データ活用の目的設定はどうする?
データ分析やデータ活用というキーワードは頻繁に耳にしますが、私はこれを「存在するデータを何か有効活用する方法」と考えていました。しかし、この考えではまず目的が定まっておらず、仮説もないため、何を軸にして比較するかができません。まずは仮説や比較軸を含めた目的をはっきりとさせてから取り組む必要があります。
自社内営業改善の具体戦略
私が考えたデータ活用の具体例としては、自社内の営業活動の改善と担当顧客へのアプローチの2点があります。
顧客アプローチにどう活かす?
自社内では、自身のチームの営業マネジメント改善にデータを活用します。具体的には、YoY(前年比)分析や受注傾向分析(品目、打率)を行います。
ヒアリングと提案骨子の重要性
一方、担当顧客向けには、データ分析に関する案件のヒアリングおよび提案骨子の作成を行います。この際、顧客が持つ仮説と比較軸のヒアリングを行い、それが具体的でない場合には顧客に提言を行います。仮説や軸が定まっている際には、それを提案骨子に落とし込み、定まっていない場合は定めるためのアプローチを検討します。
データ活用の第一歩は?
このように、目的を明確にし、比較軸や仮説を定めることがデータ活用の第一歩であると実感しました。