アカウンティング入門

数字が伝える成長のヒント

事業の価値は何? 事業活動は業種によって異なるものの、「顧客の視点で価値を提供するために活動する」や「リソース調達のための資金調達」という基本的な考え方はどの事業にも共通していると学びました。また、事業が順調に運んでいるかどうかは、会社の数値を多角的に見ることで判断できると感じました。成長性、生産性、将来性といった指標に加え、従業員のエンゲージメントが数値に間接的に影響するため、企業の状況を正確に把握するためには重要な要素となります。 数値はどう見極める? PLでは収益と費用のバランス、BSでは資金の調達状況、CFでは一定期間のお金の増減状況が重要視されます。これら3つの指標が揃うことで、事業の生産性や安定性、将来性を網羅的に理解でき、それぞれの情報が互いに補完し合うことも納得できました。また、利益余剰金が純資産に組み込まれることで事業が拡大し、資産が企業の安定性を示す指標となる点も印象に残りました。 知識はどう広がる? 部下への研修の際には、アカウンティング用語を噛み砕いて説明できるように意識する必要があると感じています。具体的には、PLやBSのどの部分を見て何を把握すべきか、そこからどう業務改善に結びつけるかまで提案できるようにすることが求められます。会社の数値を年単位、月単位、日単位と幅広く把握し、必要な要素を抽出、継続的に情報をチェックすることで、上司や部下と数値を通じた対話が可能になると考えています。さらに、自身の資産、収入、支出を数値化し、課題を明確にして家計をマネージメントする力も養いたいです。 課題はどこに? 現状の知識でPLの理解を深めるため、まずは自社のPLを用いて違和感のある数値を洗い出し、現時点で考えられる課題を書き出すことが第一歩です。その上で、分からない用語や不明点を整理し、アカウンティングの講義を受講して疑問を解消していくことが重要だと思います。また、部下への教育の際には、自分が分かりやすいと感じた用語の解釈や表現をメモしておき、積極的に活用するよう心がけます。さらに、私生活でも家計簿をつけて収入や支出を把握し、数値に基づく管理方法を実践することで、数字に対する苦手意識を改善し、事業活動に対する感覚を養っていきたいと考えています。

デザイン思考入門

顧客の声で変わる営業の未来

新たな支援策とは? 営業力を支援するため、従来の販売視点ではなく、顧客のインサイトや潜在的な課題発掘に焦点をあてた営業活動のプロセスについて考察しました。まず、顧客が知りたいと思う情報提供として、営業が把握している各顧客の業務や作業の顕在課題に対し、公開情報ではたどり着かない新たな解決策を提案します。たとえば、ある企業が進めるデジタル化では、従来の方式に潜む無駄を見出すといった視点です。 解決方法に疑問は? 次に、顧客が固執している解決方法に疑問を投げかけ、従来とは別のアプローチを示すことで共感を得る試みがあります。実際の現場では、必ずしも全面的なシステム導入に固執せず、コミュニケーションの改善による生産性向上といった選択肢も提示されています。 効果はどう現れる? また、共感が得られた段階では、提案した解決策のROIなど具体的な実施効果を明確にし、実際にその方法がもたらす成果を数字や事例で示すことが求められます。その上で、解決策を自社の状況に置き換えてイメージできるよう、具体的なストーリーテリングを用い、顧客自身の課題として捉えてもらう工夫がなされています。 合意形成はどう? そして、最終的には提示した解決方法について、顧客と合意形成を図ることが重要です。この時点では自社の製品やサービス導入は必ずしも前提とせず、まずは解決策そのものへの合意が得られることが目的となります。 顧客関係の維持は? また、実践には至っていないものの、販売商品の訴求以前に、顧客との関係性を維持し、課題に寄り添う姿勢が重要であると考えます。こうした取り組みにより、営業は顧客に新たな気づきを提供できると同時に、営業自身の心理的安全性も担保されると感じます。実際、営業職はプレッシャーに強いという固定観念がある一方で、日々の業務の中で自省や試行錯誤を行っているのが現実です。 検証プロセスは? さらに、プロトタイプ作成の際には、ユーザーの本質的な課題を解決することが最も重要です。対象者が共感を失わない課題設定に基づき、実際のユーザーの声を取り入れて改善を繰り返すことで、限られたスケジュール内においても効率的な検証プロセスが実現できると感じました。

アカウンティング入門

数字の裏側を読み解く学び

本業と全体はどう? PLには売上総利益、営業利益、経常利益といった項目があり、営業利益は本業で得られる利益を示す一方で、企業全体の収益性の判断には限界があることが理解できました。経常利益を見ることで、初めて企業全体の儲けを把握できるという点も納得できました。 PLから何が分かる? また、PL単体では細かい財務活動まで把握することは難しいものの、利益の出し方やコストが発生する時点、そして過去と比較して各割合がどのように変動しているかなど、全体的な売上・利益構造を大まかに捉えるための有用な指標であると感じました。たとえば、対照的なコンセプトを採用するカフェのPLを通して、弱みを他の部分の費用で補うという戦略があることを学びました。店舗が小さく、立地条件が厳しい場合、集客力を補うために広告宣伝費を多く割り当てる戦略が取られているという点は興味深かったです。ただし、PLだけではその背景にある出店経緯や戦略は把握できないため、併せて確認する必要があると感じました。 報告書はどう読む? 自社の利益報告書を読む際は、月単位や年単位での推移を丁寧に把握し、売上や利益の構造に変化がないか、儲けが増加しているのか減少しているのか、要因を明確にすることが大切だと考えています。 各店舗を比べる? さらに、業界の特性から、売上原価の比重が高い店舗と低い店舗が存在するため、各店舗の利益の出し方の違いを比較し、より効果的な利益向上策を模索する意欲が湧きました。自社内の各店舗のPLを詳細に比較することで、利益構造やコンセプトの違いが明確になり、そこから自社分析を経たうえで競合他社のPLも確認し、販管費や労務費、売上原価の占める割合の違いから、何を強みとして成長させ、どこに改善の余地があるかを検討することが求められると感じました。 改善提案は何? こうした分析を通じて、売上に対する各費目の割合や変化を正確に把握し、改善活動を次期の部門方針に反映させるとともに、管理側と店舗それぞれが取り組むべき課題を明確にする必要があると実感しました。自身の責任範囲内で具体的な改善提案を上司に示し、統括する店舗が改善活動に向けた大きな予算を確保できるよう検討していきたいと考えています。

戦略思考入門

振り返りが生む成長の瞬間

仲間との振り返りの効果は? 毎週行われた仲間との振り返りが、最も効果的だと感じました。「自分の言葉にしましょう」との指摘の意味が、今になってようやく理解でき、自分自身の考えとして落とし込む重要性を実感しました。これまでの学びを一文にまとめると、戦略検討においては、現状把握から課題の細分化、目標の明確化を通じ、ゴールに至る道筋を描きながら、競合との差別化や取捨選択を行い迅速に成果を生み出すことが最低限必要だと考えるようになりました。言葉にするのは簡単でも、実践の難しさはこの6週間で痛感しました。 戦略実行の難しさは? 研修開始と同時に新規事業の戦略検討に携わる機会があり、学びの内容が業務で直接活かせると感じる場面が多々ありました。しかし、頭では理解しているつもりでも上手く実行できず、特にニーズ検討時に差別化や自社のメリットを重視するあまり、最も大切な顧客への価値提供が疎かになることが何度もありました。自社のメリットを追求すると顧客価値が低下し、逆に顧客を優先すると自社への利益が薄くなるというジレンマに悩まされた経験もありました。 本質はどう見直す? そうした状況に直面したとき、研修で学んだ視点が本質を見直すきっかけとなりました。結果として、顧客への価値提供を最優先すべきだと再認識しながらも、他事業との連携によって自社の利益も確保するというバランスを模索するようになりました。今もその視点を取り入れ、提案活動を進めています。 本質はどう深堀? とはいえ、本質を見抜き、明確化し、深堀する力はまだ十分とは言えません。これからも似たような局面に直面するでしょうし、自分が理解できたつもりの本質も、さらに深い視点が求められると感じています。そのため、何度も挑戦し、挫折を乗り越えながら成長していかなければならないと実感しています。今後は、単なる根性論に頼るのではなく、研修で培った知識を土台に建設的に取り組むつもりです。また、さらなる成長が必要だと感じた時には、再度単科研修を受講する予定です。 成長実感の瞬間は? これまで学んだ内容を一つひとつ実践に移していく中で、自身の成長を実感できると信じています。本当に受講してよかったです。

アカウンティング入門

数字で紡ぐ成長のヒント

財務三表の役割は? 財務三表について、それぞれの読み解き方とそのつながりの重要性を学びました。まず、PLは企業の利益、すなわち稼ぐ力を示し、BSは企業の安定した財務基盤の強さを表しています。そして、CFは会社にどれだけの現金が残っているか、資金繰りの健全性を示すものです。 理解できている? 財務三表それぞれの役割を正確に理解できている点が、とても良いと感じます。各表の持つ意味を明確に把握していることは、企業全体の状態を把握するための重要な基盤となります。 業界と自社はどう? さらに、実際の業界や自社の状況に合わせ、どの情報を重視すべきかを考えることが求められます。各財務表がどのように連携し、企業の全体像を示しているかを具体的な事例を用いながら検討することは、理解を深める上で有効です。 どう改善を見つける? 学んだ知識を活かし、自社の財務健全性を向上させるための具体的な改善点を見つけることを目指しましょう。変化の激しい環境に対応し、課題を自ら発見・定義する力を養うことが、今後の成長に大いに寄与すると考えます。 新たな価値を創る? また、柔軟な対応力と主体的な行動を通じて、新たな価値を創出し、組織や顧客に貢献できる人材として成長していくことが大切です。基礎知識だけでなく、論理的な思考や課題解決能力を磨き、より高い専門性と経営視点を持ち続ける姿勢が、今後の成功の鍵となるでしょう。 経営課題は何だろ? 医療機関やクリニックが抱える複雑な経営課題に対しては、表面的な数値や契約条件だけでなく、その背後にある経営者の思いや地域医療の文脈にも目を向け、本質的な解決策を提案できるコンサルタントを目指す必要があります。業界知識・医療制度の理解を深め、M&Aや承継に関わる財務知識を体系的に習得し、案件単体だけでなく中長期的な組織の成長や社会的意義を見据えた助言ができることを目標に、日々研鑽を積んでいきましょう。 スキル向上の秘訣は? さらに、ヒューマンスキルやビジネスフレームワーク、コンセプチュアルスキルの習得に努め、学んだ知識を社内の勉強会で各メンバーが積極的にアウトプットする環境を週1回の習慣として実践することが望まれます。

データ・アナリティクス入門

重要性を再確認しよう!データ分析の基本と新発見

今週の学びの重要点は? 今週の学習を通じて重要だと感じた点は以下の3つです。 まず、分析の目的を意識することの重要性です。現在の業務においても、データを加工したりダッシュボードを作成することに満足せず、あくまで何を導き出したいのか、何を証明したいのかといった初期の目的を常に意識するように努めています。この点を再確認し、今後も目的を忘れずに分析を進めることを誓います。 グラフ作成の新たな発見とは? 次に、グラフのX軸やY軸の配置が読み手に与える印象を大きく左右する点について、新しい発見がありました。これまではグラフの種類による印象の違いは認識していましたが、X軸やY軸の置き方にも注意を払う必要があることを実感しました。これからは、この点を意識してグラフを作成していきたいと思います。 比較分析の基本に戻る必要性 最後に、分析は比較であるという基本に立ち返ることです。業務では前年や前月など、期間軸による比較が多いですが、例えば国籍や予約経路など、他の軸での比較も意識することで多角的な分析が可能になります。これを踏まえ、実践に取り組んでいきたいと思います。 ホテル予約サイトでの活用法は? 現在、ホテル予約サイトのプラットフォーム運営に携わっており、登録施設の売上最大化のサポートをコンサルティングしています。日々の予約データを以下のように活用することで、より精度の高い提案ができると考えています。 - どの国籍からの予約が多いか、平均宿泊日数が長い国籍はどこか - 何月の予約が多いか - 売れている価格帯はどれか データ比較をどう進める? これらのデータを基に、最適な提案を施設に行いたいと考えています。この学びは現在の業務に直結する分野であるため、まずは実践を心がけます。そして、「比較」を意識して、これまで考えていなかった視点からの比較も試みたいと考えています。具体的には、自社内データや他社との比較だけでなく、政府の提供するデータとの比較も行ってみようと思います。 また、前期のナノ単科同様に他者への共有も積極的に行います。学びをチームメンバーに説明することで、より深い理解と正確な認識を確立できるため、この点も重視していきます。

クリティカルシンキング入門

視野を広げる学びの瞬間

正解追求はどう影響する? 今週の学習を通じて、自分が「正解」を追い求めすぎる傾向にあることと、柔軟さに欠ける部分があることに気づきました。クリティカルシンキングというと、どうしても難しく感じがちですが、実は「視点」「視座」「視野」という3つの視を意識することが大切だと実感しました。特に視野を広げることが、クリティカルシンキングを身につける第一歩だと感じています。 演習で何が見えた? 演習①「ドラッグストアにあるもの/ないもの」の問いでは、最初に「高級な食材」や「生き物」など、有形のものだけを思い浮かべていました。しかし、その後「友情」や「愛情」といった無形の要素にも当てはまることに気づき、自分の視野が狭かったことを実感しました。今後は、まず思いつく限り多くの要素を挙げ、それらを漏れなく、ダブりなく整理することで、より論理的に結論へと導く学習を進めていきたいと思います。 採用相談は何を示す? また、採用課題のご相談を受けた際には、たとえば「80名採用するために求人掲載を希望」といった要望に対して、一度その背景にある企業の課題を丁寧に整理することが大切だと感じました。単に求職者を増やすだけでなく、「10名採用」という小規模な目標に対しては、既存スタッフの育成を通じて必要な採用人数を軽減するなど、さまざまなアプローチが考えられます。また、有料求人媒体の利用に加え、採用率の向上や企業理解を深めるための説明会の開催など、複数の手法を検討することが有効です。こうしたプロセスを通して、相談内容をそのまま受け入れるのではなく、本当に解決すべき課題を見極めることの重要性を学びました。今後はロジックツリーを活用し、課題を整理・分解しながら、より本質に迫る提案を行っていきたいと考えています。 積極発言の意味は? 最後に、クリティカルシンキングを日常的に活用するためには、意識的に発言の機会を増やし、インプットとアウトプットを繰り返すことが重要だと実感しています。グループワークなど、他の受講生との意見交換の場を活かしながら、多様な考え方に触れる経験を重ね、今後は受動的な学習から一歩踏み出して、より積極的に議論に参加していきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

3つの視で未来を切り拓く

全体の学びは何? 今回の講義では、主に以下の3つの学びを得ることができました。 論理的思考はどう育つ? まず、論理的思考力についてです。これまでは抽象的あるいは曖昧な言葉で自分の意見を伝えてしまうことがあったと気づきました。論理的思考力とは、誰に対しても納得してもらえる発想や発言のことであり、意図をもって具体的に言葉を選ぶ必要があると改めて認識しました。 考えの偏りはなぜ? 次に、人の思考には偏りがあるという点です。ドラックストアの演習では、商品を物として並べるという視点からしか考えられず、目の前にあるものだけに意識が向いてしまっていたことを実感しました。これまでは批判的に物事に向き合うとき、自分の思考や前提にまで目を向けることが少なかったため、自分自身の考え方にも偏りがあると学び直す機会となりました。 3つの視の本質は? 最後に、視点・視座・視野という「3つの視」についてです。目の前の問題にばかりとらわれがちな自分に対し、さらに広い視野で物事を捉える必要性を感じました。視点は目の前の問題、視座は自分自身、そして視野は短期的・部分的なものに限定されがちなため、この3つの視を意識することで、より広く深い視野で問題解決に取り組むことが大切だと学びました。 実践でどう活かす? 今後は、ビジネスシーンでは人事施策の企画などの場面で、「3つの視」やMECE、具体と抽象の考え方を用いて、問題を広く深く捉え、よりインパクトのある提案を目指していきます。また、プライベートシーンでも、友人や家族などとのコミュニケーションの中で自分の考えを正しく伝え、相手の意図を正確に汲み取ることに努めたいと考えています。そのためにも、自分や他者の前提や思考の偏りを理解し、適切にコミュニケーションができるよう日々意識を向上させていきます。 具体策は何か? 具体的には、企画業務やチームとのコミュニケーションにおいて、まず自分の考えやアイディアに対して本当にほかの選択肢はないかと批判的に問い、3つの視の観点から確認します。また、目の前の問題についてはMECEの考え方を用いて細分化し、より明確に捉えられるよう努めていきます。

データ・アナリティクス入門

原因探索で拓く学びの未来

なぜプロセスを分解する? WEEK05「原因を探索する」では、まず一連のプロセスを分解して、各段階の転換(例:表示からクリック、クリックから体験レッスンへの導線)について整理する手法が紹介されていました。次に、問題の原因を探るために、企業戦略だけでなくそれ以外の要因も視野に入れる「対概念」の考え方が示され、幅広い視点での分析が求められていることが分かりました。 どうして要因に注目する? また、原因探索の際には、コストやスピード、意思疎通といった項目を重要度に基づいて重み付けし、最もインパクトのある要因に注力することが提案されています。さらに、少ない工数でかつリスクを抑えて改善を実施できるA/Bテストによるランダム化比較実験の実施方法も取り上げられ、実践的なアプローチとして評価されていました。加えて、ファネル分析により、ユーザーの行動プロセスを段階ごとに可視化し、どこでユーザーが離脱しているのかを実数と比率の両面から明らかにする手法も理解できました。 この事例はどう見る? 一方で、筆者自身が携わる自動車部品メーカーの事例では、採用ファネル管理表の作成が依頼されながらも、実際の元データが分散・乱雑な状態にある現状が語られていました。採用プロセスの各段階(応募者数、書類選考、面接、内定)の実数と割合を把握し、Excelやグラフ化ツールを使って直感的に状況を捉え、進捗管理やボトルネックの特定、採用プロセス全体の効率化と品質向上を目指すという目的が明確にされています。 なぜデータ整備が必要? そのため、まずは不要なデータの削除、重複データの統合、欠損データの処理、書式や値の統一など、元データの整備に着手する必要があります。加えて、着手前には「なぜ採用ファネル管理表が必要か」を改めて検討し、採用業務全体に問題がないか、他の角度から問題が発生していないかを確認する重要性が強調されていました。 分析の重要性は何? 今回の学びを通して、分析の基本プロセスである「what, where, why, how」を行き来しながら、各ステップにしっかり向き合うことの重要性を改めて認識することができました。

クリティカルシンキング入門

クリティカル思考で切り拓く未来

本当に見えてる? 基本姿勢としては、まず思い込みを排除し、自分自身を客観的に見つめることから始めました。3つの視点を用いて物事をMECE(漏れなく、重複なく)に捉えることを心がけています。 なぜ問い続ける? また、思考を進める際は、常に検討の目的を意識しながら、自分の思考のクセを前提に「なぜ?本当にそうか?」と問い続けています。具体化と抽象化を行き来することで、物事の全体像と細部の両方をバランスよく捉えられるよう努めています。 実践はどう進む? 実践してみると、文字にすると当然のように感じる考え方も、実際に行うとなると難易度が高いことに気づきました。そのため、反復練習が不可欠であり、クリティカルシンキングは議論、資料作成、コーチングなどあらゆるビジネスシーンにおいて土台となるスキルであると再認識しました。若手だけでなく、ベテランも身につけるべき大切な技術だと感じています。 決断はどう下す? 具体的な適用場面としては、まずチームリーダーとして仕事での決断をする際に、クリティカルシンキングをサポートツールとして役立てたいと考えています。日常的な大小の課題解決の中で、自己判断の場合もあれば部下からの提案を受けて判断する場合もありますが、瞬時にロジックツリーを構築して判断できる状態を目指しています。 説明は明確か? 次に、報告資料の作成時に分かりやすいストーリーを構築する手法としても活用したいと思います。上位者や他部門に対して適切にメッセージを伝えるため、状況に応じてストーリーラインをすぐに組み立てられるようになることを目標としています。 完璧は求める? いきなり完璧にこなすのは難しいため、まずは紙に書き出して、結論と論拠の一貫性を確認しながらロジックツリーで可視化してみることを推奨します。また、視点を変えてMECEになっているかをチェックすることも大切です。 チームも問い合う? さらに、議論の際にも積極的にこの手法を活用し、自分だけでなくチームメンバーにも「この視点はどうか?」と問いかけて、各々が考える機会を設けることで、さらに気づきを深めたいと考えています。

マーケティング入門

ターゲット発見で広がるビジネスの可能性

ターゲットは誰? 『誰に売るか』をテーマにした講義を受け、ターゲットに合わせた店づくりや商品開発の重要性を学びました。既存の商品でも、正しいターゲットを見つけることで新たな顧客を獲得する可能性が広がります。その際、以下の三つが重要です。①強みを組み合わせて差別化できる領域を探すこと。②利用場面を具体的にイメージし、顧客にとっての価値を見つけること。③ターゲットと提供価値を繋げるプロモーション施策を展開することです。 理論はどう実践? 講義の中で、ポジショニングの成功例として「レッツノート」や「本炭窯」が取り上げられましたが、理論を実践に移すのは簡単ではありません。狙った市場の顧客が本当にその提供価値を認めるか、具体的にどんな用途で使いどんな価値を求めるのか、ここの理解が非常に重要で、前回学んだ真のニーズと絡めて考える必要性を感じました。具体的な行動としては、身近な商品や自社の商品、サービスについて新しい用途や使用場面を想像してみることが提案されました。日々の生活の中で、例えばコンビニに立ち寄った際などに、この訓練を行うと良いです。 市場選びはどう? またセグメンテーションとターゲティングでは、有限の経営資源を有効に活用するために自社の特性に合った市場を選ぶことが重要です。市場の魅力と勝ち残る可能性を慎重に評価することが求められ、ファッション業界には新規性を重視し、ビジネスでは保守性を重視するなど、時と場合によって変わる顧客の志向にも留意する必要があると学びました。 商品の位置づけは? ポジショニングマップの活用も重要で、これは自社商品の市場での位置づけを視覚的に把握するためのツールです。競合との違いや顧客の認識を理解しやすく、機能だけでなくブランドイメージや顧客体験を考慮することが次のステップと感じました。 競合との差は? 最後に、競合分析を通じて、自社の差別化ポイントを明確にすることが、提案資料やプロモーションにおいて顧客の共感を得る鍵となります。競合の強みや弱みを分析し、自社ならではのユニークな価値を見つけ、それを効果的に伝えることが重要です。

クリティカルシンキング入門

問題解決の秘訣:イシューを特定せよ

どの問題から解決すべきか? 問題があると、複数の解決すべき課題を同時に考えてしまい、何から着手すればよいか分からなくなることがあります。しかし、問題を分解し、「今ここで答えを出すべき問い(イシュー)」を特定して、その解決策をまず考えることが大切です。例えば、某飲食チェーン店では、客数の増加に取り組んでから単価を上げるための施策を考えた結果、成功を収めました。もし逆の順序で進めていたら、客足が遠のく可能性がありました。 イシューを特定するポイントは? イシューを特定する際には、次の三点に気を付けるべきです。まず、「問い」の形にする(疑問形)。次に、具体的に考える(壮大すぎる問いにしない)。最後に、一貫してイシューを押さえ続ける(話がそれないようにイシューを何度も確認する)。 業務効率化の鍵はどこに? 業務効率化を提案する際には、まず効率化を図るべきイシューを特定し、それをチーム内で共有します。これにより、何を根本的に解決したいのかを全員が認識し、効果的な方法を見出すことが可能になります。例えば、時間がかかっている業務がある場合、1点に集中して効率化を図ると、別のところで時間がかかってしまうことがあります。これを防ぐためにもイシューの特定と共有が必要です。 問い合わせ増加への対応策は? また、日々の業務改善や問題解決には、具体的なイシューを見逃さないことが重要です。たとえば、ある問い合わせが例年より増加している場合、その原因を探るために情報の掲示方法や他の根本的な問題を検討する必要があります。普段より対応件数が増えていると感じた場合も、その違和感を無視せず、根本的な問題を特定し、それを解決する方法を考える時間を作ることが求められます。場合によっては、同じような問い合わせに対する対応時間が短縮されるかもしれません。 チームにおけるイシュー共有の重要性 常にイシューを意識し、その解決策を探る姿勢を持つことが、業務の効率化や改善につながる重要なポイントです。イシューを共有することで、チーム全体が同じ認識を持ち、一丸となって問題解決に向かうことができるのです。

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