状況変化の把握方法とは?


状況の変化を把握するためには、「分ける」ことと「視覚化」がポイントとなります。「分ける」際には、複数の切り口を出し、機械的ではなく、目的に沿ってどのように分解すると状況が見えやすくなるかを考えることが重要です。この時に使える手法が「MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)法」であり、漏れなくダブりなく分けることを意識する必要があります。

MECE法の具体的な手法を学ぶ


MECE法には次の3つの方法があります:
1. 層別分解:全体を定義して分ける(例:単価別、年代別)
2. 変数分解:一つの数字に対する変数を分ける(例:売上=客数×単価)
3. プロセス分解:分析対象の事象に関する全体のプロセスを考えて分ける(例:来店→注文→食事を運ぶ→食べる→会計→退店)

分解スキルの課題と対策


私はこれまでMECEの概念は知っていましたが、特に分け方がうまくできないと感じていました。上記の①〜③の手法を知ることができたのが一番の収穫でした。また、「他には?本当に?」と問いかけることで、分解の妥当性を検証することも重要だと感じました。

解約要因とその分析法は?


解約要因の分析:
- 層別:子どもの年齢別、親の年齢別、世帯年収別、利用回数別、子どもの人数別
- 変数:アプリ利用状況=利用頻度×利用ゲーム数×1ゲームあたりの利用時間
- プロセス:契約→初期設定→初回利用→2回目利用→解約までの利用状況→解約→再契約

変数分解スキルを向上させるには?


変数分解のスキルアップ:
私は比較的容易に層別やプロセス分解の案は出せましたが、変数分解が特に苦手だと感じました。そのため、業務内外を問わず、日常生活で目にする数字を構成する変数が何かを1日に最低1つは考えていきたいと思います。具体例はすぐに思いつかなかったので、他の受講生の投稿や知人とのコミュニケーションを通じて課題を見つけていきたいと思います。

クリティカルシンキングを強化する


クリティカルシンキングの基本姿勢:
- 分解の切り口を検討する際に3つの視点を変えてみる。
- 出した結果に対して「なぜ」「本当に」「他には」という問いかけを行う。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。
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ナノ単科とは?

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1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。

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