クリティカルシンキング入門

問い続けた日々の気づき

自問自答する意味は? クリティカルシンキングでは、知識を実務に活かすための思考力を磨くことが重視されています。瞬発力と持久力を合わせ持つ必要があり、自分の考えには必ず偏りが生じ、無意識のうちに制約を設けてしまうため、常に自問自答する姿勢が求められます。 思考の幅を広げる秘訣は? また、視点、視座、視野という3つのアプローチを通じて思考の幅を広げることが重要だと学びました。頭の中でロジックツリーを効果的に活用し、MECEの原則に基づいて情報を整理する方法も実践しました。帰納と演繹を用いることで、抽象的な概念と具体的な事例を行き来するトレーニングが、主観から客観へとシフトするきっかけとなります。 動画学習の問いかけは? さらに、動画学習では3つの基本姿勢が紹介されました。常に目的を意識すること、誰にでも思考のクセが存在するという前提を持つこと、そして絶えず問い続けることです。「だから何?」「なぜ?」「本当に?」と自分に問いかけ、思考を言語化し、経験を教訓へと変えるプロセスが、基礎となるコミュニケーション力と問題解決力を養うと理解しました。 論理表現をどう磨くか? 実践面では、経営会議でのプレゼンテーションや、上司との議論、部門・部下への意見のブレークダウンの際に、瞬発力と持久力を兼ね備えた論理的な表現が求められています。そのため、日々、自分の考えに偏りがあることを認識し、自己批判の視点を持って反復トレーニングに取り組む必要性を感じています。 仲間と意見交換は? しかし、持久力や論理展開力を瞬発的に実践する感覚や、成長を実感する体験は、まだ十分に得られていません。この点について、同じ課題に取り組む仲間たちと意見交換ができればと考えています。

クリティカルシンキング入門

問い続ける学びの軌跡

イシューはどう見極める? まず、イシューを特定するためには、必要なデータを揃え、各データの特徴が明確になる切り口から捉えることが大切だと感じました。その上で、結論を導くためにはMECE(漏れなくダブりなく)の視点で情報を分解し、ロジックツリーを活用して全体の構造を整理していくアプローチが有効だと思います。 本質はどう捉える? また、イシュー自体は疑問形で問いかけを続けることで、その本質や輪郭が浮かび上がってくると実感しました。今、自分たちが本当に考えるべきことは何か、解決策を急ぎすぎずにじっくりと検討する姿勢が重要であると感じています。どの問題を課題として捉えるべきかを問い続けることが、正しいアプローチへとつながるのだと実感しました。 論点はどこにある? さらに、プロジェクトやチーム内の課題、タスクの対応において、この手法は非常に有用だと感じました。担当している作業の中でどこに問題があり、何が論点なのか、またいつまでにどのような解決を図るべきかといった点を明確に把握するためのツールとして活用できると考えています。これにより、チームや上司、クライアントとの認識共有がスムーズになり、問題解決への具体的なステップが見えやすくなるでしょう。 説得力はどう伝える? また、社内研修や新技術の勉強会など、さまざまな場面においても、同じ手法で問題点や論点を整理することができる点に大いに役立つと感じました。考えた道筋を正確に日本語の文章に落とし込み、しっかりとした説明ができるようにすることは、説得力を高める上でも非常に重要です。問題点を混ぜ合わせず、具体的にどこにどのような課題があるのかを順序立てて整理していくことが、確かな解決策を見出すための鍵になると考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

本当のやる気と成長のヒント

モチベーションはどう上がる? モチベーションを上げることは依然として難しい課題だと再認識しました。今回学んだ「ハーズバーグ二要因理論」は初めて知るフレームワークで、特に「衛生要因」に着目する考え方が印象的でした。たとえば、給料が上がったとしても、それだけでは満足感は得られず、不満を感じない状態にする役割にとどまるという点は納得できる内容でした。 動機はどう高める? また、昨今は「やりがい」や「自己の成長」、「社会への貢献度」などが重視される傾向があるため、これらの「動機づけ要因」をいかに高めるかが重要だと学びました。会社の制度などに関連する「衛生要因」は自分自身での変更が困難なため、今後は「動機づけ要因」を活かしていく方針です。 議論はどう進む? 具体的には、課内会議などで収支の報告を行い、メンバーの日々の活動が会社にどのように貢献しているかを共有するように心がけます。マイナス面についても事実を伝えるにとどめ、感情的な反応を避けることで、より建設的な議論を促していきます。 失敗から何を学ぶ? また、以下の点にも留意していきたいと思います。まず、自分の作業に没頭しすぎず、他者にも目を向け、その行動や考え方に興味を持って観察する時間を設けます。次に、他人の全てを理解するのは不可能であることを認識し、トライ&エラーを繰り返しながらメンバーと接する姿勢が大切だと感じています。その際、自身もリーダーとして失敗することがあるということをメンバーに伝え、共に成長していく環境を作りたいと考えています。最後に、モチベーションを上げる鍵は本人自身にあるということを肝に銘じ、うまくいかない場合も一喜一憂せず、十人十色の考え方を尊重することを忘れずに取り組んでいきます。

マーケティング入門

ターゲット再分析で広がる提案の可能性

ターゲティングの再認識をするには? ターゲティングの重要性について再認識しました。現在の業務では、ターゲットが漠然と決まっていることが多く、そのため提案を作成する際にもそのまま進めていましたが、ターゲットを明確にし、他の切り口からも考えていくことで、提案の幅を広げることができると感じました。 フレームワークはどう活用する? また、ポジショニングマップの活用についても理解が深まりました。提案書作成時にフレームワークの重要性を再確認し、特にポジショニングマップを使うことで伝えたい内容をわかりやすく、より効果的に伝える提案ができると学びました。現在作成中の提案書にこの方法を取り入れて実践しています。 新規業務での提案の工夫は? 新規業務の提案書作成においても、早速ポジショニングマップを作成し、提案の重要なポイントを絞り込んでいます。以前は提案内容が多岐にわたってしまうことが多かったのですが、ターゲットの再分析とポジショニングマップを用いることで、セールスポイントを明確に絞ることができるようになりました。 新市場開拓で見えてきたこと 新しい市場開拓に向けた自社サービスの提案を進めている中で、当初想定していたターゲットとは異なる切り口でも再分析することで、新たに提案できる内容が見えてくるのではないかと考えました。早速チームで共有し、意見を求めることにしました。 チームと成果を共有する方法 現在の提案書作成活動では、ポジショニングマップを取り入れ、チームメンバーにも共有することで、セールスポイントの洗い出しや、重要なポイントの確認に役立てています。ターゲティングについてもメンバーと意見交換し、次回のミーティングまでの課題としています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

状況応じるリーダーの挑戦

リーダーとマネジメントの違いは? リーダーシップとマネジメントは、これまで混同していたものの、それぞれの目的や活用する場面が異なることに気づきました。どちらも重要ですが、状況に応じた使い分けが必要であると実感しています。 パス・ゴール理論は何? パス・ゴール理論については、状況をしっかり考えた上で行動を決定し、そのやり方を示すというリーダーシップの本質が理解できました。この理論を学ぶことで、自分自身の指導方法を見直す良い機会となりました。 リーダー行動の分類は? また、リーダーの行動タイプが4つに分類されることを知り、これまで目指してきた「参加型」のリーダー像だけではなく、組織や個人の状況、環境に合わせて柔軟に行動を変える必要があると認識しました。 メンバー特性を確認する? 同じプロジェクトに参加しているメンバーでも、個々の経験や特性により取り組み方が異なることを意識するようになりました。そのため、各メンバーの進捗を確認するだけでなく、現状の課題やさらに取り組めることを考え、状況に応じた適切なリーダーシップを発揮できるよう努めたいと思います。 新環境への適応は? この春に転職して新たな環境での仕事を始めたばかりのため、メンバーの特性を把握するのはまだ課題ですが、環境や各個人の状況をよく観察し、コミュニケーションを密に取ることで、4つに分類されるリーダー行動を使い分けられるよう意識していきます。 行動促進の工夫とは? 参加型や支援型のリーダーでありたいと思いながらも、ついつい指示型の行動をとってしまうことがあります。相手に行動を促すため、少し待つなどの工夫について、具体的な方法を知ることができればと考えています。

戦略思考入門

戦略分析で未来を拓く

学びを振り返ると? 今週は、差別化とVRIO分析について学び、その学びをもとに戦略的思考の手順について整理することができました。先週までの講義内容と合わせると、全体の流れは「外部分析(PEST分析)」「市場分析(3C分析)」「SWOT分析への反映」という順序になっていると感じています。 環境分析は何が肝心? まず、外部環境の分析ではPEST分析を用い、政治、経済、社会、技術といった視点から環境を捉えることの重要性を再認識しました。次に、市場分析においては、3C分析を軸として、Customer、Company、Competitorの各側面について検討を行いました。具体的には、顧客分析ではペルソナや課題の仮説を立て、企業分析では自社のバリューチェーンを整理した上でVRIO分析を実施し、強みと弱みを明確にしました。さらに、競合他社については、公開されている資料や経営計画の情報から分析を進め、実際に中途採用で入社した方からの話も参考にして現状を把握しました。 分析結果はどう活かす? また、PEST分析や競合分析の結果は、SWOT分析における機会と脅威として整理され、全体として戦略を立案する際の重要な情報基盤となりました。海外展開を視野に入れる場合、日常的にニュースをチェックしてPESTの視点を持つことの意義も再確認しました。さらに、各社のバリューチェーンが業界内でどのように働いているかを把握するため、関連する文献や情報を通じて具体的な業界トレンドの理解に努める必要があると考えています。 海外戦略は今後どう? これらの知識をもとに、海外展開支援事業においては、迅速に業界の概要を把握し、適切な戦略を構築できるよう努めていきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

現状整理で未来を切り拓く

状況整理はどうする? 問題解決の基本アプローチとして、まず「What」の段階で直面している状況を整理することが大切です。現状と「あるべき姿」とのギャップを把握し、単に「出願数が少ない」といった表面的な指摘に留まらず、より深い原因を明確にする必要があります。その際、状況の詳細な把握により「Where」を特定し、分析対象を絞り込むことで、無駄な検討範囲を排除していきます。 原因究明はどうする? また、次のステップとして、WhyやHowといった視点から問題の原因やその解決策にアプローチします。事業成長に直結する知財戦略の立案では、現状認識が不十分な段階で安易な解決策に至ってしまわないよう、各ステップを徹底的に深堀りすることが求められます。そうすることで、問題の核心に迫り、より的確な対策を打ち出すことが可能になります。 ロジックはどう活かす? さらに、ロジックツリーの活用により、問題を階層的かつ体系的に分解する手法も重要です。複数の視点から課題を整理し、解決策を絞り込む際には、「もれなく、ダブり無く(MECE)」を意識しながらも、実践では過度にならないよう適度に活用することがポイントとなります。多様な切り口を持つことで、問題の傾向や根本原因が見えにくくなるリスクを回避し、よりバランスの取れた分析が可能となります。 出願戦略はどう進む? 例えば、出願のためのアイディア発掘や出願計画においても、上記の手法を取り入れることで、各ステップの整理が不足している現状を改善する狙いがあります。現状のプロジェクトでは、主に主観が判断に影響しているため、まずは問題の状況整理に取り組み、ロジックツリーを活用した細分化を進めることが効果的だと感じています。

デザイン思考入門

実践で磨く創造のプロトタイプ

図面と場はなぜ違う? 自身の業務においてプロトタイプは、図面やCG、タイムライン、進行資料といったデータベースで存在しています。しかし、空間づくりや場づくりといった実際の形にする過程は容易ではありません。図面やCGは多くの人に見せ、説明し、フィードバックを得やすいのに対し、イベントや勉強会などの場づくりは、実際に進行を試みる必要があり、時間や場所、参加者の制約が大きなハードルとなります。 短縮実施はどう? こうした中で、短時間の部分的な実施や動画、音声による確認といった方法を取り入れることで、柔軟に対応する必要があると感じました。多くのフィードバックをもらうことでプロトタイプをブラッシュアップできると同時に、その場で迅速に修正を加えるスピードも重要だと認識しています。 実働視点はどう捉える? また、図面やCGによるプロトタイプはメタ認知的な視点に偏りがちで、実際に働く人々の目線や感じ方を捉えるのが難しいという課題があります。そこで、模型を作成し、カメラを使って目線を合わせる工夫が求められます。実際に進行を試みる方法は「アクティング」とも言え、図面やCGを元に働く人たちの視点を再現することで、より具体的な感覚や意見を引き出せるのではないかと考えました。 体験からは何得る? 結局、アイデアだけではなく、実際に触れ、観察し、体験できるプロトタイプが不可欠です。そして、そのフィードバックをどのように共感、課題の抽出、発想、試作に結びつけるかが重要であり、かける時間や労力の配分も検討すべき点です。さらに、得たいフィードバックに合わせて、まだ詰め切れていない部分を強調したプロトタイプを作成する方法も効果的だと捉えています。

戦略思考入門

対話と分析で見つける成長の軌跡

定石活用で議論は変わる? 世の中に存在する定石やフレームワークを活用することで、一貫性のある検討ができ、偏りのない広く長期的な視点で分析できる点に学びがありました。普段のディスカッションでは、忌憚のない意見交換が前提となるものの、各人が自身の狭い視点にとらわれた意見を述べ、最終的に一貫した議論にならない場合が多々ありました。今回のケース事例においても、同様の状況が見受けられましたが、フリーディスカッションの中でフレームワークを意識することで、より建設的な意見交換が実現できると感じました。 全体視点で強みは? また、自社の強みを見直す際、多くの場合、商品力やブランド力、マーケティング力といった特定の部門に着目しがちです。しかし、バリューチェーン全体を意識することで、企画から販売、口コミに至るまで、どの部分に競合に対して相対的な強みがあるのかを具体的に分析できると実感しました。戦略検討に行き詰まることがあっても、隠れた強みが各部門に存在し、それを発掘するためには、各部門の担当者との連携が不可欠であると感じています。 部門連携の意義は? そこで、バリューチェーンの分析を用いた自社の強みの再整理を実施したいと考えています。通常、各機能部門ごとに役割に基づく議論が行われる中、商品や企画の目的、課題、戦略を整理する際に、関係部門のメンバーに企画の概要を説明し、競合に対して自社が有利なバリューチェーンの発見や創出を目指したいと思います。さらに、この取り組みによって、各部門の担当者が単なるサプライチェーンの一部ではなく、お客様に価値を提供するバリューチェーンの重要な一員として自らの役割を認識するという副次的な効果も期待できると感じています。

戦略思考入門

顧客の本音で磨く戦略

顧客が選ぶ理由は? 顧客に選ばれることがビジネスの成否のスタート地点であると再認識しました。顧客のニーズを深く理解するとともに、競合他社の情報収集と分析を通じ、自社との差別化ポイントを明確にすることが重要だと感じました。 施策の効果はどう? また、差別化施策を実施する際には、その施策が本当に効果的かどうかを慎重に確認する必要があると学びました。マーケティングの3C分析では、特に他社の情報について、製品、サービス、スタッフ、チャネル、イメージの5つの要素を漏れなく把握することが大切だと理解しました。 戦略の選択はどう? さらに、Porterの基本フレームワークでは、「コスト・リーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」の中から自社に有効な戦略を選択する必要があると知りました。一つの戦略に固執せず、場合によっては二つの戦略を組み合わせることも有効であり、経営環境に応じた柔軟な戦略見直しが求められていると感じました。特に、コスト・リーダーシップ戦略と差別化戦略の両立については、自社でも検討すべき点だと思いました。 分析で見える強みは? さらに、VRIO分析を通じて、競争優位性の源泉や、組織面での強みを再評価する良い機会となりました。自社の戦略見直しにあたっては、現在の差別化戦略のみならず、コスト・リーダーシップ戦略の有効性も検討し、ファイナンシャル情報を基にコストの分析や価格戦略の見直しを提案していきたいと考えています。 競争優位伸ばすには? 加えて、VRIO分析で特定された自社の競争優位性の強みをさらに発展させるため、組織面の課題に対しても、業界内外での人材獲得競争に勝つためのプランを策定し、提案する所存です。

データ・アナリティクス入門

学びを深めるためのプロセス活用法

問題解決プロセスの重要性 物事の問題を解決する際には、プロセスに分けて考えることが重要です。問題解決のプロセスとして、「What→Where→Why→How」の順序で考えることで、思考を整理して進めることができます。 ギャップをどう具体化する? まず、Whatについては、あるべき姿と現状とのギャップを具体化し、定量的に明確化することが求められます。次に、Where、Why、Howについては、ロジックツリーを用いて目的に合わせた分析を行います。ここで重要なのは、ロジックツリーがMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)である必要があるものの、必ずしもMECEでなければならないわけではなく、目的に応じて臨機応変に使うことが求められます。 事業部の課題分析法とは? 事業部の課題については、まず現状を分解し、どこが問題でどこが成功しているのかを見極め、その中で原因を深掘りして検討します。また、プロジェクト(PRJ)の進行においては、ゴールと現実を明確にすることで全体の認識を統一し、進行を円滑にすることが重要です。 進行管理と数値化の意義 進行管理業務では、プロジェクトの目標設定及び現状を改めて数値化し、現在の問題が本当に問題であるかを再認識します。会議の進行においても、相手の目的や論点をロジックツリーを使って分解し、論点に基づいた議論を進めることが求められます。 学びのアウトプットをどう活かす? 最後に、アウトプットとして自分が学んだことを整理し、自分の言葉で言語化することで周りに共有し、「What→Where→Why→How」の思考を習慣化することが大切です。

デザイン思考入門

否定を超えて生まれる自由な発想

ブレインストーミングの実態は何? 私が担当するゼミ活動では、アイデアを自由に出し合うためのブレインストーミングを実践しました。講座で習った「質より量」や「他人のアイデアを非難しない」「楽しく自由にアイデアを出す」という基本ルールを改めて伝えていたにもかかわらず、他人のアイデアに対して否定的な意見が飛び交う場面が多く見受けられました。 否定の裏側は何? 具体的には、アイデアが出るたびに「そんなこと本当にできるの?」「ふざけないでまじめに!」「お金がないでしょう?」などの否定的な発言が無意識に繰り返され、議論の雰囲気を損なっていました。自身を振り返ると、大人はどうしてもコスト意識が先行し、アイデアを潰してしまう傾向があることを改めて感じました。これは教育の現場だけでなく、経営の現場でも気をつけるべき点です。 支援の効果はどう? あるアイデアに対して否定的な意見が出た際には、私自身もそのアイデアに集中し、積極的にプラスのフィードバックを行うよう努めました。すると、不思議なことにそこから学生たちが次々とアイデアを発展させる姿勢が見られるようになりました。一見非常識に思えるアイデアにも、真のイノベーションの可能性が秘められていると実感しました。 軽量化の罠は何? 今回の実践演習では、「軽量化のため」というキーワードにとらわれすぎたために、アイデア出しに苦労する場面がありました。軽量化自体は登山の楽しみを実現するための手段に過ぎないため、本来ならもっと自由な発想でアイデアを出すことができたはずだと振り返っています。この経験から、課題定義、すなわち解決すべき本質的な問題を明確にすることの重要性を再認識しました。

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