データ・アナリティクス入門

仮説の力で未来を切り拓く

学んだことは何? 「仮説の立て方」「データ収集の注意点」「仮説の種類の違い」を学びました。これまで、集計したデータから都合のよい部分だけを抜き出して仮説を組み立てる、という我流のやり方に限界を感じていました。 仮説立案のコツは? <仮説の立て方のポイント> ・複数の仮説を用意し、最初から一つに絞らない ・仮説同士に網羅性を持たせる データ収集の秘訣は? <データ収集の注意点> ・自らデータを取りに行き、仮説の立証に努める ・仮説に対する反論も排除できる情報の入手を心がける 仮説の違いはどう? <仮説の種類の違い> ・結論の仮説:ある論点に対する仮の答えを示す ・具体的な問題解決を目的とした仮説:分からない点に対する仮の答えを提供する 検証と説得はどう? これらを通じ、検証マインドや説得力、問題意識の向上、迅速な対応、そして行動の精度向上が期待できると実感しました。 海外動向は読める? また、海外顧客の所要動向を分析する際に今回の学びが大いに役立つと感じています。特定の顧客向けであれば、分析対象を絞って時系列で変化を追えばよいのですが、一般向けの製品の場合、市場全体の動向や地域性も踏まえつつ、複数の仮説を立て多くのデータを基に分析する必要があります。そのため、仮説のパターンを複数用意し、ノウハウとして蓄積していくことが非常に重要だと思います。 分析進捗は順調? 現在、顧客所要動向分析効率化のプロジェクトに参画しており、具体的なアクションとして以下の点を実施しようとしています。まず、カスタム品と汎用品それぞれに適した分析指標を設定します。次に、どの指標の変化が顧客所要に大きな影響を与えるのか、複数の仮説を立てながらデータを検証します。そして、仮説と異なる動きが見られた場合、もしくはどの仮説とも一致しない場合には、分析指標自体の見直しを行います。これらのアクションを月次で繰り返すことで、仮説のパターンを着実に蓄積し、分析の精度を高めていきたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

ロジックツリーで解決する新たな視点の探求

決定木と共通点は? ロジックツリーは問題解決に役立つと感じました。特に決定木と類似している点があることに気付きました。問題解決にはロジックツリーを利用し、業務フローを考えることは個人的に決定木のように解釈しています。「決定木」については、個別に確認を行ってみたいと考えています。 分解手法は何が違う? 層別分解については、粒度を揃えて階層毎に記載し、全体的な視点で考えることが重要だと感じました。変数分解では、細分化することで解決策を検討することが可能となります。 フロー分析は有効? 私は業務フロー分析を行い、RPA(自動化)のタスクを考えることがあります。問題解決プロセスを活用して、層別分解を業務フローに応用してみようとしています。 変数分解を深める? 変数分解は、利用頻度が低かったため、まだ理解が浅いと思います。すぐに実用できるアイデアは浮かびませんが、望む結果に至らなくても、試行錯誤を続けて活用できるよう努力したいです。 集計から何を探る? データ集計の結果を元に、ロジックツリーを用いて、漏れや重複をなくすだけでなく、別の観点での検証が可能かどうかを探りたいです。 KPI改善の鍵は? KPIのデータ集計結果において、乖離や数値の増減があった場合には、ロジックツリーを使って分析しています。MECEをベースに、問題解決に向けた改善活動に取り組んでいます。改善活動自体にもロジックツリーを適用してみることを考えています。 他チームの意見は? 他チームの分析結果にもロジックツリーを用いて、新しい視点が得られるかを検証したいです。他チームの報告を聞く際、通常は前提が正しいという説明を受けますが、その場で疑いを持っても、すぐに相違点を指摘するのは難しいです。 日常でどう活かす? 日常の業務において、データ分析以外にもロジックツリーを様々に適用し、考える習慣を試してみます。活用範囲を広げ、新たな気づきやスキルを獲得できればうれしいです。

クリティカルシンキング入門

問いの力で生産性アップと新ビジネスアイデア創出

問いの形にする重要性とは? イシュー特定のためのポイントとして、「問いの形にする」ことの重要性を具体例を交えて理解することができた。自身の業務で問題解決や新たな取り組みに向けた課題設定の場面で考えが滞るのは、問いの形にできていない場合が多いと感じた。問いの形にすることで具体的に考えることができ、仮説が導き出せる。この仮説を検証し、その結果を評価・解析することで、PDCAを確実に回すことができるようになる。 ピラミッドストラクチャーの活用法は? また、ピラミッドストラクチャーを用いた論理構成の組み立て方や、「SO WHAT」「WHY SO」の視点で自身の論理構成をチェックする方法を型として理解できた。これにより、これまで何となくやっていた内容を整理し、他者への説明や資料作成の場面で仕事の生産性を向上させることができると感じた。 フレームワーク活用で何が変わる? さらに、新たなビジネスアイデアを考える際には、これまで活用してきたフレームワーク(P.E.S.T、3C、5フォースなど)から導出した事実や結論をビジネスアイデアの論拠として説明するため、ピラミッドストラクチャーを用いて論理を構成する。それをもとに、「MECEになっているか」や「さらに考える余地はないか」などを検討し、結論―根拠―それを支える事実という構成で相手に伝わる資料・話し方を組み立てる。 イシューの適切性をどう確認する? 表出している問題の解決や新たなことを考える際の課題設定の各場面においては、常に「今解くべき問いは合っているか」を自問する。また、適切でないイシューから出したアウトプットは、報告を受ける相手にとって価値のないものであることを肝に銘じる。 部下と共にイシューを磨くには? 最後に、自身のイシュー設定力を向上させるために、部下との対話の中で相手が「イシューを捉えているか」を確認する。捉えられていない場合には、全体課題の中のどの部分を捉えて話しているのかを常に考え、自身として考える機会を増やすよう心掛ける。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

リーダーシップを再定義する方法

リーダーシップは誰でも発揮できるのか? 今週の学びを振り返って、リーダーシップは役職や地位に関係なく、誰もが発揮できるものだと感じました。具体的には、会議の進行役を務めたり、懇親会の日程を調整したりと、さまざまな場面でリーダーシップの発揮が求められます。 理想のリーダー像をどう描く? 自身が目指すリーダー像を描くことも大切です。例えば、「散歩のつもりが富士山に登ってしまった」ということはないように、なりたいリーダー像を具体的に思い描き、目標として設定することが必要です。実際にリーダー像を紙に書き出し、明確化することが重要でしょう。 リーダーに必要な三要素とは? リーダーとは、行動、能力、意識の3つの要素で構成されています。氷山に例えると、水面に出ている行動が見える部分であり、水中にある能力と意識が土台となっています。これらの要素のバランスが重要で、状況によって偏りが生じることがありますが、リーダーシップを狭く捉えないよう意識しましょう。 仕事現場でのスキルギャップの影響は? 仕事の現場を振り返ると、スキルギャップが自信のなさを生み、行動を鈍らせることがあります。また、能力に自信があるときには意識を疎かにし、相手への配慮が不足することがあると気づきました。この反省を踏まえ、リーダーシップを発揮する際には、バランスの取れた氷山の絵を描けているか考えてみたいと思います。改善を進める際は、なぜ現状を続けているのかを理解し、相手の意見をヒアリングすることが重要です。 今取り組むべき具体的な行動は? 具体的に今から取り組むべき行動は、以下の3つです。まず、周囲の協力が必要な場面では、業務全体の背景や目的を整理し、理解してからコミュニケーションを始めます。次に、一方的に自分の考えを押し付けず、相手の疑問や不安を聞き出し、障壁を一つずつ取り除く姿勢を持ちます。最後に、自分の能力不足を認めつつスキルを高め、必要に応じて周囲の協力を求める勇気を持ちます。見栄やプライドは必要ありません。

データ・アナリティクス入門

プロセスで発見!学びの秘密

原因はどこにある? 問題の原因を探るためには、まずプロセスを細かく分解し、各段階でどこに問題が潜んでいるかを仮説検証する手法が重要です。複数の選択肢を洗い出し、根拠に基づいて適切な判断を下す点にも着目しています。また、A/Bテストを実施する際は、できるだけ条件を整えた上で比較することが求められます。 効果的な分析法は? 具体的なデータ分析の方法としては、まずステップを踏みながら問題の精度を高めるアプローチと、仮説をもとにデータを収集し、より良い解決策に結び付ける手法が組み合わされています。これにより、最適な解決策の検出が可能となります。 分解とテストの極意は? プロセスを分解する方法とA/Bテストのポイントを組み合わせることで、より高度なデータ分析が実現されます。仮説検証と条件を揃えた比較の両面からアプローチすることで、実際の検証結果に基づいた改善が期待されます。 実例から学ぶには? 実際の事例としては、ポイント会員向け利用促進キャンペーンにおいて、若年層の反応を探るために、若者が関心を持つジャンルの店舗を複数選定し、クリエイティブのA/Bテストを実施する計画が挙げられています。過去のキャンペーンデータを活用し、ポイント付与がどの層の購買に影響しているかを機械学習を用いてアプローチする手法も取り入れられています。 次回でどう活かす? 次回のキャンペーンでは、会員データからターゲットとなる層の購買パターンを複数洗い出し、ロイヤルカスタマー化につながる経路を明らかにすることが目標です。洗い出されたカスタマージャーニーに基づき見込み客にアプローチし、その反応をPDCAサイクルで検証・改善していく計画です。 全体をどう見る? 全体として、プロセスの分解とA/Bテストの方法を的確に押さえたアプローチが示されており、仮説検証を実際のデータに基づいて試すことで理解が一層深まる内容になっています。今回学んだ内容を次のプロジェクトでどのように活かせるか、引き続き考えていきましょう。

データ・アナリティクス入門

仮説思考が拓く学びの扉

仮説思考は何のため? 仮説思考は、効率的な分析を行うために欠かせない手法です。基本的なステップは、目的(問い)の把握、問いに対する仮説の設定、データの収集、そしてそのデータをもとに仮説を検証する、という四段階で構成されます。 どのデータを集める? データ収集の方法は大きく二つに分かれます。まず、既存のデータを集める方法として、検索エンジンや各種リサーチサイトを活用します。次に、まだ存在していないデータについては、実際に観察したり、有識者へのヒアリングやアンケートといった方法で収集を行います。 五視点はどう活かす? また、仮説思考を実施する際には、以下の五つの視点が重要です。インパクトではその影響力の大きさを、ギャップでは何がどのように異なるのかを捉えます。トレンドでは時間的な変化や変曲点、外れ値に注目し、ばらつきではデータの分布が偏っていないかを確認します。最後に、パターンの視点からは、法則性があるかどうかを見極めます。 グラフ化の手順は? グラフ化を行う場合には、次の三つのステップが有効です。まず、仮説や伝えたいメッセージを明確にし、次に比較対象を設定、そして適切なグラフを選んで情報を整理します。 経験が必要な理由は? 仮説思考については、これまでチームでの実践経験がないため、上司に相談しながら取り組むことが望まれます。一方、データ収集に関しては、企業独自の情報をうまく活用することで、新商品の開発に役立つ可能性があります。また、来月更新される免税施策に関しても、その対応方法を検討していく必要があります。 新規取り組みの課題は? 組織の一員として新たな取り組みを始めるのは容易ではありませんし、チーム全体が仮説思考の本質を正しく理解しているかどうかも不透明です。来週から開始されるデジタルのショッピングクーポンの運用にあたっては、まずデータ収集を行い、半年先や来年度の数字を分析する可能性を模索するものの、まずはデータ収集自体に時間を要する点が懸念されます。

クリティカルシンキング入門

学びの振り返りで成長実感!

どうすれば伝わる文章を書ける? 文章を書く際や口頭で伝えるときに大切なのは、「相手に分かりやすく伝えること」です。具体的には、主語と述語をきちんと書き、文章全体を俯瞰して見渡し、トップダウン方式で手順を踏んで書くことが重要です。「相手に分かりやすく」という配慮は、誤解を防ぐ効果もあります。 ピラミッドストラクチャーは活用すべき? ピラミッドストラクチャーを用いた構造化は、相手に伝わりやすいだけでなく、自分自身の文章チェックにも役立ちます。私は業務連絡以外の文章を書くことに苦手意識があり、一度書いてから時間を置いて読み返し、修正を繰り返すことで確実に伝えられるよう努めています。普段から5W1Hを意識して情報を伝えていますが、毎週400文字の文章を書くことに自信はまだありません。それでも、学んだ方法を活用して文章を書いてみようと思っています。 振り返りをどう活用する? 振り返り作業については、昨年行ったことをまだ振り返っていません。まずは振り返りを上司に提出する際のメール(資料含む)で、今回学んだことを生かし、伝える目的を最初に考えてからトップダウンで文章を構成します。また、ピラミッドストラクチャーを積極的に活用します。 取引先への提案はどう改善する? メールでの連絡は今後も主語と述語を省略しないように気を付けます。取引先への提案においては、マニュアルや業務手順の変更が手間となるため、私から提案しても対応が後回しになることが多いです。相手が望むものを再度考え、適切な理由を選択する必要があります。 苦手意識をどう克服する? 考えを言葉にするために、手を動かして文字として書いたり言葉として発したりすることで、理解がさらに深まると感じます。また、長めの文章を書くことに苦手意識がありますので、月に2回程度は文章を書く機会を持つように心がけます。スピードが求められる状況でも効果的なアプローチをするために、まずは目的を確認し、構成を考えることを常に意識するようにしています。

データ・アナリティクス入門

問題解決のプロセスを極めた学び

どうやって問題を整理? 問題解決の第一歩は「何が問題ないのか」を具体的に整理することです。この際、関係者間で「あるべき姿」と「現状」に対する共通認識を持つことが重要です。基本的な流れは、①「何が問題か?」②「どこに問題があるか」③「なぜ、問題が起きているか」④「どうするか」ですが、必ずしもこの順序に縛られる必要はなく、各ステップを行き来することが求められます。 ロジックツリーは有効? ロジックツリーの活用により、全体像を意識しやすくなります。MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)の考え方に基づいて、意味のある方法で問題を分けることが肝要です。 売上回復の道は? 売上が低迷している商品のリニューアルを考える際には、売上を回復させる目標を新規購入者の獲得なのか、離脱者の呼び戻しなのかによってターゲットやパッケージの方向性が変わってきます。関係者間で売上回復の基準を共通認識として持っていることが必要です。提案を説得力あるものにするためには、MECEを活用して効果的な方向性や代替案を提示します。 市場分析は足りる? プロダクトアウトの新商品の方向性を検討する場合には、市場分析が不足している段階で商品化が決定されたケースもあります。例えば、コンセプト調査を行ったものの生活者の反応が芳しくない場合、ロジックツリーを通じて問題の仮説を立て、検証し、解決策を模索します。 選択肢は適切? アンケート調査では、選択肢設定にMECEを用いることで効果的な結果を得ることが可能です。 プロセスの流れは? 商品化作業に取り組む際のプロセスは以下の通りです。まず、問題の共通認識を揃えるためにデータ収集を行い、関係者間で問題認識を共有します。次に、チームでロジックツリーを用いて網羅的に「Where」「Why」「How」の案を出し、それに基づいて方向性の第一候補と代替案に絞り込みます。その後、経営陣にこれを共有します。

クリティカルシンキング入門

思考の整理で得られた新しい発見

文章の明確化ポイントは? 文章をうまく伝えるためのポイントはいくつかあります。まず、主語と述語を明確にし、読点の位置を意識します。また、修飾語を使って補足し、一文を長くしないよう心がけることが重要です。 論理的に書く方法は? 文章を書く際には、まず自分の思考を論理的に整理することが必要です。ピラミッドストラクチャーを活用して、結論を中心に大きな柱を立て、それを細分化して具体化します。これにより、伝えたい情報や相手が知りたい情報を効果的に整理できます。重要なのは、情報を漏れなく整理することです。 双方向の理解をどう実現する? 具体的な状況に応じて、「相手が知りたい情報が伝わる」「自分が伝えたいことが伝わる」という両方を実現する内容を目指します。これにより、メールやチャットでのやり取り、報告資料の作成やプレゼンテーション、社内外への情報共有が円滑に進みます。 社内コミュニケーションの工夫は? 私たちの会社では、文章でのコミュニケーションが主となっています。そのため、チャットツール内でのやり取りでも簡潔で読みやすい文章構成を意識します。「全体像」から「骨組み」、「具現化」へと進む構造を念頭に置いたアウトプットを心掛けます。 言語化スキルの向上方法は? また、私はピラミッドストラクチャーを使って様々な視点からの分析結果を簡潔に伝えることを心掛けています。「結論」から入り、「根拠」そして「具現化」という構造で報告を行うことで言語化のスキルを向上させます。これは、最終的に思考力を鍛えることにつながります。 チャットでの要点整理法とは? チャット文章では、要点がまとまった伝え方も重要です。「相手が知りたいこと」や「自分が伝えたい要点」が明確な文章構成を心掛けます。論理的な文章を書くことで、会話の中でも即興で要点を伝える能力を育てます。また、異なる部署とコミュニケーションを取る場面が多いため、専門用語を多用せず、相手が理解できる表現方法を意識します。

クリティカルシンキング入門

成果を最大限引き出す資料作成術

スライド作成に重要なポイントは? スライドを作成する上で、まずは適切なフォントを選び、状況に応じた文字の色やアンダーラインを活用することが大切です。これにより、伝えたい内容がより分かりやすくなります。また、グラフを用いる場合は、読み手が理解しやすいように、文章の内容に合わせた順序や配置を意識し、内容に適したグラフの種類を選びましょう。 読者を引きつける構成とは? 良い文章を作成するためには、タイトルやリードで読者の興味を引くことが重要です。内容そのものが目的を押さえており、冗長にならないようにしつつ、読者が最後まで興味を持って読んでくれる構成にすることが求められます。 プレゼン資料に役立つ工夫とは? 業務改善や提案などのプレゼンテーション資料では、これらの文章の工夫やグラフの活用が有効で、幅広く応用が可能です。また、取引先や社内向けのメールやチャットでも同様の工夫が有用です。特に、相手が読みたくなるようなタイトルやリードを付け、伝えるべき内容や目的を明確かつ端的に表現することがポイントです。相手にわかりやすく伝えることを常に心がけましょう。 明確な伝達のために必要なことは? 何を相手に伝えたいのかをまず明確にし、それを冗長にならないように文章化します。アイキャッチを意識し、タイトルやリードに工夫を加え、端的でわかりやすい内容に整えます。そして、文章だけでなく視覚的にも訴えられるように、グラフを活用します。その際、必要な情報やデータが過不足なく入っているかを確認することも重要です。文字のフォント選びやグラフの選択・配置などにも工夫を凝らし、読み手にとって見やすいものに仕上げます。 読み手の心を掴む資料作成とは? 最後に、相手が最後まで読んでくれる内容になっているか全体を通して確認することが不可欠です。読み手の立場に立って、自分が作成した資料が理解しやすく、興味を持ってもらえるかどうかを考えながら進めることが、良い成果につながるでしょう。

戦略思考入門

振り返りから学ぶ戦略のヒント

戦略の整合性をどう整える? 戦略を考える際には、広い視点で各要素を検討しつつ、それらの整合性を必ず意識することが重要です。また、高い視座と長期的な視点を持って実現したい姿を整合させることも求められます。そのためにはフレームワークを身につけ、それを活用して分析することが必要です。 フレームワークを活用するには? <フレームワークの例> - 3C分析 市場/顧客・競合・自社の順番で分析を進め、市場と顧客を重点的に理解することで事業成功のための知見やマーケティングの方向性を得ることができます。シンプルで使いやすく、効果も高いのが特徴です。 - SWOT分析 内部の強み(Strength)と弱み(Weakness)、外部の機会(Opportunities)と脅威(Threats)を分析し、自社とビジネス環境を把握することで戦略立案に役立てることができます。 - バリューチェーン分析 製品やサービスが消費者に届くまでの事業活動で付加価値が生まれる箇所を分析し、基本戦略や改善に役立てることができます。また、競合や業界全体のバリューチェーンとの比較を通じて、バリューチェーンの再構築を検討できます。 SWOT分析で何を明確にする? 私の事業部は設立から2年余りで、定量的および定性的な分析の蓄積が不足しています。その中で、来期に向けた重点課題を明確にし、優先順位を決め、取り組まないことを決定する段階にあります。ですので、SWOT分析を用いて事業部の強みと弱みを把握し、それに基づいて課題の選定を行いたいと考えています。 データ比較で見えることは? まず、他事業部とのデータを比較し、要因を分析します。それに基づき、すぐに取り組める事項と中長期的な取り組みを棲み分けして戦略のヒントを得ようと考えています。そして、チームメンバーとの協議では、広い視野と高い視座を意識し、方向性の不一致を避けるよう留意したいです。

クリティカルシンキング入門

情報リテラシーと本質を問う力で未来を拓く

学びを再確認するには? 今週は振り返りの時間でした。 ■講座を通して学んだこと 情報を疑問視し、分析し、論理的に評価することで、信頼性を見極め、正しい判断を行うことが可能になるということを改めて学びました。 考え方を研ぎ澄ますには? ■常に頭においておき、反復練習すること 人は「自分が考えやすい方向に考えてしまう」傾向があります。そのため、思考が偏らないよう、本当にそれでいいのかを自問自答し続ける訓練が必要です。本質に迫るために「なぜ」を繰り返し、問題の根幹に到達することが重要です。 問題解決にはまず「イシューを特定する」ことが必要です。それから「問いを残し」意識し続け、「問いを共有する」ことで組織全体に浸透させます。また、信頼できるデータや根拠を用意し、論理に一貫性を持たせることが求められます。そして、異なる視点や意見を考慮してバランスを保ち、感情に流されず冷静に判断することが重要です。背景や文脈を理解し、公正で倫理的な判断を心がけることも必要です。 プロジェクトに活かすには? ■実際のプロジェクトでの適用 システム導入プロジェクトでは、毎回のワークショップでベンダーの提案について議論します。この際、ベンダーの資料を読み解き、疑問点や言葉の定義の違い、目線が合っているかの確認を行います。前提条件の確認や、トリガーとなった事実の裏にある本質を見極めることは重要です。結論を出すに当たっては、軽率な判断を避けるべきです。 自身が運営するプロジェクトでも、本質的な目的を見据えた方向性を決定し、その目的に基づいた運営内容を構想します。対象となる役員や経営層、一般社員などに応じて適したスライドの作成や見せ方、言葉の選び方に工夫を凝らします。メッセージを明確にし、ピラミッドストラクチャーで根拠を整理することで、スライドの内容が大きく変わります。慣れるまでには時間がかかりますが、毎回対象ごとにピラミッドストラクチャーを作成することが重要です。

「全体」に関する類似の人気キーワード

ご自身のペースでいつでもどこでも学習できる
6週間の短期集中オンライン講座「ナノ単科」 6週間の短期集中
オンライン講座「ナノ単科」

1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。
to left to right