- 動機付けと欲求の核心
- 対話による信頼関係構築
- 振り返りによる改善成長
2分類と欲求の真意は?
私が学んだモチベーション理論の中で、2分類の理論と5段階の欲求理論が特にしっくりと腑に落ちました。2分類では「動機付け」と「衛星理論」により、私たちが動く理由の違いや背景を整理できる点に納得感を覚えました。また、5段階の欲求理論は、基礎となる生理的欲求から安全・安定性、社会的欲求までの低次の欲求、そして承認・尊厳、自己実現の高次欲求へと段階的に進むプロセスが、個人の成長や組織運営に新たな視点を提供してくれました。
信頼構築はどう考える?
さらに、何よりもコミュニケーションの重要性について深く実感しました。相手をしっかりと認め、リスペクトの心で向き合うことが、信頼関係の構築にとても有効であると感じています。具体的には、チームメンバーとの1on1対話を通して、問いかけ、反省、改善、実行のサイクルを生み出し、各自が自律的にPDCAサイクルを回せるようサポートする取り組みが効果的だと実感しました。
どこを改善すべき?
また、プロジェクトやイベント、タスクの振り返りの場で、個々やチーム単位で良い点と改善点を整理することの重要性も学びました。日々の声がけによって小さな変化に気づき、相手の状況や気持ちをフレームワークで考えることで、原因を明らかにし、組織全体としてどのような対処が効果的かを見極めることができると感じました。こうしたプロセスを通じ、決めた対処の実践と振り返りを行い、チーム全員がフラットに称賛し合いながら改善していく環境づくりが、より活発なチームビルディングにつながると確信しています。
今までは経験に基づいたリーダーシップで自己流になっていた部分が多々ありました。本講座を受講し理論を学ぶことができたことで、今後どのようにリーダーシップを発揮していけば良いのか、目指すべきことが見えました。あとは、現場の中で経験と理論を融合させシナジー効果を発揮できるよう学んだことをアウトプットしていきたいと思えるようになりモチベーションがあがりました。
また、自社の中での自分の立ち位置しか把握できていませんでしたが、色々な業種、職種の方とディスカッションすることができ、視野が広がり、自身を俯瞰して見れるようにもなり、とても刺激的でした。
インプットは習慣化していたつもりですが、アウトプットの習慣化はできていなかったことに気づきました。どちらもできないと効果が薄れてしまうことを認識できたので、今後は、どちらも習慣化していきたいと思います。