リーダーシップ・キャリアビジョン入門

人材育成とエンパワメントで変わるリーダーシップ

リーダーの役割とは? WEEK01〜05を通して学んだことについて。 私にとって不足していた視点は、リーダーとしての人材育成の観点でしたが、本講座を受講することで大きな収穫がありました。これまでは、人材育成とは仕事の方法を教えることだと誤解していましたが、変化や競争が激しい現代においては、部下が自ら考え行動できるように促すことが重要であると学びました。その手法としてエンパワメントがあることも理解しました。 フィードバックの役割を知る ライブ授業で学んだ評価のフィードバックの目的も同様に、会社が期待する役割を伝えることで、メンバーのモチベーションを向上させ、自己成長を促すことにあります。これにより、会社に貢献し、成果を上げるチームを作ることがゴールとされています。 モチベーションを高めるには? 能力があるにもかかわらずモチベーションの低いメンバーや、チームの成果に十分貢献できていないメンバーが一定数存在しています。そのような人々に対して、どうアプローチし、チーム全体のレベルを上げていくかについて、これまでの学びを活かしながら考えたいと思います。 適切な仕事の振り方を考える メンバー全体のパワーをフル稼働させるためには、頼りがちなメンバーにばかり仕事を任せるのではなく、敢えて機動力が低いと捉えられているメンバーにも適切な仕事を振ることが重要です。その際、環境要因と適合要因を考慮し、本人にとって少し難易度の高いレベルの仕事を任せてみます。それでも仕事の進捗が期待通りでない場合は、その人が抱えている障害やモチベーションを下げる要因を冷静に分析し、適切なアプローチを取りたいと思います。現在任されている大きなプロジェクトを推進しながら、これらのことを実践してみます。

デザイン思考入門

共感でつなぐ学びの軌跡

共感の価値は? デザイン思考における「共感・課題定義・発想・試作・テスト」の5つのステップについて、2点の学びがありました。まず、共感の重要性です。共感とは単に同意することではなく、お互いが認識できる共通の「何か」を見出すことだと感じました。 非線形の魅力とは? 次に、これらのステップは非線形に繋がっているという点です。特定の順序にこだわるより、行きつ戻りつのプロセスを経ることが、各ステップが互いに影響し合い、より良い思考とプロダクトにつながると実感しました。 意見共有は難しい? また、システム開発の上流工程では、プロジェクトメンバー間でどのように意見を交わし、定義を共有するかが非常に重要です。システム思考がその施策として大きな役割を果たす可能性はあるものの、実際にどの程度効果を発揮するかはまだ未知数です。一方で、プロジェクトメンバー間で「共感」がどこまで実現できるのか不安に感じることもあります。これまでの経験から、どうしても「同感」に偏ってしまい、ほぼ100%の合意が必要とされる傾向があるように思えるからです。すなわち、MUSTとWANTの区別なく、すべてが必要とされる状況が根付いているのではないかと考えています。 今後の課題は? この点については、今後学びながら整理し、業務に活かしていきたいと考えています。具体的には、まずは受講生の仲間に「共感」についてヒアリングを行い、意見を共有してみたいと思います。ワークは課題中心であるため、私個人の興味本位で話を進めるのではなく、オフ会や自主的な懇親会などの機会を利用して課題提起を試みるつもりです。また、実際の仕事の中で共感と同感の線引きがどのように行われているのかも観察しながら検証していきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

もう一人の自分を発見する時間

どうしてもう一人の自分? クリティカルシンキングでは、「もう一人の自分を育てる」ことと「自分の思考の偏りを意識する」考え方が非常に印象的でした。自分自身の思考の癖を客観的にとらえることで、今まで見落としていた角度から物事を考えられるようになり、これまでになかった発想が生まれるきっかけとなりました。 普段の発想を疑う? ライブ授業での体験を通じ、普段の生活で固定化された発想や偏りに気づかされました。仕事においても、業種や文化、年代、地域など多様な視点から「客観的に」「論理的に」物事を考える習慣が必要であると実感し、帰納法や演繹法という思考法の重要性を再認識しました。 ビジネス現場でどう? この学びは、さまざまな実際のビジネスシーンで生かすことができると感じています。例えば、新規事業や融資交渉の場面では、相手の立場やリスクを考慮して説得力のある根拠と複数の提案を準備することで、効果的なプレゼンテーションが可能になります。また、経営状況を報告する際には、数字や事実を整理し、相手が知りたい情報を先回りして提供する力が身につくと考えています。 多様な意見はどうする? さらに、事業拡大のフェーズ設計や業務効率化の選択、部下への指示出し、社内コミュニケーションの向上、そしてチームビルディングにおいても、客観視する力が大いに役立ちます。自分の考えの偏りを避けながら、複数の基準でタスクを精査し、メンバーの多様な意見を取り入れることで、より良い判断と円滑な意思疎通が可能になると実感しています。 帰納と演繹はどう? また、帰納法と演繹法の使い分けについても興味深く感じました。具体的な場面でどちらの手法が最適か、そしてその基準についてさらに学びを深めたいと思っています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

本当のやる気と成長のヒント

モチベーションはどう上がる? モチベーションを上げることは依然として難しい課題だと再認識しました。今回学んだ「ハーズバーグ二要因理論」は初めて知るフレームワークで、特に「衛生要因」に着目する考え方が印象的でした。たとえば、給料が上がったとしても、それだけでは満足感は得られず、不満を感じない状態にする役割にとどまるという点は納得できる内容でした。 動機はどう高める? また、昨今は「やりがい」や「自己の成長」、「社会への貢献度」などが重視される傾向があるため、これらの「動機づけ要因」をいかに高めるかが重要だと学びました。会社の制度などに関連する「衛生要因」は自分自身での変更が困難なため、今後は「動機づけ要因」を活かしていく方針です。 議論はどう進む? 具体的には、課内会議などで収支の報告を行い、メンバーの日々の活動が会社にどのように貢献しているかを共有するように心がけます。マイナス面についても事実を伝えるにとどめ、感情的な反応を避けることで、より建設的な議論を促していきます。 失敗から何を学ぶ? また、以下の点にも留意していきたいと思います。まず、自分の作業に没頭しすぎず、他者にも目を向け、その行動や考え方に興味を持って観察する時間を設けます。次に、他人の全てを理解するのは不可能であることを認識し、トライ&エラーを繰り返しながらメンバーと接する姿勢が大切だと感じています。その際、自身もリーダーとして失敗することがあるということをメンバーに伝え、共に成長していく環境を作りたいと考えています。最後に、モチベーションを上げる鍵は本人自身にあるということを肝に銘じ、うまくいかない場合も一喜一憂せず、十人十色の考え方を尊重することを忘れずに取り組んでいきます。

クリティカルシンキング入門

もう一人の自分に出会う瞬間

自分を客観視できる? 今週の学習で最も印象に残ったのは、「自分の考えを批判するもう一人の自分を育てる」という視点でした。人は無意識のうちに偏った思考に陥りがちなため、客観的に自分の考えを振り返る力が重要であると感じました。また、反復して考える習慣が思考のクセをつける上で効果的であり、業務に学んだ知識や教訓を取り入れる「自分化」の考え方にも共感しました。現在、財務関係業務を担当しており、経験が浅い中で多角的かつ客観的な思考の必要性を日々痛感しているため、クリティカルシンキングを通じて自分の立ち位置や課題を明確にし、論理的に考える力を養いたいと考えています。 本当に見落としない? また、今週の学びは自身の情報分析業務においても大いに役立つと感じています。業務では、さまざまな情報を基に評価の前提を組み立て、妥当な見解を導く必要がある中で、「本当にこの判断は適切か?」「他に見落としがないか?」と自問する姿勢が欠かせません。過去には情報の選び方や判断に自分の思い込みが入り込んでいた可能性もあり、客観的に考える力をより一層磨く必要性を実感しています。今後は、情報整理の際に論理的なツリーや適切な枠組みを意識し、思考の偏りを防ぐ努力を続けたいと思います。また、導き出した結論を関係者に伝える際に、分かりやすく納得感のある説明ができるよう、言語化と構造化にも注力していく所存です。日々の業務の中で意識的に思考を反復し、クリティカルシンキングを実践に落とし込む努力を続けたいと考えています。 偏りをどう修正する? これまでの業務で、自分の思考に偏りがあると感じたときには、どのようにそれを検証し、修正していますか? また、そのプロセスを通じて得た気づきや工夫があれば教えてください。

戦略思考入門

ビジネスを制するメカニズムの極意

今週は何を学んだ? 今週の学びについて、以下のように感じました。 ビジネスはゲームか? まず、資本主義社会におけるビジネスは一種の「ゲーム」であり、そこで戦うためには「ルール」である「メカニズム」を学ぶことが重要です。どんな戦略も基本的な原理原則から外れていては意味がないため、このメカニズムを理解することが大切です。例えば、星野リゾートの星野社長が教科書通りの経営を重視されていることにその点が表れています。 変化に対応するには? 次に、時代やビジネス環境の変化によりメカニズムも変わるため、これに対応できる姿勢が求められます。「守」「破」「離」という取り組み姿勢やマインドセットが重要であり、自分で手を動かして試すこと、自ら調べ分析することも必要です。データや街を歩いて集めた情報を把握し、時代や環境変化を考慮し、指数関数的な急激な変化に対応することが競争の基盤となります。 基本をどう生かす? また、過去の知識を有効に活用することが重要です。業務に取り組む際、小難しい手法に飛びつくのではなく、まずは基本を大切にし、先人の知恵に基づいて基本を理解してから行動すべきです。 スピード重視の理由は? スピードを意識することも大切です。「スピードこそが競争のベースになる」と学びました。「スピード感」を持つことが業務改善に役立ちますが、その速度が何のために必要なのかという本質を見失わず、変化に対応しPDCAを回すために用いるべきです。 実践で何を得る? 最後に、自分で手を動かし経験を積むこと、規模の経済性と習熟効果の観点で業務を分析することが今回学んだ重要なポイントです。これらのメカニズムをしっかり理解し、戦略を立てることが求められると思います。

マーケティング入門

良い提案も魅せ方次第!成長のヒント

どうして売上が伸びない? キンレイが顧客の声に応えて冷凍うどんのアルミ容器を廃止したものの、売上は期待通りに伸びませんでした。しかし、お水が不要なうどんという新たな切り口で魅せることで、大幅な売上アップに成功しました。これは、同じ商品であっても、ニーズに合致したものであっても、いかに効果的に魅せるかによって顧客の反応が大きく変わることを示しています。 魅せ方の工夫は? 魅せ方を整理する上では、比較優位、適合性、わかりやすさ、可視性といった要件が参考になります。特に、比較優位やわかりやすさの観点からは、記憶に残るネーミングや効果的なキャッチコピーが重要だと感じました。また、新規性のある商品を市場に出すことは歓迎すべきことですが、その過程で競合が集まってくるため、常に顧客への訴求を忘れずに差別化に努める必要があります。普段、ネットショッピングなどで商品が売れていない理由を考えることも、マーケティング思考を養う上で大切です。 どう説得するの? 私はファイナンス部門に所属しており、社外では出資先から魅力的な投資元として認識され、共に成長していくことが求められています。一方、社内では上司や役員にリスクを伴う出資の理由を納得してもらう必要があります。今回の学びを通して、どんなに良い提案であっても、魅せ方が不十分であれば成果に結びつかないことを痛感しました。今後、自分の事例に適用できる具体的な視点についても、調べていきたいと思います。 効果的な訴求方法は? 実際のマーケティング現場や、上司や役員への説明の場面など、さまざまなシーンで人に訴求する機会があると思います。皆さんが日頃から工夫している魅せ方のコツやアドバイスがあれば、ぜひ共有していただきたいです。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

学びを仕事に活かす!振り返りの力

仕事の委任で気をつけることは? メンバーに仕事を任せる際には、彼らに執行責任の自覚を持たせ、リーダーからの干渉を極力減らすことが重要です。具体的には、メンバーが最初に決めたプロセスを遵守し、想定した結果を出しているかを定期的にフォローします。ただし、大きな変化や不測の事態が発生した場合には、メンバーの能力に応じてサポートに入ります。 不測の事態発生時の対応策は? 不測の事態が発生した場合は、まず事態の収拾を最優先とします。その後改善に取り組みますが、その際にはリーダー自身の見落としを認め、個人の責任に追求せず、組織の構造的問題に目を向けることが求められます。 メンバーのモチベーションはどう維持する? モチベーションを管理するには、メンバーがどのような動機で仕事をしているかを把握し、そのモチベーションを高めるためのインセンティブを考えることが効果的です。メンバーのやる気を知るためには「仕事で嬉しかったことは何か」などの問いかけが有効です。モチベーションが低い場合には、その原因を特定し、適切な声掛けや機会の設けを実施します。 振り返りで学びを生かすには? 仕事の振り返りを通じた育成も重要です。メンバーに「その時の状況はどんなだった?」と問うことで、経験からの学びを引き出します。自分自身の経験を振り返り、教訓を得るプロセスを意識することで新しい挑戦にも対応できるようになります。 個別の声掛けが重要な理由は? モチベーション管理においてジュニアメンバーには個別の声掛けを定期的に行い、シニアメンバーにもこれを実施しスキルを引き出すことが重要です。また、業務の振り返りのタイミングで、メンバーに自身の気づきを発言させ、成長を促すことを目指します。

アカウンティング入門

PLで変わる利益の見方と経営戦略

PL読み方で経営判断に役立てるには? PL(損益計算書)の読み方が変わることで、どの項目が利益を生み出しているのかを正確に把握し、経営判断に役立てられると考えました。例えば、低価格戦略を採用する場合、売上総利益率の管理が重要であり、原価や人件費の削減が利益確保の鍵となります。また、商品の回転率向上や付加価値の高い商品の販売比率を分析して、売上を最大化する施策を考えることができます。PLを利益構造の視点で分析することで、経営戦略の精度を上げ、持続的な成長に結びつけることを学びました。 病院経営で利益を上げるには? 病院経営においても、診療報酬や自費診療の構成を分析し、どの診療科やサービスが利益を生んでいるのかを明確にすることが重要です。例えば、外来、入院、手術、検査の各部門の収益性を分析し、利益率の高い診療を強化する戦略が考えられます。さらに、物品の共同購入、在庫管理の最適化、ICT活用による業務効率化、スタッフの業務フロー改善による労働生産性向上にも役立てたいと思います。 患者の回転率向上に向けた施策は? 病院では「患者の回転率」という視点が特に重要です。例えば、病床回転率を高めるために、退院支援の強化や在宅医療との連携を強めることで入院日数を適正化し、より多くの患者を受け入れることができます。また、外来診療や手術件数を増やすためのスケジューリング最適化も重要です。診療報酬データや患者満足度調査の結果を活用し、どのサービスに改善の余地があるのかを分析することで、経営戦略の精度を高めることが可能です。例えば、患者満足度が低い診療科で業務フローを見直し、患者リピート率を向上させる施策を立てることもできます。このような視点で取り組みたいと考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

戦略で描く自分らしいキャリア

キャリア整理ってどう? 自身のキャリアを整理する際、これまでは漠然と考えていた部分がありましたが、キャリア・アンカーを活用することで現状の把握や整理・分析がしやすくなったと感じました。自身の立ち位置を明確にするための役立つ手法だと思います。 個人と組織の調和は? また、これまで自分のキャリアを考える際には、キャリアを実現できる環境や組織について重視していました。しかし、個人のニーズと組織のニーズを合わせることが重要であると学び、双方のバランスを考えることの大切さを実感しました。 戦略的キャリアは? さらに、『キャリア・サバイバル』を通じて、キャリアは戦略的にプランニングしていく必要があると理解できました。近年、環境変化が激しく、働き方や人々の価値観も多様化しているため、常に自身のキャリアを見直しながら理想のキャリアデザインを行う必要性を改めて感じました。 具体策はどうする? キャリア・アンカーによって現状を整理し、キャリア・サバイバルの手法を活用することで、どのように理想のキャリアに向けて努力していくかを具体的にイメージできました。具体的な進め方としては、まず仕事の棚卸しを行い、業務内容、関係者、必要な能力を明確にします。次に、外部環境の変化や期待の変化について認識し、これらが仕事に与える影響を考察します。最後に、変化に対応するためのプランを策定するというプロセスを通じ、戦略的なキャリアプランニングを進めていきたいと考えています。 価値観を見つめ直す? 皆さんのキャリア・アンカーについてもぜひお聞かせください。仕事をする上で最も大切にしている価値観や、これまでに犠牲にしてきたことがあれば、今後の参考にさせていただきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

悔しさを力に変えた成長の軌跡

社員評価はなぜ低い? 最近、私は経営層に対して、社員の口コミ評価が低いという問題に関する提案を行いました。分析の結果、「社員の相互尊重」、「社員の士気」、「人材成長への長期投資」という3つの項目が他の要素と相関しており、影響度が高いことが明らかになりました。また、これらのスコアは他社と比較しても低い状況です。こうした背景から、組織のソフト面(例えば、コミュニケーションの不足など)が問題の原因ではないかと考えました。 実施後の効果は? 提案内容では、1on1研修の実施や外部の相談窓口、メンター制度の導入などを挙げ、各施策実施後にエンゲージメントサーベイを通じて効果を定量的に検証し、次の対策を検討する流れを示しました。具体的な施策の順序については意見をいただきましたが、前段階の詳細な分析やストーリー構築が好評を得たため、今後の企画に繋げていく意欲が湧いています。 学びはどう生かす? また、今回の学びを振り返る中で、いくつか印象深い点がありました。 ①【悔しさをバネに復習&活用】 最終ライブ授業で理解が追いつかない部分が多く、情けなさと悔しさを感じながらも、その感情を忘れずひとつひとつ丁寧に復習し、実務で活用していく決意を新たにしました。 ②【仲間とのつながりを大切に】 ここで出会った仲間との別れは寂しさを感じさせますが、いつかまたどこかで再会できるよう、日々変わらず努力していきたいと考えています。 ③【学びを伝え、学び続ける】 社内で自主的に学びの普及活動を行う中で、一緒にチャレンジしてくれる仲間が増えていることに喜びを感じています。私自身も、今後さらにクリティカルシンキングの講座を受講し、知識やスキルの向上を目指していく予定です。

アカウンティング入門

学びが切り拓く経営の新境地

営業と会計は繋がるか? これまで、営業と会計はまったく別の分野だと考えていました。しかし、会計が示す事業活動の一部に営業が含まれているという点に気付かされ、両者の連関性について新たな視点を得ました。 数字で見る事業の姿は? また、数字には具体的な定量面を示す性質があり、「財務三票」を通じて事業活動の定量面をより明確に把握できることを学びました。言葉で定性面を表現することに長けているため、これまで無意識にその具体化を追求してきた一方で、定量的情報があれば同じ事象を立体的に理解できると実感しました。 利益の捉え方は? 個人事業主として活動していた当時は、利益を自分への給与と捉えていたために、自身の給与を事業コストに含めず誤った利益の算出をしていたことに気付きました。事業の健全な拡大には、本来の利益から利益剰余金を経て純資産を増加させる仕組みが重要であり、そのプロセスが欠如すると自転車操業に陥るリスクが高まると理解するに至りました。 将来をどう見据える? 今後は、財務三表を事業方針と連動させながら読み解くことで、これまで定性面から直感的に把握していた事業の将来性や見通しを、定量面からも理解できるように努めたいと考えています。その経験を活かし、日々捉えている定性情報が組織全体にどのような結果をもたらすのかを、大きな視点で論じられるようになることを目指します。 決算書の深意は? さらに、自社の決算書を丹念に読み込み、B/S、P/L、C/Fの各項目が具体的に何を示しているのかを明確なイメージとして捉えたいと思います。数字と事業活動を結びつける過程で不足している要素を洗い出し、疑問を持ちながら更なる理解を深める姿勢を養いたいと感じています。

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