クリティカルシンキング入門

相手の心を動かす伝え方のコツ

主張の根拠をどう変える? 講義で最も印象に残ったのは、相手の興味・関心に合わせて主張の根拠を変えるという考え方でした。これまでの自分は、自分自身が一番納得できる材料を根拠として示すことに重きを置いており、自己中心的だったと反省しています。 事前把握はなぜ大切? 一方で、相手の興味・関心を事前に把握しておくことの重要性も痛感しました。日々のコミュニケーションや限られた出席者が集まる会議の内容を理解することが、大前提であり必須だと再認識しています。今後は、どんな場面でも相手の関心を意識したコミュニケーションを心掛けたいと思います。 提案・報告はどう伝える? また、上席への提案や報告の機会が多い職場において、今回学んだスキルを積極的に活用し、説得力のある説明を心がけたいと考えています。業務内外、あるいは業界を問わず役立つスキルであり、特に報告や相談の際には相手にしっかりと内容が伝わる効果が期待できると思います。 報告内容はどう整理? 実際、部下からの報告や相談で、何を伝えたいのか分かりにくかったり、主張の根拠が弱いと感じることがあるため、日頃から上席の考えを読み取る力を養う必要性を感じています。自分自身も、上席に説明する際に同じことを考えられている可能性を踏まえ、コミュニケーションを怠らずにスキルを磨いていきたいと思います。 思考整理の秘訣は? さらに、論理的に思考を整理する技術として、並列型と解説型というアプローチがあることに気づきました。これらを講義に取り入れることで、さらなるスキルアップが図れるのではないかと期待しています。 相手理解はどうする? 最後に、他の受講生の皆さんには、どのようにして相手の興味・関心を理解しているのか、また、メールでのやり取りがかみ合わずラリー状態になった際にどのように対応しているのかをお聞きしたいです。

クリティカルシンキング入門

問いの光、会議の鼓動

解決すべき問いは? まず、何が解決すべき問いであるか、そして今、何を解決しなければならないのか、なぜそれが必要なのかを明確にすることが重要です。問いを言葉に表すことで、思考や議論がぶれるのを防ぐための基盤が整います。 論点整理はどう? 次に、その問いに対する答えを導くため、論点を整理します。自分自身の偏りに気を付けながら、さまざまな視点から論点を洗い出すことが求められます。その上で、具体的かつ正確な情報をできるだけ収集し、集めた情報を根拠として論点への答えを主張します。このプロセスを繰り返すことで、内容に厚みが生まれ、主張に説得力が加わります。 適切な表現は? また、問いとその答えをシンプルで正しい日本語に言語化することが大切です。メッセージ性のあるプレゼンテーションにするためには、情報の整理だけでなく、聞き手にとって理解しやすい表現方法が必要です。 会議進行はどうする? 会議を主催し進行する際は、まず解決すべき問い(イシュー)を明確にし、その目的を問いの形で参加者に事前に共有します。定例の会議であっても、イシューを提示することは実践すべき基本事項です。さらに、そのイシューを解決するため、複数の視点からの論点を提示し、各参加者に必要な情報を収集するよう指示すると効果的です。多職種が集まる会議では、さまざまな視点からの情報が交わされるため、基礎知識の習得も欠かせません。 議論軌道修正は? これらの準備を整えた上で会議を進行し、議論が逸れた場合には必ず最初のイシューに立ち戻り軌道修正を図ることが求められます。解決すべきイシューを明確にし、複数の視点から検討するために常にイシューリストを作成し、その優先順位を考察します。こうした準備と情報整理により、各論点に対する答えを根拠を持って主張できるようになり、議論が本筋から逸れるのを防ぐことができます。

データ・アナリティクス入門

データで説得力を増す!MBA流の学び

講座内容の印象は? ライブ授業のアーカイブを拝見しました。今回の講座は、ビジネスパーソンが陥りがちな視点を見直し、MBA生が効果的にデータ分析を行えるよう構成されていると感じました。他のEMBA生が適切なデータ加工を行い、ケースの課題について効果的な表を作成して発表しているのに対し、私は数値をそのまま載せ、力量の差を感じることが多く、本講座の内容は非常に参考になりました。今後、レポート作成を行う際には、本講座の内容を何度も振り返り参考にしようと思います。 定量分析の意義は? パソコンを購入する時、私は「価格」と「スペック」を重視しますが、実際にはその場の感覚で購入することが多く、定性的だと感じました。ライブ授業を通じて、定量的な仕分けと表のまとめの大切さ、スモールデータを基に仮説を立て、あるべき姿を検討することが重要であると学びました。 実践の効果は? 社内の会議や発表の場でも、本講座で学んだ仮説やあるべき姿を考えた効果的な資料作成を実践していきます。この実践により、受け手の印象が大きく変わり、営業やメーカーの社内会議でも限られたリソースの中で短期間に成果を上げることに繋がると思います。ビジネスの場では、勘や直観といった定性的な判断に偏りがちですが、一工夫して定量的にデータをまとめることで、社内で数値に基づいた効果的な判断ができるようになると感じました。 一歩踏み出すのは? 普段行っている新NISAの株式投資判断や競馬の予測など、小さなことから始めていきたいです。例えば、サステナビリティに力を入れている会社を投資の目標にして、2050年のカーボンニュートラルに向けた資金の投入度をエクセルで分析し、効果的なグラフ作成に活かせると思います。また、ビジネスの場の資料作成では、小川先生の理論を基に、受け手が効果的な判断を行えるよう努めたいと思います。

戦略思考入門

賢い選択で効率化を目指す!

捨てる理由は何だろう? 今回のWEEKで学んだことは、「捨てる」という行為の重要性でした。特に、目的と数値的根拠(特に利益)を持って選別することが重要だと感じました。WEEKを通して感じたのは、物事の整理・分析をし、大局的な視点で差別化した戦略を立てることで、目的をもって選択(捨てる)するサイクルが大切だということです。 効果をどう見極める? ビジネスでは、投資対効果の高いものだけを選び続けるのが理想です。しかし、最初からすべて効果の高いものを作り出すのは難しいと実感しています。限られたリソースの中で新しい施策を試しながら、投資対効果の低いものを捨て、高いものを残すというサイクルを繰り返すべきだと明確になりました。何を目的に捨てるのかをしっかり考え、一度選択したことでも目的をもってやめることが重要だと感じました。 選別基準は何だろう? WEEK内の課題では、実際に企業へのアプローチ方法を考える設問を通じて、何を基準に取捨選択するかを理解しました。これまでは漠然とした時間や工数で判断していましたが、利益率で優先順位を判断することが重要だと学びました. 集約のポイントは? 仕事の集約に際しては、効率性の高い内容を優先的に集約していきたいと思います。また、実行して非効率だと判断した場合は、捨てる選択をする勇気を持つことも心掛けます。さらに、多回数の会議や定例業務を見直し、品質を上げたい業務に集中できるように整えたいと考えています. 効率向上の戦略は? まずは目の前の問題に取り組み、課題解決に活かしていきたいです。高品質化と効率化を実現するため、現時点での課題であるリソース不足に対処します。費用対効果の悪い業務を洗い出し、捨てるかどうかをリストアップし、その上で新たに生み出したリソースをどの業務に集中させるかを選択していきたいと思います.

戦略思考入門

競争に勝つ!差別化戦略の新視点

戦略の違いは? 他社に対する競争優位性を築くために、差別化について学びました。競争優位性を築くための戦略には、主に3つの基本戦略があります。1つ目はコスト・リーダーシップ戦略、2つ目は差別化戦略、3つ目は集中戦略です。多くのリーダー企業はコスト・リーダーシップ戦略を採用することが多いですが、それが難しい場合は差別化戦略や集中戦略を選ぶ必要があります。実際には、コスト・リーダーシップ戦略と差別化戦略の両立を目指す企業も多いように感じています。 顧客重視はどう? 差別化の目的は、顧客に自社製品と他社製品との違いを認識してもらい、それが顧客にとってのユニークな価値として認められることです。これは購買行動につながるため、自社の視点のみで考えるのではなく、常に顧客視点で考えることが重要です。そのためには、環境分析を通じて外部環境(顧客と競合)と内部環境(自社の強みと弱み)を分析し、ターゲット顧客を明確にした上で、VRIOフレームワークなどの視点から差別化の戦略を考える必要があります。特に競合分析においては、自社業界内に限定することなく、打ち手の競合は誰かを考える視点も重要です。 今後の方向は? 今回の学びは、製品や技術開発の方向性を決める際に大いに活かせると感じました。他社に競争優位性を築くためには、製品や技術の正常進化やコストダウンに加えて、差別化も必要であると理解しました。従来は目の前のことに集中しがちで、正常進化やコストダウンにもっぱら注力していましたが、今後は差別化も意識していきたいと思います。 実践の工夫は? 今後は、今回学んだフレームワークを基に差別化を考えていく予定です。差別化に取り組む際には、自社視点に偏らず、常に顧客視点で考えることを実践していきたいと考えています。また、環境分析においては先週学んだ内容も活かせるので、その実践にも取り組んでいきます。

アカウンティング入門

数字の裏側に迫る経営革新の道

数字の背景を見た? 今週の学習で特に印象に残ったのは、財務数値の見方が「数字そのもの」ではなく、その背景や因果関係に着目することの重要性です。P/Lについては、売上や利益額だけでなく、利益率やコスト構造を確認することで、どこで利益が発生し、どこに改善の余地があるのかを探る視点を学びました。一方、B/Sでは、負債と資本という資金調達方法と、資産としての活用先を対比することで、資金繰りや経営の安定性を判断する手法を理解しました。さらに、P/LとB/Sを関連づけて分析することで、企業の全体像を立体的に把握できる点も大変有意義でした。今後は、こうした視点を業務改善に活かし、改善策が利益率や資金繰りにどのような影響を与えるかを明確に示せるよう努めたいと考えています。 活かす場面は何? ① 活用したい場面 請求・入金フローの改善やコスト削減の提案の際に、学んだ視点を活用したいと考えています。たとえば、請求処理の誤り削減や入金遅延の改善に取り組む際、P/Lの視点では改善による利益率向上、B/Sの視点では資金繰りや運転資本の改善効果を具体的な数値で示すことが可能です。 提案は伝わる? ② 学びを活用している姿 実際に改善案を経営層や関係部署に提示する際には、売上総利益率や回収サイトの短縮日数など、具体的な数値を用いて説明しています。その結果、「この改善により年間○○円のコスト削減や資金回収の短縮が見込まれます」と示すことで、提案の根拠が明確になり、納得感が高まっています。 改善行動は具体的? ③ 具体的な行動 月に一度、自部署のP/L・B/S指標(利益率や運転資本)を確認し、改善余地を探る習慣を取り入れています。また、各業務改善案ごとに数値効果を試算するフォーマットを作成し、改善施策の実施前後で数値を記録・比較することで、効果を可視化できる体制を整えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

行動で信頼を得るリーダーの形

どう行動で信頼得る? リーダーシップを発揮するには、単に地位を持つだけではなく、実際の行動を通じて周囲から信頼を得ることが不可欠です。リーダーであるためにはフォロワーが必要であり、その信頼関係は自らの行動(能力×意識)によって築かれると改めて感じました。また、単なる上司指示ではなく、自身の説得力や行動力によってメンバーを動かすことこそが真のリーダーシップであると捉えています。 なぜリーダーを目指す? また、目指すリーダー像についても、多くのお手本となるリーダーたちを見て、自分がなぜリーダーになりたいのか、そしてどのようなリーダーシップを発揮したいのかを深く考えるきっかけとなりました。より多くの人々を巻き込み、ダイナミックに仕事を進めるためには、自分自身の考えや意志をしっかりと持つことの大切さを感じています。 どう伝えるのが良い? さらに、チーム方針を伝える際には、なぜその施策が必要なのか、我々がどこに向かっているのか、そしてその先にある目標について、自分の言葉で分かりやすく伝える努力が求められていると実感しました。会社の公式コメントに頼らず、自らの言葉で説明することが信頼を得る上で重要であると考えています。 育成で何を見直す? 育成の面では、これまで相手の負荷を過度に心配して要求を引き下げていた部分があったと反省しています。たとえ高い壁があっても、相手の成長を促すためにあるべき姿を示し、励ましながら高い山に登らせる姿勢がリーダーには求められると感じました。 伝え方の改善は? 最後に、大人数への発信においては、同じ言葉でも聴き手のキャリアや背景によって受け止め方が異なるため、どの層に向けてどのように伝えるか、また部門の専門知識が十分でない中でどのように信頼を勝ち取るかといった課題について、今後の経験から学び、改善を図っていく必要があると考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

実感!エンパワメント体験記

エンパワメントって何? エンパワメントとは、リーダーが目標達成を促すため、組織のメンバーに自律的に行動する力を与える手法です。命令管理型とは異なり、エンパワメント型では目標の明示と必要な支援をもって各人に権限を委ねることで、組織全体のパフォーマンス向上を狙います。 6W1H視点は必要? 目標設定においては、計画が具体的で「6W1H」の視点が揃っていることが重要です。良い目標には、意義・具体性・定量性・挑戦の要素が備わっており、設定プロセスに本人が参加することで、より納得感のあるものになります。 仕事委任の注意は? 仕事を任せる際の注意点としては、期待する成果やアウトプットのイメージを明確に伝えること、そして目的達成に向けた具体的な工程やマイルストーンを確認することが挙げられます。さらに、各メンバーがその業務に必要なスキルや時間、意欲を持っているかを把握し、問いかけを通じて自ら決断し発言できるよう促すことが、コミットメントの向上につながります。 目標意義は再確認? また、目標の捉え方はメンバーごとに異なる可能性があるため、チーム内で改めて目標の意義を問い直すことが必要です。自分たちの業務を怠った場合に誰にどのような影響が出るのか、またチーム目標が事業全体のゴールにどう結びついているのかといった点を再確認し、定期的な振り返りの機会を設けることで、常に目の前のアクションが目標に沿っているかをチェックするとよいでしょう。 定例会議は何を? 次回のチーム定例では、期初に設定したチーム目標の意義を再確認し、事業目標との関連を明確にする予定です。さらに、月次の振り返りの中で目標の達成度や事業貢献度を評価し、今後の意識と行動を最適化していく取り組みを行います。目標設定の際には、私がすべて決めるのではなく、メンバー自身が考え、決定できるよう問いかけを重視しています。

データ・アナリティクス入門

理想を描き、ギャップを埋める

問題解決の考え方は? 『問題解決』を考える際は、まず4つのステップ(What・Where・Why・How)に沿って整理します。Whatは問題を明確化し、問題解決には「正しい状態に戻すもの」と「ありたい姿に到達するもの」があると考えます。どちらの場合も、理想の状態と現状とのギャップを定量的に捉え、何をあるべき姿とするのか関係者間で合意することが重要です。 ロジックで何が分かる? また、ロジックツリーは、KPIロジックツリー作成時のみならず、物事を分類して考える際にも活用できます。例えばミュージックスクールの問題解決設問では、B校の収支見積もりから「生徒数を増やすには広告宣伝費が必要で、そこは大きく支出しても良いのでは」といった意見や、講師外の人件費について「A校と兼ねられる業務は1つにしては?」といった考察が見られました。こうした議論を通じ、問題を考える際の順序や段階ごとの整理方法に対する興味が湧いたという点が印象的です。 ギャップの定量化は? 協議の場では、あるべき・ありたい姿を明確に描き、そのギャップを定量化することが重要です。KGI設定の際にはMECE発想を用いて実効性のあるKPIを設定し、定期的に現状との乖離を把握する必要があります。プロモーション施策やイベント出展の際も、まずありたい姿を示すことを基本方針とするべきです。 協議で一致できる? さらに、打ち合わせの冒頭で協議の目線を合わせ、どちらのタイプのギャップを埋めるのか、参加者全員で共通認識を持つことが大切です。従来は「どうしたいか」と上から問いかけても十分な回答が得られなかったが、これからは自らありたい姿を描き、そのギャップと解決策を自ら提案していく必要があります。多方面で考えすぎて結論に至らないこともあるため、ロジックツリーを活用して見える化しながらPDCAサイクルを回すことが推奨されます。

マーケティング入門

顧客の心を動かす名づけ戦略

なぜ講義は印象深い? 「どう魅せるか?」の講義で最も印象に残ったのは、「商品が顧客のイメージと合っていないと売れない」という点です。たとえば、カップタイプのカレーライスは売れないのに、別の表現に変えることで商品の魅力が伝わり、売れるようになるという事例は、新鮮な学びでした。また、新しい商品が普及するための5条件について考える機会も得られ、とても有意義でした。 ウォークマンの魅力は? 具体例として、ウォークマンについて5条件に当てはめて検証した点が印象的です。まず、従来は家でしか楽しめなかった音楽を持ち歩けるという比較優位が挙げられます。次に、カセットテープという従来の形式を踏襲しており、適合性の面でも障壁が低くなっています。また、使い勝手の良さがわかりやすさにつながり、試用可能性においては既存のイヤホンやカセットテープを利用できたことが有利に働きました。さらに、新しいアイデアが取り入れられていることが一目でわかる可視性も評価でき、ウォークマンは5条件すべてに当てはまることが確認されました。 なぜ名前がわかりにくい? また、自分の商品開発では、まずターゲット市場を絞ることから始めています。これにより自然とセグメンテーションやターゲティングが行われるのですが、よく見受けられるのは、名称が「わかりにくい製品名」になってしまう点です。正確に表現しようとするあまり、長くなったり、差別化ばかりを強調してしまうことが原因です。 どう商品名を選ぶ? 「どう魅せるか?」では、商品名の重要性も強調されています。顧客の視点に立ち、最もイメージと合致する名称が何かを見極めることが求められます。たとえば、展示会の名称を決める際には、顧客が直感的に理解できるかどうかをチェックし、新規事業を生み出す際には、あらかじめイノベーション普及の5条件に照らして検証することが大切だと感じました。

データ・アナリティクス入門

データ分析で得た学びの再発見

データ分析の基本を理解する 目的を明確にすること、要素を整理すること、そして比較することがデータ分析の基本だと学びました。特に、分析は比較であるという点が印象に残っています。しかし最も重要なのは、データ分析が「何のため」に行われるのか、その目的を明確にすることだと改めて感じました。ケーススタディではデータ分析が上手くいかなかった例もあり、要因に期間や項目の一般的な回答だけでなく、上司と部下のコミュニケーションについても意見が挙げられていました。そのため、基本に立ち返る必要性を再確認しました。 具体的な要素整理のポイントは? 具体的な要素の整理を心掛けました。例題で行ったPC購入に関するディスカッションでは、メーカー、金額、スペック、OSなど具体化することで、共通認識が得られやすいと感じました。また、分析の際には定量データ同士、定性データ同士を比較することの重要性も理解しました。平均値についての説明は分かりづらい部分もありましたが、先生が示してくれたビジュアルを通じて少しずつ理解が進みました。 退職分析における「目的」の重要性 私は人事部でDX担当をしており、退職分析を行っています。職種、年齢、勤続年数といった要素を洗い出し、比較をしていますが、「目的」を見失いがちです。退職率を下げるだけでなく、「若手の」離職率、「技能職の」離職率といった具体的な目的を持ち、分析を続けていきたいと思いました。また、グラフを作成して終わるのではなく、伝えたい「メッセージ」をしっかり伝えるための改善も進めたいです。 データ分析で立ち止まる瞬間 データ分析を実践することは重要ですが、一度立ち止まって「目的」を考えること、また定期的にその目的に立ち返り確認することも必要だと感じました。私自身、考えすぎる傾向があるため、要素の整理においては柔軟な思考を持つように心がけていきたいです。

マーケティング入門

市場分析で地域イベントを再考する

顧客層候補をどう絞り込む? 「誰に売るか」というテーマのもと、私は次の二つの方法を学びました。 まず①、広大な市場から感度を持って「顧客層候補」を絞り込む方法です。これはSTP分析のST(セグメンテーション・ターゲティング)のプロセスに該当します。市場を感度良く分類し、特に市場規模、成長性、ライバルの状況の6R観点から絞り込むことが重要です。 競合とどう差別化する? 次に②、その顧客層候補を狙うライバルたちと差別化する方法についてです。これはSTP分析のP(ポジショニング)に該当し、競合との差別化を図るために自社の特徴を洗い出し、顧客ニーズに合う訴求ポイントを二つ選びます。これによって、自社とライバルの特徴をマッピングし、優位性を明確にします。 家業での具体策は? これらは論理的に整理された手順とフレームワークなので、一つ一つのステップに沿って、分析を進めていきたいと考えています。 具体的には、家業である寺や観光業の側面からこれをイメージしています。今年実施予定のイベントに関して、居住地域、年齢層、趣味嗜好などさまざまな切り口で市場をセグメント化し、6Rを用いて絞り込みます。そのうえで、差別化可能な優位性を選び出し、イベントのテーマをより明確にすることを目指したいです。 地域全体をどう活用する? ただ、観光客を呼び込むという観点で、寺にのみ焦点を絞るとパイが狭くなるため、地域全体を対象として検討するのが良いと考えています。飲食店や雑貨屋、他の寺院も仲間として取り組むような発想が大切だと感じています。 企画の基本動作とは? 具体的なアクションプランとしては、まず自分で時間をとって考え、次に周囲の人々、特に妻や地域の人々に意見を聞くというプロセスを繰り返します。この作業を通じて、企画を行う際の基本動作として定着させることを目指しています。

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