業務効率化はどう進める?
業務の効率化を考える際、メリットの少ない工程を排除したり、手作業を自動化することは比較的容易である。実際にこれまで幾度となく実践してきた経験がある。しかし、限られたリソースで重要度が拮抗している2つの戦略や業務のうち、どちらかを選ぶ場面では、それほど簡単とは言えない。
選択サイクルの重要性とは?
それぞれの戦略や業務にかかるコストと得られる効果(売上や時間短縮)をできる限り定量化して判断するのが一般的だ。しかし、選ばなかった方が後に良い選択だったのではないかという懸念は拭えない。そのため、「選択」は一度きりの行為ではなく、実行後に関係者で振り返り、次に繋げていくサイクルが重要であると感じた。
今後の人事戦略の考え方
次期中期経営計画における人事戦略を立案する際、以下の3つのポイントを念頭に置いて、チームでこれまでの活動を振り返り、今後の戦略やアクションの取捨選択を行いたい。
1. **捨てる方が応募者のメリットになること**
- 応募者の立場で再考し、他社の手法なども参考にする。
2. **惰性に流されないこと**
- 従来のやり方や慣例を疑い、無駄の排除や効率化、別のアプローチの検討を行う。
3. **餅は餅屋に任せること**
- 分業化を検討し、社内での分業化や外部委託、もしくは専門家の意見を取り入れる。
これらの観点を基に、効果的な戦略の取捨選択を進めていきたい。