戦略思考入門

視野を広げ、判断軸を築く方法

視野の広さはどう? 日々の業務において、自分が視野狭窄になっていないかどうかが印象的なテーマとして心に残りました。私はこれまで、社内外の大きな声や短期的な効果を重視しすぎた結果、大局的に物事を見る余裕を失い、自分の判断軸を持てない場面が何度もあったと感じています。 本質はどう掴む? 物事の本質を見極め、目標を効果的に達成する方法をシステマチックに考えることが重要だと学びました。そのためには、直観に頼るのではなく、フレームワークを活用してシステマチックに考えることが求められます。正しい知識をもとにフレームワークを正しく使用することで、戦略的思考を習慣化することができると感じました。 意識するコツは? また、MTGやプレゼン・資料作成において学んだことをアウトプットする機会がたくさんあります。実際の業務で以下のポイントを意識しています。 - 経営者の視点で物事を考えること。大局的に中長期的な効果を見据えた判断や言動を心掛ける。 - ジレンマを過度に恐れない。整合性の取れたものが必ずしも最適解であるとは限らず、粘り強くアイデアを考える。 - 人の意見をしっかり聞く。関係者と話し合い、広い視野を持つことが大切である。 分析と整合性は? プレゼンや資料作成の際に、以下のポイントを意識しています。 - 中長期的視点でゴールを明確にする。 - 現状分析として、3C分析やSWOT分析を活用する。 - 設定したゴールと現状分析の結果に整合性が取れているかを確認する。 - 顧客の設定(対象と非対称の選別)を行い、「やるべきこと」を絞り込む。 - 他者と意見交換を行い、集合知を活用し、その後の業務を円滑に進める関係性を築く。 判断軸はどう? これらの手順を踏むことで、自分の判断軸をぶれさせない自信に繋がると考えています。また、得た知識に流され、本質を見失わないように常に注意しています。

アカウンティング入門

数字が導く学びの冒険

売上原価の謎は? オリエンタルランドをモデルケースとして、B/SやP/Lの読み解きを学んだ内容は非常に興味深いものでした。キャストが売上原価に組み込まれており、その対応のすばらしさが売上に直結する事業であることから、研修など人材育成に多くの費用がかけられているという仮説を立てることができました。また、売上原価にロイヤルティが含まれている点については、ウォルトディズニー社との契約内容にも思いを馳せることになり、日曜日の振り返りの際に話題となりました。 現金留保の行方は? 震災後、流動資産としての現金留保に経営方針が変わったという点も印象的でしたが、実際にどのように現金を活用しているのか知りたくなりました。また、グループディスカッションでは、オフィシャルスポンサーへの経費負担という話が出た中で、先生からアトラクション施設工事費をスポンサーに負担してもらう新たなビジネスモデルについて学ぶことができました。 どの点が響いた? さらに、以下の2点が特に印象に残りました。まず、ちょうど4月の月次が発表されたタイミングで、B/SとP/Lがどのように連動しているのかを確認できたこと。次に、オリエンタルランドと同様に、保育業界でも現場の人件費が売上原価に組み込まれていて、その業界特有のP/LとB/Sの特徴がどのようなものかを探求したいという意欲が湧いたことです。 学びの効果は? 今回の学びを通して、財務三表が以前に比べて身近に感じられるようになりました。わずか6週間で大きな変化があったと実感し、グループディスカッションやグループワークに参加したことで、自分一人では考えつかなかった視点やアプローチに触れることができ、とても有意義な時間でした。仕事では味わえない満足感を得るとともに、学ぶ習慣が蘇り、今後も継続して知識を蓄積し、新たな引き出しを作りながら社会に少しでも貢献できればと感じています。

マーケティング入門

顧客の真意で描く新業務の行方

顧客の本質を探る? 今回の講座を通じて、顧客の表面的な情報だけでなく、その深層にあるニーズや価値に着目する重要性を再認識しました。たとえば、STP分析や4Pなどのフレームワークを活用し、費用対効果を高めることができる一方で、最終的には顧客志向の追求が不可欠であると感じました。顧客の視点で考えなかった場合、どんなにプロモーションに力を入れても、売れ行きが伸び悩んだり、模倣されやすかったりするため、ヒット商品には結びつかないという印象を受けました。 業務移管の本質は? 現在の業務は社内の業務移管がメインとなっているため、移管元の担当者や現場スタッフを一種の顧客と捉え、そのニーズを正確に把握することが重要だと考えています。たとえば、移管前のヒアリング時には相手が抱える課題や求める解決策に注目し、新しいソリューションを提案する際には、イノベーションが広まる要因を意識することが、円滑な業務移管につながると感じました。 どの方針を実行? 具体的には、以下の方針で業務に取り組む予定です。 既存業務の見直しは? ■既存業務において 移管前後で、顧客にとっての痛みや利益につながるポイントがどこにあるかを確認し、痛みがある場合は改善策を検討する。 新規業務の挑戦は? ■新規業務において ソリューション提案時に、イノベーションの普及要因に基づいて、顧客目線でどのように受け取られるかを十分に考慮する. コミュニケーション改善は? ■日々の連絡業務・コミュニケーションにおいて 社内でも情報が過多になり、伝えたい内容が十分に伝わらないことがあるため、マーケティングの視点から以下の点を意識して工夫する。 ・訴求ポイントは2つまでに絞り、過度な情報量によって伝わりにくくならないようにする。 ・表現を丁寧に選び、相手の共感を得やすく、内容が伝わりやすいよう努める.

マーケティング入門

実践で磨くマーケティング力

レベルアップの理由は? オンライン学習の中で、講師の誘導を受けながら対象ターゲットや商品の機能的・情緒的価値について考察する機会があり、確実にレベルアップできたと実感しています。しかし、実際の業務に応用する場合、担当学部の広報戦略を再整理するためには、リサーチに必要な分析力、高校生という顧客層から本音を引き出すインタビュー力、企画書をまとめ上司を説得するプレゼンテーション能力、さらには周囲を巻き込んで企画を遂行する力など、各場面で求められる知識やスキルが不足していると感じています。より解像度高く顧客を理解し、良い提案を行うために、マーケティング的思考力を磨くとともに、周辺領域の学びを深めたいと考えています。 広報戦略で悩むのは? 広報戦略の見直しにあたっては、まず高校生が大学に求めるもの、各学部の学びに対する印象、学部選択や大学選択の決め手、重視するポイントなどのインサイトを把握し、市場全体を見渡した上でSTP分析を丁寧に進める必要があります。私は、4PのうちPromotionを担当しているため、イベントでは参加者が思わず情報を共有したくなる仕掛けを考え、自らの学びを活かしてメディアに広がりやすいコンテンツを発掘し、自然な波及効果によって志願者の増加につなげていきたいと考えています。 他者の視点は必要? また、企画書を作成する際に自分一人で思考を深めることは可能ですが、より質の高い提案を実現するためには他者の視点が不可欠です。まずは部内のキーマンと積極的にコミュニケーションを図り、各学部ごとに必要な分析を進められる体制を整えたいと思います。学んだ内容は単なる知識にとどまらず、実践を重ねることで使えるスキルへと昇華させることが肝心です。今後は、日常生活の中で気になる商品やサービスを題材に、学んだフレームワークを応用しながら自分自身の勉強を積み重ねていきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

問いが拓くチームの未来

なぜ問いを重視する? 今回の講座で学んだ「問いから始める思考」の大切さが、非常に印象に残りました。なぜ物事がうまくいかないのか、何が本当の問題なのかと自分自身に問いかけることで、行うべきことが明確になり、行動に移しやすくなると実感しました。たとえば、先日の会議では「この会議で一番決めたいことは何か」を最初にみんなで確認したおかげで、議論がスムーズに進みました。 共有の効果は何? かつては、ゴールが定まらないまま話を進めて失敗した経験があったため、「問いを立てること」や「仲間と共有すること」の重要性を強く感じるようになりました。自分ひとりだけでなく、チーム全員で問いを共有し、共に考えながら進むことで、より良い結果に繋がると確信しています。 現場で問いはどう役立つ? また、この「問いから始める思考」は現場の様々な状況で応用できると感じます。たとえば、アルバイトの方との関わりでは「なぜ辞めたいと思ったのか」「どのような働き方を望んでいるのか」と問いかけることで、本音に近い原因を掴むことができ、お客様のクレーム対応においても「何が一番不満だったのか」「どこに問題があったのか」を整理することで、再発防止につながる改善が実現します。さらに、社員や外国人スタッフの育成、上司への報告の際にも、問題点や伝えたいことを整理することで、単なる情報共有を超えた次のアクションへと結び付けることが可能です。 チームの問いはどう進む? これからは、まずチームで「どこに困っているのか」を一緒に考える時間を大切にし、会議や話し合いの冒頭で「今日何を決めるのか」を確認するよう努めたいと思います。自分の意見や考えを大切にしつつ、相手の気持ちを想像しながら、やさしく伝えることを心がけます。そして、話し合いや行動のあとには「これでよかったのだろうか」とふり返り、次に活かせる学びとしたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

相手の心を動かす伝え方のコツ

主張の根拠をどう変える? 講義で最も印象に残ったのは、相手の興味・関心に合わせて主張の根拠を変えるという考え方でした。これまでの自分は、自分自身が一番納得できる材料を根拠として示すことに重きを置いており、自己中心的だったと反省しています。 事前把握はなぜ大切? 一方で、相手の興味・関心を事前に把握しておくことの重要性も痛感しました。日々のコミュニケーションや限られた出席者が集まる会議の内容を理解することが、大前提であり必須だと再認識しています。今後は、どんな場面でも相手の関心を意識したコミュニケーションを心掛けたいと思います。 提案・報告はどう伝える? また、上席への提案や報告の機会が多い職場において、今回学んだスキルを積極的に活用し、説得力のある説明を心がけたいと考えています。業務内外、あるいは業界を問わず役立つスキルであり、特に報告や相談の際には相手にしっかりと内容が伝わる効果が期待できると思います。 報告内容はどう整理? 実際、部下からの報告や相談で、何を伝えたいのか分かりにくかったり、主張の根拠が弱いと感じることがあるため、日頃から上席の考えを読み取る力を養う必要性を感じています。自分自身も、上席に説明する際に同じことを考えられている可能性を踏まえ、コミュニケーションを怠らずにスキルを磨いていきたいと思います。 思考整理の秘訣は? さらに、論理的に思考を整理する技術として、並列型と解説型というアプローチがあることに気づきました。これらを講義に取り入れることで、さらなるスキルアップが図れるのではないかと期待しています。 相手理解はどうする? 最後に、他の受講生の皆さんには、どのようにして相手の興味・関心を理解しているのか、また、メールでのやり取りがかみ合わずラリー状態になった際にどのように対応しているのかをお聞きしたいです。

データ・アナリティクス入門

データで説得力を増す!MBA流の学び

講座内容の印象は? ライブ授業のアーカイブを拝見しました。今回の講座は、ビジネスパーソンが陥りがちな視点を見直し、MBA生が効果的にデータ分析を行えるよう構成されていると感じました。他のEMBA生が適切なデータ加工を行い、ケースの課題について効果的な表を作成して発表しているのに対し、私は数値をそのまま載せ、力量の差を感じることが多く、本講座の内容は非常に参考になりました。今後、レポート作成を行う際には、本講座の内容を何度も振り返り参考にしようと思います。 定量分析の意義は? パソコンを購入する時、私は「価格」と「スペック」を重視しますが、実際にはその場の感覚で購入することが多く、定性的だと感じました。ライブ授業を通じて、定量的な仕分けと表のまとめの大切さ、スモールデータを基に仮説を立て、あるべき姿を検討することが重要であると学びました。 実践の効果は? 社内の会議や発表の場でも、本講座で学んだ仮説やあるべき姿を考えた効果的な資料作成を実践していきます。この実践により、受け手の印象が大きく変わり、営業やメーカーの社内会議でも限られたリソースの中で短期間に成果を上げることに繋がると思います。ビジネスの場では、勘や直観といった定性的な判断に偏りがちですが、一工夫して定量的にデータをまとめることで、社内で数値に基づいた効果的な判断ができるようになると感じました。 一歩踏み出すのは? 普段行っている新NISAの株式投資判断や競馬の予測など、小さなことから始めていきたいです。例えば、サステナビリティに力を入れている会社を投資の目標にして、2050年のカーボンニュートラルに向けた資金の投入度をエクセルで分析し、効果的なグラフ作成に活かせると思います。また、ビジネスの場の資料作成では、小川先生の理論を基に、受け手が効果的な判断を行えるよう努めたいと思います。

アカウンティング入門

数字の裏側に迫る経営革新の道

数字の背景を見た? 今週の学習で特に印象に残ったのは、財務数値の見方が「数字そのもの」ではなく、その背景や因果関係に着目することの重要性です。P/Lについては、売上や利益額だけでなく、利益率やコスト構造を確認することで、どこで利益が発生し、どこに改善の余地があるのかを探る視点を学びました。一方、B/Sでは、負債と資本という資金調達方法と、資産としての活用先を対比することで、資金繰りや経営の安定性を判断する手法を理解しました。さらに、P/LとB/Sを関連づけて分析することで、企業の全体像を立体的に把握できる点も大変有意義でした。今後は、こうした視点を業務改善に活かし、改善策が利益率や資金繰りにどのような影響を与えるかを明確に示せるよう努めたいと考えています。 活かす場面は何? ① 活用したい場面 請求・入金フローの改善やコスト削減の提案の際に、学んだ視点を活用したいと考えています。たとえば、請求処理の誤り削減や入金遅延の改善に取り組む際、P/Lの視点では改善による利益率向上、B/Sの視点では資金繰りや運転資本の改善効果を具体的な数値で示すことが可能です。 提案は伝わる? ② 学びを活用している姿 実際に改善案を経営層や関係部署に提示する際には、売上総利益率や回収サイトの短縮日数など、具体的な数値を用いて説明しています。その結果、「この改善により年間○○円のコスト削減や資金回収の短縮が見込まれます」と示すことで、提案の根拠が明確になり、納得感が高まっています。 改善行動は具体的? ③ 具体的な行動 月に一度、自部署のP/L・B/S指標(利益率や運転資本)を確認し、改善余地を探る習慣を取り入れています。また、各業務改善案ごとに数値効果を試算するフォーマットを作成し、改善施策の実施前後で数値を記録・比較することで、効果を可視化できる体制を整えています。

クリティカルシンキング入門

効果的なグラフと文字表現で資料作成のコツをつかむ

グラフの表現方法を学ぶ 相手に伝わるメッセージやグラフ、スライドの作成方法を学びました。以下は、個人的な要点の抜粋です。 まず、データやグラフの表現方法についてです。適切に使かえば、表現が豊かになり、相手により伝わりやすくなります。具体的には、グラフ単体がしっかり成り立ち、適切なグラフを選択することが重要です。 文字表現で印象を強化するには? 次に、文字表現の方法です。フォントや色、アイコンを効果的に使用することで、より印象的なスライドを作成できます。この際、伝えたい内容との整合性を考慮することが大切です。 最後に、データやグラフ、文字表現を合わせて意図が明確に伝わるスライドを作成することが求められます。情報とメッセージの順番を合わせ、メッセージにも意図が伝わる一言を添える。グラフにも意図が伝わるポイントを視覚化することがポイントです。 今後の活用計画は? これらを踏まえ、課内共有や営業店向け、他部署向けの資料作成の機会があるので、今後はWeek1から3までで学んだことを用いて、意図した内容が相手に伝わるスライド作成を心がけていきます。 今週の講義で特に学んだのは、グラフの原則や文字表現のコツです。これらを活用し、伝えたい内容の整合性を念頭に置いてスライドを作成します。 資料作成前に意識すべき点 案内文や資料作成に着手する前に以下の点を意識します。 - 要点(伝えたい内容)を整理する。この際、伝えるべき相手の情報をイメージすることを忘れないようにします。 - 草案を固めたうえで、データ・グラフ・文章表現を作成する。 - 初稿を確認して、データやグラフの切り口、表現方法や配置に整合性があるかを確認する。 - 文字表現(言語選択と装飾)やアイコンの活用に整合性があるかを確認する。 以上のポイントを意識しつつ、より理解しやすい資料作成を行っていきます。

戦略思考入門

有限資源が生む無限の可能性

どんな学びがあった? week1からweek5までの学びを振り返り、有限な資源を効果的に活用するためには、まず情報を収集・整理し、自分の判断軸に基づいて本質を見極めた上で優先順位をつけることが有効だと理解しました。今回の学びは、仕事以外にも応用できる点が特に印象に残りました。これまで分けて考えていた部分が、ライブ授業を通してプライベートの目標や趣味にも活かせることに気づき、限られた時間内で計画を立て、実行に落とし込めると感じました。 情報整理はうまくいっている? 日頃から情報収集や整理を行う際には、有限なリソースを意識し、時間をかけすぎないようアンテナを張っておくことが大切です。また、専門の取引先に情報提供を依頼するなど、工数管理を徹底する姿勢も必要だと考えています。 新制度の判断はどうする? 自社では捨てる・辞めるという行為について比較的寛容な面があるため、新しい制度を導入する際には試験導入を行い、実際に期待する効果が得られるかどうかを慎重に判断することが望まれます。判断軸としては、会社の方向性をしっかり把握し、経験則に頼りすぎないことが重要です。不明な点があれば相手と対話し、真意を確認するように努めたいと思います。 ニュースや情報はどう活かす? また、日常的にニュースや他社情報にアンテナを張るとともに、他社の財務諸表の分析を行うことで、内容によっては定点観測し派生する影響も把握できると感じました。さらに、専門知識を持つ取引先との接点を日頃から持つことも、情報の更新に役立つと考えています。 チームの連携はどう取る? 実行後には、捨てる・辞めるという判断もあらかじめ決めておくことで、スピード感を持って取り組むことができると実感しました。さらに、業務開始時にチームメンバーと判断軸を共有し、認識を統一することが円滑な業務遂行に繋がると感じています。

データ・アナリティクス入門

条件を揃えて見える学びの真実

正しい比較はどうする? 「Apple to Apple」という考え方が印象に残っています。同じ条件に揃えて比較しなければ、意味がなく、データを正しく読み解くために非常に重要だと感じました。頭では理解していても、経験やクリティカルシンキングが不足していると、ついつい情報を鵜呑みにしてしまう危険性があります。 企画と集客の関係は? 私は学生向けのオンラインイベントの企画と集客を担当しています。まず、企画と集客は表裏一体であり、学生の行動分析が重要です。具体的には、どの時期にどのような申込行動があるのか、参加後にはどのような行動に繋がっているのかを解析し、その結果をもとに企画の対象、開催時期、内容を決定しています。 認知広げる秘策は? さらに、集客においては「いつ、何を、どのように」告知して認知を広げ、申込を促し、開催前に離脱を防ぐ対策まで考えなければなりません。状況が常に変化する中で、申込状況をリアルタイムに把握し、必要な打ち手の変更を迅速に行うことが求められます。企画の効果が集客に影響するため、両者は密接に連携させる必要があります。 データ整備は進んでる? 現状では、まずデータの整備が最優先事項です。折り返し地点まで進めていますが、依然として地道な作業が続いています。正直なところ、「会社が整えておくべきだ」という愚痴も出るほどですが、しっかりと整備を進めなければ本質的な分析はできません。今後も引き続き取り組んでいきます。 管理方法はどうなってる? また、データの記録や管理、分析を効果的に行うためには、エクセルフォーマットの整備も欠かせません。どのようにすれば見やすく、管理しやすく、分析しやすいかを、部署メンバーと意見を合わせながら調整を進めています。この作業は地道ですが、本質的なデータ分析の議論に繋がっているため、継続して進めていく覚悟です。

データ・アナリティクス入門

データが照らす学びの軌跡

意思決定はどのように? ジレンマに直面した際の意思決定プロセスについて、具体的な手順を学びました。仮説を立て、その仮説に基づいてデータを収集し、最終的な結論につなげる基本的なプロセスが身についてきたと実感しています。特に、ある教育機関で見られた事例―忙しさから採用候補者の面接時間が確保できない一方で、面接を行わなければ生徒からの不満が蓄積し、経営に悪影響を及ぼす可能性がある―は、自分がスケジュールを詰め込みすぎている点に気づかされる貴重な経験となりました。講義の冒頭で「データ分析においては、何を目的とするかが極めて重要である」という話を聞いて、改めてその本質に立ち返る機会となりました。 人口減少策をどう見る? 人口減少対策においては、何をもって効果とするか判断するのが難しく、一見、あらゆる施策を試すような印象を受けますが、実際にはリソースが限られているため、何を課題として捉えるかが大切です。今一度、どのような仮説を立て、どんな事業を展開し、結果をどのように検証するかという一連のプロセスについて考え直す必要があると感じています。最近、ある地域の各自治体が実施する政策の一部を説明変数として、UIJターンに影響を与える要因を分析した論文に触れる機会がありました。施策分野ごとに縦割りで考えがちな現状に対して、異なる組み合わせが流入人口に与える影響を示すデータに、非常に新たな視点を得ることができました。 データ調査の下準備は? 自力で高度な分析を行うには限界があるものの、まずは地域内の市町村が実施している政策を類型化し、その一覧を作成するなど、データによる調査の下準備が可能だと考えています。具体的には、関係人口や交流人口を創出する施策、雇用創出に関する施策、住居に関する施策、さらに子どもや子育て支援に関する施策について整理し、評価データをまとめていく予定です。

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