マーケティング入門

誰に何を伝える?実践マーケ術

研修の成果は何? マーケティングの本質である「誰に、何を、どのように売るか」を改めて理解できた研修でした。 お客様視点の改善は? ① 既存製品の開発・改善については、競合製品やサービスに偏りがちな視点ではなく、実際に購入・利用するお客様の立場に立った取り組みが大切であると再認識しました。お客様から利用状況を直接ヒアリングしたり、実際の利用シーンを仮説で描くことも必要だと感じました。同時に、自社製品・サービスと競合との違いや差別化できるポイントをより深く掘り下げる重要性も学びました。 新製品開発で何を知る? ② 新製品の開発では、市場調査の実施が不可欠であるとともに、アンケートなどで得られるデータが必ずしも完全なものではないという現実も理解できました。プロダクトアウトに走るのではなく、お客様の抱える課題(ペインポイント)を解消するために、マーケットインの視点で製品やサービスを企画する姿勢が求められます。また、他社との差別化においては、お客様にとって真に価値のある要素や、期待を超える満足を提供できるポイントを見出す意識が必要です。 値決めの危機感は? ③ 価格設定については、かつてある著名な経営者が語った「値決めは経営」という言葉を思い出し、肝に銘じたいと感じました。お客様に受け入れてもらうために安易に低価格を設定すると、売上や利益だけでなく自社の製品・サービスの価値自体を下げかねないと危機感を覚えました。お客様の期待を超える提供内容を追求し、対価を適正に得られる仕組みを常に問い続ける必要があると実感しました。 販売手法はどう見る? ④ 販売チャネルに関しては、B2C、B2Bともに多様化している現状を踏まえ、採用するチャネルひとつで売上が大きく左右される点を再確認しました。単にホームページでの製品紹介に留まらず、お客様が具体的なアクションへと移れるような工夫が必要であり、これまでの対応を振り返る機会となりました。 宣伝効果はどのように? ⑤ プロモーションについては、法人向け営業が主体であったため、これまであまり意識してこなかった視点を見直す良い機会となりました。サービス紹介資料や提案書が本当にお客様に響いているのか、「だから何?」「効果は何か」を意識して再検討したいと考えました。これまで使用していた会社紹介、サービス紹介資料、提案書、ホームページの内容をお客様目線で見直し、営業メンバーが自律的に改善に取り組めるよう、具体的なストーリー性を持たせた働きかけを行いたいと思います。 経営報告はどう伝える? また、経営企画担当として財務状況などの報告を行う際も、形式的な資料ではなく、その時々の問題や課題に焦点を当てた内容にする必要性を感じました。毎回「だから何?」「誰に、何を、どのように伝えるのか」を意識し、報告資料を作成していくことを心掛けるとともに、この視点を「誰に、何を、どのように売るか」というマーケティングにも活かしていきたいと思います。 戦略計画に今後は? 最後に、プロモーション活動については、街中のさまざまな施策を意識的に観察し、その意図を汲み取ることで、売れる仕組みづくりに具体的に反映できるよう今後の戦略計画に取り入れていく所存です。

戦略思考入門

業務改善への学びを深める新たな視点

複雑性の原因は? 現在、私の所属する会社では、複数の事業が並立し、複雑化しています。この状況を「範囲の不経済」として再認識する機会となりました。新規事業を立ち上げるにあたって、社内資源を最大限に活用しようと心掛けていましたが、それがかえって事業の複雑性を増す原因になっていたように感じます。今後は、「既存ビジネスとの資源の共通部分が本当に強みを生むのか」を再度考える必要があると感じています。 業務思考の向上は? 総合演習を通じて、普段の業務に当てはめて考えることのできる観点を学びましたが、実際には業務中に立ち止まって考える余裕が足りませんでした。今後は、自分自身で立ち止まり、思考を深めるべきポイントを明確にすることから始めたいと思います。また、演習時に思い付きで意見を列挙した場合と、フレームワークを活用して検討した場合とでは、回答の整理や網羅性に大きな違いがありました。この違いは業務にも大きく影響するため、情報の整理や思考を深めることを習慣化したいと考えています。 部門調整はどう? また、現在は事業が多様化しており、範囲の不経済が生じている状況です。業務においては、本部間の調整や組織の運営に対処する必要があります。これに対し、まずは個々の本部の意向を一旦脇に置き、会社全体のあるべき姿を客観的に見据えて、他部門との対話や調整を進めていきたいと思います。 ターゲット明確化は? 演習を通じて、ターゲットの明確化が不可欠であることを改めて認識しました。現在、事業全体で共通のターゲット像が描けていないことが課題です。これまでこの問題に対して提言できずにいましたが、学習によって外部環境や内部環境の整理が不足していたことが原因であると理解しました。今後は、行動計画に従って具体的な対策を講じたいと思います。 資源活用を見直す? まず、自部門に限らず他部門も含めたバリューチェーン分析やVRIO分析を行い、会社全体の構造と資源を再評価したいと考えています。これまでの「自社資源を何が何でも活用する」という考えを見直し、共通の資源が本当に強みとなるかを検討することで、真にシナジーが期待できる部分のみを利用するようにして、経済的な効果を生み出す状態を目指します. 議論で成長できる? 加えて、3C分析やSWOT分析を用いて一切の漏れがないよう情報を整理し、ターゲットをどこに設定すべきか、自分の言葉で繰り返し言語化していきます。この学び全体を通じて、言語化の重要性とそれに伴う能力の鍛錬が必要であることに気づきました。したがって、今後のアウトプットについては、必ず上司や同僚と議論し、終わりではなく改善を繰り返す姿勢で取り組んでいきたいと思っています。

データ・アナリティクス入門

思考のクセを正し、問題解決力を高める方法

問題解決のステップをどう活用する? 問題解決の4つのステップ、すなわちWhat(問題の明確化)、Where(問題箇所の特定)、Why(原因の分析)、How(解決策の立案)を学びました。私の思考のクセとして、Whatを決め打ちしてしまうことや、Howの展開に意識が向きすぎることがあります。そのため、Whatに関しては目の前の課題が全体構造のどこに位置づけられているのかを確認するよう意識しています。Howについては、Whatの構造を理解し、Where→Whyを経てしっかりと導き出すことで、数ではなく説得性と精度を高めていきたいと考えています。 A/Bテストを成功させるには? A/Bテストについては、比較検証を目的とするため、以下のポイントを理解しました。 - 複数の要素を同時に変えると検証が難しくなるため、このようなことは避ける。 - 同列で比較する必要があるため、期間・ターゲットなど条件をできるだけ揃える。 - 低コストで実施できるため、トライ&エラーを重ねて精度を上げていく。 購入者定着の課題をどう解決する? 「商品Aの購入者定着」という課題に対しては、一旦立ち止まって状況を整理しました。例えば、購入者定着を要素分解(要素集約)すると、上位階層に売上向上という課題があります。本質的な課題としては、「売上向上があり、分解すると新規と定着に分けられ、データで補足すると新規の向上が売上の変数として大きく影響する」という課題に変わる可能性があると捉え、4つのステップを視野を広げるためと、要素を絞り込んで確度を上げるために活用していきます。 広告効果の測定には何が必要? ABテストは広告の売上効果を測る際に用いたいと考えています。しかし、売上に関わる変数(広告外のプロモーションや価格など)が多いため、「広告だけの効果」を測るのが難しいです。この点についてアドバイスが欲しいです。 課題特定を円滑にするには? 現在取り組んでいる各部署の伴走案件において、上記の4ステップを課題特定に活用しています。会社上層部からの指示や慣習などから使用するデータや活用方針がある程度決まっているため、他の選択肢を持てない方もいます。そういった場合、一度立ち止まって課題の要素分解を行うよう促しています。月内に7つの案件があるため、事前に各部署の業務理解を深め、広い視野で課題を捉えることを意識して伴走します。

クリティカルシンキング入門

問いで拓く未来への一歩

問いの立て方は? 適切な課題をとらえるためには、どのような「問い」を立てるかが非常に重要であり、その問いの立て方ひとつで思考の方向性が大きく変わることを学びました。経営、現場、マーケティングといった多角的な視点を意識し、視点・視座・視野を広く持つことが、本質的かつ柔軟な問題解決につながると実感しています。 問いに戻る理由は? 一方で、考えているうちに話が脱線したり、そもそもの問い自体を忘れてしまうことがあるため、常に「問い」に立ち返る姿勢が必要だと感じました。現在、すぐに答えを出すべき問い(=イシュー)を特定することが、問題解決の出発点であり最も重要なステップであると改めて気づかされました。 会議の脱線はどう? また、会議中に本題とは関係のない話題に脱線し、結論が出ない状況があったことを反省しています。今後は、会議に参加する前に必ずイシューを明確にし、結論を出すための軸を持って臨むことを意識していきたいと思います。 新人採用は何を目指す? さらに、下期から新しいスタッフを迎える予定もあり、採用活動にも力を入れています。人事担当者と連携し、会社の目的や目標を再確認したうえで、どのような人材が必要かを整理していくことが大切だと考えています。たとえば、特定の知識や経験、あるいはマネジメント力など、求める人材像を明確にしていく必要があります。 採用戦略の進め方は? 今後は、大手求人サイトへの再掲載、新卒採用に向けた展示会への出展、自社採用サイトでの情報発信など、採用活動を戦略的に進めるための取り組みも実施していく予定です。ターゲット層に合わせたペルソナや理想の人材像をスタッフ間で共有しながら、戦略的な採用活動を推進していこうと思います。 横の連携はどう広げる? さらに、部署ごとに接点が少ないスタッフ同士の横のつながりを生み出すため、コミュニティや勉強会、イベントの企画などを通じて、交流の場を設ける取り組みも進めたいと考えています。会社が大切にしている価値観や方向性を共有しながら、スタッフ一人ひとりの将来や可能性に目を向けた支援をしていくことが目標です。 キャリア形成はどう? そのためにも、スキルアップやキャリア形成、個々の才能や強みを見出す仕組みづくりにおいて、常に本質的な問い(イシュー)を意識し、より良い環境づくりを実現していく所存です。

データ・アナリティクス入門

データ分析で見つける新たな視点

データ分析における比較の重要性とは? データを比較することは、他のデータと比較することでその意味合いを読み取ることにあります。繰り返しになりますが、「分析は比較なり」が重要です。単純な平均では見落としやすい情報を把握するために、データのビジュアル化を駆使し、バラつきを視覚的に理解することが求められます。比較を行い、グラフを解釈することで仮説を立て、その結果として次に分析すべきデータや分析の深掘りの方向性が明確になります。 代表値だけで十分か?アプローチを考える 大量のデータを比較するアプローチについて考える際、代表値の使用だけではデータの分布状況がわかりません。データの分布を考慮するために、標準偏差を併用します。標準偏差が大きければバラつきが大きく、小さければデータが集約していることを意味します。また、データをビジュアル化することも重要です。実際の業務では、加重平均とデータのビジュアル化が主に行われています。 代表的な数値には以下のものがあります: **代表値** 1. 単純平均 2. 加重平均 3. 幾加平均 4. 中央値 **散らばりを表す数値** - 標準偏差:標準偏差が大きいとデータがばらつき、小さいとデータが集約している。正規分布と2SDルールも考慮します。「起こりにくいことが起こっている」という実感値は5%です。 分析の深化にはどのプロセスが必要? 分析の内容に応じた代表値を使い、内容に応じたビジュアル化の方法を考えることが大切です。案件の特徴を「プロセス×視点×アプローチ」で分析することに重きを置くと良いでしょう。会社の施策展開にあたっても、目的に応じた比較を行い、ビジュアル化し、そこから仮説を立てて分析を深めていくサイクルを徹底していきます。過去の導入事例から仮説検証を行い、どの層にヒットしているかをビジュアル化し、現在進めているターゲティングの選定を進めていくことが求められます。 学びの共有はどのように行う? まず、メンバーにWEEK3の学びを共有し、現在取り組んでいる施策のターゲティングに役立てたいと考えています。根拠のあるデータを作成し、より良い意思決定に繋げることが目標です。代表値と標準偏差の仕組みを理解し、必要に応じて使い分けるために、日常の業務に取り入れてみることから始めましょう。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

自分で築くキャリアの道

リーダーのキャリアは? リーダーが自分のキャリアをしっかり見つめているかどうかは、メンバーへ大きな影響を与えるという点が心に残りました。私自身も、以前は会社に尽くすことを重視する上司のもとで働いていましたが、キャリアや将来を主体に考える上司のもとで働くようになってから、仕事への向き合い方が大きく変化しました。キャリアは会社から与えられるものではなく、自ら築いていくものであると実感し、より自発的に業務に取り組むようになりました。 環境変化にどう向き合う? 環境が目まぐるしく変わる現代において、自己の価値観と組織が求める方向性とのバランスを取りながらキャリアを構築していくというキャリア・サバイバルの考え方が非常に重要だと感じました。これまでも自己成長や変化への対応意識はありましたが、環境分析などを通じてより具体的なキャリア目標が描けるようになり、今後何をすべきかが明確になりました。 キャリアの軸は? また、キャリア・アンカー理論を学ぶ中で、自分が仕事をする上で大切にしている価値観を改めて認識できました。個人のアンカーは基本的には変わらないと言われていますが、家庭の事情などの状況によって新たな要素が加わることもあると考えます。メンバーそれぞれのアンカーを把握できれば、仕事への意欲や帰属意識の向上につながると感じました。 実践でどう進める? この理論を実践するためには、まず定期的に自身のサバイバル分析を行い、仕事の棚卸しや環境分析を通じて今後の方向性を確認していくことが重要です。自分の興味と異なる仕事を任されたときには、キャリア・サバイバルの考えを思い出し、任された業務と自らの理想とするキャリアとの関連を考えるようにしています。また、同じようなキャリアの悩みを抱えるメンバーがいる場合には、理論の考え方を共有することで、組織全体が今後どのように変わるべきか、必要な能力・人材・トレーニングについてマネジメントと共に考える一助になればと思います。 部下との信頼は? 部下ができた際には、まず相手が価値観を躊躇なく話せる関係を築き、各々のキャリア・アンカーを把握することが大切です。そして、その情報をもとに任せる仕事の内容や方法を調整し、部下のやる気や帰属意識を高める工夫をしていきたいと考えています。

アカウンティング入門

B/Sで読み解く企業の秘密

B/Sの違いをどう見る? B/Sについては、これまで業務の中で目にする機会が少なかったため、活用するチャンスがなかったが、今回のゲイルや総合演習を通して、PLとの関連性と役割の違いを認識し、企業を多角的に見るツールであることを実感することができた。特に、インフラ産業とクラウドビジネスのB/Sを比較する中で、インフラ産業は車両や駅舎、電線設備などの有形固定資産を多く保有(70%以上の割合)し、成熟した産業であるため負債が大きくなりがちである一方、クラウドビジネスは店舗や設備を必要としないため有形固定資産が少なく、新興の産業故に負債を抑え、純資産が大きい傾向があるという違いが明確に理解できた。 負債運用の意味は? また、アキコの事例を用いたゲイルでは、「負債」の考え方について学ぶことができた。負債を極力抑える運用の重要性と、成長のチャンスを逃さないために時には必要な負債が発生するという現実も示され、安定した企業は負債が大きくなりやすい一方、個人で事業を展開する場合は負債を小さくしておくのが望ましいという点を考えさせられた。B/Sは、お金の「調達」と「使途」のバランスを把握できる資料として、企業の成り立ちそのものを理解する上で非常に有用であると感じた。 自社B/Sの現状は? まずは、自身の会社のB/Sを確認し、分析を行うことが必要だ。現状を正しく把握し、運営上の数値管理のために何を追うべきか、またどの点に注力するかといった運営上の課題を明確にすることに役立てたい。同時に、他社のB/Sを読むことで成り立ちの違いを理解し、自社の今後の戦略について考える材料にしたい。 業界分析はどう進む? さらに、薬局業界で公表されているB/Sを確認し、流動資産、固定資産(有形固定資産、無形固定資産)、流動負債、固定負債の各項目とその組成について把握する。そして、自社のB/Sを見直し、企業の成り立ちや現状を正確に把握することが求められる。現在、5月に実施予定の管理者向け研修資料作成にあたり、財務三表について分かりやすく噛み砕き、自社の状況と外部環境を具体的に受講者に説明できるよう、PLやB/Sを再度読み直し、情報の整理を進めていく。こうした人に教えるプロセスを通じて、知識の定着を図っていきたい。

データ・アナリティクス入門

Whereが導く新たな学び

解決のステップは? 問題解決の4つのステップを意識することで、課題解決に向けた取り組みがより効率的になると感じました。今後は、最も重要なポイントである「Where」を意識して分析に着手していきたいと思います。業務においては、あるべき姿と現状とのギャップを、定量的な指標で示すことが大変有効だと印象に残りました。 総評はどう考える? 総評として、問題解決のステップを意識し、効率的なアプローチを追求する姿勢は素晴らしいと感じます。また、定量的な分析の重要性を理解している点も非常に大切だと思います。今後は、具体例を交えた検証により、さらに深い理解が得られるでしょう。 手法とデータは? さらに思考を深めるための問いとして、以下の点を考えてみてください。 ・問題の「Where」を意識する際、具体的にはどのような手法を用いる予定ですか? ・業務での定量的分析を強化するために、どのようなデータが必要だと考えますか? 今回学んだポイントを、実務に具体的にどのように応用するかもじっくり考えてみてほしいと思います。頑張ってください。 理想と現実は? また、「あるべき姿」と「現状」のギャップについては、①正しい状態に戻すための問題解決と、②ありたい姿に到達するための問題解決があると認識しました。たとえば、以下のようなケースが想定されます. ・売上販売目標の場合  → 100%達成に届かない状況と、120%達成を目指す状況がある ・製品シェアの内訳の場合  → シェア80%を目指す場合と、シェア100%を目指す場合がある ・KPI Activityの場合  → 会社の指標を順守する場合と、それを大きく上回る目標を設定する場合がある 比較で見極める? さらに、分析にあたっては「分析とは比較なり」という考え方も大切です。具体的には、社内の数字の良い組織や競合他社と比較することで、現状とあるべき姿を明確にすることが重要です. また、あるべき姿と現状は、定性的な情報だけでなく、定量的な情報としても示すことが重要です。定性情報を定量化するために、数値によるスコア化(たとえば0、1、3など)を統一した条件で設定する手法も有効だと感じました。

クリティカルシンキング入門

思考のクセを見直し視点を広げる旅

思考の癖を自覚? 物事を考える際、これまでの経験に基づいて判断し、行動に移していましたが、本講座を受講したことで自分自身の思考の癖を自覚することができました。決断をする前に「この考えは本当に正しいのか」「他に別の視点はないのか」「様々な可能性を考慮した上での結論なのか」と、一度立ち止まることの重要性を実感しました。 伝える工夫は何か? また、文章を書く際や資料を作成する際、さらには人に何かを伝える際にも、相手の立場に立って考えることの重要性を学びました。例えば、フォントなど、これまでは自分の好みで選んでいたものも、何を伝えたいかによって選択することで、相手に与える印象が大きく変わることを知りました。 イシューを捉える? 日々の業務においても、議論が脱線したり、当初の予定と異なる方向に話が進むことが多々あります。しかし、「イシュー」、すなわち「何が問題か」を意識することで、効率的に思考を整理し、会議をスムーズに進行させることができることを実感しました。この「イシュー=問題箇所」という点を忘れずに意識し続けたいです。 来期計画をどう? 当期の最後の月となり、来期の組織体制が確定しました。より具体的な戦略を策定できる状況となったため、来期の行動計画や戦略策定に当講座の学びを活用していくつもりです。例えば、「来期成長するためには何をすべきか」「今期結果が伴わなかったKPIはなぜそうなったのか。来期結果を残すにはどうすべきか」「従業員満足度を上げるにはどうすべきか」など、いくつかの問いを自分の中で立て、考えを深めていきたいと思います。そして、年明けの方針発表時には一つの指針を示せるよう努めていきます。 学び共有は有効? 過去のナノ単科受講時も感じましたが、アウトプットを頻繁に行うことで知識が身についていきます。当講座の学びを会社の同僚や部下に共有することで、自分が正しく理解できているか、人にきちんと説明できるかを日々の業務で確認していきます。今週で当講座は終了するため、復習のために学び放題を活用し、クリティカルシンキング関連の動画を視聴し、アウトプット以外からも知識の定着を図っていきます。

クリティカルシンキング入門

読み手に響く文章の極意

伝わりやすい文章の秘訣は? 普段何気なく使っている日本語でも、主語や述語を少し変えるだけで読みやすさが大きく変わります。何を伝えたいのかを明らかにしないまま文章を作成すると、読み手に伝わりにくい文章になりがちです。伝わりやすい文章を書くためには、ピラミッドストラクチャーを用いて論理展開を整理し、文章を完成させる前に自分でチェックすることで、伝えたいこととその根拠が明確になります。また、読み手に伝わりやすい文章を書くためには、実践と改善を繰り返すことが重要です。 ビジネスでの日本語の使い方は? どんなに整理された文章でも、読み手に伝わらなければ意味がありません。ビジネスの現場で自分勝手に文章を書かない理由は、日本語を正しく使うことで、読み手に何らかのアクション(意思決定、行動、理解など)を起こしてほしいからです。そのため、書き手が意図したアクションを引き起こすためには、まず読み手が何に関心を持つか、どのような言葉を使えば理解を促せるかを把握することが大切です。 チャットとメールの違いは? 特に意識したい場面として、2つ挙げられます。 1つ目は、チャットを使ったテキストコミュニケーションです。私の会社では、社内のやり取りにメールではなくチャットツールを使用しています。チャットは即時性が高いため、コミュニケーションが円滑に進みやすいという利点があります。しかし、メールよりも気軽に文章を送信できるため、自分が書いた文章を推敲することをしばしば怠りがちです。その場限りの思いつきで文章を書くのではなく、「日本語の使い方に問題はないか?」「この書き方で相手に本当に伝わるか?」といったことを意識していきたいと思います。 資料作成で注意すべき点は? 2つ目は、社内資料の作成です。主に開発した機能の仕様を整理する際に資料を作成することが多いですが、今までは特に深く考えずに仕様を次々と書いていました。しかし、そうではなく、読み手は誰か、どのような書き方をすれば伝わるか、情報に過不足はないかを意識することで、読みやすく有用な資料を作成できるようにしたいと考えています。

アカウンティング入門

BSで見る会社の健康診断

BSって何を表す? 簿記を学んでいたとき、講義で「BSは会社の<体力>を表す」というフレーズをよく耳にしました。講義では、貸借対照表が事業のためにどのようにお金を使い、またどのように資金を集めたかをまとめたものだと説明され、企業が負債や純資産をどのように運用しているか、そしてその結果、事業を継続できる資産が存在するかどうかという経営の体力や体質を明らかにしていると理解しました。 事例で分かる資産の違い? さらに、事例として、固定資産が多い鉄道会社と流動資産が多いソフトウェア会社の違いを通して、事業内容により貸借対照表の構成割合が大きく異なることを実感しました。単に資産が多ければよいのではなく、負債や返済とのバランスが取れていることが重要であると感じました。そして、BSやPLの数字の比率からその企業のビジネスモデルを読み解くことができるという点が、非常に興味深かったです。当初は、「なぜ財務会計の講義であって、マーケティングのようにコンセプトが語られるのか」と疑問に思っていましたが、実はコンセプト=ビジネスモデルの根幹であり、会社の経営状況を把握する上で欠かせない視点であると再確認しました。 BSの学びはどう活かす? この学びを、①新規事業立案時や、②予算立案時に自社のBSを理解する際に活かしていきたいと考えています。過去には、部門内BSを参考にするに留まっていたため、全体像を正確に把握できていなかったと感じます。今後は、部門内だけでなく会社全体のBSを確認し、現状の経営体力を正しく理解した上で、各部門の資産と負債のバランスが取れた事業立案に取り組みたいと思います。 貸借表の全体像は? まずは、自社および競合他社の貸借対照表を比較し、構成割合を確認することで、BS自体に慣れることが重要だと考えています。いきなり細部を読み解こうとせず、ケーススタディのようにざっくりとした構成割合で全体像を把握し、その上でグラフ化などの手法を用いて全体を捉える力を養いたいと思います。

戦略思考入門

戦略と自己成長の道しるべ

戦略の本質は何? 戦略とは何か、そしてなぜ戦略を考える必要があるのかを振り返ることで、現時点から最短最速で目標を達成するためのフレームワークや差別化、無駄を省くという考え方をしっかりと認識することができました。 視点をどう広げる? 様々な学びを得ても、まだ自分の視座が低くて俯瞰できていないことに気づきます。どうしても目先のことだけにとらわれてしまう自分に対して、「そういうところあるよね、私って」と余裕を持って思い返せるよう心掛けたいです。 共通言語は何だろう? フレームワークは、整理する際に便利な共通言語だと認識しています。まだ自分にとっては当てはめ方が曖昧で、上手に活用できていないのですが、個人的な内容で試してみて慣れていき、いつかは誰かとの共通言語として使えるようにしたいです。 リソース配分は適切? 自分の限られたリソースをどこに配分するかを考え、自分の価値に見合った仕事をするために無駄がないかどうかを点検することが重要です。実際に自分の仕事においては、無駄を点検し、現在の課題が何であるか、最短での課題解決が可能か、自分の価値に見合った仕事ができているかを意識することで、大きく変わると感じ、早速実践しています。 会社の動向はどう? また、会社で今何が起きているのか観察し、自分が今できることを俯瞰して考える癖をつけることも重要です。直感だけで乗り切ってきた時代は終わりを迎えたと感じているので、新しい挑戦に向けて準備を整えたいと思います。 生存戦略は何だろう? 差別化を図るためには、自分が会社で生き残るために何ができるのかを検討し、実践することが求められます。さらに、足りない部分を補うためには、スキルやリソースを外部から取り入れることも考えていきます。 本質の仕事とは? 無駄を省き、自分の価値に見合った仕事をするためには、オートで行える仕事は人の力を借りて達成し、自分が本当に必要とされる仕事に集中することが大切です。

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