デザイン思考入門

顧客の声で変わる営業の未来

新たな支援策とは? 営業力を支援するため、従来の販売視点ではなく、顧客のインサイトや潜在的な課題発掘に焦点をあてた営業活動のプロセスについて考察しました。まず、顧客が知りたいと思う情報提供として、営業が把握している各顧客の業務や作業の顕在課題に対し、公開情報ではたどり着かない新たな解決策を提案します。たとえば、ある企業が進めるデジタル化では、従来の方式に潜む無駄を見出すといった視点です。 解決方法に疑問は? 次に、顧客が固執している解決方法に疑問を投げかけ、従来とは別のアプローチを示すことで共感を得る試みがあります。実際の現場では、必ずしも全面的なシステム導入に固執せず、コミュニケーションの改善による生産性向上といった選択肢も提示されています。 効果はどう現れる? また、共感が得られた段階では、提案した解決策のROIなど具体的な実施効果を明確にし、実際にその方法がもたらす成果を数字や事例で示すことが求められます。その上で、解決策を自社の状況に置き換えてイメージできるよう、具体的なストーリーテリングを用い、顧客自身の課題として捉えてもらう工夫がなされています。 合意形成はどう? そして、最終的には提示した解決方法について、顧客と合意形成を図ることが重要です。この時点では自社の製品やサービス導入は必ずしも前提とせず、まずは解決策そのものへの合意が得られることが目的となります。 顧客関係の維持は? また、実践には至っていないものの、販売商品の訴求以前に、顧客との関係性を維持し、課題に寄り添う姿勢が重要であると考えます。こうした取り組みにより、営業は顧客に新たな気づきを提供できると同時に、営業自身の心理的安全性も担保されると感じます。実際、営業職はプレッシャーに強いという固定観念がある一方で、日々の業務の中で自省や試行錯誤を行っているのが現実です。 検証プロセスは? さらに、プロトタイプ作成の際には、ユーザーの本質的な課題を解決することが最も重要です。対象者が共感を失わない課題設定に基づき、実際のユーザーの声を取り入れて改善を繰り返すことで、限られたスケジュール内においても効率的な検証プロセスが実現できると感じました。

クリティカルシンキング入門

分解のコツをつかむ!自ら動く学び方

「分解」とは何か? 物事を正しく理解するためには、「分解」が欠かせません。正しく分解するためには、「MECE(モレなくダブりなく)」な状態を維持することが重要です。「分解」は一見難しく思われるかもしれませんが、Who・What・When・Whereの視点で考えると、整理がしやすくなり、MECEの状態かどうかの判断も容易になります。 手を動かして得られるもの まずは実際に手を動かして「分解」を試してみましょう。仮に何も見えてこなかったとしても、それ自体に価値があります。「何も見えなかった」という事実を知ることも重要だからです。一工夫を加えながら手を動かし続けることが、「分解」するうえでの大切なプロセスです。 全体を定義する必要性は? 「分解」に着手する前には、必ず「全体」を定義し、それを周囲と共通認識とする必要があります。全体が定義されていないと、Aさんは2020年の顧客、Bさんは2021年の顧客というように、対象のズレが生じてしまいます。 分解が研修設計に役立つ理由 例えば、研修を設計する際にもこの方法が活用できます。「目的」を達成するために受講対象者という「全体」を定義し、Who・What・When・Whereの視点から分解していくことで、研修設計がスムーズに進みます。 売上予算管理でも「分解」は効果的 また、売上予算管理の場合、売上をどの要素が構成しているのかを分解し、チーム全体で共通認識を持つことが重要です。共通認識ができれば、予実差異を分析するときに問題の所在が分かりやすくなり、原因と対策の立案までのスピードが向上します。 議論が必要な場合の全体定義 議論が必要な場合、対象となる「全体」を定義してから話し合うことが重要です。問題が発生したときに、どこからどこまでの業務を対象とするのかを明確にしないと、議論が発散し収束しにくい傾向があります。 業務設計改善の出発点は? 売上を「分解」する際にも、事業部内で売上がどの要素で構成されているのかを洗い出し、チームの共通認識とすることが重要です。また、業務設計の改善においては、業務フローを書き出し、どの範囲を議論の対象にするのかを明確にするところから始めるべきです。

戦略思考入門

優先順位で変わる!仕事と未来の整理術

何が学べた? ■今週の学び <GAiL> 優先順位を決める際には、以下のことが重要です。まず、目指すべきゴールを明確にすることです。例えば、売上なのか利益なのかを明確にします。次に、複数の判断軸を設けます。さらに、仮定の算出を用いながら数値化を行い、同一の基準で判断することが求められます。 <動画学習> 学んだことのひとつに、「捨てることが顧客の利便性につながることもある」という点があります。また、惰性に流されない姿勢が大事であること、「餅は餅屋」という専門性の重要性、そして優先順位を決めるにはトレードオフ(資源に限りがあることや、効力が打ち消し合うこと)の考え方が必要であると理解しました。 どんな気づき? ■気づき 私は、何を考慮すべきかについてある程度見通しはついたものの、それを論理的に判断し、表現する力が不足していると感じていました。GAiLの課題においても、判断にブレが生じ、説得力に欠けていました。しかし、今回、数値化することで納得感のある解を求める方法を学べたことは良い収穫でした。現実の仕事では、必要な情報が不足していると感じることもあり、環境整備が必要であると気づきました。 学びを活かして、まずは販売に関する業務や会議体、継続維持に関する業務を整理したいと考えています。特に会議は、参加者が多いために発言しない人もおり、情報共有だけになっているケースが多いです。会議が一日中続くため、思考する時間がないことから、優先して整理を検討したいと考えました。その際、今回学んだ優先順位の決定方法を活用したいと思いました。また、業務だけでなくサービス内容を見直すことで、ユーザーの利便性向上も考えてみたいです。 業務はどう変わる? ---業務の見直し 1. 整理すべき業務の洗い出し 2. 整理の優先順位決定 - 削減した稼働の目的を明確にする(誰の稼働を削減し、何を行うか含む) - 判断基準を設ける 3. 優先順位の高いものを実行する サービス再考は? ---サービスの見直し 1. 顧客・目的の明確化 2. 機能・サービス内容の洗い出し 3. 機能・サービス維持のための稼働・費用の算出 4. 削除すべき機能・サービスの検討

クリティカルシンキング入門

クセに気づく、思考の転換点

自分のクセに気付く? WEEK01では、常に陥りやすい自分の思考のクセに改めて気づかされました。「分けて考える」「3つの視」「具体と抽象の繰り返し」といった基本アプローチを意識し、自己内省や他者とのディスカッションを通じてクセからの脱却を試みました。LIVE講座のワークでは、学んだとおりに活用しようと思いながらも、実際に考えてみると自分のクセに気づかされる場面が多くありました。この体験から、知識として理解しているだけでなく、日々のトレーニングを通じて思考力を高めることの重要性を実感しました。 業務で活かす思考は? 私の業務は、プロジェクトのリード、バグやトラブルの原因調査、そして他チームとのコミュニケーションなど多岐にわたります。Webサービスのプロジェクトでは、クリティカルシンキングが各場面で大いに役立つと感じています。例えば、要件を設計に落とし込む際には、ビジネス側が本当に求めるものや目的を明確にすることで、必要な機能を的確に提供できるようになるでしょう。また、テスト工程においては、ケースの漏れがリリース後のリスクを招くため、漏れがないテストケースの洗い出しにこの思考法が効果を発揮すると考えています。さらに、上長へのレビュー依頼の際も、漏れなく納得感のある説明を行い、認識の齟齬を防ぎながらプロジェクトをスムーズに進めるための準備や説明に活用しています。 原因をどう追う? バグやトラブルの原因調査においては、思考のクセにより本質からずれた原因探索をしてしまうリスクもあります。こうした状況で、迅速かつわかりやすいレポート作成にクリティカルシンキングは有効です。また、他チームとのコミュニケーションでは、対話を円滑にしブロッカーとなる要因を排除するためにも、この思考法が大いに役立つと感じています。 自己改善は進む? 現在は、ロジカルツリーやMECEなどの具体的なツールの学習は進んでいませんが、まずは自分の思考に固執する時間を減らし、他者とのディスカッションを通じて客観的な視点を取り入れることを意識しています。こうした経験を積み重ね、他者の思考法からも学びながら、自分自身のクリティカルシンキングをさらに強化していきたいと考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

社用車管理のエンパワメント成功術

エンパワメントとは何か? エンパワメントとは、メンバーが自律的に業務を遂行できるように促すリーダーシップの一つです。目標を設定して、その達成方法をメンバーの自主性に任せつつ、効果的な支援を行います。ただし、ミスが許されない仕事や納期が極端に短い仕事には向かない手法です。リーダーがメンバーをよく理解し、モチベーションやスキル、喜びを感じる要因を見極めることも重要です。人材育成という側面も忘れずに考慮する必要があります。 目標設定はなぜ重要? リーダーシップの実践における第2ステップは目標設定です。目標設定では、メンバーをそのプロセスに参加させることが重要で、問いかけを通じてメンバーの問題意識や関心を引き出し、発言を促すことでコミットメントを得ます。また、目標は具体的で定量的であるべきです。メンバーが優先順位をつけて行動しやすいような、測定可能な目標が望ましいです。その際、目標に意義を持たせることで、メンバーの使命感を引き出し、挑戦感を与えることも大切です。これはメンバーに少し高めの目標を与えることで実現します。 成果が出ない時の対処法は? しかし、目標設定をしてもメンバーがやる気を出さない場合は、それが理解不足なのか、実行不能なのか、意欲の欠如なのかを見極めて、適切な支援を行う必要があります。 総務業務に目標設定をどう活用する? 私の業務に関して言えば、総務業務における目標設定を活用できると感じています。今回は、社用車管理業務に注目します。総務の業務は組織方針において抽象的になることが多く、(例:従業員が働きやすい職場環境の改善)そのため、メンバーが業務を日常の一環と捉えてしまい、課題の改善に取り組む意欲を持ちにくいと感じています。 具体的に、25年度の社用車管理業務の目標設定を実施しようと考えています。関係するメンバーを集め、問題意識や関心点をブレインストーミングで出し合い、それを整理します。小さな問題やすぐ解決できる事案は日常業務として処理し、大きな解決策が必要なものや即座に解決策が出ないものを課題として取り上げ、目標設定を行います。目的の意義、定量的かつ具体的な内容、そして挑戦の要素を各メンバーに伝え、エンパワメントを活用します。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

リーダーシップでチームを動かす術

どうやって相手を動かす? 目的を達成するためには、仲間に動いてもらい成果へと繋げる必要があります。そのためには、まず自分が持つ影響力を理解し、相手にどのように影響を与えるかを考えた上で最適なアプローチ方法を選択することが重要です。お互いの理解を深めることで、相手にポジティブな影響力を与え動かすことができます。 どのリーダーシップが有効? エンパワメント型のリーダーシップは、組織のメンバーが自律的に目標に向かって行動できるよう力を与えるスタイルです。目標達成のプロセスを通じてメンバーを育成することができると感じました。また、状況を判断して適切なリーダーシップスタイルを選ぶことが大切です。 目標共有はどう進める? リーダーシップ行動のプロセスでは、目標を立てて共有する際に、自分自身がその目標に納得し、メンバーが共感していることの重要性を再認識しました。目標設定時には6W1Hを活用し、自分が納得しているかを確認しますし、メンバーが立てた目標も同じ視点で確認したいと思います。 どうやって力を引き出す? 私自身がリーダーシップを発揮する場面と、各店にいるリーダーのリーダーシップを育成することが求められています。今回学んだフレームは、日々の業務で活用できる場面が多くあります。例えば、立てた目標が6W1Hで作成されているか確認し、自分自身のパワーの発揮の仕方を選んだ上で焦点を明確にします。また、リーダーシップを発揮しようとしているリーダーには、質問を通じより良いリーダーシップを発揮できるように育成を行います。この「問い」が重要であり、自分のリーダーシップの理解が深まっていることが良い問いを生み出す鍵です。そのため、日常の行動を通じて学びを深めていきたいと思います。 計画確認はどう進む? 来週、私自身の今期1年間のプランを共有する機会があるので、その際に自身が立てた目標を6W1Hで確認する予定です。また、今月末には各店の今年1年間のプランを確認する機会があります。その際には、マネージャーが立てた目標を6W1Hの視点で確認するとともに、店舗にどのように伝えリードするかを聞き、現状のチームメンバーのリーダーシップスキルを把握したいと考えています。

データ・アナリティクス入門

重要性を再確認しよう!データ分析の基本と新発見

今週の学びの重要点は? 今週の学習を通じて重要だと感じた点は以下の3つです。 まず、分析の目的を意識することの重要性です。現在の業務においても、データを加工したりダッシュボードを作成することに満足せず、あくまで何を導き出したいのか、何を証明したいのかといった初期の目的を常に意識するように努めています。この点を再確認し、今後も目的を忘れずに分析を進めることを誓います。 グラフ作成の新たな発見とは? 次に、グラフのX軸やY軸の配置が読み手に与える印象を大きく左右する点について、新しい発見がありました。これまではグラフの種類による印象の違いは認識していましたが、X軸やY軸の置き方にも注意を払う必要があることを実感しました。これからは、この点を意識してグラフを作成していきたいと思います。 比較分析の基本に戻る必要性 最後に、分析は比較であるという基本に立ち返ることです。業務では前年や前月など、期間軸による比較が多いですが、例えば国籍や予約経路など、他の軸での比較も意識することで多角的な分析が可能になります。これを踏まえ、実践に取り組んでいきたいと思います。 ホテル予約サイトでの活用法は? 現在、ホテル予約サイトのプラットフォーム運営に携わっており、登録施設の売上最大化のサポートをコンサルティングしています。日々の予約データを以下のように活用することで、より精度の高い提案ができると考えています。 - どの国籍からの予約が多いか、平均宿泊日数が長い国籍はどこか - 何月の予約が多いか - 売れている価格帯はどれか データ比較をどう進める? これらのデータを基に、最適な提案を施設に行いたいと考えています。この学びは現在の業務に直結する分野であるため、まずは実践を心がけます。そして、「比較」を意識して、これまで考えていなかった視点からの比較も試みたいと考えています。具体的には、自社内データや他社との比較だけでなく、政府の提供するデータとの比較も行ってみようと思います。 また、前期のナノ単科同様に他者への共有も積極的に行います。学びをチームメンバーに説明することで、より深い理解と正確な認識を確立できるため、この点も重視していきます。

データ・アナリティクス入門

視点が変わるデータ再発見のヒント

代表値は何を示す? データ分析においては、代表値や標準偏差といった基本指標を正しく理解し活用することが大変重要です。代表値には単純平均、加重平均、幾何平均、中央値などがあり、分析の目的に合わせた使い分けによって、より正確に傾向を読み取ることが可能となります。なお、実際の業務では最頻値を確認する場面もあるため、必要に応じて取り入れることが望ましいです。 集約手法の選び方は? また、データの集約方法にはさまざまな手法が存在し、誤った方法を用いると解釈や意思決定にズレが生じる可能性があります。そのため、常に目的に合ったアプローチを意識し、適切な手法を選択することが重要です。さらに、データのビジュアル化では、表現方法を工夫することで数字だけでは気づきにくい傾向を視覚的に捉えることができるため、状況に応じた最適な手法の選択が求められます。 ダッシュボードはどう使う? 施策の効果検証や日々の数値を確認するためのダッシュボードの作成・管理は、私の業務において大変重要な役割を担っています。これまでも代表値の使い分けやデータのビジュアル化について意識してきましたが、今回の学習を通じて基礎部分を再確認することができ、より適切な方法を用いる必要性を実感しました。特に、ダッシュボードは自分だけでなくチームのメンバーも活用するため、見せ方や解釈しやすさに細心の注意を払っています。 新たな平均法は? これまであまり使用してこなかった加重平均や幾何平均についても、現在扱っているデータに適用できる場面を意識的に探していきたいと考えています。既存のデータを例に、新たな視点での分析に取り組むことで、今まで見逃していた傾向やパターンを見出せる可能性があるため、さまざまな集約方法を試し、状況に合わせた最適な手法を選択できるよう努力したいと思います。 グラフ表現の意味は? ビジュアル化に関しては、単にグラフを選ぶのではなく、なぜその形式が適切なのかという明確な意図を持って活用することが大切です。さらに、同じ種類のグラフであっても、表示する項目数や内容によって可読性や伝達力が大きく変化するため、見せ方の工夫や調整にも十分な注意を払っています。

データ・アナリティクス入門

検証と比較で広がる学び

分析の目的は何? 分析の本質は比較にあると実感しています。何のために分析を行うのか、もう一度立ち返り、プロセス、視点、アプローチを意識することが大切です。複数の仮説を立て、様々な切り口から問題にアプローチすることで、見落としがちな問題点も網羅することができると感じます。 データ分布はどうなって? 全体像を把握するには代表値の比較が有効ですが、同時にデータの分布がどのようになっているかもしっかりと確認する必要があります。抜け漏れがないか、条件反射に頼らずに注意深くチェックすることが肝心です。また、標準偏差の変動は、株のボラリティに似た感覚で捉えています。 検証の手順は? 仮説は何度も繰り返して検証すべきで、すぐに答えを出さず、切り口に抜け漏れがないかを再点検することが重要です。問題点を明確にするためにはデータを見える化することが効果的で、これによって次のアクションやステップを取りやすくなります。データの判断目的やその見せ方にも気を配る必要があると感じます。 打ち手の成果は? 特に、ある動画で打ち手の費用対効果について触れられていたことが印象的でした。これまで「どの打ち手を優先するか」が重要だとは考えていましたが、実際にその打ち手を実施した際のリターンまで考えるという視点は、私自身の経験上、一度も考えたことがありませんでした。ファイナンスの考え方であり、その入り口ともなる新たな発見に、深く感謝しています。 時間の使い方は? また、他の社員より明らかに時間を要している業務があると感じています。正直なところ、その業務が自分に向いていなかったり心理的に好ましくなかったために、時間がかかると言い訳をしていた自分がいました。しかし、他者との比較を通して、行動前の準備段階で何か問題があるのか、結論から逆算するなど、対策案の仮説やシミュレーションを実際に試している最中です。 改善策はどうする? 現状をしっかりと把握し、問題点を見つけるとともに、どのような状態にすべきかを工程を逆算しながら検証しています。苦手な業務の改善につなげるため、うまくいかなかった場合はさらなる仮説を立て、柔軟に対応していくつもりです。

クリティカルシンキング入門

クリティカルシンキングで仕事改革が進む理由

クリティカルシンキングで学んだこと クリティカルシンキングの4つの心構えが特に印象に残りました。 まず、視点、視野、視座を変えながら物事を見ること。次に、自分の思考にはクセがあり、最初に思いついた考えには過去の経験からくるバイアスが含まれていると認識すること。そして、自身に問い続けること。最後に、目的を明確にすることです。 経験の評価をどう変える? 以前の私なら、経験は自分の引き出しとなり、課題や問題に直面した際に自分を助けるものだと考えていました。それも一部は正しいかもしれません。しかしクリティカルシンキングを学んでからは、「経験則を持っている自分自身を批判的に見る」という考えに変わりました。このような思考を持って業務に取り組むことが大切だと感じています。 効率化と高品質化をどう実現? 現在従事している仕事では、「高品質化」と「効率化」が重要です。具体的には、既にある業務フローを代行していますが、それをそのまま受け取るだけではなく、クリティカルシンキングの視点を活用していきたいと思います。本当に人の手が必要な業務なのか、一部RPAを使って効率化できないか、どのようにすれば高品質化につながるのか、この業務の目的は何か、本当に必要な業務なのかと自問しながら、提言することで業務そのものをなくし、関係者全員がWIN-WINになることを目指します。 発言時に何を意識する? また、ミーティングでの発言においても、相手の話を最後まで聞き、最初に思いついた自分の考えに疑問を持つようにしています。その際、自分の思考はどの視点、視座、視野から導きだされたものなのかを問い続け、相手の視点からも考え、思いがけない第3案を出せるようになりたいです。 プレゼン資料で問うべきことは? プレゼン資料を作る際には、誰のための、何のための資料なのかを強く意識するようになりました。タイトルや文章の長さは適切か、伝わりやすいスライドになっているか、過去の成功体験に囚われていないか、プレゼン自体が必要なのかなどを常に考えます。 4つの心構えを基にした行動 このように、先に挙げた4つの心構えを基に行動していきたいと思います。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

状況に応じたリーダーシップの磨き方

プロジェクトでの学びとは? 今回の演習を通じて、新しいプロジェクトにおいては、たとえ経験豊富な部下がいても、その経験値を見直し、プロジェクトの新規性や環境要因に応じてリーダーとしての行動を調整する必要があることを学びました。リーダーシップ行動は常に状況に応じて変化することが求められます。 柔軟な行動の重要性 リーダーには4つの行動タイプがありますが、特定のタイプに拘ることなく、状況に応じて柔軟に行動することが大切です。相手が誰であるかや、どのような仕事が求められているかを考慮し、適切な行動を取ることが重要だと感じました。 マネジリアルグリッドの気づき また、マネジリアルグリッドの学習を通じて、自分がこれまでタスク志向型に偏っていたことに気づきました。リーダーシップを発揮する際には業績だけでなく、チームメイトへの関心も持ち、その行動がどのような影響を与えるかを考えながら行動する必要があると理解しました。 若手メンバーへのスキル指導 インサイドセールスの若手メンバーへのスキル指導においては、メンバーが直面する業務の難易度や他部門とのチームワークの状態といった環境要因をよく見極め、適切なリーダー行動を取るように努めます。若手メンバーの経験値だけで判断して指示するのではなく、彼らの意見やアイデアを取り入れながらサポートすることが重要です。 組織全体の連携をどう強化する? マーケティング施策でマーケターや製品営業と連携する際には、他部署メンバーの豊富な経験を活かし、業績を最大化するために意見を積極的に取り入れたいと考えています。各メンバーが意見を出しやすい環境づくりや、目標と活動目的の共有を図っていきたいです。 フィードバックの最適化方法 インサイドセールスの週次ミーティングでは、施策ごとに状況に応じてメンバーに適切なフィードバックを行い、若手メンバー向けのロールプレイではパスゴール理論を用いてスキル指導を行っています。また、マーケティング施策の事前打ち合わせやフィードバックミーティングでは、各メンバーのスキルを最大限に活かし、目標達成に向けて共に進むリーダーシップが求められると感じています。

データ・アナリティクス入門

原因探索で拓く学びの未来

なぜプロセスを分解する? WEEK05「原因を探索する」では、まず一連のプロセスを分解して、各段階の転換(例:表示からクリック、クリックから体験レッスンへの導線)について整理する手法が紹介されていました。次に、問題の原因を探るために、企業戦略だけでなくそれ以外の要因も視野に入れる「対概念」の考え方が示され、幅広い視点での分析が求められていることが分かりました。 どうして要因に注目する? また、原因探索の際には、コストやスピード、意思疎通といった項目を重要度に基づいて重み付けし、最もインパクトのある要因に注力することが提案されています。さらに、少ない工数でかつリスクを抑えて改善を実施できるA/Bテストによるランダム化比較実験の実施方法も取り上げられ、実践的なアプローチとして評価されていました。加えて、ファネル分析により、ユーザーの行動プロセスを段階ごとに可視化し、どこでユーザーが離脱しているのかを実数と比率の両面から明らかにする手法も理解できました。 この事例はどう見る? 一方で、筆者自身が携わる自動車部品メーカーの事例では、採用ファネル管理表の作成が依頼されながらも、実際の元データが分散・乱雑な状態にある現状が語られていました。採用プロセスの各段階(応募者数、書類選考、面接、内定)の実数と割合を把握し、Excelやグラフ化ツールを使って直感的に状況を捉え、進捗管理やボトルネックの特定、採用プロセス全体の効率化と品質向上を目指すという目的が明確にされています。 なぜデータ整備が必要? そのため、まずは不要なデータの削除、重複データの統合、欠損データの処理、書式や値の統一など、元データの整備に着手する必要があります。加えて、着手前には「なぜ採用ファネル管理表が必要か」を改めて検討し、採用業務全体に問題がないか、他の角度から問題が発生していないかを確認する重要性が強調されていました。 分析の重要性は何? 今回の学びを通して、分析の基本プロセスである「what, where, why, how」を行き来しながら、各ステップにしっかり向き合うことの重要性を改めて認識することができました。

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