- 顧客理解、伝達、共感重視
- 誤解解消、意味明確化
- 日常業務応用、人生豊かに
デザイン思考の3つの特徴とは?
難波先生が紹介されたデザイン思考の3つの特徴は非常に示唆に富んでいました。具体的には、「どこまでも顧客を分かろうとする」「それを効果的に伝える」「共感の連鎖(異分野メンバーの連携、ステークホルダーとの協調)」の3点です。これに加えて、私は「考えてつくるのではなく、つくりながら考える」のも重要だと考えています。
デザインの誤解をどう減らす?
「デザイン」という言葉は、人によって様々に解釈されるため、デザイン思考の理解を妨げていると感じています。ある人は「奇抜な意匠」と捉えていたり、別の人は「設計」と見ていたり、またある人は「経営にも応用できる思考法」と考えています。その結果、「デザイン」という言葉が曖昧になり、理解しにくいと感じることがあります。まずは、こうした誤解を減らしていくことから始めたいと思います。
デザイン思考を日常にどう活かす?
どのような業務にもデザイン思考に関わる要素があると感じました。日々のタスクや課題を進める中で、「どこまでも顧客を分かろうとする」ことや「効果的に伝える」ことを意識的に強化したいと考えています。また、これらの問題発見の思考法は、仕事だけでなく人生全般にも活用できると考えています。
日常業務から離れて、さまざまバックグラウンドを持った異業種の方とディスカッションすることができて、大変有意義でした。
デザイン思考は、どちらかというと商品開発で使われる思考法かと思い込んでいましたが、スタッフ職でも、はたまた日常生活でも使える思考法だと思いますので、どんな場面でも人を巻きこみながら意見を出して、発想、試作、検証を繰り返していきたいです。