リーダーシップ・キャリアビジョン入門

リーダーシップを学び実践するまでの道のり

自然発生するリーダーシップとは? リーダーとは、信頼してついてくる人がいるからこそ成り立つ存在です。誰かがリーダーを選ぶのではなく、自然発生的にその役割が生まれるのです。 リーダーの行動は学べる? リーダーシップ理論については、組織の成果を最大化するために優れたリーダーをどのように育てるかが研究されています。特性理論では、リーダーの特性が生まれつきのものである証明はされていません。一方、行動理論では、リーダーとしての行動は学習可能であり、優れたリーダーの行動を研究することでリーダーを育てることができるとされています。ただし、リーダーシップの有効性は状況に依存するため、状況に応じた行動が求められます。 新メンバー指導の重要ポイントとは? 新メンバーを指導する際には、以下の3点が重要です。まず、どのような状態を目指すかを共有すること。次に、仕事の背景を伝えてやる気を引き出すこと。そして、ほうれんそう(報告・連絡・相談)の仕方を伝えることです。 私自身、仕事を指示する際に、具体的な説明が不足してしまいがちです。「相手が理解しているだろう」と勝手に前提を置いてしまうことで、メンバーが十分に理解できない状況を作り出してしまうことがあります。これを防ぐために、結論だけでなく理由も伝えることを意識しています。 目指す状態を共有する方法とは? 授業で学んだ3つのポイント、すなわち「目指す状態の共有」、「仕事の背景を伝える」、「ほうれんそうの仕方を伝える」ことを、普段から心がけています。商品の作り方一つを例にとっても、その理由や目指す結果を具体的に伝えることで、メンバーが次回以降も意識して行動できるようにしています。 聞きやすい環境はどう作る? また、メンバーがわからないことや不安に思っていることを聞きやすいような環境を作ることが重要です。それには、言葉での伝え方だけでなく、日常の接し方で話しやすい関係を構築することが大切です。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

信頼と行動で築くリーダー像

自分のリーダー像は? リーダーに正解はなく、自身が目指すリーダー像を明確にすることが大切だと感じました。そのため、行動・能力・意識の3つの要素が鍵となります。特に、行動は能力と意識の掛け合わせの結果であり、他者からはその行動だけが見えるという点も意識しておく必要があります。 スタッフ成長の鍵は? また、スタッフの成長、すなわち人材育成を考える際は、相手の理解度を把握することが非常に重要です。仕事のゴールを共有し、その背景を伝えるとともに、報連相(報告・連絡・相談)の方法を明確にするといった、基本的な取り組みをしっかり遂行することが信頼関係を築く大前提であると再認識しました。 共通理解はどこ? さらに、各地に分散して仕事をしているだけに、共通理解や共通言語が十分に共有できていない可能性があります。私自身の目標はスタッフの成長を促すことですから、以下の点を意識して進めていきたいと考えます。 効果的な伝え方は? まず、相手の立場を理解するためにコミュニケーションを密に取り、各仕事のゴールを明確に伝えます。また、誰もがリーダーになれるという考え方を体系的に共有し、報連相の方法を明確に提示することで、メンバーに考える機会を提供したいと思います。そして、リーダーとして信頼される行動を、意識と能力を高めながら実践していく所存です。 伝達手段の工夫は? 加えて、文字だけのメッセージで伝える場合も、状況や案件に応じて電話やオンラインで直接伝え、相手の理解度を確認しながら仕事を進める工夫を心がけたいです。忙しい時ほど要点のみを伝えがちですが、まずは相手の立場に立って考えて行動することが大切だと感じます。 能力向上の実感は? 最後に、リーダーの3つの要素の中で特に『能力』を強化する必要を改めて実感しました。この学びを通じて、他の受講生や職員、スタッフと情報を共有しながら、実践的なスキルを着実に身につけていきたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

多角的視点でITプロジェクトに挑む

直感に頼らず考えるには? 人間は直感や経験に基づいた発想を無意識にする傾向があります。そのため、自分自身の思考に対して「なぜ?」や「他には?」と問い続けることが重要です。また、他人からフィードバックを受けることで自身の思考を育て、多角的な視点を養うことができます。これによりバイアスのかからない思考が可能となり、考える過程を言語化できる、つまりロジカルシンキングが得意になると言えるでしょう。 多面的な視点を養う秘訣 物事を考える際に自分の視点からのみ考えてしまい、多面的な見方ができていないことに気づかされました。無意識のうちに自分が考えやすい方向に思考をしてしまう自分自身に気づき、まずは自分の考えの癖を意識し、注意することが必要だと強く感じました。 ITインフラエンジニアの視点でプロジェクトを検討 私の職種はITインフラエンジニアで、稼働システムの運用や保守、新規システムの設計や構築を担当しています。例えば、古い環境のシステム更改時に単純に今あるものを新しくする視点からタスクを洗い出したくなります。しかし、システムに関わる全ての関係者の目的や、その手段、期限、効果などを考慮することで、より意義のあるプロジェクトに寄与できると感じています。日々の業務においても、正確で相手が納得できる発言をすることが、短時間で精度の高いタスクの進行に繋がると思います。 なぜそのタスクを行うのかを共有する重要性 さらに、身近なメンバー間での単純な作業内容の共有にとどまらず、なぜそのタスクを行うのか、その意義やプロジェクトの方針などを共有し、認識にずれがある場合は軌道修正します。また、プロジェクト内の見える範囲に限らず、関係者以外の方にも意識を向ける必要があります。経験に頼ったタスクに対しては、なぜそれを行うのか、他に手段はないのかを検討する時間を設け、コミュニケーションにおいては具体的で理解しやすい内容を常に心掛けることが重要です。

クリティカルシンキング入門

文章を正しく伝える技術を磨く旅

文章はどう正しく伝える? 文章を書く際に、ただ伝わるだけでなく「正しく」伝わることの重要性を改めて感じました。文法的に正しい文章が相互認識のずれをなくし、的確な理解に繋がると実感したので、まずは自分自身が正しい文章を作れるようにすることが重要です。 伝えたいことは何? また、「何を伝えたいのか」を明確にすることが不可欠だと感じました。「イシュー」を明確にすることで、伝えたい内容が確実に相手に伝わるためです。このように文章を評価する考え方は新鮮で、言いたいことを分解・加工する方法は、これまでの学びを実践する上で基盤となると感じました。 イベント開催のコツは? イベント開催では、多くの人や部署を巻き込む必要があります。関係者が多いほど、目的や内容が誰にとっても一貫して明確である必要があります。このスキルがなければ生産性や効率が低下し、良い結果を生み出せません。また、営業企画や課題解決のために、実施理由やその打ち手の根拠を明確にすることが今後ますます大事になってくるでしょう。「なぜそれがいいのか」を伝えることも、重要な取り組みとなっていくと考えています。 イシュー整理の方法は? これからは「イシュー」をまず特定し、ピラミッドストラクチャーを用いて言いたいことを可視化し整理していきます。営業企画提案では「目的」「課題」「要因分析」「打ち手の根拠」などの項目を明確にしながら構成していきたいと思います。また、イベント開催や企画時には、関係者にも同じように伝わるよう、依頼メール作成時などには自分での見直しだけでなく、チームメンバーにも確認してもらうなどして、正しい文章作成を進めていきたいと考えています。 日々の学びはどう? さらに、本を読む習慣をつけるため、週に1回程度、400文字の文章を作成することを実践しています。これにより、読み終えた本から得た学びや要約を自分なりに整理してみたいと思っています。

デザイン思考入門

実践で深めるデザイン思考

人間中心設計は何でしょうか? 人間中心設計というキーワードの意味や重要性について、少しイメージできるようになってきました。一方で、人それぞれ感性が異なる中で、どこを落とし所とするのかという疑問も湧いてきたため、今後の学習でこの点を解決していきたいと感じています。 デザイン思考をどう感じる? また、デザイン思考の大きな流れや5段階のステップについては一通り把握できたものの、理屈はなんとなく理解できる反面、実際にどのような作業を通して各ステップが進行するのか、具体的なイメージはまだ十分ではありません。学習を進める中で、実感を伴った理解を深めていきたいと思います。 プロダクト作成はどう? これまで具体的なプロダクトの設計経験がなかったため、新たなプロダクトをゼロから生み出す際に、他の受講生の多様なアイディアに触れることがとても新鮮で、勉強になりました。今後は、実際の取り組みを経験しながら、皆さんの意見を伺い、より深く知識とスキルを身につけていきたいと思います。 スポーツとデザイン思考は? 私はスポーツ選手のパフォーマンス向上や怪我予防のためのフィジカルプログラムを提供する仕事をしています。チームで動く部分と個別対応の部分がある中で、デザイン思考の考え方は個々の状況に合わせた対応に親和性が高いと感じています。また、チーム全体として、スポーツにおける選手育成に新たな価値を創出することを理念の一つとしているため、これまでの育成現場で起こる問題や、関係者が感じる課題を理解するうえで、デザイン思考の手法は非常に有効だと思います。 現場観察で何が見える? 現場で実際に何が起こっているのかを観察し、感じること、そして関係者の素の感覚を聞くことで、課題を的確に定義していくことができると考えています。その過程を何度も実践することで、解決策の発想やプロトタイプの作成が進んでいくのではないかと期待しています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

リーダーシップとは行動で示すもの

リーダーの要件とは? リーダーの要件は、「行動」「能力」「意識」の3つであり、リーダーは行動を通じて評価されます。行動は「能力×意識」で表され、行動がないリーダーは失格とされています。また、行動は真似ができるため、目標とするロールモデルを見つけることが重要です。 リーダーとマネージャーの違いは? 従来から、自社ではリーダーとマネージャーの両者を管理職に求める傾向がありました。私はリーダーとマネージャーの違いについてモヤモヤを感じていましたが、講義を通じてリーダーが組織上の立場とは関係ないことを学びました。この知見から、リーダーとマネージャーとを明確に区分するのではなく、マネージャーとしてリーダーシップを発揮することが求められると理解しました。 目標とするマネージャー像 リーダーとは、付き従う者がいる人物のことです。自分が今のメンバーたちにとって、「これまでで一番のマネージャー」として名前が挙がるような存在になることが目標です。 行動と意識のバランスをどう取る? 普段から「行動=能力×意識」を意識し、リーダーとしての行動が伴っているか、自問自答していきたいと思います。メンバーに仕事を依頼する際には、依頼内容をメンバー自身に復唱してもらい、仕事の背景、段取り、ゴールイメージについてお互いの認識に乖離がないかを確認します。メンバーが不安に感じていることや言語化できないことに対しては、説明を補足します。 実践の場面はいつ? 具体的には以下のような場面で実践します: 1. メンバーから相談があったとき 2. メンバーに仕事を依頼するとき 3. メンバーとの1on1で対話するとき 4. 新入社員とトレーナとの1on1の場に参加するとき これらの場面で、メンバーが持つゴールイメージを言語化してもらい、その背景を伝え、報告・連絡・相談の方法について双方の認識を合わせるよう努めます。

アカウンティング入門

ビジネスモデル理解から財務分析までの学び

ビジネスモデルと数値の関係は? ライブ授業を通じて、「ビジネスモデルをとらえてから数値を読む」ことの重要性を理解しました。特に、具体的な事例を挙げられた際にはイメージしやすく、しっかりと理解できました。この考え方は、自分が現在理解している業界や業種以外のものを読み解く場合にも有効であり、情報を得るところから始めることが重要だと感じました。 学習プランの再構築は必要? 学習プランについては、予想通りに進めることができませんでした。再度プランを立て直し、生活スタイルに溶け込ませるような計画を作ることが必要だと実感しています。習慣化の難しさを改めて感じました。 財務諸表を判断基準にする意義 部品調達先選定や取引継続可否を判断する場面において、一つの判断基準としてP/L(損益計算書)やB/S(貸借対照表)の結果を取り入れることが有効だと考えました。取引先の状態を把握し(倒産リスクなど)、その情報を関係者と共有することで、次のアクションを迅速に起動できるようにしていきたいと思います。また、自社のP/LやB/Sの読み解きも続けていきたいと考えています。 B/S理解をどう深める? まずは、B/Sの理解度を整理することに努めます。その後、他社のB/Sを読み解き、自分なりの答えをまとめることで理解度を深めるつもりです。財務経理部門の方にも協力をお願いし、理解度をチェックする予定です(P/Lの時と同様に)。次に、取引先のP/Lや B/Sを読み解き、理解の定着を図ります。 学んだ知識をどう活用する? さらに、今回学んだことを共有することも考えています。人へ説明することで新たな疑問点が浮かび、それを解決することで理解力が向上すると期待しています。最後に、実務に取り込むための検討を行います。定期的に触れていかないと忘れてしまうため、実務の中で反映していくことが重要だと思っています。

戦略思考入門

営業戦略の新しい道筋を探る

顧客対応の優先順位はどう決める? 利益率やタイムパフォーマンス、そして将来の顧客成長率などの定量的なデータを基に、顧客対応の優先順位を決定していくプロセスについて理解が深まりました。一方で、これまでの担当者との人間関係といった主観的な要因を考慮に入れて「捨てる戦略」を採用することは、日本の商慣習の中では難しいと感じています。 文化的要因はどう分析する? 総評として、利益率やタイムパフォーマンスの理解が進んでいることは素晴らしい成果です。文化的な違いによる商習慣の難しさも重要な視点です。文化的要因をさらに具体的に分析することで、理解が一層深まるでしょう。 営業戦略に必要な仕組みは? 今回の学びから、営業戦略を練る際には、自社の営業先ターゲットのタイムパフォーマンスをしっかり把握し、売上の最大化につながる仕組みを構築する必要があります。具体的には、余分な人的リソースを投入すべきかどうかを営業戦略にしっかりと反映させ、判断できる体制を整えることです。 主観と客観のバランスは? また、営業管理ツールのダッシュボード機能を活用し、顧客別の売上や構成をチームで分析することが重要です。この際、客観的な判断基準だけでなく、これまでの顧客との関係性などの主観的な情報も加味した判断基準を設けることで、営業戦略の立案に役立てることができます。 捨てる戦略に影響する要因は? さらに思考を深めるために、日本と他国の商習慣の違いがどのように捨てる戦略に影響を与えるのかを具体的に考えてみてください。また、顧客の優先順位を決定する際に、主観的な要因と定量的な要因をどのようにバランスさせるかについても考察を深めてみてください。 洞察を実践へどうつなげる? 最後に、今回の洞察を基に具体的な状況分析を行い、それを実践につなげられる方法を模索してみてください。引き続き、頑張ってください!

戦略思考入門

迷わず進める戦略のヒント

自ら作り出した不明確なゴールとは? 「現在地とゴールを定め、ゴールへたどり着く最短かつシンプルな道を探す」という考え方は以前から書籍などで学んでいました。しかし、それを知識として理解していても、実際には不明確なゴールや複雑な道筋を自ら作り出していることに気づかされました。この気づきは、自分を振り返る良い機会となりました。 他者とのディスカッションの効果は? また、皆さんとのディスカッションを通じて、多くの方が似たような悩みや課題を抱えていることを知りました。この共同行動を通じて、他者の考えに触れることで、自分一人では得られない新たな気づきや学びが得られると感じ、学ぶことへの意欲が一層高まりました。 プロダクトへの学びの適用法は? 現在、私が取り組んでいるプロダクトや事業戦略においても、この学びは役立っています。研修後に、自分が多くのことを考えすぎて迷子になっているのではないかと感じ、「むしろ考えなくてもいいことを考えるべき」と思い至ったのですが、上司とのレビューでそれが指摘されました。この経験を通じて、自分を俯瞰して見ることの大切さを実感し、毎週の学びが大きな刺激となっています。 戦略計画の次なるステップは? 現在策定中の戦略計画には、必要な情報がある程度集約されています。そこで、まずは次のステップとして、①ゴールのシンプル化、②現在地の再設定、③やりたいことの整理、④「やらなくてもいいこと」の決定、⑤絶対やるべきことの明確化、を来週中に終えます。これを通じて、足りない情報や考えが見えてくるでしょう。その過程で、関係者との意見交換やアドバイスを受け、合意形成された戦略が生まれる可能性があります。 週ごとの研修をどう活かすか? 今後も週ごとの研修で得た学びを活かし、迅速かつ洗練された戦略を作り上げていきます。

クリティカルシンキング入門

データ分析のコツで業務効率アップを実感

数字分析で見える傾向は? 数字をいくつかのパターンでグラフ化し比較すると、傾向や特徴がつかめることがわかりました。知りたい情報に対して、意図的に複数の分析軸が必要であることも理解しました。特に一番の気づきは、一つの分析結果だけを見てすぐに結論を出すのは危険だということです。急ぐあまりに、ついやってしまいがちですので気を付けたいと思います。 分解時の注意ポイントは? また、切り口を考える際のポイントとして、全体を定義したうえでモレなくダブりなく分解していくことが重要だと感じました。意識してチェックしていないと、歪みが出ることに気付けません。 課題の本質をどう見抜く? 自分の業務では、お客様アンケートなどを整理する際の切り口を設定するときに使えると思いました。さらに、原因不明な状態で課題改善を依頼された際にも有効だと感じます。例えば、上司から「この課題はおそらくこの辺に原因があるからこの方向性で解決してほしい」と相談され、現場では「ほんとの原因はそこではないと思う」という意見の乖離があった際、どのように調整すればよいか悩むことがあります。そのようなときに、要素分解を用いて課題の本質を明らかにすることができると思いました。 精度の高い分析へ向けて 現在推進しているサイトのUI改善は、ヒアリングを中心に改善施策を検討していますが、今一度データの分析を掘り下げてみたいと思いました。その際に以下の点を実施しようと思います。 - 切り口を複数用意するために、分析に必要なデータを多く収集する - 手を動かして分解する - どんな切り口が分析に役立ちそうか関係者にもヒアリングしてみる - モレなく、ダブりなくの視点で問題ないか、分析の切り口を周囲の人と意見を聞き確認してみる 以上の点を意識して、より精度の高い分析を行いたいと思います。

デザイン思考入門

発散と共鳴で生まれた革新

どんなデータで戦略化? 私の顧客は主に社内の営業担当で、取得できるかどうかに関わらず、どのようなデータがあればより戦略的な活動が実現できるかというアイデアを集めるブレーンストーミングが面白いと感じています。現状、データ提供側は、こうしたデータをもとに顧客の考えや行動を理解し、営業がその仮説に基づいた行動に移ることを前提としているため、実際のデータ活用にはつながっていないと考えています。そのため、単に可視化しているデータに対する意見収集にとどまらず、営業として必要なデータについても積極的に意見を集めたいと思っています。 伝え方はどう変える? 既存のデータの可視化においては、私自身が顧客(営業)視点で開発を進めています。しかし、システムベンダーとの要件定義の際、どうしても自分が実現可能だと感じているアイデアしか伝えがちでした。そこで、直近のシステム改修にあたっては、実現が難しいかもしれないアイデアも含め、幅広い提案をもとに話し合いを行いました。 代案提示の意味は? その結果、実現不可能に見えるアイデアに対しても、ベンダー側からは「こういった形なら実現可能」という代案を提示していただくことができました。これにより、自己完結する前にアイデアを言語化し、関係者に発散することの重要性を学びました。 参加者選定どうする? また、ブレーンストーミングの手法についても新たな学びがありました。これまでは、同じグループや部内で取り組むレクリエーション的なブレーンストーミングにおいて、出されたアイデアがどこか似通っており革新的なものを得られなかった印象がありました。今回、出したい成果に合わせて参加者を選び、初めからブレーンストーミングの設計を行うことで、以前感じていたもやもやの原因がわかり、スッキリとした気持ちになりました。

マーケティング入門

顧客に響く伝え方の秘訣

表現に工夫は必要? 売れるかどうかは、顧客の持つイメージに大きく左右されます。表現の仕方ひとつで、同じ商品でも伝わり方が大きく変わることを、実際の事例から学びました。また、ニーズが多様化している現代では、単に基本的な欲求を満たすだけでなく、どのような場面でどのような価値が提供されるかにも着目する必要があることを実感しました。 新商品の普及要因は? 新商品の普及には、以下の5つの要因が重要です。まず、従来の技術やアイデアと比較した際の優位性(比較優位)が挙げられます。次に、生活習慣の大きな変化を強いるものは採用されにくいという適合性、使い手にとってわかりやすく親しみやすいというわかりやすさが求められます。さらに、実験的に使用できる試用可能性や、新しいアイデアや技術が周囲に観察されやすい可視性も不可欠です。 顧客視点で何を伝える? 新たな商品やサービスを打ち出す際は、まず顧客が何を求めているのかを把握し、自社の提供する価値がどのように伝わるかを考えることが重要です。顧客のインサイトに深く触れ、その価値がしっかりと理解されるよう言葉を選ぶ重みを改めて感じさせられました。同時に、つい競合に目を奪われがちな中で、顧客視点を見失わないよう「差別化の罠」にも十分注意が必要です。 サイト表現の工夫は? 現在は、ウェブサイトのリニューアルにおいて、取り扱うサービスを短く簡潔に伝える方法を模索しています。イノベーションの普及要件として、比較優位やわかりやすさ、可視性に重点を置き、顧客のインサイトをしっかりと表現することに努めています。また、生活に密着したサービスを提供するページという特性上、ターゲット層の利用シーンや利用のきっかけ、どの言葉に反応するかといった具体的な情報を、関係者へのヒアリングを通じて収集する作業も進めています。

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