戦略思考入門

優先順位のつけ方で仕事の効率化が加速する

顧客利便性をどう高める? <やらない、を選択する戦略> ①捨てる方が顧客の利便性を増す 1勝9敗。うまくいかないことは早々にやめ、成功する1割にフォーカスすることが重要です。選択と集中ができることで、自社サービスを磨き上げることができ、品質が上がり顧客にも好影響をもたらします。 惰性を打破するには? ②昔からの惰性に流されない 何が惰性なのかを知るには、新入社員などの客観的な視点が役立ちます。また、トラブルを通じて必要不要を精査するタイミングを持つとよいでしょう。 専門家の活用を考える ③餅は餅屋に任せる 自社で行う必要がないことは、専門家に任せる勇気を持ちましょう。 トレードオフをどう乗り越える? <優先順位の立て方> ◆◆トレードオフ 複数の要素がトレードオフの関係にある場合、全てを同時に達成することはできません。そのため、何かを捨てる必要があります。これは日常や仕事でも常に発生します。 効用を最大化する方法は? ①効用の最大化 効用の無差別曲線の考え方を用いて、トレードオフ関係にある要素のバランスをとり、効用が最大化するポイントを見つけることが重要です。 優先順位の明確化をどう進める? ②方向性の明確化 自分たちが何を優先し、何を犠牲にするかを明確にし、重視する要素に全力を傾けることが大切です。 ブレークスルーの道は? ③ブレークスルー トレードオフにある複数の要素を同時に実現できる方法を探ることも必要です。 優先順位の付け方に苦手意識を持っていましたが、今回のワークを通じて、まず情報を整理し、ROIの観点で見ることの重要性を感じました。曖昧ではなく、明確な判断基準を持つことが求められます。また、判断に必要な情報が全て揃わない場面もありますが、その場合には仮説思考を持つことが大切です。思考強化のために、クリティカルシンキングの講座も受けたいと思いました。 撤退の難しさとは? 「当たらない事業はさっさと辞め、成功する1割にフォーカスする」という例がありましたが、やめどきの見極めは非常に難しいと感じました。以前新規事業を進めた際、結局撤退しましたが、もっと早く辞める決断ができたのではないかと考えています。 成果に基づく優先順位設定 施策に対する優先順位をつけるためには、売上や利益などを定期的に振り返る習慣をつけることが重要です。その際、会社として何を重視するか、会社のありたい姿までを考慮し、コミュニケーションを取りながら優先順位を決めていきたいです。例えば、広告におけるブランディングと新規顧客の獲得はトレードオフですが、現在の会社の注力点を踏まえてROIの視点とともに意思決定していくべきだと感じています。

データ・アナリティクス入門

仮説で読み解くデータの裏側

仮説の意義は? 今週の学習では、どんな状況においても仮説を立てることの重要性を再認識しました。仮説はデータ分析や問題解決の道しるべとなり、何を調べ、どんな情報を収集すべきかを明確に示してくれます。また、代表値だけでデータの全体像を把握するのではなく、その背後にあるばらつきにも目を向ける必要があることを学びました。平均値は全体を簡潔に表す指標ではありますが、ばらつきを加味することでデータの実情をより深く理解できるという点が印象的でした。 データ把握はどう? データの分布を視覚的に把握するためにはグラフを活用することが有効です。ヒストグラムを用いれば分布の様子が、散布図を用いれば2つのデータ間の関係性が直感的に読み取れます。また、標準偏差を理解し算出することで、データのばらつきを定量的に捉え、より正確な分析が可能になるという点も学びました。これらの学びは、特に患者の受診動向分析の現場で大いに役立つと感じています。 具体計画は? 具体的な行動計画としては、以下のステップを実施する予定です。 1. データ収集と整理  ・受診データの抽出:電子カルテシステムから必要な情報を取り出す。  ・データクリーニング:欠損値や誤りがないか確認する。  ・データ加工:分析しやすい形に整える。 2. 仮説構築と検証  ・仮説リストを作成:過去のデータや経験を踏まえ、受診動向に関する仮説を立てる。  ・データ分析:収集データを基に仮説の正否を検証する。 3. 代表値の吟味  ・複数の代表値の算出:単純な受診者数だけでなく、年齢層別、性別、居住地別に平均値や中央値、最頻値などを計算する。  ・代表値の比較:異なる代表値を比較し、データの傾向を把握する。 4. 可視化  ・グラフ作成:受診者数の推移やデータ分布をグラフで表現する。  ・グラフ分析:作成した図表から季節変動やパターンを読み解く。 5. 標準偏差の活用  ・各診療科ごとに受診者数のばらつきを標準偏差で算出する。  ・科ごとの差異を比較し、正確な分析に役立てる。 6. 分析結果の活用  ・傾向の把握:得られたデータから受診動向の傾向を明確にする。  ・対策の検討:把握した傾向を元に、より良い医療サービスを提供するための対策を議論する。  ・情報共有:分析結果や検討内容を関係部署で共有する。 7. 行動の継続と改善  ・定期的な分析:定期的な受診動向の確認により、新たな傾向や変化を捉える。  ・行動計画の見直し:状況の変化に合わせ、計画を適宜更新する。 各ステップを着実に実行することで、学んだ分析手法を実務に効果的に活かしていきたいと考えています。

戦略思考入門

業務改善への学びを深める新たな視点

複雑性の原因は? 現在、私の所属する会社では、複数の事業が並立し、複雑化しています。この状況を「範囲の不経済」として再認識する機会となりました。新規事業を立ち上げるにあたって、社内資源を最大限に活用しようと心掛けていましたが、それがかえって事業の複雑性を増す原因になっていたように感じます。今後は、「既存ビジネスとの資源の共通部分が本当に強みを生むのか」を再度考える必要があると感じています。 業務思考の向上は? 総合演習を通じて、普段の業務に当てはめて考えることのできる観点を学びましたが、実際には業務中に立ち止まって考える余裕が足りませんでした。今後は、自分自身で立ち止まり、思考を深めるべきポイントを明確にすることから始めたいと思います。また、演習時に思い付きで意見を列挙した場合と、フレームワークを活用して検討した場合とでは、回答の整理や網羅性に大きな違いがありました。この違いは業務にも大きく影響するため、情報の整理や思考を深めることを習慣化したいと考えています。 部門調整はどう? また、現在は事業が多様化しており、範囲の不経済が生じている状況です。業務においては、本部間の調整や組織の運営に対処する必要があります。これに対し、まずは個々の本部の意向を一旦脇に置き、会社全体のあるべき姿を客観的に見据えて、他部門との対話や調整を進めていきたいと思います。 ターゲット明確化は? 演習を通じて、ターゲットの明確化が不可欠であることを改めて認識しました。現在、事業全体で共通のターゲット像が描けていないことが課題です。これまでこの問題に対して提言できずにいましたが、学習によって外部環境や内部環境の整理が不足していたことが原因であると理解しました。今後は、行動計画に従って具体的な対策を講じたいと思います。 資源活用を見直す? まず、自部門に限らず他部門も含めたバリューチェーン分析やVRIO分析を行い、会社全体の構造と資源を再評価したいと考えています。これまでの「自社資源を何が何でも活用する」という考えを見直し、共通の資源が本当に強みとなるかを検討することで、真にシナジーが期待できる部分のみを利用するようにして、経済的な効果を生み出す状態を目指します. 議論で成長できる? 加えて、3C分析やSWOT分析を用いて一切の漏れがないよう情報を整理し、ターゲットをどこに設定すべきか、自分の言葉で繰り返し言語化していきます。この学び全体を通じて、言語化の重要性とそれに伴う能力の鍛錬が必要であることに気づきました。したがって、今後のアウトプットについては、必ず上司や同僚と議論し、終わりではなく改善を繰り返す姿勢で取り組んでいきたいと思っています。

マーケティング入門

顧客ニーズを見抜く!ビジネス成功の鍵

顧客ニーズをどう把握する? 商品を何にするかを決める際に最も大切なのは、やはり顧客のニーズを把握することです。「それは当然だ」と思われるかもしれませんが、いくつか重要なポイントがあります。 まず、顧客自身がなぜその商品を購入したのか、あるいは欲しいと思ったのかを自覚していないケースが多いということを理解する必要があります。次に、ウォンツとニーズの違いを正確に理解することも重要です。ウォンツとは、ある特定のものを欲しいと思う状態で、顧客自身が自認しているため、競合による価格競争が起きやすくなります。一方、ニーズは満たされていない状態があり、それを解決したいと思っているものの、顧客自身が認識していないことが多いです。ニーズを捉えることができれば、それがビジネスチャンスにつながる可能性が高まります。 ペインポイントをどう見つける? このための手法も理解する必要があります。ウォンツを捉えるには、アンケート調査や購買データの分析が有効です。一方でニーズを捉える手法としては、顧客にインタビューを行い、様々な視点からの質問を通じて心理を掘り下げる方法や、顧客の行動を観察して商品の利用状況を見る方法があります。また、カスタマージャーニーを描くことも有効です。 事業を成功させるためには、顧客が困っているポイント、つまりペインポイントを見つけ出すことが第一歩です。しかし、それは容易ではありません。そのため、手法については理解を深め、実践の中で改善していくことが重要です。 顧客との信頼構築法とは? 顧客のペインポイントを探る手段として、定期的なコミュニケーションが欠かせません。顧客の困りごとは時の流れとともに変わっていくため、常に新しい情報をキャッチアップし、変化を把握するように努めます。 さらに、会社の強みとして柔軟に企画化できる点を活かし、見つけたペインポイントに対して企画に昇華できるものがあれば、すぐに素案を作成し、顧客に提示して反応を見ます。好反応が得られれば、迅速に実行することを繰り返していきます。 効果的なチームコラボの秘訣は? また、営業やマーケティングメンバーとの定期的なミーティングを通じて、各メンバーが顧客から引き出した困りごとをシェアします。この中で、具体的なアクションプランについてもアイデアを出し合い、すぐに実行に移していきます。 デプスインタビューの極意 最後に、インタビューのスキルを高めることも重要です。デプスインタビューは難しいものですが、それをこなすにはどの情報を広げ、どの深さで掘り下げるかといったガイドラインが必要です。このスキルは自分自身で率先して学び、その知見をメンバーに共有することでチーム全体のスキル向上につなげます。

デザイン思考入門

自分も受講したい!共感ステップの実践

なぜ共感が大切? 「共感ステップ」では、単なる情報収集にとどまらず、ユーザーの課題や背景を深く理解し、求める解決策を的確に見極めることが重要であると学びました。現在取り組んでいるワークショップ形式の研修デザインにおいても、受講者の視点に立ち、彼らが何を感じ、何を求めているのかを探るプロセスに重点を置く必要があると考えます。例えば、研修設計の段階で自ら受講者となって演習を体験し、ショートケースの妥当性や適切な所要時間を確認すること、また事前アンケートにより受講の狙いや期待を把握することで、表面的なニーズだけでなく本質的な課題も見極めることができると実感しました。 どう適用する? 共感ステップについて、具体的な研修デザインへの適用方法をよく考えられている点は非常に印象的です。より多くの受講者の視点やニーズを探るアプローチを試みることで、さらに多面的な理解が得られると感じます。 どの調査が有効? また、受講者の背景や課題を深く理解するために、どのような追加の調査手法が有効か、そしてワークショップデザインで共感をさらに深めるためにどのような方法を試すべきかを考えることも有意義だと思います。 どう設計すべき? 事前アンケートの実施や自身での演習を通じて、以下の点が重要であると改めて認識しました。まず、受講者のペルソナに応じた研修の難易度設定とシナリオ作成です。受講者の職種、経験年数、課題意識を踏まえ、適切なレベル感で研修を設計し、理解しやすいストーリー展開を意識することが求められます。次に、説明資料の粒度と所要時間のバランス調整が重要です。受講者の集中力や理解度を考慮し、必要な情報を適切なボリュームで提供するとともに、講義とワークの時間配分を最適化する工夫が必要です。さらに、ワークの難易度設定と題材設計については、受講者が主体的に考え、実践的なスキルを習得できるよう、初心者でも取り組みやすく、発展的な応用が可能な内容を用意することが大切です。 どう改善する? 今後も、受講者の視点に立ち、実際の学びにつながる研修デザインを追求していきたいと考えています。今週は、共感ステップの実践を通じて、ユーザー理解の深め方について学びました。現場に足を運び、ユーザーの行動や発言を客観的に捉える「現場観察」と、自らが取り組む中で感じる感情や視点を体験する「参与観察」との違いが印象に残り、これらの手法を組み合わせることで、ユーザーの潜在的なニーズや課題の本質を見極めるための深い分析が可能になると感じました。今後は、実践の場を通じて共感ステップをより意識的に活用し、受講者視点の学びを深めながら、研修デザインやサービスの改善につなげていきたいと思います。

戦略思考入門

経済性の本質を深堀りして学ぶ方法

ビジネス法則の理解を深めよう ビジネスの法則を正しく理解し、それを武器にすることは重要だと感じました。「規模の経済」はよく用いられる法則のひとつですが、大量に生産や発注をすれば、一つ当たりのコストが下がるという単純な理解しかしていませんでした。どんな場合でも規模の経済が適用できるわけではなく、固定費と変動費に分解したり、時点を広げて考えたりすることが大切だと学びました。 経済性の種類に注目する 事業経済性とは、何かをするほどコストが下がることを指します。規模の経済、経験効果、範囲の経済、ネットワークの経済、連結の経済などがあります。差別化を理想としていますが、すべての領域でそれを実現するのは難しいため、経済性にも注目する必要があると感じました。この点で、経済性といえば規模の経済とほぼ同義と考えてしまっていましたが、さまざまな経済性に着目することで思考の幅を広げていきたいと思います。 範囲の経済性を活かす方法は? 範囲の経済性については、すでに持っている資源を他の事業や領域でも活用し、コスト削減を図ることが大切です。 習熟効果においては、ナレッジの蓄積や学習に熱心な組織は習熟効果が高いことが分かりました。市場成長期に高いシェアを獲得し、競合より早く多くの経験を積むことで、先行して習熟効果が得られます。しかし、自社ではマーケティング部門ではナレッジ蓄積の意識がまだまだ低い状態です。他企業の話を聞くと、習熟効果を意識している企業も多く、自社の改善点を見つけるきっかけになりました。 経済性と差別化のバランスとは? 経済性の追求(特に規模の経済)は差別化できない企業の逃げのアクションという印象が強かったですが、差別化は理想的なものではあるものの、すべてを実現するのは難しいと理解しました。そのため、経済性との両立が必要であると再認識しました。 特に範囲の経済については、すでに持っている資源を他の事業や領域でも活用することが重要です。例えば、組織内でのナレッジ共有や連携を強化することによって、範囲の経済メカニズムを働かせることができます。最近、事業部制を導入したところで範囲の不経済が生じていますが、商品部門との人事異動や情報連携強化により、範囲の経済が実現できています。 組織内での法則の活用法は? チーム内に法則を用いて説明する機会がよくありますが、改めて本質を調べてから活用し、自分に都合よく説明しないように気をつけます。 また、来週の議論に向けて、範囲の経済について深く考え、自チームのみならず部門全体にとってのメリットを追求していきたいです。習熟効果についても他企業のナレッジ蓄積や学習の情報収集を行い、あるべき姿を考えていきます。

データ・アナリティクス入門

振り返りで気づいた仮説の力

仮説とは何か? 仮説とは、ある論点に対する仮の答え、もしくは分からない事に対する仮の答えを指します。仮説には主に「結論の仮説」と「問題解決の仮説」があります。結論の仮説はある論点に対する仮の答えであり、問題解決の仮説は問題解決のプロセスに沿ったものです。この場合、What(何が問題か)、Where(どこで問題が発生しているか)、Why(なぜ問題が起きているのか)、How(どう解決するのか)の観点で考えます。 仮説を持つことの価値とは? 仮説で考えることの意義は以下の通りです。 1. **検証マインドの向上と高まる説得力**: 仮説を持つことは検証作業とセットで動くことを意味します。 2. **関心・問題意識の向上**: 関心や問題意識のないところには仮説は生まれません。日頃から自分の仕事に関連して仮説をもつように心がけることが重要です。 3. **スピードアップ**: まず自分なりにあらゆる情報を総動員してこれがいいのではないかと仮説を持ち、テスト的に実施しながら検証する手順を踏むことで、スピーディに対応できます。 4. **行動の精度向上**: 仮説検証のサイクルを早く回すことで、それに伴う行動の精度が向上します。 データ収集の重要性 原因の仮説を立てる際には、仮説を検証するためのデータを集めます。データには既存のデータと新しいデータがあります。既存のデータとしては、自社内にあるデータ、一般公開されているデータ、パートナー企業が取得しているデータなどがあります。新しいデータとしてはアンケート(広くデータを収集)、インタビュー(狭い範囲で深く収集)があり、追加で調査が必要な箇所に絞り、新たなデータを取ることが重要です。 仮説を立てる際の注意点は? 複数の仮説を立てる際には、以下の点に注意します。 - **仮説同士に網羅性をもたせる**: 何を比較の指標とするか意図的に選択し、何を見ればよいのか、何と比較したらいいのか意図をもって考えます。 - **データ収集する際の注意点**: 誰に聞くか(意味のある対象から聞けているか)、どのように聞くか(比較するためのデータ収集を忘れない。反論を排除する情報にまで踏み込めているか)に注意します。 フレームワーク活用のすすめ 仮説を考える際には、3C(市場・顧客、競合、自社)や4P(商品、価格、場所、プロモーション)のフレームワークを活用します。また、仮説検証のスピードを上げ、仮説検証のサイクルを早く回すことも重要です。 仮説の立て方が分からない方には、仮説を考える意義や、日頃から自分の仕事に関連して仮説を持つように心がけることが有効です。

データ・アナリティクス入門

正しい思考で磨く自分の軌跡

正しい思考は何? 沢山のフレームワークが出てきましたが、本質は正しい考え方や思考方法を知り、学び、定着させることだと感じました。習得するためには継続的な取り組みが必要で、これまでノートにまとめたメモを見返しつつ、改めてここに整理してみました。 仮説をどう作る? 【仮説の構築】 まず、問題を明確にする(What)、問題箇所を特定する(Where)、原因を追求する(Why)、そして解決策を立てる(How)のプロセスを大切にしています。仮説を立てる際には、複数の可能性を網羅し、一つに決め打ちしないことを意識しています。 また、取り巻く環境を3C(Customer:市場や顧客、Competitor:競合、Company:自社)の視点で考え、自社の状況は4P(Product:製品、Price:価格、Place:場所、Promotion:販促手法)で検討することで、より具体的な分析が可能になります。 情報の取り方は? 【データ収集】 既存のデータや一般に公開されている情報、パートナーの所持するデータを確認することから始め、さらにアンケートやインタビューなどで新たに情報を集める取り組みを行っています。誰に、どのように情報を収集するか、また比較できるデータを忘れずに取る点が重要だと意識しています。 どう考えを広げる? 【仮説思考】 仮説とは、ある論点に対する一時的な答えです。結論や問題解決のための仮説を、知識を広げ多角的な視点から検討することで、説得力と行動の精度を高めることができます。思考実験や「なぜ?」を繰り返すなど、ロジックツリーを活用しながら多様な仮説を生み出し、常に発想を広げる努力が求められます。 仮説はどう検証? 【仮説の検証】 仮説と検証はセットで考え、投資額や巻き込む人数、不確実性といった観点から必要な検証レベルを見極めます。初期段階で枠組みを設定し、定量・定性のデータを収集・分析することで、より客観性のある仮説の肉付けや再構築を行うようにしています。 市場をどう見る? 【マーケティング・ミックスとその他の分析手法】 製品戦略、価格、流通、プロモーションのそれぞれの側面を4Pで検証することに加え、5Aカスタマージャーニーを活用して現代の顧客行動を捉えています。また、クロス集計分析を通して、全体の傾向や特徴、特異点を把握し、次の打ち手を考えるための洞察を得ることも重視しています。 実行にどう生かす? 最終的には、これらのフレームワークや手法を日常的に活用することで、検証マインドを鍛え、チーム全体に浸透させる意識を持つことが、戦略の立案や実行に大きく寄与すると実感しました。

データ・アナリティクス入門

データ分析の失敗談から学ぶ成功法

データ分析における意思決定とは? ビジネスにおける意思決定において、データ分析は非常に重要な役割を果たします。数値を可視化することで先入観にとらわれずに合理的な判断が可能となります。また、比較の際には、条件を揃えた上での分析が重要です。目的を明確にすることで、何を明らかにしたいのかという背景を理解し、分析の効果を最大化することができます。 失敗をどう教訓に活かすか? 日々の業務ではこれらの点を意識してデータ分析を行っているつもりでしたが、振り返ってみるとできていないことも多く、過去には目的を明確にしないまま分析に臨んだ結果、時間を無駄にして失敗に終わった経験もあります。しかし、この失敗を教訓に、分析の依頼者に対して背景や目的を確認することで、効率的なデータ抽出と適切な要因分析ができ、最終的には施策の成功に貢献することができました。この経験を通じて、分析の初期段階で目的を明確にすることの重要性を再認識しました。 今後の分析に向けた意識改革 現在の分析経験はまだ少ないと感じており、依頼されたものだけでなく自ら事業の課題に対してデータ分析を行い、積極的に提案していきたいと考えています。ウェブサイトの行動履歴ログを基にした流入、離脱、コンバージョンの分析を通じて、カスタマーの動きを把握し、学んだ知識を活かす場面は増えそうです。 依頼者とのコミュニケーションの重要性 過去には依頼者とのコミュニケーション不足で目的が不明確なまま進め、失敗した経験もありました。今後は、何を明らかにするための分析なのかを明確にし、依頼者と密にコミュニケーションを図ることで認識のすり合わせを心掛けます。また、データ抽出の間違いで時間を無駄にした経験から、目的達成のために必要な情報を収集し続ける努力を欠かさないようにします。さらに、分析結果を言語化する際には、簡潔かつ構造的にまとめることを目指します。 スキルの向上と今後の展望 これからは、データ分析に必要な情報を依頼者とのコミュニケーションを通じて収集し、過去の失敗や学んだ知識を活かして、目的の明確化、仮説の設定、納期、データ抽出の定義など、依頼者とすり合わせを行い、認識の齟齬をなくすよう努めます。依頼者が求める分析の目的を見失わないように、すり合わせた内容を基にして、全体像を把握するデータ抽出から始めるつもりです。分析結果は言語化し、依頼者と密にコミュニケーションをとり、振り返りを行います。 学んだ知識をもとに行動を重ね、情報収集やデータ抽出方法のツール、プログラムの習得などのスキルを磨きつつ、事業の課題に対して正確なデータ分析レポートを提供できるよう努力を続けていきます。

戦略思考入門

フレームワークで見える新たな経営視点

Week1の学びは何だった? 改めてWeek1から学んだことを振り返る機会がありました。フレームワークにはさまざまな種類が存在しますが、その活用方法は場面によって異なります。これからも、「自分が明らかにしたいことは何か」「それを明らかにするためにはどのフレームワークが適しているのか」を判断し、定期的に振り返りを行っていきたいと思います。 フレームワークで整理できる? 1つ目の学びは、フレームワークを用いて散乱した情報を整理することです。目的(ゴール)だけを設定しても、戦略をどう立てるべきか、最短経路はどこかを示すのにフレームワークは役立ちます。例えば、3C分析などは、自社にとどまらず、他社や顧客を取り巻く環境を整理するのに有益です。これらの方法は、自分だけでなく関係者も巻き込んで精度を高める必要があります。 差別化はうまくできている? 次に重要なのは、差別化ができているかどうかです。ターゲットとなる顧客像が明確でなければ、自社の強みをどのように活かせるか、また他社に模倣されやすいかどうかの判断が難しくなります。 定量的な判断は可能? また、捨てる基準を定量的に説明できるかも重要です。過去にはざっくりとした工数や手間で取捨選択していましたが、これは良い判断とはいえません。投入時間に対してどれだけ利益が生まれるか、費用対効果を考慮すべきです。また、自分の不要な美学で行っている定常業務を改め、自分自身が行う必要があるかを見直す必要も感じました。 市場原理について理解できる? さらに、市場原理の理解も必要です。例えば、多く発注すれば単価が下がるという表面的理解だけでなく、規模の不経済といった基本的メカニズムも学びました。これにより、施策を行う際の説得材料やリスク管理に大いに役立ちます。 新規・既存事業はどう活かす? これらは新規および既存の事業に広く活用できると感じています。新規事業においては、ゴール設定やターゲットの明確化、他社環境の把握といった具体的な施策の基本設計に役立ちます。そして、既存事業においては、費用対効果の検討や捨てるべき基準を定量的に判断することで、より合理的な経営判断が可能になります。 どのように実行する? 具体的には、新規事業の提案を受けた際には、具体的なゴール設計を自分の言葉で説明できるレベルで共有し、もし詰められていない場合は一緒に策定まで伴走していきます。また、既存事業については、月に一度取捨選択を行い、工数と売上を算出し、割に合わない場合は決断をもって捨てるとともに、空いた工数で何を行うかアクションプランを決定することを心がけています。

戦略思考入門

抽象が現実に!自己成長の軌跡

変化はどこで感じた? week1からweek6を振り返ると、自身のありたい姿がより具体的に明確になっていることに気づきました。初めは抽象的に掲げた目標が、学びと実践を重ねる中で、より具体的な行動指針へと変化していったのです。 進化の具体例は? 例えば、week1では「研修講師としてプレゼンスキルを習得する」と記していましたが、week6には「スライドを見ずに、自分の言葉で受講者の目を見て話すことを心がける」と、より具体的な表現になりました。同様に、「ストーリーを見せるリーダーになるためにわかりやすく説明するスキルが必要」との記述が、最終的には「自分の言葉で語る」という、自身の解釈を伴った表現に変化しています。 戦略の意識は? この変化は、戦略思考でいうゴールを明確に意識し、日常的に具体的な行動を自問自答する習慣が根付いたためだと思います。短期間ながら、学習記録を通じて自己成長を実感できたことが大変嬉しく感じられます。 新たな学びは何? また、講座内で初めて学んだフレームワークや基本戦略、戦略における選択(捨てる)、経済性といった概念は、今後の小さな判断や日々の意思決定にも活用できると感じています。同じく、「捨てる」学びは、優先順位を明確にするという点で、日常生活や業務に直結するものとなりました。 仕事の優先順位は? 仕事の現場では、業務の優先順位付けが適切でないと、自分だけでなく周囲にも影響を及ぼすため、タスクの期限を明確にし、必要な時間をあらかじめ設定することが大切だと感じました。さらに、予期せぬタスクに対応できる余力を持つことや、業務の優先順位が異なる場合には、部下としっかり擦り合わせることが不可欠だと思います。 運用計画の実践は? 出店後の運用や経営計画を立てる際にも、フレームワークを活用して環境や情勢を踏まえた分析を行い、将来の経営や売上の拡大に向けた仮説を立てるという実践が、とても役立つと実感しました。 管理はどう進化? 日々のスケジュール管理についても、タスクの優先順位を可視化し、常にスケジュールを見直して必要に応じた優先順位の変更を行うこと、また、ROIを意識して客観的な判断を心がけることが重要だと学びました。自分一人ではなく、周囲とも積極的に情報を共有し、スムーズな業務遂行を目指していきたいと考えています。 現状把握の秘訣は? 最後に、現状分析にはPESTやSWOTを活用し、自社の強みや弱みを正確に把握することが必要です。その上で、戦えるフィールドを明確にし、今後の戦略に繋げていく姿勢が大切だと感じています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

現場で挑むエンパワメント実践

エンパワメントは何が肝心? ■エンパワメント・マネジメントについて エンパワメント・マネジメントは、リーダーシップの技法のひとつです。目標は明示しながらも、実行方法はメンバー自身の判断に任せることで自律性を促進します。また、メンバーが活動しやすい環境を整える支援が重要となります。実行プロセスにおいては権限と責任を譲渡し、育成に努めるエンパワメント型と、すべての命令を管理する命令管理型とがあります。 どう実践すべきか? ■エンパワメントの実践ステップ エンパワメントの実践には、以下のステップがあります。すべてのプロセスでは、双方のコミュニケーションを重ねることが自立を促すために必要です。 ① 目的やビジョンの共有 ② 対象者の把握 ③ 適切な仕事の割り当て ④ コーチングによる動機付け ⑤ 実行支援 注意すべき点は? ■実践時の留意点 ・各メンバーに適した仕事、あるいは不向きな仕事を見極めること ・部下の持つ権限が十分に機能していない状況を避けること ・リスクを想定し、対策を事前に準備しておくこと 現状の課題は? ■直近の業務と発生している課題 私が直近で担当しているシステム開発におけるテストでは、複数のシステム連携テストを実施するため、以下の作業を行っています。 ① システムテストの計画作成 ② テストシナリオの作成 ③ システムテストの実行および推進 しかし、現状ではテスト対象や関係するシステムの内容が十分に共有されていない課題が発生しています。直接の原因として、以下の3点が挙げられます。 ・ドキュメントによる情報共有がなされていない ・情報が日本語で記述されていない ・イメージ図が用いられていない どのように対応? ■対応策と運用方法 対象は課題が発生している各担当者です。これまでは目標は明示し、遂行方法はメンバーの自主判断に任せるエンパワメント・マネジメントで進めていましたが、現状を改善するため命令型に一部切り替え、フォローアップを強化する方針です。 具体的には、発生している各課題に対して、私自身が実際に動いて一つ一つ内容を整理していきます。また、ゴール達成のために必要なタスクをより細かい粒度で言語化し、メンバーとともにタスクを解消していく形で進めます。再度、以下の課題点について検討・改善していきます。 ・ドキュメントでの情報共有の不備 ・日本語での記述不足 ・イメージ図の欠如

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