クリティカルシンキング入門

「データ分解術で見つけた新たな視点」

情報を分解する重要性は? 情報を分解することによって、情報の解像度が向上します。データを加工するときには、以下の点に注意すると良いです。 まず、与えられた表をそのまま見るのではなく、全体を把握するために自分で欄を増やす工夫をしましょう。さらに、絶対値だけでなく相対値も見ることが重要です(比率に注目する)。数字はグラフにできると、その情報の威力が増します。「眼に仕事をさせる」ことがポイントです。 データの区切り方で何が変わる? データをどのように区切るかによって、解釈が変わってきます。刻み幅によって、分布の見え方が変わるため、どのような分け方が良いかをいくつか試行錯誤する習慣を身につけることが大切です。どのくらいの刻み幅にすれば良いかだけでなく、どのように区切ると意味を持つかを仮説として考えることが重要です。また、分解の際には多様な切り口を考えてみることが必要です。ある切り口では特徴的な傾向が見えなくても、別の切り口では見えることがあるため、複数の切り口で分解してみることが有益です。 まずは「全体」を定義することが重要です。 セミナー結果の詳細分析法は? セミナーや研修の参加者アンケートの結果を分析する際には、表面的な結果だけではなく、"when"、"who"、"how"など、多くの切り口から分解して内訳をしっかり確認します。2つ目、3つ目の傾向がないか意識しながらデータ分析を行うことが求められます。 業務報告はどう改善すべき? 月次の業務報告作成の際には、集計したデータをグラフ化し、表の状態では見えなかった傾向がないかを確認するようにします。データをどこで区切るか、どのように切ると意味を持つ切り方になるかを仮説立てて試してみることが大切です。 今年度のセミナー内容を企画・提案する際には、過去数年分のテーマと参加者アンケート結果を比較して、どのようなテーマがどの属性の参加者に反応が良いのかを分析します。その結果をもとに、今年度の企画案を作成します。また、業務報告を作成する際には、これまで毎月固定の項目の傾向分析・報告だけを行っていましたが、次月以降は新たな切り口での分析を1つ以上追加して報告する予定です。

クリティカルシンキング入門

多角的視点で論理が輝く瞬間

理由付けはどうする? まず、理由付けを行う際には、複数の視点から考え、一つの根拠だけに頼らず、さまざまな面から支えることが大切だと感じました。自分がどの視点からその理由を導き出しているのかを意識することで、説得力が格段に高まります。また、論旨を組み立てる際は、まず主張の柱となる結論を明確にし、その上で複数の具体的な理由や事例を挙げ、深堀りしていくことが効果的です。自分が書いた文章を確認する際には、手抜きをした場合に相手に迷惑がかかると考えることで、より丁寧な見直しが行えるようになります。 文章作成の秘訣は? さらに、週に400字の文章を作成する練習を通して、論理的な文章の構成や表現の幅を広げることができると感じました。ピラミッドストラクチャーを意識することで、まずメインメッセージすなわち結論や主張をはっきりと示し、その主張を支える根拠となるキーメッセージを整理することが可能です。具体的には、イシューの特定、論理の枠組みの設定、そして適切な根拠による主張の展開というステップを踏むことが、論理を明確に伝えるために重要です。 議論中の気づきは? グループディスカッションの場では、説明する相手の立場によって最初に特定するイシューを変えると、より説得力のある説明ができるという学びがありました。ある参加者は、祝日の定義について調べた結果、「6月に祝日が存在しない」という理由を根拠に挙げ、祝日を設ける意義を再考する発想を示していました。この点は、私にはなかった視点で、大いに参考になりました。 報告方法はどう整理? また、上司に実行計画の妥当性を伝えたりアドバイスを求める際には、主語や述語が不足していることで「誰が何をしているのか」が曖昧になり、議論が混乱する可能性があるため、何を誰がどのような理由で行おうとしているのかをピラミッドストラクチャーに基づいて整理し、明確に伝えることが重要です。この考え方は、職場での報告だけでなく、家庭など日常の小さな事柄に対しても応用できると実感しています。普段から日記のように思ったことを垂れ流すのではなく、400字を意識して情報の整理と論理的な文章構成に努めるように心がけています。

クリティカルシンキング入門

問いから始まる自分改革

問いの本質は? 今週の学びは、イシューの明確化、適切な課題の捉え方、問いから始めること、問いを残すこと、そして問いの共有でした。ライブ授業の録画を見ながら自分なりに回答を考えていたものの、どうしても「問い」が明確になっていないと感じる瞬間がありました。例えば、●●のような■という問いにしてしまい、結果として本当に伝えたい内容が明確に伝わらなかったことに気付き、改めて自分の思考を見直す機会となりました。 問いはどうぶれる? また、問いが途中でぶれてしまうことがあるため、会議や面談など、さまざまな場面で役立つスキルだと確信しました。文字としてアウトプットしているつもりであっても、実際に答えようとすると曖昧になってしまい、まだ自分のものになっていなかったと再認識。こうした反復学習の大切さを改めて実感しました。 決断はどう進む? 物事を決定する際には、ロジックツリーの活用や具体と抽象のキャッチボール、3つの視点での検討、そして分解することを意識して、頭の中だけで考えずに書き出し、客観的に俯瞰する習慣をつける必要があると感じました。また、チームで何かを決定する時には、みんなで取り組むことでアウトプットにつながり、個々のスキルアップとチームの人材育成にも寄与していくと考えています。 文章は伝わる? さらに、メールや文章、資料を作成する際には、適切な言葉選びや情報の正確さを意識し、事実に基づいて書くことが求められます。専門用語や難解な表現を避け、視覚的にわかりやすい資料作りを心がけることで、相手に伝わる文章が作れると感じました。 会議はどう共有? 会議やミーティング、面談の際には、まずイシューを明確にして問いを共有することが基本だと思います。一緒に問いを考えることで、その明確性がチーム内でも共有され、より建設的な議論ができると確信しています。 スキルは伸びる? まずは自分自身での反復を継続し、忘れないようにキーワードをパソコンに記録するなどの工夫を取り入れていきたいです。チームでの取り組みを通して自分のアウトプットを高め、フィードバックを受けながら一過性に終わらせず、継続的なスキル向上を目指していきます。

クリティカルシンキング入門

クリティカルシンキングで仕事改革が進む理由

クリティカルシンキングで学んだこと クリティカルシンキングの4つの心構えが特に印象に残りました。 まず、視点、視野、視座を変えながら物事を見ること。次に、自分の思考にはクセがあり、最初に思いついた考えには過去の経験からくるバイアスが含まれていると認識すること。そして、自身に問い続けること。最後に、目的を明確にすることです。 経験の評価をどう変える? 以前の私なら、経験は自分の引き出しとなり、課題や問題に直面した際に自分を助けるものだと考えていました。それも一部は正しいかもしれません。しかしクリティカルシンキングを学んでからは、「経験則を持っている自分自身を批判的に見る」という考えに変わりました。このような思考を持って業務に取り組むことが大切だと感じています。 効率化と高品質化をどう実現? 現在従事している仕事では、「高品質化」と「効率化」が重要です。具体的には、既にある業務フローを代行していますが、それをそのまま受け取るだけではなく、クリティカルシンキングの視点を活用していきたいと思います。本当に人の手が必要な業務なのか、一部RPAを使って効率化できないか、どのようにすれば高品質化につながるのか、この業務の目的は何か、本当に必要な業務なのかと自問しながら、提言することで業務そのものをなくし、関係者全員がWIN-WINになることを目指します。 発言時に何を意識する? また、ミーティングでの発言においても、相手の話を最後まで聞き、最初に思いついた自分の考えに疑問を持つようにしています。その際、自分の思考はどの視点、視座、視野から導きだされたものなのかを問い続け、相手の視点からも考え、思いがけない第3案を出せるようになりたいです。 プレゼン資料で問うべきことは? プレゼン資料を作る際には、誰のための、何のための資料なのかを強く意識するようになりました。タイトルや文章の長さは適切か、伝わりやすいスライドになっているか、過去の成功体験に囚われていないか、プレゼン自体が必要なのかなどを常に考えます。 4つの心構えを基にした行動 このように、先に挙げた4つの心構えを基に行動していきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

3つの視で未来を切り拓く

全体の学びは何? 今回の講義では、主に以下の3つの学びを得ることができました。 論理的思考はどう育つ? まず、論理的思考力についてです。これまでは抽象的あるいは曖昧な言葉で自分の意見を伝えてしまうことがあったと気づきました。論理的思考力とは、誰に対しても納得してもらえる発想や発言のことであり、意図をもって具体的に言葉を選ぶ必要があると改めて認識しました。 考えの偏りはなぜ? 次に、人の思考には偏りがあるという点です。ドラックストアの演習では、商品を物として並べるという視点からしか考えられず、目の前にあるものだけに意識が向いてしまっていたことを実感しました。これまでは批判的に物事に向き合うとき、自分の思考や前提にまで目を向けることが少なかったため、自分自身の考え方にも偏りがあると学び直す機会となりました。 3つの視の本質は? 最後に、視点・視座・視野という「3つの視」についてです。目の前の問題にばかりとらわれがちな自分に対し、さらに広い視野で物事を捉える必要性を感じました。視点は目の前の問題、視座は自分自身、そして視野は短期的・部分的なものに限定されがちなため、この3つの視を意識することで、より広く深い視野で問題解決に取り組むことが大切だと学びました。 実践でどう活かす? 今後は、ビジネスシーンでは人事施策の企画などの場面で、「3つの視」やMECE、具体と抽象の考え方を用いて、問題を広く深く捉え、よりインパクトのある提案を目指していきます。また、プライベートシーンでも、友人や家族などとのコミュニケーションの中で自分の考えを正しく伝え、相手の意図を正確に汲み取ることに努めたいと考えています。そのためにも、自分や他者の前提や思考の偏りを理解し、適切にコミュニケーションができるよう日々意識を向上させていきます。 具体策は何か? 具体的には、企画業務やチームとのコミュニケーションにおいて、まず自分の考えやアイディアに対して本当にほかの選択肢はないかと批判的に問い、3つの視の観点から確認します。また、目の前の問題についてはMECEの考え方を用いて細分化し、より明確に捉えられるよう努めていきます。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

振り返りから学ぶ成長のヒント

目標は明確ですか? 目標設定においては、具体的な目標を立て、コミットすることが重要です。進捗を定期的に確認し、相手の行動を観察することで、具体的なフィードバックを行うことが可能です。結果が出た際には、その結果に対して学びや気づきを検討し、相手に成長の機会を見つけてもらい、次の目標に繋げることが大切です。 振り返りで何を確認? 振り返りのプロセスでは、相手の考えや思いを引き出す問いかけが重要です。このような対話を重ねることで、自分自身でも振り返る習慣を身につけられます。モチベーションを高めるためには、尊重、目標設定、フィードバック、信頼関係の構築が鍵となります。実行し振り返る過程を相手に合わせて進めることで、信頼関係を構築し、相手のモチベーションと達成感を高めることができると感じました。 やる気スイッチは? 相手のモチベーションの状態や価値観を理解するために、欲求五段階説やX理論Y理論などのフレームを活用し、相手に適したやる気スイッチを見つけて押すことが可能だと考えます。 メンバー支援は適切? チームメンバーとは、中長期・短期の目標を日々設定し、行動を観察しフィードバックを行っています。この際、フレームを意識して個々に合わせたサポートや対話ができるよう努めたいと思います。内省が苦手なメンバーが多いため、今回学んだことを活用し、内省が習慣化することを期待しています。 実感は成果へ繋がる? 相手が主体的に実践を行い、しっかりと振り返ることで、モチベーションが高まり、ビジネスの成果にも良い影響を与えると考えます。また、自身の成長を実感することで、会社へのエンゲージメントにも繋がります。 ミーティングで示せる? 11月には目標設定のミーティングが予定されているため、その際には相手のモチベーションを見極め、適切なやる気スイッチを押す対話を意識します。その後、コミットした内容を観察する際には、具体的な言動で伝えるために言語化を意識してパフォーマンスを確認します。1月から2月にかけて対話の機会があるので、次の行動につながる振り返りをできるよう、相手の言葉を引き出せる問いかけを意識して対話を進めます。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

柔軟対応が拓くリーダーの道

リーダーシップの違いは? リーダーシップとマネジメントの違いについて学んだことは、両者の役割が明確に分かれているという点です。これまでマネジメント層がチームを率いると漠然と思っていましたが、実際には行動の原理や着眼点が異なり、双方の視点を均等に備えることが必要だと気づきました。 業績と関心の軸は? マネジリアルグリッドの考え方では、業績への関心と人への関心という二つの軸で個々の志向性を捉える方法が、とても分かりやすいと感じました。これにより、メンバーが業務に対してどのような到達点を目指し、他者との協力をどのように考えているかを具体的に把握できるため、業務手順の具体的な指示を出すのはもちろん、より先を見据えた意識付けにもつなげることができると思います。 柔軟な対応って何? また、パス・ゴール理論では、同じ部下であっても業務や環境が変わるとリーダーの対応も柔軟に変える必要があることを実感しました。指示された業務に対して、自ら提案を行うようになるまではしっかりとフォローし、部下が自身の方向性を確立したタイミングで一歩引いて進捗を見守る。こうした対応により、業務効率とメンバーのモチベーションの維持を両立できると理解しています。 部下支援の工夫は? また、同じ部下でも環境や業務内容が異なれば、リーダーとして取るべき行動も変わるため、業務の進捗と並行して各メンバーが抱える課題や必要としている支援を常に観察し、状況に応じた適切な対応を心がけることが大切だと感じました。私は、業務遂行能力の高いチームに所属していることもあり、中期的な視点で課題を形成しながら、日常的なコミュニケーションを深め、必要なサポートが速やかに行える体制を整えたいと考えています。 板挟み時の対処法は? プロジェクトのトップ層と現場の考え方に隔たりが生じ、自身が板挟みになる状況では、どのように振る舞うべきかが問われます。現場側の不満を共有することが多い一方で、その解決を求められることもあるため、個人としてではなくリーダーとして、どのようにメンバーと関わるべきか、今後の課題として真剣に向き合っていきたいと考えています。

マーケティング入門

新たな顧客を狙うマーケティング戦略のヒント

売る相手は誰? 今週は「誰に売るか?」を考えるためのフレームワーク、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングについて学びました。先週の「何を売るか?」と比較すると少し難しく感じられ、理解に時間がかかりました。用語は知っていましたが、普段の業務ではあまり活用できていない思考法だと気づきました。 顧客拡大で何が大事? マーケティングの学びを通じて、商品を変えずに新しい顧客を見つけることで売上を拡大できることが分かりました。この点で、マーケティングの重要性を再認識しました。また、ポジショニングマップの軸は2つに絞ることが重要です。1つの商品について顧客が認識できる特徴は最大2つで、多くの長所を挙げるとメッセージがぼやけてしまうため、2つに絞ることは勇気が必要です。 どう価値を伝える? ポジショニングを考える際には、顧客が商品をどのように使い、その価値をどのように感じるかを具体的にイメージすることが重要です。この点については以前から意識できていたので、今後も継続して取り組みます。 提案力はどう生かす? 顧客企業へのシステムやサービス提案時には、コンセプト設計に活用できると感じています。実際、顧客企業ではターゲティングやポジショニングが十分に行われていないことが多いです。デモグラフィックに基づくターゲットセグメントの選定と、それに基づくペルソナの作成までに留まり、ポジショニングが欠けているため、どのように認知してもらうかを考える過程が不足していることが多いと理解しました。 ブランドはどう映る? 顧客企業のブランドイメージについても意識すべきです。現時点では意見を述べる機会は少ないかもしれませんが、今後はそういった点も含めて任せてもらえるように、ポジショニングの考えをチーム全体で共有し、サービス開発に活かしたいと考えています。 戦略はどう共有する? 自社製品に関しては、ポジショニングマップを作成してPdMに見せることを計画しています。また、チーム全体のサービス企画力向上のために、特にポジショニングに関する学びを他のメンバーと共有する勉強会も設けたいと思います。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

やる気スイッチを押す瞬間

動機付けの理論は何? 理論面では、相手のモチベーションを引き出すために、尊重、目標設定、フィードバック、信頼関係の構築が重要であると学びました。5段階欲求やX理論・Y理論、衛生要因と外部付け要因の考え方も、動機付けの引き出しとして覚えておくと役立つと感じました。特に、「人のやる気スイッチ理論」として、衛生要因がやる気を下げる一方、外部付け要因がやる気を上げるという考え方は印象的でした。また、他人のことは十人十色で理解し切れないため、まずは実際に動き、時には失敗を重ねながら向き合うことが大切だと実感しました。 実践で何を試す? 実践面では、リーダーシップを発揮するために「実行し振り返る」姿勢が不可欠であると学びました。計画を進める際には、干渉しすぎずにメンバーに権限を委譲する意識が必要です。不測の事態が生じた場合は、迅速に介入して収束させ、非を認めた上で次のアクションを共に考えることが求められます。また、振り返りを習慣化することで、自己の成長だけではなく、メンバーへの適切なフィードバックと人材育成にもつながると改めて感じました。フィードバックを行う際には、相手に自己評価を促し、明確な評価基準を示し、その結果を次にどう活かすかを共に検討することが大切です。 理論と実践の連動は? 全体として、今回の研修では理論と実践が相互に補完し合うことを実感できました。理論として学んだ動機付けの各要素(尊重、目標設定、フィードバック、信頼向上)が、実践でのフィードバックや目標設定と連動していることを確認でき、以前の週の内容や補足動画との繋がりも見直す良い機会となりました。 コミュニケーションはどうする? さらに、メンバーとのコミュニケーションの重要性にも気づかされました。相手に考えさせる質問を投げる力が、人材育成において不可欠であると感じました。質問力を磨き、クローズド・オープンクエスチョンを使い分けることで、相手の声を引き出し、受け止める姿勢を意識することが大切です。また、話しやすい雰囲気やオープンな場を作ることで、リラックスした対話が促され、結果としてモチベーションの向上につながると考えます。

データ・アナリティクス入門

分解思考で掴む未来へのヒント

理想と現実の違いは? 問題定義については、常に「あるべき姿」と現実とのギャップを意識し、そのギャップを埋めるために関係者と共通認識を持つことが重要だと感じました。 分解法の違いは? ロジックツリーには、「層別分解」と「変数分解」が存在します。私自身はこれを「足し算分解」と「掛け算分解」と表現しています。加えて、感度の良い切り口を多数持っておくことも大切ですが、これが自分の長年の課題となっています。 大枠から取り組むのは? 問題分析を行う際は、まず大きな枠組みから着手することが肝要です。私は計数業務や人材育成、組織開発を担当しているため、さまざまな場面でこのアプローチを用いています。 評価の焦点は? 具体的には、売上や予算を検討する際には、分解を通じて問題の大きさや影響範囲を特定するよう努めています。また、人材育成の方法を考えるときには、何が効果的かを明確にするために要素を分解し、議論を深めています。 要因の絞り方は? さらに、組織の問題に取り組む際は、組織のありたい姿を定義した上で問題を分解し、その要因候補を絞り込む作業を重ねています。 成果物はどう捉える? また、業務のアウトプット分解についても考えさせられます。業務を成果物と、それを生み出すアクションに分解し、受け取り手の観点から何が必要かを吟味することが、業務完了に向けた重要なポイントだと感じています。 分類項目のコツは? 売上や予算の項目に関しては、適切な分類項目の設定が、事業の推進状況を的確に把握するために役立つと考えています。 育成理論を再検討? 人材育成の観点分析では、人の性質や評価の項目化は進んでいる一方で、育成方法論についてはまだまだ整理の余地があるように思います。ここでは、「When」や「Where」といった切り口で新たな項目化ができる可能性があると捉えています。 数値評価の意義は? 最後に、組織の問題分析では、定期的な組織評価の数値を基に、課題項目がどの要素や要因に分解されるのかを試行することが、今後の改善に向けた有効な戦略であると感じています。

マーケティング入門

イノベーション視点で製品価値を再考

イノベーション普及の要件とは? イノベーションの普及における要件をマーケティングの視点から初めて学び、その重要性を強く感じました。これらの要件である比較優位、適合性、分かりやすさ、試用可能性、そして可視性の5つの視点をフレームワークとして、自社の製品やサービスを再評価する必要があると考えています。 課題と不安をどう乗り越える? 特にIT企業においては、製品やサービスの説明が機能解説に偏りがちで、顧客視点からの利用価値や利用方法を効果的に提案できていないケースが多く、我が社も同様の課題を抱えているのではないかと危惧しています。 外部視点を取り入れるには? 今回の実践演習では最大4問と想定されていた課題が6問も出題され、回答が不十分であったのかもしれないと少し不安を感じました。それでも、IT企業の事例を基に、製品やサービスの説明が顧客視点での価値提案に欠けているという認識を改め、お客様向けのプレゼン資料や製品紹介資料を見直すことにしました。 社内部門へのアプローチ法は? さらに、経営企画を担当する立場として、親会社や社員、外部パートナー会社を顧客と捉え、彼らのニーズや依頼の真意を常に考える習慣が重要だと感じています。この視点を持つことで、提案内容や改善策にニーズを反映できる機会を増やせるのではないでしょうか。バックオフィス業務はどうしても視野が狭くなりがちなので、顧客視点を一層意識して業務に取り組んでいくつもりです。 商品魅力を営業視点でどう伝える? また、商品やサービスの紹介資料は営業担当と共に相談しながら、検討する機会を設定していきます。私自身、営業の経験があるため営業的な視点は持っているつもりですが、今回の講習で学んだ「商品の魅力を伝える」視点はまだ十分でなかったことを反省しています。営業担当にも理解を得られるよう努めていきたいと考えています。 社員を顧客とする意識をどう高める? 最後に、社員を顧客として捉える意識は持っていたつもりでしたが、その取り組みがまだ不十分だったことを今回の内省を通じて認識しました。今後はこの意識をさらに高め、業務に活かしていきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

思考のクセを見直し視点を広げる旅

思考の癖を自覚? 物事を考える際、これまでの経験に基づいて判断し、行動に移していましたが、本講座を受講したことで自分自身の思考の癖を自覚することができました。決断をする前に「この考えは本当に正しいのか」「他に別の視点はないのか」「様々な可能性を考慮した上での結論なのか」と、一度立ち止まることの重要性を実感しました。 伝える工夫は何か? また、文章を書く際や資料を作成する際、さらには人に何かを伝える際にも、相手の立場に立って考えることの重要性を学びました。例えば、フォントなど、これまでは自分の好みで選んでいたものも、何を伝えたいかによって選択することで、相手に与える印象が大きく変わることを知りました。 イシューを捉える? 日々の業務においても、議論が脱線したり、当初の予定と異なる方向に話が進むことが多々あります。しかし、「イシュー」、すなわち「何が問題か」を意識することで、効率的に思考を整理し、会議をスムーズに進行させることができることを実感しました。この「イシュー=問題箇所」という点を忘れずに意識し続けたいです。 来期計画をどう? 当期の最後の月となり、来期の組織体制が確定しました。より具体的な戦略を策定できる状況となったため、来期の行動計画や戦略策定に当講座の学びを活用していくつもりです。例えば、「来期成長するためには何をすべきか」「今期結果が伴わなかったKPIはなぜそうなったのか。来期結果を残すにはどうすべきか」「従業員満足度を上げるにはどうすべきか」など、いくつかの問いを自分の中で立て、考えを深めていきたいと思います。そして、年明けの方針発表時には一つの指針を示せるよう努めていきます。 学び共有は有効? 過去のナノ単科受講時も感じましたが、アウトプットを頻繁に行うことで知識が身についていきます。当講座の学びを会社の同僚や部下に共有することで、自分が正しく理解できているか、人にきちんと説明できるかを日々の業務で確認していきます。今週で当講座は終了するため、復習のために学び放題を活用し、クリティカルシンキング関連の動画を視聴し、アウトプット以外からも知識の定着を図っていきます。

「意識」に関する類似の人気キーワード

ご自身のペースでいつでもどこでも学習できる
6週間の短期集中オンライン講座「ナノ単科」 6週間の短期集中
オンライン講座「ナノ単科」

1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。
to left to right