顧客利便性をどう高める?
<やらない、を選択する戦略>
①捨てる方が顧客の利便性を増す
1勝9敗。うまくいかないことは早々にやめ、成功する1割にフォーカスすることが重要です。選択と集中ができることで、自社サービスを磨き上げることができ、品質が上がり顧客にも好影響をもたらします。
惰性を打破するには?
②昔からの惰性に流されない
何が惰性なのかを知るには、新入社員などの客観的な視点が役立ちます。また、トラブルを通じて必要不要を精査するタイミングを持つとよいでしょう。
専門家の活用を考える
③餅は餅屋に任せる
自社で行う必要がないことは、専門家に任せる勇気を持ちましょう。
トレードオフをどう乗り越える?
<優先順位の立て方>
◆◆トレードオフ
複数の要素がトレードオフの関係にある場合、全てを同時に達成することはできません。そのため、何かを捨てる必要があります。これは日常や仕事でも常に発生します。
効用を最大化する方法は?
①効用の最大化
効用の無差別曲線の考え方を用いて、トレードオフ関係にある要素のバランスをとり、効用が最大化するポイントを見つけることが重要です。
優先順位の明確化をどう進める?
②方向性の明確化
自分たちが何を優先し、何を犠牲にするかを明確にし、重視する要素に全力を傾けることが大切です。
ブレークスルーの道は?
③ブレークスルー
トレードオフにある複数の要素を同時に実現できる方法を探ることも必要です。
優先順位の付け方に苦手意識を持っていましたが、今回のワークを通じて、まず情報を整理し、ROIの観点で見ることの重要性を感じました。曖昧ではなく、明確な判断基準を持つことが求められます。また、判断に必要な情報が全て揃わない場面もありますが、その場合には仮説思考を持つことが大切です。思考強化のために、クリティカルシンキングの講座も受けたいと思いました。
撤退の難しさとは?
「当たらない事業はさっさと辞め、成功する1割にフォーカスする」という例がありましたが、やめどきの見極めは非常に難しいと感じました。以前新規事業を進めた際、結局撤退しましたが、もっと早く辞める決断ができたのではないかと考えています。
成果に基づく優先順位設定
施策に対する優先順位をつけるためには、売上や利益などを定期的に振り返る習慣をつけることが重要です。その際、会社として何を重視するか、会社のありたい姿までを考慮し、コミュニケーションを取りながら優先順位を決めていきたいです。例えば、広告におけるブランディングと新規顧客の獲得はトレードオフですが、現在の会社の注力点を踏まえてROIの視点とともに意思決定していくべきだと感じています。