりやすくなっていることを知り、学ぶ抵抗感が薄れました。また、他の受講生と目的や現状を共有することで、共通する考えや異なる価値観を知ることができ、安心感が得られました。アカウンティングを学ぶことにより、企業を定量的に評価し、事業活動が利益にどのように影響を与えるのかを話せる人物になりたいと強く感じています。 数字報告ってどう? 具体的には、会社のミーティングで数字を報告する場面、取引先との打ち合わせ、求職者との面談、または部下に経営状況を説明する場面で役立てたいと考えています。現在行っている事業活動が、会社の売上や利益にどのように影響しているのかをアカウンティングの知識を基に説明できるようになりたいです。原価や販管費、利益について、自分の言葉でわかりやすく伝えられることが理想です。 決算の仮説はどう? そして、四半期ごとに発表される上場企業の決算書を継続的に読み込み、慣れていきたいと思っています。さらに、新聞や雑誌で報道される企業の活動がその後の決算にどう影響するのか仮説を立て、決算発表時にその仮説が正しかったかどうかを検証していきたいです。社内外のミーティングや打ち合わせでは、アカウンティングを基にした発言を意識していくつもりです。

アカウンティング入門

顧客を読み解く会計の視点

エンタメ価値はどこ? オリエンタルランドのケーススタディを通じて、エンターテインメント企業ならではの事業内容や顧客への提供価値を踏まえた資産の保有方法、経費の計上方法について学びました。特に、キャストの人件費が売上原価に含まれている点が非常に興味深かったです。 会計をどう理解? 初回授業で「アカウンティングはわかりやすく説明するためのもの」と学んだ経験がありますが、会計数値を読み解くにはまず顧客への提供価値に目を向け、その後「活動・資源・資金」といった観点から情報をブレイクダウンすることで、企業が伝えたい意図を正しく理解できると実感しました。 新企画のヒントは? 次年度の企画立案の際には、Week6と同様に競合以外の異業種のPLやBSを参考にすることで、新たなビジネスモデルの発想の可能性を感じています。既存のビジネスモデルにとらわれず、自社に生かせるアイデアや収益性の高い仕組みを創出したいと考えています。 情報共有で進化する? また、決算発表資料などを参考に他社の会計情報を積極的に確認し、競合以外の異業種のPLやBSに目を通すことも今後の取り組みの一つです。さらに、社内の若手メンバーを中心に財務諸表3種の違いについて情報を共有する場を設け、グループごとに異業種の事例を検討しながらブレインストーミングを行うことで、新しいビジネスモデルの種を探していく予定です。

戦略思考入門

範囲の経済性を活かす新規事業の未来への挑戦

経済性の範囲とは何か? 範囲の経済性は非常に印象深かったです。規模の経済性との比較で考えると理解しやすかったです。範囲の経済性として、優秀な人の社内異動や中途入社採用もこれに該当すると思いました。また、開発投資や設備投資についても、ある企業がもともとフィルム事業で培った技術を医薬品事業に応用するという例も挙げられます。 新規事業の成功戦略は? 私自身、規模の経済性だけでなく、範囲の経済性にも注意していきたいと考えています。現在、新規事業領域のスケール化を担当しているため、優秀な人材を社内外から確保し、新規事業領域における顧客の困りごととその解決手段の精度を上げるために、シナジー効果を意識したいと思います。また、各種バリューチェーンにおいて既存リソースの活用を検討し、事業メカニズムを理解した上で応用できる部分を応用したいと考えています。 行動計画はどう進める? 具体的な行動計画として、 ・8月までに外部環境・内部環境、自社事業の強みと弱み、自社事業メカニズム(コスト構造含む)を改めて整理すること ・9月に関係部門メンバーとのチームビルディングを行うこと ・10月に顧客の困りごと仮説立案および検証行動計画を立案すること ・11月から国内外でのマーケットリサーチおよびフィードバックを実施すること これらを踏まえ、範囲の経済性を最大限に活用していきたいと考えています。

アカウンティング入門

財務諸表の読み方でビジネス力を向上

貸借対照表で何が分かる? 貸借対照表について学んだことで、資金の調達やそのストックの方法についてイメージすることができました。表や実際の企業の例を使って理解を深めることができ、貸借対照表と損益計算書の関係性が明確になりました。特に、純利益と純資産がリンクしている点が印象的でした。 借金はリスクか機会か? また、ケーススタディを通じて、借金という一見リスクに見える行為が、実際には事業を成功させる上で重要な要素になることを学びました。例えば、カフェの事例では、自己資金だけで開業した場合、コンセプトである非日常感が失われ、結果として売上が落ち、倒産のリスクが高まる可能性があることが具体的に理解できました。 競合分析に財務諸表をどう活用する? この知識を競合分析に活用したいと思います。具体的には、内資系や外資系、一般社団法人のような競合の貸借対照表を見て、企業の体力や戦略を予測することができると考えています。売上やシェアが好調そうな企業でも、実際には財務的に厳しい状況にあるかもしれません。 競合企業の財務諸表を各社のホームページからダウンロードして、基本的な資産、負債、純利益を見ながら仮説を立てます。さらに、損益計算書もチェックし、どれだけの利益が純利益に組み込まれているか、または寄付などで資産化しているかを確認することで、自社の財務的安定性を客観的に判断したいと考えています。

アカウンティング入門

学びで磨くビジネス感覚

事業コンセプトは何だろう? 事業や商品のコンセプトの重要度を再認識することができました。お客様にどのような価値を提供するかを考えたとき、魅力を高めるために売価を上げて儲けを追求する方法と、細かいコストダウンによって売上を伸ばす方法のどちらにするか、また、魅力とコストのバランスをお客様のニーズや企業側のコンセプトに合わせて調整する必要があると感じました。さらに、他企業との差別化についても、しっかりと考えるべきだと思いました。 チームの合意はどうなる? 普段の業務においては、商品開発でコンセプトを明確にし、チームメンバーに説明することで共通の理解と共感を得ながら目的に向かって進めることが大切だと実感しています。また、魅力とコストのバランスを考慮しながらチーム内でディスカッションを行い、合意を得て業務を進めることが必要です。同意が得られないまま業務を推進すると、結果として気持ち良く進められず、アウトプットの質や量が低下する恐れがあるため、必要な情報・知識の収集と、説明能力の維持・向上に努めるべきだと考えています。 情報収集の方法は何? さらに、ビジネス情報の収集を目的として、定期購読しているビジネス誌から気になる事柄をリストアップし、社内のミーティングやチャットを通じて情報発信を行っています。また、学び放題のサービスを活用し、幅広いニュースにも目を通すようにしています。

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