クリティカルシンキング入門

解像度を上げる分解思考

分解で見える変化は? 物事の解像度を上げるためには、対象を細かく分解することが有効です。分解した結果をグラフにすると、視覚的に変化が把握しやすくなります。 単純合算は危険? たとえば、①の切り口と②の切り口でそれぞれの結果を導き出した後、単に合算して「~の傾向がある」と判断してしまう自分の傾向に気づくことがありました。しかし、このような安易な判断では、実際の状況を正確に捉えられない可能性があります。 早期結論で誤解? また、すぐに結論に至ると間違った傾向を導き出すリスクがあるため、複数の切り口で分解し、得られた結果を合わせて検討することが重要です。仮説を立てた場合は「本当にそうであるか」を疑い、さらに検証する姿勢が求められます。 MECEの使い方は? MECE―もれなく、ダブりなく分解するという考え方―は、タスクごとにどれだけの工数がかかっているかを把握する作業に役立ちます。グラフ化により、全体の中で平均以上の工数がかかっているタスクを見直すことで、必要なリソースや業務の調整が行いやすくなります。 実例で確認する? プロジェクトにおいては、MECEの手法を用いて、チームメンバーがどのプロセスで課題を抱えているのかを分析しています。ただし、「もれなく」を意識しすぎることで、カテゴリが過剰に分割され、現実の問題に完全にフィットしない場合もあります。実務上、これらの点をどのようにコントロールして使用しているのか、具体的な実例を示していただけるとありがたいと感じています。

デザイン思考入門

プロトタイピングで切り拓く実務革新

プロトタイピングの留意点は? システム開発では、定められた手法に沿った実践が成果の成否を分けるとよく言われます。その一環として、プロトタイピングが推奨される場合もあり、顧客に実際の成果物に近い形を見せることで、齟齬がないかを確認することが目的です。しかしながら、プロトタイピングはコストがかかる点や、成果物に近いがゆえに本来の目的と異なる変更が行われるリスクがあると感じています。そのため、KT法など他の手法も併用すべきではないかと考え、今回の学びを改めて実務に活かす必要性を再認識しました。 初期案件で試す価値は? 開発初期の案件でこれを試みるのが最もやりやすいと感じています。初期段階であれば、手法や認識に囚われ過ぎず、目的を確実に反映させることが可能だからです。現在、ヒアリングの初期段階にある案件もあるため、その案件で実践してみたいと思っています。目的の決定においてはMUSTとWANTの両面が存在することから、これらを明確にし、常に共感を得続ける姿勢が大切だと考えています。 非線形プロセスの注意点は? また、WEB制作も手がけている中で、ビデオ内の説明は非常に分かりやすかったと感じました。実際に手を動かしていない方にはイメージしにくい部分もあるかもしれませんが、実務では線形的なプロセス進行が理想とされる一方、現実には非線形となる場面が多いことが大きな課題となっています。手戻りは望ましくないものの、「手戻り禁止」ではなく、最低限に留めるという意識が必要であることを改めて認識しました。

アカウンティング入門

BSで読み解く企業成長の極意

BS評価の基準は? BSに関してネット上では一般的に良いとされる比率や割合が存在するとされますが、業種ごとに大きく異なるため、一概に評価できないと感じました。企業がどのような状態を目指しているのか、その規模に対して適切な水準かどうかが重要です。 流動資産の安全性は? たとえば、流動資産の割合が高い場合、短期的な支払い能力が高く安全な経営と考えられます。一方、固定資産を活用して収益を上げる企業では、充実した固定資産が効率的な稼ぎに結びつき、参入障壁が高いため長期的な経営の安定が期待できると感じます。 無借金が本当に良い? また、無借金経営が必ずしも最良の戦略とは言えません。利益剰余金や出資が原資となるため、成長するための投下資金が限られてしまい、結果として成長速度が遅くなる傾向があります。企業の規模に合った適切な借入を行い、戦略的な投資を実施することが成長に繋がると考えました。 理想BSの在り方は? 自社のBSの現状が本当に理想的な状態なのか、また理想とするBSの割合がどのようなものであるかを改めて検討する必要があります。たとえば、利益率が高く、短期間でリスクの低い投資案件があった場合には、借入をしてでも投資するという経営判断が望ましいでしょう。事前に会社規模に基づいた許容可能な借入額を算出し、そのような案件が出た際に迅速に判断できる体制作りが大切だと思います。 意見は何でしょう? 他の受講生の皆さんが、どのように業務に当てはめ、考えているのか意見を伺いたいです。

クリティカルシンキング入門

課題解決力を磨く!実践的アプローチとは

課題の本質は? 課題を明確にすることの重要性について学びました。大まかに課題を把握するだけでは、その根本原因を解決するには至りません。具体化することで、本質的な課題を捉えることが可能になります。イシューに対する方策や判断は、経験に依存する部分もあるため、知見や経験、俯瞰的に捉える力が必要だと感じました。課題や問いに対するイシューの捉え方は、考え方次第で大きく変わるため、間違いに気づくことが難しい場合もあります。 どう活用される? このような学びは、日々の業務、例えば社内外の会議、製品の不具合対応や要因究明、現行業務の方針決定、将来の業務の企画戦略など、さまざまな面で活用できます。特に会議など、口頭でのやり取りでは、イシューや課題から逸脱しないようにする意識を持ち、全体への共有を意識しています。また、資料作成の際には、最初にイシューや課題を意識し、フレームを構築することを重視しています。 会議で意識は? 打ち合わせの際には、まずイシューや課題の共有を行い、全体の方向性を合わせるよう努めます。会議に参加する場合には、認識のズレが発生しないように課題を確認し、内容が逸れたりしないように軌道修正を行います。資料作成時には、イシューや課題から外れていないかを意識し、作成に取り組みます。資料を書く前に、イシューの特定と枠組みを考え、相手に理解してもらえるように図などで可視化することが大切です。このプロセスでは、他の人に確認してもらい、フィードバックを受けることも心がけています。

アカウンティング入門

数字が語る経営戦略の秘密

収益活動の意図は? オリエンタルランドのケーススタディを通して、その企業が収益を上げるためにどのような活動を行い、その活動が現金の流れにどのように影響を与えているかを分析する重要性を改めて実感しました。特に、人件費が一般的な製造業とは異なり、直接売上に貢献するという考え方に基づいて「売上原価」に含まれている点が非常に興味深かったです。また、災害時のリスクマネジメントとして現金を一定量保有していることが、B/S上に反映されている点も印象に残りました。 戦略策定の秘訣は? 自社の中期経営計画策定にあたっては、まず自社の数字を整理し、競合他社との違いを明確に分析することから始めようと考えています。同時に、他業種のP/LやB/Sを参考にするとともに、異なるビジネスモデルや戦略について学ぶことで、自社の戦略に新たな視点を取り入れる可能性にも期待しています。これまで自業界内での考え方に偏りがあったことを反省するとともに、外部の事例から新たな発想が生まれるかもしれないという期待感があります。 会計と戦略はどう? 今回学んだ内容を実際のビジネスに活かすためには、B/SやP/Lの概念とその戦略への結びつきを深く掘り下げる必要性を痛感しました。まずは、会計と戦略の紐付きを理解できる書籍を用いて独自に勉強し、社内でこれらの知識に詳しい方との意見交換を積極的に進めることで、単なる知識としてだけでなく、実際の経営にどのように活用できるかを自分の中にしっかりと定着させていきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

視野を広げるクリティカルシンキングの力

クリティカルシンキングとは? クリティカルシンキングとは、物事を適切な方法で適切な深さまで考えるスキルです。これを身につけるための基本原則は、常に目的を意識すること、自他の思考の癖を前提に考えること、そして問い続けることです。 思考の癖を広げるには? 思考の癖については、個人的な視点だけでなく、視野や視座を広げることが大切です。自分の経験だけでなく、様々な視点から物事を考え、どのような場面で誰に何が必要なのかを検討することが求められます。 顧客対応で重視すべき点は? 具体例として、顧客への見積(価格)説明のシーンがあります。この際、価格の根拠を示すよう依頼されることがしばしばありますが、単に自社の工数を理由として説明するだけでは不十分です。どの点を顧客が懸念しているのか深堀りすることが重要で、こうした場面でクリティカルシンキングは非常に有効です。たとえば、顧客が金額に納得していない理由として、予算がないのか、上司への説明が必要なのか、または他の案件と比較して高いのかなど、様々な可能性を探るべきです。 効果的な会議運営を目指す 迅速な対応としては、顧客の依頼に対し、その目的を明確に理解するために質問を行うことが重要です。顧客の思考が偏っている可能性もあるため、問い続ける姿勢を持ちましょう。また、会議を開催する際には目的を明確にし、効率的な進行を実施します。参加者に特有の思考の癖がある場合は、視野を広げるように客観的な誘導を行うことで、より良い議論が可能になります。

マーケティング入門

マーケティングで描く新たな経営戦略

ドラッガー理論の妥当性は? 「マーケティングの役割は販売の必要性をなくすこと」というドラッガーの理論を学んだことがあります。しかし、実際には企業に営業部門は依然として存在し、マーケティング部門のみの会社はあまり聞いたことがないため、この理論の妥当性に疑問を持っていました。今回の授業で、自社の商品の良さを顧客に伝えることがマーケティングの本質である、という気づきを得ることができました。これまで普通に考えていた会社や商品の良さを見直し、再評価する機会となったことを感じています。この6週間の学びを通じて、マーケティングの本質をより深く理解したいと思います。 マーケティングは社内外で? 私は経営企画担当として全社業務を把握するポジションにいますが、マーケティングは社外・社内の両方で応用可能であると考えています。社外では既存顧客への対応や新規開拓営業、社内では人事業務、職場環境、福利厚生、情報システムなどのバックオフィス業務においても、社員を顧客と見立てることで、サービス向上の可能性があります。本講座での学びを社内にフィードバックし、実践に結びつけたいと思います。 営業戦略視点をどう活用? 営業担当部門やバックオフィス部門には、マーケティングの必要性と重要性を伝えていきたいと考えています。また、経営企画担当として、マーケティングの視点を取り入れた事業戦略立案を目指したいです。「誰に、何を、どのように提供するのか」という問いを常に自分に問いかけ、営業戦略的な視点を持ち続けたいと思います。

戦略思考入門

差別化を成功させるフレームワーク活用法

自社状況はどう把握する? 差別化を検討する場面では、自社の現状を正確に把握することが不可欠です。これを実現するために、フレームワークを活用することで、見落としなく効率的に分析が行えます。 差別化の基準は何? 「良い差別化」を考える際には、次の点を確認する必要があります。まず、顧客が求めているものかどうか。そして、その差別化の実現性や持続可能性はあるのか。他社が容易に追随できないかどうかも重要な視点です。 独自視点はどう活かす? さらに「ユニークな差別化」を図るためには、他業界を参考にしたり、集合知を活用したり、必要に応じて外部の力を借りたりすることが求められます。また、ライバルを過度に意識しすぎないことも大切です。 施策成果はどう確認? 現在、ペーパーレスの推進に向けた様々な施策を進めていますが、それが自社の強みに繋がるよう差別化できているか検討したいと考えています。また、業務改善の際には、差別化に繋がるかを再評価する観点で進めてみる予定です。そして、業務削減やコスト削減の場面では、VRIO分析を通じて自社の経営資源を明確にし、強みを活かせるようメリハリのある予算削減を行いたいと考えています。 具体策はどう選ぶ? 私は、すぐに具体的なアイディアに飛びつく傾向がありますので、一度はフレームワークを使って俯瞰的に物事をとらえ、自社の強みを生かした手法を選びたいと考えています。自分の部署において何が差別化につながるのか、VRIOを用いて分析を進めてみるつもりです。

データ・アナリティクス入門

仮説で広がる学びの世界

仮説の意味は? 仮説について、「結論の仮説」と「問題解決の仮説」という2つの種類があることを学びました。普段何気なく使っていた「仮説」という言葉について、自分はどちらの立場で話していたのだろうかと振り返る貴重な機会となりました。また、仮説を考える際には、決め打ちせず複数の可能性を探ることや、さまざまな切り口から網羅的に考えることの重要性を再認識しました。さらに、データ収集においては、必要なデータだけでなく、仮説に対する反論を排除するために比較対象となるデータも意識的に集めるべきであるという点が印象に残りました。 3Cと4Pの使い分けは? 業務では、Customer/Competitor/Companyの3C分析を中心に行っていましたが、細かいサービス検討の場面では、Product/Price/Place/Promotionの4Pも活用していく必要性を感じました。特に新規事業の商品検討にあたっては、4Pの視点からより具体的な検討を進めたいと思います。 問題解決の手順は? また、問題解決のプロセスとして、What、Where、Why、Howの順で考えることの重要性を学びました。これまでどうしてもHowから着手してしまう癖があったため、今後の学習期間内に、残りのプロセスもしっかり取り入れるようにしていきたいと考えています。 検証との連携は? 最後に、仮説と検証はセットで考え、事前の準備や仕込みを徹底し、比較データなどを用いた適切なデータ収集ができるよう努めたいと思います。

クリティカルシンキング入門

問いの先に広がる新たな発想

イシューって何? 「今ここで答えを出すべき”問い”=イシューという考え方について、問題の所在を明確にし、それを解決するために何をすべきか、どのような取り組みが必要かを問うことが、物事を考え始める際に非常に大切だと実感しました。 具体的な問いとは? イシューの考え方を具体的に活用するためのポイントとして、まず問いの形に整えること、そして抽象的な表現を避け、具体的な問いに言い換えることが挙げられます。また、取り組み中に横道にそれることなく、一貫してイシューを追い続ける姿勢が重要であり、組織全体で共有しておくことで、質の高いコミュニケーションが実現できると考えています。 顧客の質問にどう対応? 実際、顧客からのさまざまな質問(QA)に対して、初めの段階でイシューの内容をお互いに明確にしておくことで、何をすべきかについての認識のずれがなくなり、円滑なコミュニケーションが可能となります。打ち合わせの際も、目的を明示した上で、参加者全員に具体性のある問いを共有することで、より質の高い議論が展開できると感じています。 行動計画はどう決め? これまで、問題に対して何をすべきかを考えた上で行動してきましたが、今後はその問いを明確に記述し、他のメンバーとも共有することで、ブレることのない議論の軸を持ち続けるよう努めます。また、状況に応じて取り組むべき内容は変わるため、定期的な報告や打ち合わせを通じて、問いの内容を再検証し、適宜アップデートしていく体制を整えていきたいと思います。

デザイン思考入門

小さな一歩が未来を創る

経験をどう評価する? 普段の経験を再評価されたことで、これまでの積み重ねが正しかったと実感でき、非常に嬉しく感じています。この自信が今後の活動にも良い影響を与えると確信しています。また、講師の方には、地域課題の解決に実際に取り組んでいただき、現場で直接関わることで得られる刺激ややりがいを実感してほしいと思います。具体的な実践を通じ、地域の未来がより良くなることを期待しており、その成果が広がっていくのが楽しみです。 対話で変革可能? 地域住民の固定化された考えを変えることは容易ではありません。長年の習慣や価値観が根付いているため、新しいアイデアを受け入れてもらうには、時間をかけた丁寧な対話が必要だと感じます。しかし、一つひとつの小さな変化が積み重なれば、意識が徐々に変わっていく可能性があります。柔軟な考え方を持つ人が増えることで、地域全体の風通しが良くなり、新たな挑戦がしやすくなるでしょう。そのためにも、根気強く寄り添い、対話を続けることが大切だと思います。 理想と現実はどう? 理想と現実の間には大きな隔たりがあると実感します。理想として描くビジョンは非常に魅力的ですが、実際にそれを形にする過程では、地域の事情や人手・資金の不足、住民の意識など、さまざまな制約に直面します。それでも、理想を持ち続け、少しずつ前進する努力を重ねることで、現実とのギャップは縮まっていくと信じています。大きな変化は一朝一夕には生まれませんが、小さな積み重ねがやがて大きな成果につながるはずです。

戦略思考入門

捨てる勇気が成長の鍵となる瞬間

捨てることの重要性とは? 捨てることの重要性を再認識しました。何かを始めるよりも、何かを捨てることのほうが難しいということは理解していますが、それを実践するには大きな苦労が伴います。利害関係を持つ人や変化を嫌う人たちの反対に直面することが考えられますが、それに対しては利益や会社の戦略の方向性を明確に打ち出し、論理的に説得することが必要です。 展示会の出展は本当に必要か? 例えば、展示会への出展について考えてみます。現在の市場シェアにおいて、展示会に出る意味があるのか、必要最小限の出展で十分なのではないかと再検討する必要があります。また、代理店への年末記念品の配布についても、果たしてそれがサービス向上につながるのか、本来の業務での関係構築のほうが適切なのではないかと疑問を持ちます。 見落としがちな優先順位設定 意外にも見落としがちなことに気付きました。まずは自分の中で各部署ごとに優先順位をつけることが重要です。各部署の業務分掌を基にして、どれが本当に必要な業務なのか、捨てられるものはないのか、捨てた場合のデメリットを補えるのか、アウトソース可能なものはあるのか、細かな点でも捨てられる部分はないのかを洗い出します。 戦略構築に必要な要素は? そのためには、会社の戦略・方向性と一致しているかどうか、論理的に矛盾がないか、全員に自信を持って説明できるか、組織構造に変化が必要か、リソースはどのように確保するか、代替手段はないかなどを考慮して戦略を組み立てる必要があります。

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