解決策立案の重要性を痛感


今回は、問題解決のプロセスである「What」「Where」「Why」「How」の「How(解決策の立案)」について学びました。このステップでも、「What」「Where」「Why」同様、複数の仮説を立てることが重要で、仮説の質が問題解決の精度に大きな影響を及ぼすことを改めて実感しました。プロセスに分ける、対概念を活用し対に分けるといったアプローチを学びました。

最適解の選び方を知ろう


また、最適な解決策を選択する際には、複数の判断基準を持ち、その重要度に基づいて重み付けを行い、基準を揃えて総合的かつ定量的に評価することで、決めつけや思い込みを排除し、客観性と説得力を担保できると学びました。

仮説検証をハイサイクルで


さらに、仮説の確からしさを求めすぎず、仮説検証をハイサイクルで実施することで、より良い仮説検証が行われ、結果として本質的な解決策に結びつくことを理解しました。

共通の留意点とは?


「What」「Where」「Why」「How」の各プロセスで共通して留意すべきポイントは以下の4点です。
1. 目的と仮説を明確にする。
2. 複数の仮説を立てる。ビジネスフレームワークや「分ける」という概念を活用する。
3. 仮説を検証する際は、基準を揃え、分析結果を基に定量的に評価する。
4. 仮説の設定と検証をハイサイクルで行う。

計画策定に向けた意識改革


次期中期事業計画の策定時には、現場で培った経験や勘で導き出した答えを、ビジネスフレームワークを利用して正しいプロセスを一つずつ踏んで答え合わせする意識を持ちたいと思います。ビジネスフレームワークの選定、指標や基準の設定、仮説の構築、データの収集・比較・定量評価、仮説の検証、本質的な解決策の選択など、あらゆる場面で客観性と説得力を備えた事業計画を策定することを目指します。

日常業務での実践ポイント


日々の現場業務の中でも、以下の2点を意識して深く考える癖を身に付け、具体と抽象を行き来することを習慣化したいと思います。
- より高い視座とより広い視野でものごとを見つめるマインドセットを持つ。
- 仮説の確からしさを求めすぎず仮説検証をハイサイクルで実施する。

心に留めておくべきキーワードは「一つ一つ丁寧に」「プロセスを重視する」「胸を借りる」です。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。
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