体験価値の捉え直しは?
体験価値について考える際、これまで自分は商品の機能面に着目しており、利用の短期的なメリットに反応していたことに気づきました。そのため、単なる利用に留まらず、+αの価値として次のストーリーを考える必要があると感じるようになりました。
現場の体験は何が違う?
在籍している会社や業務委託先では、サービス提供の現場で体験価値を意識する機会があります。たとえば、ある教育アプリの提供では、アプリ単体の価値に加え、イベントや先生同士のセミナー、交流会、さらには営業担当者から得られる情報など、アプリを中心とした多様な体験が利用者にプラスの印象を与えています。その結果として、サービスを長期にわたり利用し続ける会員が多い一方で、会員数増加に伴い、営業からのフォローが薄れているという声も一部で上がっており、ポジティブな意見だけでなくネガティブな意見も受け止めています。
意見の整理方法は?
また、業務委託先で展開しているオンライン学習塾においても、毎日ポジティブな意見とともにネガティブな意見が寄せられており、こうした多様な声を機能的価値、体験価値、情緒的価値に整理することで、サービス改善や新しい施策の立案につなげることが求められています。
セミナー交流の意義は?
今月は、先生方が参加するセミナーを実施し、そこでの交流を通じてどのような体験価値を感じているのかを会話の中でヒアリングする予定です。また、学習塾ではLINEや架電を通じ、利用者からのポジティブ・ネガティブな意見を整理し、その内容を既存および新規の施策に反映させる取り組みを進めています。