クリティカルシンキング入門

文章を正しく伝える技術を磨く旅

文章はどう正しく伝える? 文章を書く際に、ただ伝わるだけでなく「正しく」伝わることの重要性を改めて感じました。文法的に正しい文章が相互認識のずれをなくし、的確な理解に繋がると実感したので、まずは自分自身が正しい文章を作れるようにすることが重要です。 伝えたいことは何? また、「何を伝えたいのか」を明確にすることが不可欠だと感じました。「イシュー」を明確にすることで、伝えたい内容が確実に相手に伝わるためです。このように文章を評価する考え方は新鮮で、言いたいことを分解・加工する方法は、これまでの学びを実践する上で基盤となると感じました。 イベント開催のコツは? イベント開催では、多くの人や部署を巻き込む必要があります。関係者が多いほど、目的や内容が誰にとっても一貫して明確である必要があります。このスキルがなければ生産性や効率が低下し、良い結果を生み出せません。また、営業企画や課題解決のために、実施理由やその打ち手の根拠を明確にすることが今後ますます大事になってくるでしょう。「なぜそれがいいのか」を伝えることも、重要な取り組みとなっていくと考えています。 イシュー整理の方法は? これからは「イシュー」をまず特定し、ピラミッドストラクチャーを用いて言いたいことを可視化し整理していきます。営業企画提案では「目的」「課題」「要因分析」「打ち手の根拠」などの項目を明確にしながら構成していきたいと思います。また、イベント開催や企画時には、関係者にも同じように伝わるよう、依頼メール作成時などには自分での見直しだけでなく、チームメンバーにも確認してもらうなどして、正しい文章作成を進めていきたいと考えています。 日々の学びはどう? さらに、本を読む習慣をつけるため、週に1回程度、400文字の文章を作成することを実践しています。これにより、読み終えた本から得た学びや要約を自分なりに整理してみたいと思っています。

クリティカルシンキング入門

思考のバランスを育てて、新たな視点を得る

偏った考えは何故起こる? 考えには偏りや制約があることを学びました。人は無意識のうちに自分の好きな考え方に偏りがちで、情報を集めたり思考を巡らせたりしています。このため、重要な情報を見落としてしまい、結果として結論が変わることもあります。また、演習を通じて、制約がないと逆にアイディアが広がりにくい特性があることに驚かされました。 どうして自問自答する? 「もう1人の自分を育てる」ことの重要性を感じました。結論を導き出す際には自問自答を繰り返すことが大切です。業務においては、様々な情報を幅広く浅く得ることが求められますが、それらの中から何が重要なのか、どこまで深掘りすべきかを自問しないと表面的な情報だけで結論を下してしまいます。講義で学んだ視点、視野、視座といった多角的な視点を通じて、手元の情報が十分かどうか、なぜそのように考えたのかを問い続けることが重要だと理解しました。 情報をどう活かす? 私の所属する部門では、日々膨大なデータや事象が発生し、担当者から報告を受けていますが、私はそれらの情報を点で捉えがちです。学んだ「もう1人の自分を育てる」方法を通じて自問自答を繰り返し、思考の偏りをなくしてフラットに物事を捉えられるよう努力しています。これにより重要なポイントに気付け、本質を捉えられるようになると考えています。 目的は何から整理する? 目的を整理する際には、何が目的で、誰に何をどう伝えるのか、必要な情報をフラットな目線で整理します。情報収集が終わった後で、その情報が十分か、様々な視点で再確認することが重要です。最終的な結論に際しては、自分が正しいと考えるだけでなく、もう1人の自分を作り出し、なぜそう考えるのかと問い続け思考を深めていきます。 他者の意見は役立つ? こうしたプロセスを進めるにあたり、他者の意見も取り入れながら、自分の思考の偏りや浅さを確認し、より良いアウトプットを目指しています。

戦略思考入門

未来を描く戦略的思考、始めよう

戦略的思考で達成するには? 戦略的思考とは、目指すべき適切なゴールを定め、現在地からゴールまでの道のりを描き、可能な限り最速・最短距離で到達するプロセスです。これを実践するためには、目的から逆算してプロセスを設計し、本質的な課題や論点を設定することが重要です。さらに、長期的視点を持ち、論理的に物事を考え、時流を予測して他者に納得のいく説明を行う能力が求められます。また、実用的なプランを作成し実行に移す力、そして優先順位を判断し成功確率を高める力も重要です。 事業計画を立てるステップは? 自身の業務については、まず事業規模の計画を立てることが求められます。次年度の目標数字を設定し、それに基づく具体的なアクションを計画します。また、3カ年プランを策定し、あるべき姿を描き、それに必要な手段を逆算して考えます。自社が目指すべき理想像を明確にし、ギャップを特定した上で重点項目をいくつか特定し、具体的なアクション計画を作成します。場当たり的にならないように、周囲を巻き込みつつ計画を進めます。 個社別アプローチで成果を上げるには? 個社別企業へのアプローチにおいては、あるべき姿と現状とのギャップを特定し、必要なアクションを明確化します。この際、成功と失敗の事例を整理し、次回に活かすための改善策を講じる時間を設けます。具体的な指標を用いて優先事項を設定し、最短で目標に到達するためのプロセスを描くことが求められます。 キャリア形成の戦略的アプローチとは? 自身のキャリアを形成する上で、自分の将来像を明確に設定し、それに向けたギャップを抽出します。特にスキルやマインドセット、住居や家族といった要素について考慮し、重要な部分を見極めることが必要です。家族と同意の上で具体的なアクションステップを計画し、業務の整理とコミットメントを行います。このようなプロセスを通じて、個人のキャリア形成においても戦略的思考を活用していきます。

データ・アナリティクス入門

実践で証明!成功へのABテスト術

ABテストはどう実践? ABテストの存在を初めて知ったとき、施策を同時進行で実施しながらも、60~70%程度の成功を見込んで行動し、その結果をもとに対策を絞り込むという考え方に納得しました。職種上、普段は使う機会がないものの、今後の選択肢として意識しておきたいと思います。ただし、ABテストを実施する前には、しっかりとした検証のステップを踏む必要があることは言うまでもありません。 論理検証はどう? また、分析においては、クイズのような抜けや漏れを防ぐために、段階を追って論理的に検証を進めることが重要だと感じました。 試行で得た自信は? 実際に、昨年のこの時期、自身の残業対応策を試行し、修正が必要だと感じた箇所を2、3ピックアップして対応を行いました。具体的には、チェックリストの活用や同一項目の一連化(モジュール化)を実施し、もやもやとしていた問題を解消することができました。これにより、自分でもできるという自信がついたのは、ある意味でABテスト的な試みだったと思います。問題解決は原因と結果の因果関係を追及することが重要ですが、定石通りの対応も身につけつつ、今回の成功例を対策の一つとして活かしていきたいと考えています。 実践は何に効く? いずれにしても、実践することの大切さを改めて実感しました。残業時間の短縮に成功した経験をもとに、他の改善点にも同様のアプローチを適用してみたいです。実践を通じて、得たノウハウや注意点を蓄積しながら、さらなる改善を目指す所存です。 問題はどう解決? 何を改善し、どの問題を解決するのかというテーマ設定自体も重要なカギです。以前、他者からの問いかけがきっかけで、これまで諦めていた問題に挑戦し、結果的に成果を得た経験があります。この経験から、まずは取り組みやすく成果が出やすい問題を選び、ステップを踏んで実験・検証を繰り返すことが、問題解決への確実な道であると感じました。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

メンバーと共に成長する振り返りの旅

マズロー理論はどう考える? マズローの欲求5段階説は、低次と高次の欲求に大別されます。低次の欲求には、生理的欲求(生存に必要な欲求)、安全欲求(雇用の安定)、社会的欲求(良好な人間関係)が含まれ、高次の欲求には、尊重欲求(周囲からの尊敬・感謝)と自己実現欲求(夢をかなえる)が含まれます。 ハーズバーグは何を示す? 一方、ハーズバーグの動機づけ・衛生理論は、不満要因と満足要因の二つの要素により構成されています。満足要因には、仕事に対する達成感や自己実現、責任感などがあり、これらは仕事への満足感をもたらし、モチベーションを高めます。一方、不満要因には、低い給与や悪い上司、不適切な労働条件があり、これらは仕事への不満を増大させモチベーションを低下させます。 現状はどう整理すべき? 現状を分析するにあたり、メンバーの状態がマズローやハーズバーグのどの段階に当てはまるのかを丁寧にヒアリングするべきだと考えています。総じて、生理的欲求と社会的欲求は満たされているものの、安全欲求や高次の欲求はまだ十分に満たされていないように思われます。また、不満要因が多数存在するようにも感じられます。そのため、モチベーションを高めるためには、まずメンバーが目指す姿や求めるものをしっかりとヒアリングしていくことが重要です。 どう環境を整える? そのためには、まずメンバー同士が会話できる時間を確保し、話しやすい環境を整えていきます。次に、メンバーが目指す姿やありたい姿、不満に思っていることを話しやすくするために定期的に質問を投げかけたいと思います。また、現状では振り返りの時間が取れていないため、一つの案件が終わった際には、しっかりと時間を設けて振り返りの場を持つ必要があると感じました。まずは自分が一年間関わってきた案件が10月末で終了するので、そこから自分自身を振り返り、それをチームメンバーと共有することから始めたいと思います。

クリティカルシンキング入門

伝わる話し方の秘訣、見つけました!

日本語を正しく使うには? 日本語を日常生活や業務で使う際、無意識で表現してしまいがちです。日本語では主語がなくても文章が成り立ってしまうため、主語と述語が正しく対応していない曖昧な表現でもなんとなく伝わってしまいます。今回の学習を通じて、自分が正しい日本語を使えているか確認する必要性を感じました。 効果的な伝え方のコツは? 言いたいことを明確に伝えるためには、柱を見つけて組み立てることが大切です。根拠を明確に分類し、相手に伝えることで、より理解してもらえることがわかりました。ピラミッドストラクチャーを意識し、「目的」「理由」「結論」を的確に伝えるためには、頭の中で整理してから発言することが重要です。 依頼や提案時に重視する点は? 客先から製品開発や改良の要望を受けた際、技術開発部門や製造部門に依頼するときには、「目的」を明確にし、要望に的確に応じてもらうように依頼することが求められます。また、費用対効果など「効果」も具体化し、社内を動かすための説得を行います。客先に製品を勧める際も、根拠を明確に整理し相手に伝えることを意識します。 言葉を駆使する重要性とは? ポイントは、「目的」「根拠」「順序」を論理的に組み立て、言葉を駆使することです。依頼書や報告書、メールなどの文章を作成する際は、文章を組み立てて書き始め、読み返して主語と述語が成立しているか、一文が長くなりすぎていないか確認します。他部門への依頼書は上司に確認してもらい、チーム員の文章も細かくチェックします。客先への提案資料作成時も根拠を分類し、より明確に伝える必要があります。 話す前に何を意識する? 発言する場合は、一番伝えたいことを意識し、その根拠を具体的にわかりやすく伝えることが大切です。発言の前に頭の中で整理してから話すよう心がけます。反復、訓練、振り返りを行い、頭の中で整理しながら話せるようになることを目標としています。

クリティカルシンキング入門

学びを深めるための具体化と抽象化の工夫

日本語文章整えるには? 日本語は主語や述語が抜けやすく、順序が異なると意味が変わることがあります。学生時代には学んでいたはずなのですが、大人になるにつれて文章を適当に組み立ててしまっていたと反省しました。その結果、自分の言いたいことが伝わりにくくなっていた理由が理解できました。ピラミッドストラクチャーの目的は理解できましたが、実際に駆使するとなると時間的な制約もあり、難しいと感じました。ただし、日頃から抽象化と具体化をトレーニングすることで、迅速で正確な思考のツリーを構築することにつながると感じています。 可視化がもたらす効果は? 1週目の学びでは、「手を動かし」ながら可視化することの重要性を認識しました。ツリーを視覚化し、思考を習慣化することが重要だと理解できました。 教育現場での抽象化の活用法は? また、人との会話では、一度抽象化して「何を伝えたいのか」を把握することが大切です。特に教育現場においては、具体化したコミュニケーションが重要で、全体像が見えなくなることが多いです。支援者と同じ目線で考えるだけでは、抜け漏れが発生しやすく、思考が停止することもあります。そのため、一度抽象化して全体の流れを把握した上で、具体的な指導に進むことが必要です。 ピラミッドストラクチャーの実践法 さらに、様々な原因や症状を持つ病気に対しては、直感的に考えるのではなく、ピラミッドストラクチャーを使用して全体像を確認しながら、優先度と緊急度を評価して行動していくことが有効です。 1日のルーチンに組み込むには? 最後に、1日に1回はピラミッドストラクチャーをA4用紙に書き出す(題材は何でもOK)こと、結論を伝えその理由を「なぜなら」と3つ挙げて伝えること、そして自分の音声を録音して内容の構造を可視化することも有効です。また、話し方がうまい人から直接ポイントについてアドバイスを受けることも有益でしょう。

クリティカルシンキング入門

反射思考を打破する問題解決法

直感判断、信頼できる? 実践的な場面に直面すると、つい反射的に考えてしまうことが多いと実感しました。人の思考には必ず偏りがあり、目の前の課題に対し、反射的に思い浮かんだ解決策をすぐに当てはめるのは避けるべきです。 その理由として、 1. 反射的に思い浮かんだ解決策は、自分の経験や限られた知識に基づいた発想である可能性が高いこと。 2. そもそも、そのことが本当に課題であるかどうかを検証していないため、無駄になる恐れがあること。 3. 解決策の目的に立ち返らないと、方向を見失い、無駄な労力を使う可能性が高いこと。 4. 解決策をMECEで考えないと、考え方に広がりが欠けること。 そのため、まずは何が課題なのかを最優先に考えるべきです。「ISSUE」こそが最優先です。このためには、最適な「問い」の設定が不可欠です。 目標設定は見直す? 身近な事例で考えると、「来場者を10%増やすためにはどうすればよいか?」という目標がありますが、その前に、なぜ10%が必要なのかを検証した方が良いです。そして目標を10%に設定した場合、そのための仮説を立て現状を分析します。この際、データを集めるだけでなく、視覚化することが大切です。具体的には、データをグラフにする、日別・月別・季節別に分ける、目的別・性別に分析するなどの方法があります。 課題はどこにある? さらに問題を明確にするために、ピラミッド・ストラクチャーを用いて広さと深さの視点で整理し、どこに課題があるのかを明確にします。その上で、課題への施策を洗い出し、優先順位を付けて実行します。 共有は大切か? 日々クリティカルシンキングを活用する場面が訪れるので、毎回面倒がらず、自分を批判するつもりで取り組みます。これを実践すれば、メンバーの中でクリティカルシンキングを知らない人が困惑するかもしれません。しかし、思考法を共有した上で実行することが重要です。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

相手を理解する力が未来をつくる

内容の振り返りは? 動画視聴を通じて学んだ内容は、実際に自分で実践しようとすると、スムーズに出てこない部分があり、学んでいるつもりにならないよう、改めて振り返りや整理が必要だと感じました。 相手理解はなぜ? 6週間の学びを振り返ると、最も印象に残ったのは「相手を理解すること」がすべてにつながるという点です。フィードバックの方法やモチベーションの上げ方、エンパワーメントの仕方も「人」が前提であるため、単に理論に偏らず、まずは自己理解を深めることが大切だと実感しました。自分のキャリアに対する考えを見直し、スタッフと共有していくことが課題に感じられます。 依頼の工夫はどう? また、業務を依頼する際には依頼の仕方やフィードバックの方法に注意を払い、成果の変化やスタッフからの反応をしっかりと確認したいと考えています。個別相談の機会が多い中で、相手をより理解するための質問を工夫し、話を引き出すことにも取り組みたいと思います。 研修で意見交換は? さらに、部内での研修時には、キャリアに対する考え方を全員で意見交換する機会を設けることで、相互理解を深めることができると期待しています。自己理解を促進するため、他者からのフィードバックを積極的に受け、自分自身が組織にどのように貢献できるかを追求していきたいと考えています。 リーダーシップ見直しは? 各スタッフの特性や考え方を整理し、どのようなリーダーシップが適しているのか、対話を通じて見出すことも大切です。同時に、相手への聞き方や、相手のモチベーションの背景を理解する工夫をし、少しのチャレンジが成長につながるような指導や業務の依頼を心がけていきたいです。 組織の指導方針は? 周囲の意見を取り入れながら、組織が求める姿勢を自分自身で再確認することで、スタッフに対する指示や指導の目的がより明確になり、相手にとっても伝わりやすくなると考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

伝え方ひとつで未来が変わる

伝達はどう改善すべき? 自分が「任せたつもり」でも、実際には伝わっておらず、期待した成果に結び付かなかった経験があります。その原因は自分自身にあり、任せ方やフォローアップの方法に問題があったと痛感しました。 動機づけはどう感じる? 大切なポイントとして、まず動機付けが挙げられます。やる気や意義、納得感を醸成するために、問いかけの工夫が必要だと感じています。また、6W1Hという具体的な視点を取り入れることで、会話をより明確に進めることができると実感しました。さらに、ゴールや期待値を定量的に設定し、認識を合わせることも重要な要素です。 課題はどこにある? 経営層から降りてきた課題や、日々の業務で発生する問題に対して、対象のメンバーへエンパワメントを行う考え方も再度学びました。これまでエンパワメントに努めてきたつもりでしたが、具体的な進め方や定量的なゴール設定が十分ではなかったと気づかされました。特に一年を通じたゴール設定は意義深く、具体的かつ定量的に行っているものの、日々の業務においては「忙しさ」を理由に十分な議論ができていなかった点が反省点です。 対話で何を引き出す? 今後は、1on1の時間を有効に活用し、相手に問いかけながらコミュニケーションを図りたいと考えています。具体的には、「どうしたらより良くなるか」「解決すべき課題は何か」「業務上の問題点はないか」といった質問を通じて、メンバーの意見やアイデアを引き出すことに注力します。同じく、6W1Hや定量的なゴールを意識しながら、進め方や完了の目安についてお互いにすり合わせを行う予定です。 称賛でどう盛り上がる? また、週一回のチームミーティングの中で、各メンバーの取り組みを称賛し合う時間を意図的に設けることも大切だと感じました。行動を皆で称えることで、目標達成時の満足感が向上し、次のチャレンジへの自信を深めてもらえると考えています。

デザイン思考入門

共感が紡ぐ本質の発見

誰のために取り組む? 社内でデータ活用推進を担当する中、どのような人に、どのような目的でコンテンツを活用してもらいたいかを考える必要性を改めて実感しました。今回、デザイン思考における課題定義を学ぶ中で、まず「誰のための取り組みか」を明確にする重要性を再認識しました。各部署で業務状況や意識が異なることを踏まえ、ヒアリング内容に加え、「もしこの人が○○だったら」という仮説的な視点を取り入れてペルソナを作成することで、対象者の背景や課題、感情に寄り添った検討が可能になりました。その結果、リアルな声だけに捉われず、幅広い視点から課題を捉える仕組みづくりの基盤ができたと感じています。 解決策に頼りすぎ? 今回の振り返りを通じて、解決策ありきで考えないことの大切さを強く感じました。業務の中で、つい「このダッシュボードを作れば良い」「この機能を入れれば便利になる」といった解決策から考えがちですが、本当に解決すべき課題は、ユーザー自身も言語化できていない無意識の困りごとである可能性が高いと気づきました。そのため、なぜその現象が起きるのか、背景にはどんな要因があるのかと問い続ける姿勢が、持続的な価値提供につながると実感しています。 本質的な課題の見極め? また、課題定義においては、共感フェーズで得た具体的なエピソードや感情を丁寧に読み解くことが非常に重要だと学びました。単に「この人はこう言っていた」という事実を受け止めるだけでなく、「なぜ自分がそこに共感したのか」「その言葉の裏にある背景や価値観は何か」と考えることで、深い理解につながります。さらに、課題を抽象化して定義する際には、まず具体的な現象を十分に観察・収集し、そこから意味を引き出すことが大切だと感じました。抽象化は便利な反面、現実との乖離に陥るリスクがあるため、具体から出発し共感を手がかりに本質的な課題を見極める力を今後も養っていきたいと思います。

戦略思考入門

戦わずして勝つ戦略的思考の磨き方

戦略的思考のメリットとは? 戦略的に考える力を持つ人がどのようなメリットを享受するのかという問いに対して、私は漠然とビジネスで着実な成果を出し続け、組織にとって重要な存在となることがその一つであると考えました。一方で、他の意見を聞くことで、部下から信頼を獲得したり、失敗リスクの軽減といった視点もあることに気づき、自分の考えはまだ曖昧だったと認識しました。具体的かつ多角的な視点を持つことの重要性を学び、これからは業務の中で意識することで新しいアプローチにつなげたいと考えました。また、受講者同士の意見交換を積極的に行うことで、自分を鍛えたいと思っています。 戦わずして勝つとは? 特に印象に残ったのは、ミニ演習での「最短ルートを見つけることも重要だが、多くの障害が存在する。戦わずして勝つ方法を見つけることも大切」という言葉です。業務ではつい力が入りすぎることがあるので、この考えを思い出すことが大切だと感じました。 国際化推進に求められる思考 私は大学の事務職員として国際推進室で働いており、国際戦略の策定や留学生の受け入れ促進、卒業後のネットワーク構築、日本人学生の海外留学推進など、多岐にわたる業務をこなす必要があります。その中で特に国際化の概念は人により捉え方が異なり、認識を合わせるのに時間がかかるか、アウトプットを嫌がる人もいます。このような状況では、「戦わずして勝つ方法」を取り入れ、自ら戦略的思考を高め、独自の答えを見つけて行動につなげたいと思います。 どのように戦略を磨くか? 日常業務で戦略的なアウトプットが求められる場面では、まずは「戦わずして勝つ方法」を活用し、自分なりに考えをまとめた資料を作成します。それを同僚や第三者にチェックしてもらい、観点の不足や漏れがある場合は迅速に改善します。この過程を通じて、第三者の助けがなくても自身の戦略的思考力が向上することを目指しています。

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