リーダーシップ・キャリアビジョン入門

内面が導く真のリーダーシップ

本当のリーダー像は? リーダーシップとは単なる行動ではなく、その人の状態や内面の意識、能力が表れるものだと改めて感じました。単に行動するだけでなく、広く物事を考えた上で、具体的な行動で示すことが大切であると理解できました。 背後の本質は? また、リーダーシップは場面に応じた適切な行動とともに、その背景にある意識や能力が存在するという点に気付かされました。自分自身の考えや経験を言語化し、教訓としてまとめ、自らのものにしていくプロセスが、リーダーシップの醍醐味であると感じます。行動は誰にでも見やすい部分ですが、その背後にある意識や能力こそが真のリーダーシップを形成すると実感しました。 環境変化にどう対応? また、組織の役割変更に伴い、各々の立場でリーダーシップを発揮することの重要性を強く感じました。メンバーの中には、新たな環境に対してモチベーションが高まる人もいれば、理解が十分でなかったりプレッシャーを感じる人もいます。組織のリーダーとして、目指すべき姿を全員に浸透させること、新たに責任を担う人には積極的に行動することを意識してもらうこと、また、過去にリーダー経験のあった人に対してはフォロワーシップを発揮し再びリーダーとしての資質が認められるよう後押しすることが求められます。 共有のステップは? このような多様なメンバーの状況を踏まえ、取り組みの意図や意思を十分に共有するため、以下のステップが有効だと考えます。まず、マネジメント層でビジョンの再整理を行い、該当メンバーに求める役割と期待を明確にします。次に、それぞれの役割や責任を明確にした上で、個々の想いを十分に聞き取ります。その後、現状とのギャップを整理し、全員が共通理解を持てるよう整合を図ることが重要です。最後に、定期的なコミュニケーションの場を設け、各メンバーの状況や進捗を確認しながら、継続的なフォローアップを実施していく必要があると感じます。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

あなたのやる気、ここから生まれる

やる気の秘密は何? モチベーションは十人十色であり、各人のやる気の源やスイッチは異なります。そのため、自分自身の感覚だけで他者のやる気を判断するのではなく、まず相手とのコミュニケーションや対話を通じて、その人固有のやる気スイッチを見極めることが大切です。この考え方をもとに、個々に合った働きかけで仕事を任せると、より良いパフォーマンスにつながります。 動機と衛生はどう? また、ハーズバークの動機づけ・衛生理論によれば、仕事に対する満足感は動機付け要因と衛生要因に分けられます。達成感、承認、責任感、自己成長などの動機付け要因は、直接的に満足度やモチベーションの向上につながります。一方、労働環境や報酬、身分、昇進などの衛生要因は、不満を軽減する効果はあるものの、必ずしも満足感やモチベーションそのものの向上には結びつかないことを意識する必要があります。 強みはどう示す? 個々のメンバーのやる気スイッチを見つけるためには、各人の強みや得意分野に敬意を払いながら、その期待や成果を具体的に伝えることが重要です。直接的な評価だけでなく、各個人の取り組みや成長のプロセスに対しても適切なフィードバックを行い、より良い自己実現へとつなげるよう努めたいと思います。 面談の極意は何? さらに、今後予定しているフィードバック面談においては、以下の点に留意して効果的なフィードバックを実施します。まず、具体的な事実に基づいて仕事の評価や学びを伝え、評価基準を明確にすること。そして、良い点と改善点の両面をバランスよく伝えるとともに、改善案は具体的な行動計画に落とし込み、次回以降の業務に活かせるように支援します。 任せ方はどうすべき? また、業務を任せる際は、過度に干渉せず、まずはメンバー自身の裁量に任せると同時に、定期的な報告サイクルや報告方法を明確にすることで、適切なフォローアップを行っていくことが求められます。

データ・アナリティクス入門

仮説と問いで広がる学び

結論と問題は何が違う? ケーススタディを通して、私は結論の仮説と問題の仮説の違いについて学びました。これまで結論と問題の仮説を意識することはほとんどありませんでしたが、結論の仮説は答えを先に仮定してから分析を進める手法であり、問題の仮説は問題の本質や真因に迫りながら「なぜ?」と問い続ける流れであると理解するようになりました。 考えの整理はどうする? また、仮説を立てる際には、自分の考えを整理し、納得感や他者への説明力を高めるために、網羅性が非常に重要だと実感しました。誰が読んでも理解しやすいようにフレームワークを活用することで、従来の方法に比べ、思考が整理され、見やすく理解しやすいアウトプットが得られると感じています。 時間軸の重要性って? さらに、課題を考える際には、過去・現在・未来という時間軸で捉えることが重要であると学びました。問題がいつ発生しているのかを明確にすることで、現在の状態を正確に把握し、なぜその状況になったのか過去を振り返り、将来の理想像に向けて現状で何をすべきかを考えることで、より納得のいく議論ができると感じています。 企画で何を考える? 通常の業務において新商品や新機能を企画する際は、価値(魅力)とコストのバランスを考慮します。コストを削減する方法を検討する過程では、複数の仮説を立てるとともに、迅速に検証を行いアウトプットに結びつけることが求められます。うまくいかなかった仮説に対しては、なぜ失敗したのかをしっかり確認し、次につなげることが大切です。 国際展開の特徴は? また、現在の業務では、同じような製品を複数の国で展開しています。各国の特徴や強み・弱みをフレームワークを用いて整理し、そこから抽出した課題に対して改善策をいくつかの仮説として立て、検証を実施しています。このプロセスをグループ内で共有することで、より広い視野での理解が進み、全体のパフォーマンス向上につなげています。

クリティカルシンキング入門

情報を分解して新たな可能性を発見

グラフ化の重要性とは? 分解を行うことで、解像度が向上することを痛感しました。特に、グラフ化の重要性を理解し、視覚的に情報を把握するのは新鮮で面白い体験でした。切り口が見つかると、その観点に注力しやすくなるものの、さらに多様な切り口を考えることも重要です。新たな発見を確定的な答えと見なしすぎず、分解を進めることで結果の変化が生じる可能性も意識するべきだと感じました。手を動かすことで初めて見えないものも浮かび上がり、「見つからなかった」ということ自体も価値のある結果と捉えられる点に気づき、はっとさせられました。 MECEをどう意識する? 分解を行う上で重要なのは、常にMECE(漏れなくダブりなく)を意識することです。これにより、目的に沿った分解を進められます。日常の業務において、分解を実施する際は次のポイントを意識しています。①全体を正しく定義しているか、②分解が目的に沿っているか、③他者からフィードバックを得て、自身の思考の癖を補正することです。 分解の応用例は何か? 具体的には、データが扱われるさまざまな業務に応用が可能です。例えば、備品の在庫管理や発注予測、さらに社内コミュニケーションを活性化するイベントでも有効です。特にアンケート形式でデータを収集する際には、設問設計が非常に重要であり、目的に応じた分析の切り口を試行錯誤しながら模索したいと思っています。 どのように課題を洗い出す? 現状の業務運用における課題を洗い出すためには、データを多様な切り口で分解し、仮説を立てることが欠かせません。特に、MECEを意識し、分析の目的を見失わないようにすることが大切です。備品の在庫管理では、現状データを分解し、傾向を見出すことで在庫の無駄を排除し、適正な発注を図ります。また、社内のコミュニケーションイベントでは、プロセスごとに課題を明確化し、分解した結果に基づいて翌年のアンケート設問設計を見直していく予定です。

クリティカルシンキング入門

文章を正しく伝える技術を磨く旅

文章はどう正しく伝える? 文章を書く際に、ただ伝わるだけでなく「正しく」伝わることの重要性を改めて感じました。文法的に正しい文章が相互認識のずれをなくし、的確な理解に繋がると実感したので、まずは自分自身が正しい文章を作れるようにすることが重要です。 伝えたいことは何? また、「何を伝えたいのか」を明確にすることが不可欠だと感じました。「イシュー」を明確にすることで、伝えたい内容が確実に相手に伝わるためです。このように文章を評価する考え方は新鮮で、言いたいことを分解・加工する方法は、これまでの学びを実践する上で基盤となると感じました。 イベント開催のコツは? イベント開催では、多くの人や部署を巻き込む必要があります。関係者が多いほど、目的や内容が誰にとっても一貫して明確である必要があります。このスキルがなければ生産性や効率が低下し、良い結果を生み出せません。また、営業企画や課題解決のために、実施理由やその打ち手の根拠を明確にすることが今後ますます大事になってくるでしょう。「なぜそれがいいのか」を伝えることも、重要な取り組みとなっていくと考えています。 イシュー整理の方法は? これからは「イシュー」をまず特定し、ピラミッドストラクチャーを用いて言いたいことを可視化し整理していきます。営業企画提案では「目的」「課題」「要因分析」「打ち手の根拠」などの項目を明確にしながら構成していきたいと思います。また、イベント開催や企画時には、関係者にも同じように伝わるよう、依頼メール作成時などには自分での見直しだけでなく、チームメンバーにも確認してもらうなどして、正しい文章作成を進めていきたいと考えています。 日々の学びはどう? さらに、本を読む習慣をつけるため、週に1回程度、400文字の文章を作成することを実践しています。これにより、読み終えた本から得た学びや要約を自分なりに整理してみたいと思っています。

戦略思考入門

事例で学ぶ!本物の戦略力

戦略立案の意義は? 具体的な戦略立案のフレームワークの有効性を学び、多角的な競合分析の視点が印象に残りました。顧客の選択肢となるあらゆる業態を競合と捉えることの重要性を実感するとともに、模倣されにくく持続可能な競争優位を生み出すためには、VRIO分析を活用し自社の資源や能力を評価することが不可欠だと理解しました。また、コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略という3つの基本戦略を応用し、市場環境や自社の強みを踏まえた長期的な戦略の構築の大切さも学びました。 実務の成果は何? さらに、外食業界における実務の中で、戦略学習の成果が新業態開発や商品開発に直結することを確認しました。競合を多角的に分析し、VRIO分析で自社の強みを引き出す差別化戦略や、ポーターの3戦略を参考にターゲット顧客に合わせた独自価値の提供が重要であると感じました。こうしたアプローチにより、健康志向に対応した業態開発や、多角的な視点からの商品開発、さらにはSNSなどを活用した効果的なマーケティングが実現できると考えます。組織全体で戦略を共有し、実行力を高めることも大切なポイントです。 行動計画の詳細は? 客数増加、収益構造改革、新規出店に向けた行動計画は以下の通りです。まず、新業態開発では、市場調査で顧客ニーズと競合状況を把握し、VRIO分析により自社の強みを明確化した上で、コンセプトや持続可能な収益モデルを構築します。次に、既存業態改革では、ABC分析を用いてメニューを見直し、高収益メニューの促進や、オペレーションの効率化、また顧客満足度調査を実施してサービス改善に取り組み、デジタル技術の活用によりリピート率を向上させます。最後に、新規出店では、エリアマーケティングによって最適な出店エリアを選定し、多様な店舗フォーマットの開発と投資リスクの最小化を図る方針です。これらの行動を通じて、企業としての競争優位の確立と持続的な成長を目指します。

データ・アナリティクス入門

実践で証明!成功へのABテスト術

ABテストはどう実践? ABテストの存在を初めて知ったとき、施策を同時進行で実施しながらも、60~70%程度の成功を見込んで行動し、その結果をもとに対策を絞り込むという考え方に納得しました。職種上、普段は使う機会がないものの、今後の選択肢として意識しておきたいと思います。ただし、ABテストを実施する前には、しっかりとした検証のステップを踏む必要があることは言うまでもありません。 論理検証はどう? また、分析においては、クイズのような抜けや漏れを防ぐために、段階を追って論理的に検証を進めることが重要だと感じました。 試行で得た自信は? 実際に、昨年のこの時期、自身の残業対応策を試行し、修正が必要だと感じた箇所を2、3ピックアップして対応を行いました。具体的には、チェックリストの活用や同一項目の一連化(モジュール化)を実施し、もやもやとしていた問題を解消することができました。これにより、自分でもできるという自信がついたのは、ある意味でABテスト的な試みだったと思います。問題解決は原因と結果の因果関係を追及することが重要ですが、定石通りの対応も身につけつつ、今回の成功例を対策の一つとして活かしていきたいと考えています。 実践は何に効く? いずれにしても、実践することの大切さを改めて実感しました。残業時間の短縮に成功した経験をもとに、他の改善点にも同様のアプローチを適用してみたいです。実践を通じて、得たノウハウや注意点を蓄積しながら、さらなる改善を目指す所存です。 問題はどう解決? 何を改善し、どの問題を解決するのかというテーマ設定自体も重要なカギです。以前、他者からの問いかけがきっかけで、これまで諦めていた問題に挑戦し、結果的に成果を得た経験があります。この経験から、まずは取り組みやすく成果が出やすい問題を選び、ステップを踏んで実験・検証を繰り返すことが、問題解決への確実な道であると感じました。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

フィードバックでチームを変える方法

リーダーの姿勢は? 実行した結果を振り返るにあたり、メンバーへの仕事の委任ではリーダーのスタンスが重要です。プロセスが正しいか、状況が変わっているか、当初の想定通りの結果が出ているか、また不測の事態に備えられているかを確認することが大切です。 評価のポイントは? フィードバックにおける効果的なポイントは、自己評価や言語化、事実に基づく評価の明確化です。良い点と悪い点の両方をセットで振り返ることが重要です。また、X理論では人は責任を回避したがるため、ノルマやペナルティで対応しますが、Y理論では責任をとろうとするため、高い目標や称賛、報酬での対応が求められます。動機付けと衛生理論を用いてエンゲージメントを向上させることが重要です。 フィードバックのタイミングは? モチベーションのスイッチは一人ひとり異なるため、その時のその人を良く観察し、相手に応じたフィードバックや励ましが必要です。時間がない中でもこまめにフィードバックを行うことが次の仕事での改善やミスの減少にもつながります。その場その場でのフィードバックを通じて、相手をよく見て実践していきたいと考えています。 エンゲージメント対策は? 特に弊社の過酷な営業現場でのエンゲージメント向上が議論になるなか、動機付けと衛生理論を用いて対応を整理することが重要です。どちらか一方の改善では解決しない現状では、両面での対応策の検討が必要です。モチベーションの高い人とそうでない人では効果を発揮する方法が全く異なるため、バランスの取れた対応策を再整理したいと思います。 すぐに実施すべきは? 現在、自チームではミスが発生しているため、今回学んだことを活かし、フィードバックを後回しにせずにすぐに実施したいと考えています。営業現場でのエンゲージメント向上について議論が進む中で、動機付け・衛生理論に基づき、バランスの良い対応策が考えられているかを再確認したいです。

クリティカルシンキング入門

正しい問いを立てる学びの実践法

目的は何だろう? 「正しい問いを立てる」ということは、課題を表面的に捉えるのではなく、目的を再確認することだと私は解釈しました。具体的には、以下の点を整理する必要があると感じています。 課題の根本は? まず、「この課題は何のために取り組んでいるのか」という根本的な問いを立てることが重要です。他にどのような要因が影響するか、そして現状を踏まえてどこに焦点を当てるべきかを明確にする必要があります。 成功の秘訣は? また、特定の企業が成功した要因の一つに、実行力があることはもちろんですが、団体を動かすための適切なプロセスを考え、決裁者を納得させることができたことも大きいと学びました。これは、思考を進める際に常に意識しておくべき点であり、特に施策を進める際のキックオフミーティングで有効であると感じます。 会議の焦点は? キックオフミーティングは、施策を実施する目的や課題感を擦り合わせる重要な場面です。しかし、つい具体的な実施方法にばかり焦点が移りがちです。そのまま進めば、施策が意味を持たないものになってしまう可能性があるため、キックオフミーティングの段階で、「この施策は正しい問いを立てられているか」を丁寧に確認したいと考えています。 アンケートの意図は? 直近では、顧客満足度アンケートの実施を進めていましたが、施策の目的が曖昧だったため再度の検討が必要となりました。研修で学んだ内容を活かし、施策の目的や課題感を改めて整理したいと思います。 失注理由は? 現在、満足度アンケートを契約者のみに実施しているため、失注顧客の意見も収集したいと考えています。また、営業とサービスを分けて評価を得たい、失注の真の理由を知りたいという課題感があります。これらの課題がアンケートで解決すべきものか、解決後にどのように動くべきかを整理し、その上で施策実施の判断を行いたいと思います。

マーケティング入門

競合分析で見える自社の強みと課題解決のヒント

自社の強みをどう活用する? 何を売るかについて手当たり次第にお客様の困りごとを探すのではなく、自社の強みを活かせるものを探すことが重要だと改めて気づきました。そのためには、まず自社の強みをしっかり認識することが必要です。自社の強みは競合との比較の中で初めて明確になるため、自社の強みだけでなく競合の強みや弱みもきちんと分析する必要があると感じました。 効果的なヒアリング方法とは? また、困りごとの聞き方についても注意が必要だと再認識しました。「何か困っていることはありませんか?」という聞き方では、ほとんど情報が出てこないことを実際に経験しました。そのため、自ら仮説を立てた上でヒアリングを行うことが重要だと思いました。 産業用コネクタ開発の戦略 自社においては、新製品、具体的には産業用のコネクタの開発を検討しています。そのため、自社と競合の強みを改めて分析したいと思います。また、ヒアリングにおいては、既に一定程度認識しているお困りごとを解決できる製品コンセプトを検討し、ヒアリングシートや説明会を営業部と共有して、業界内の主要なプレーヤーへのヒアリングを実施したいと考えています。さらに、マーケターとして積極的にお客様訪問を重ね、業界のニーズや痛点の確認を進めていきたいと思います。 製品開発のための具体的ステップ 具体的なアクションプランとしては以下の通りです: 1. 現在の製品コンセプトとニーズや痛点を結びつける。 2. 技術部とコンセプトの実現に向けた事前打ち合わせを行う。 3. 実現可能性が確認できた場合、営業部と共にキープレーヤーへのヒアリングを実施する。ヒアリング時には業界の顧客ニーズを解決できる仮説を立てて行う。 4. ニーズの確認が取れたら、製品化に向けた社内検討を本格化させる。 このような取り組みを通じて、より効果的に市場のニーズに応じた製品開発を進めていきたいと思います。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

エンパワメントで築く信頼と目標共有の秘訣

エンパワメントのコツは? 松下幸之助の言葉「任せて任せず」に基づく具体的な実践内容が詰まった学習でした。エンパワメントを行う際のコツや留意点として、「余裕を持つこと」「相手をよく知ること(権限を含む)」「エンパワメントに向く、向かない仕事を見極めること」「リスク対策を行うこと」が挙げられます。私に最も不足しているのは余裕を持つことだと再認識しました。エンパワメントは自分のためではなく、メンバーのためであることを常に意識し続けることの重要性を学びました。 目標と計画は大丈夫? リーダーシップ行動の3つのプロセスのうち、①目標を立てて共有することについては、「成功基準があるか」「振り返りができるか」「目標の意義に自分が納得できているか」という要素が重要です。また、目標はメンバーと共有して初めて意味があります。②計画を立てることについては、計画策定をメンバーに任せて考えさせることが大事で、その際には「ゴールとその道筋の認識が一致しているか」が重要です。普段使用しているOSDCフレームワークや段取りのイメージをメンバーに言語化させるよう心がけます。 組織目標は伝わった? 4月に行った方針発表で組織目標を説明しましたが、それだけで「メンバーに正しく伝わった」「目標に共感できている」と思い込んでしまっている可能性があると反省しました。メンバー全員が目標の意義に納得できるよう、丁寧に説明することの重要性を再認識しました。 ビジョン共有すべき? 現在の組織で欠けていると感じるのは「目的・ビジョンの共有」です。年度初めに立てた組織の目標がありますが、今一度その意義を問い直す取り組みをしたいと思います。メンバーと一緒に「今の仕事を辞めると誰が困るのか」「自分やチームの仕事が会社全体のゴールとどう結びつくのか」を考える場を設けます。11月に実施される全社エンゲージメント・サーベイの前にこの場を設定する予定です。

戦略思考入門

受講生本音!分析に挑むリアル記録

3C分析、どこが難しい? 3C分析の意味は理解しているものの、実際に適用してみると難しさを実感しました。たとえば自社の状況を考える場合、他部門の業務内容の把握が不可欠であり、特に経営戦略に関わる部門の関与が必要だと感じました。また、演習問題では、仮に私が主任を3人抱える部長の立場であった場合、どのような指示を出すべきかを検討する余地があると考えます。ただ、設問において営業部長の関与が問われていない点は、ケーススタディとしてやや不自然に感じました。 再就職で何に気をつける? 再就職活動に3C分析を適用する際には、まず自分のスキル、経験、知識の再確認と他者との差別化、定期的な課題の抽出が自社の観点として活かせると考えます。一方、応募企業に目を向ける際には、求人情報を熟読し必須条件や歓迎条件、職種ごとの求人規模を確認することで顧客・市場の状況把握に努めています。ただし、競合に関しては、登録しているエージェントの担当者と相談する方法が有効かもしれません。 SWOT分析、続けられる? また、SWOT分析の実施も有益だと理解しているものの、過去の経験からその場限りの分析となり、継続が難しいという現実もあります。一部では、このフレームワークは経営者あるいは経営層向けとされることもあるようです。 現実の壁をどう感じる? 総じて、ケーススタディの場面設定がほぼ「営業」という業種に偏っているため、技術職中心で営業経験のない私には、彼らの活動が想像の域を出ず、正直なところ、営業経験者に対しては羨望の念さえ抱いてしまいます。また、かつて大企業に在籍していた経験から、自分自身の業務範囲が限定され、会社全体を広い視野で捉える習慣がついていなかったことも、3C分析における自社の検討が不得手な理由の一つだと感じます。 仲間と語り合う? 同じような心境の受講生の方々と、これらの点について熱く語り合いたいと思います。

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