どうしてイシューを選ぶ?
課題に向き合う際、まずはイシュー(最優先課題)を特定し、その対策に取り組み、対策後に次のイシューへと順次対応していくという繰り返しで、効果的な課題解決が可能であると学びました。
客観的視点の意義は?
イシューを特定するためには、起こっている事象について客観的かつ多角的に事実を把握し、分析する必要があります。主観や偏ったバイアスにとらわれると、すべての課題を洗い出すことが難しくなるため、あくまで客観的な視点を維持することが重要だと再認識しました。
優先順位はどう決める?
また、洗い出した事実や課題を分解し、分析して優先順位をつける際にも、主観やバイアスを排除した客観的・多角的な判断が求められます。この点が最も難しい取り組みであると感じました。
計画管理の秘訣は?
私の職務においては、事業計画を策定し、その計画通り、あるいは逸脱した状況を補完しながらプロジェクトの管理を行い、計画の達成を目標として部署のマネジメントを実施しています。計画と実績の差異に対処し、次期の計画を策定する流れの中で、客観的かつ多角的に事実分析を行い、優先課題を特定して対策を講じる一連のプロセスに、今回の研修で学んだ方法や意識すべき点が大いに役立つと感じました。
実績乖離をどう乗り越える?
今後、計画と実績の乖離に直面した際には、以下の3点を意識して取り組んでいきたいと思います。
問題の根源を探る?
1.事象や問題を洗い出す際には、主観や無意識のバイアスを排除して、客観的かつ多角的に見直すこと。
2.洗い出した事象や問題の原因を分解・分析し、本質的な起因を探ること。
3.多数の問題や課題の中からイシュー(最優先課題)を特定し、その対策を実施すること。