クリティカルシンキング入門

問いの力で生産性アップと新ビジネスアイデア創出

問いの形にする重要性とは? イシュー特定のためのポイントとして、「問いの形にする」ことの重要性を具体例を交えて理解することができた。自身の業務で問題解決や新たな取り組みに向けた課題設定の場面で考えが滞るのは、問いの形にできていない場合が多いと感じた。問いの形にすることで具体的に考えることができ、仮説が導き出せる。この仮説を検証し、その結果を評価・解析することで、PDCAを確実に回すことができるようになる。 ピラミッドストラクチャーの活用法は? また、ピラミッドストラクチャーを用いた論理構成の組み立て方や、「SO WHAT」「WHY SO」の視点で自身の論理構成をチェックする方法を型として理解できた。これにより、これまで何となくやっていた内容を整理し、他者への説明や資料作成の場面で仕事の生産性を向上させることができると感じた。 フレームワーク活用で何が変わる? さらに、新たなビジネスアイデアを考える際には、これまで活用してきたフレームワーク(P.E.S.T、3C、5フォースなど)から導出した事実や結論をビジネスアイデアの論拠として説明するため、ピラミッドストラクチャーを用いて論理を構成する。それをもとに、「MECEになっているか」や「さらに考える余地はないか」などを検討し、結論―根拠―それを支える事実という構成で相手に伝わる資料・話し方を組み立てる。 イシューの適切性をどう確認する? 表出している問題の解決や新たなことを考える際の課題設定の各場面においては、常に「今解くべき問いは合っているか」を自問する。また、適切でないイシューから出したアウトプットは、報告を受ける相手にとって価値のないものであることを肝に銘じる。 部下と共にイシューを磨くには? 最後に、自身のイシュー設定力を向上させるために、部下との対話の中で相手が「イシューを捉えているか」を確認する。捉えられていない場合には、全体課題の中のどの部分を捉えて話しているのかを常に考え、自身として考える機会を増やすよう心掛ける。

アカウンティング入門

カフェの魅力と損益計算書の秘密

損益計算書の意味は? 損益計算書は、企業の利益を5種類の利益で把握でき、売上高との比率を前期や業界水準、競合との比較からその企業の立ち位置が相対的に明らかになります。今回、カフェを題材に取った学習を通じて、事業コンセプトが経営の指針に影響を及ぼし、それが損益計算書に現れることを学びました。例えば、贅沢感や特別感を追求する場合、豆の仕入れや人件費などのコストが高くなるため、経営の方向性や費用配分が損益計算書に反映されることが理解できました。 高コストの秘密は? 贅沢感・特別感を例にとると、ある有名なカフェチェーンがイメージしやすいです。このような事業では、使用する材料や店員の質、店舗立地などに大きな投資が求められ、その結果、売上高だけでなく売上原価や販管費も高めになります。一方、日常的な感覚を売りにする事業では、比較的リーズナブルな価格設定で広い所得層を取り込み、大量生産と効率的な経営が重視されるため、宣伝費やプロモーションにも力を入れつつ、費用構造が大きく異なることが考えられます。 数字の変化は何? このように、事業コンセプトによって売上高、売上原価、販管費などの金額には差が生じるものの、原価率や利益率の数値においては大きな違いが見られない可能性もあると考えました。今後、お客様の損益計算書を見る際には、具体的な事業活動(売上の作り方や費用の使い方など)をヒアリングし、イメージと損益計算書との関連性を丁寧に読み解くことが求められます。 現状把握のカギは? 例えば、月次面談の際には、損益計算書の推移をもとにお客様の事業活動とリンクして現状を把握し、その結果がどの勘定項目に反映されているかをご説明するよう努めています。また、試算表を作成する際には事業活動をイメージし、関連する勘定科目を考慮します。もし事業内容が不明瞭な場合は改めてお客様に伺い、完成した損益計算書から売上高比率などを算出し、業界水準や前期、他企業との比較を通じて現状と実態が一致しているかを確認することが大切だと感じました。

データ・アナリティクス入門

仮説で解く!未来への挑戦

仮説分類はどう理解? 仮説の分類について学んだことで、結論の仮説と問題解決の仮説という二つの考え方を理解することができました。結論の仮説は、ある論点に対して仮の答えを示すもので、たとえば、ある飲料メーカーがノンアルコール商品の健康面へのアピールを通じて客層を拡大した事例が印象的でした。一方、問題解決の仮説は、現状の現象から原因を究明し、対策や予防策を講じるための仮説であり、データの収集と分析能力の向上が不可欠であると感じました。 仮説で説得力は増す? また、仮説を立てることで検証マインドが育ち、他者に説明する際の説得力が増すことを実感しました。エビデンスに基づく行動が、具体的な改善策の実現を後押しすると考えています。 減少原因は何? 具体的な事例としては、まず勤務先の大学において、受験者数が過去4年間で大幅に減少している現状があります。この原因を解明し、定員確保につなげるためにも、仮説の活用が大変有効だと感じています。 精神問題はどう見る? さらに、偏差値の高低にかかわらず、精神的な問題を抱える学生が増加している点にも直面しています。ADHDやASD、ゲーム依存などの問題が見られ、これが原因で学生間や教職員とのトラブル、保護者からの苦情、さらには退学や留年の増加につながっていると考えています。これらの現象について、過去の研究や調査、実践活動報告を参考にしながら、本学での適切な対策を検討するために、問題解決の仮説を立てて取り組む必要があると思います。 対策の進め方はどう? 具体的には、まず学生相談室や担任、教職員へのアンケートを実施し、各部署からの情報を集約します。次に、問題とされる事案の件数や種類、これまでの対応内容とその結果を整理し、国のガイドラインやマニュアルと照らし合わせることが求められます。さらに、他大学で実施されている取り組み事例を調査し、本学で実施可能な対策案を策定します。その際、専門知識を持った人材や協力可能な関係機関との連携も視野に入れる方針です。

アカウンティング入門

BSで見る会社の健康診断

BSって何を表す? 簿記を学んでいたとき、講義で「BSは会社の<体力>を表す」というフレーズをよく耳にしました。講義では、貸借対照表が事業のためにどのようにお金を使い、またどのように資金を集めたかをまとめたものだと説明され、企業が負債や純資産をどのように運用しているか、そしてその結果、事業を継続できる資産が存在するかどうかという経営の体力や体質を明らかにしていると理解しました。 事例で分かる資産の違い? さらに、事例として、固定資産が多い鉄道会社と流動資産が多いソフトウェア会社の違いを通して、事業内容により貸借対照表の構成割合が大きく異なることを実感しました。単に資産が多ければよいのではなく、負債や返済とのバランスが取れていることが重要であると感じました。そして、BSやPLの数字の比率からその企業のビジネスモデルを読み解くことができるという点が、非常に興味深かったです。当初は、「なぜ財務会計の講義であって、マーケティングのようにコンセプトが語られるのか」と疑問に思っていましたが、実はコンセプト=ビジネスモデルの根幹であり、会社の経営状況を把握する上で欠かせない視点であると再確認しました。 BSの学びはどう活かす? この学びを、①新規事業立案時や、②予算立案時に自社のBSを理解する際に活かしていきたいと考えています。過去には、部門内BSを参考にするに留まっていたため、全体像を正確に把握できていなかったと感じます。今後は、部門内だけでなく会社全体のBSを確認し、現状の経営体力を正しく理解した上で、各部門の資産と負債のバランスが取れた事業立案に取り組みたいと思います。 貸借表の全体像は? まずは、自社および競合他社の貸借対照表を比較し、構成割合を確認することで、BS自体に慣れることが重要だと考えています。いきなり細部を読み解こうとせず、ケーススタディのようにざっくりとした構成割合で全体像を把握し、その上でグラフ化などの手法を用いて全体を捉える力を養いたいと思います。

戦略思考入門

新規事業への挑戦と差別化戦略の本質

顧客視点が差別化の鍵? 差別化戦略を考える上で、どの顧客に届けたいかを決めることが重要だとわかりました。顧客にとって価値が訴求できるか、固定観念に縛られず顧客視点で競合を意識することが、施策を考える上での重要なポイントです。また、模倣困難性の構築には歴史条件や因果関係の不明性、社会的な複雑性が絡んできて、単なる技術力だけでなく自社独自の顧客との関係性も含まれることが理解できました。どのようにそのネットワークをビジネスの中で活かしていけるか、今後考えていきたいです。 新規事業において別物を考え続ける理由は? 特に印象に残ったのは、動画の中の「ちょっとした差異ではなく、全く別物を考える」という言葉です。新規事業を考える上で、既存の仕組みの中にアイデアを無理やり入れ込もうとするのではなく、新しい仕組みを考え続けたいと思います。 ビジネスモデルの検討に重要な視点とは? 自身の業務は新規事業開発であり、自社の強みや独自性を入れ込みながらどのようなビジネスモデルが考えられるか検討する必要があります。まず、誰に対して価値を提供するのかを考え、3CでいうCompanyの分析をしっかり行うことが大切です。ただ、自社の独自性を活かしたモデルを意識して考えるのは非常に難しいと感じました。 フレームワークの実践で得られる効果は? また、差別化戦略では今後のビジネスプランの立案において、どのような施策を打ち出していくかが重要です。VRIO分析を用いて説明することで、より納得感のあるものができると感じました。 テクノロジーで可能にする新しいビジネスとは? 学んだフレームワークを身近な企業で実践し、チームメンバーに共有することも考えています。例えば、SWOT分析やバリューチェーン、VRIO分析を既存の事業で行ってみることです。現在の業務においては、自社の強みや独自性を考えるのは難しいので、「テクノロジーで可能になるビジネスは何か」という観点で間口を広げて考えてみたいと思います。

データ・アナリティクス入門

購入プロセスを深掘りして見える学び

プロセス分解はどう? 原因の分析では、プロセスに分解することが重要です。商品が購入される際には、生活者は多様なプロセスを経ており、これらのプロセスには様々なパターンがあります。まず、これらのパターンを分類し、さらにプロセスごとに分けて考えると良いでしょう。候補を絞り込む際には、まず広い視点で選択肢を洗い出し、その上で排除する根拠を準備します。 仮説はどう立てる? 原因仮説を立てるときは、思考の範囲を広げることがポイントです。ここで役立つのがフレームワークと対概念の活用です。例えば、3Cフレームワークは自社、競合、顧客の観点から分析します。一方、対概念では競合を超えた広い範囲、例えばカテゴリ市場などで仮説を立てることができます。複数の案を比較・検証する際には、条件を揃えて判断することが求められます。 購入プロセスは? 商品が購入されるプロセスとしては、ブランド力がある場合を除けば、次のような流れがあります。まず、商品が目に留まり(パッケージの印象)、次に興味を引き(パッケージ表面の文言)、さらに商品説明を読んで納得し(手に取る)、最後に購入される(かごに入れる)。購入後、消費者に良い商品体験を提供することでブランドイメージが形成され、繰り返しの購入につながります。リピーターが少ない場合には、この商品体験がプラスイメージでない可能性が考えられます。一方で、販売場所が十分にあるのに新規顧客が増えない場合には、このプロセスに分解して原因を特定すべきです。仮説は3Cに加え、それ以外の視点からも考えることが大事です。 魅力の伝え方は? また、どのような商品が消費者の目に留まるのか、どのようなキャッチコピーが購買意欲を刺激するのか、一般の消費者と商品ターゲットの購買プロセスについて理解を深める必要があります。そのためには、まず自身が商品を購入する際に何を基準に判断しているのかを考えることを心掛けると良いでしょう。さらに、店頭観察やアンケート調査を実施することもおすすめです。

デザイン思考入門

共感と疑問が導く学びの道

手順はどう大切? デザイン思考では、手順をきちんと踏むことの重要性を実感しました。デザインプロセスを分解し、グループワークを通じて多様な意見に共感する体験が非常に印象的でした。共感とは、必ずしも自分がポジティブに捉えなければ伝わらないということに気づき、考え方自体を受け入れるための大切な要素だと感じました。 顧客行動の本質は? また、顧客の行動に注目することで、本質的な課題の糸口を見出すことができると学びました。現象面だけに目を向けるのではなく、これまでの経験からくる先入観を捨て、顧客を深く理解しようとする姿勢が、デザイナーとしては非常に重要だと改めて感じました。 言語化で何が変わる? 学びのコツとして、言語化、教訓化、自分化のプロセスがあることに気づきました。感じたことを言葉にすることで思考が整理され、ケースごとの客観的な分析を通じて新たな知見が得られると理解しています。従来は漠然と状況を把握し、過去の知見に頼っていた部分が、具体的な分析を行うことによってより豊かな学びへとつながると考えます。 WHYを掘り下げる? 企業支援の場面では、クライアントに自ら選択できる情報や分析結果を提供するだけでなく、お客様の行動を観察することに加え、なぜそのような考えに至ったのかという「WHY」を繰り返し問いかける姿勢が求められると感じました。例えば、商品企画の段階では、技術視点だけでなく、お客様が何に困っているのか、なぜそのような状況になったのかを徹底的に掘り下げることで、議論や仮説にとどまらず、お客様の実情を実感していただくことが重要だと思います。 どう選択肢を広げる? さらに、企業支援の現場で「WHY」を追求する思考を実践しながら、選択肢を広げるための説明ができるよう努めたいと考えています。自身でも、適切な質問を工夫して「WHY」を促進するだけでなく、自分のバイアスに気を留め、相手の意見に対しても好奇心を持って傾聴する姿勢を大切にしていきたいと思います。

クリティカルシンキング入門

ナノ単科で見つけた未来の自分

直感で伝わる資料は? 相手に伝わる資料とは、読むために内容を理解するのではなく、見ただけでその意図が直感的に伝わるものです。具体的には、タイトルを明確にし、グラフや図を効果的に用いることで、情報が一目で把握できるよう工夫することが大切です。また、フォント選びなど、視覚的な要素にも注意を払う必要があります。資料は単に読ませるものではなく、伝えるための道具であるという意識を持つことが求められます。 メール作成の要点は? 【メールの場合】 メール作成では、文章を極力短くまとめ、伝えたいポイントごとにタイトルを設けて整理します。ポイントごとに箇条書きなどを用いることで、相手に何をしてほしいのかが明確になるよう心がけます。 資料作成のコツは? 【資料の場合】 資料作成では、統一感のあるフォントや色を使用し、文章だけに頼らず表やグラフを取り入れて視覚的に情報を分かりやすく伝える工夫が必要です。特に、伝えたい内容や要点を強調できるよう、デザイン面にも十分に配慮します。 受け手視点の確認は? 【共通のポイント】 常に受け手の立場に立って、目で見たときに情報がすぐに理解できるかを確認します。使っている用語が相手と共通しているか、また文章が複数の解釈を生まないよう注意することが重要です。 具体例で学ぶには? 例えば、問い合わせメールへの回答では、相手が使う用語を取り入れ、相手が知らない前提で説明すること、またポイントごとに整理して項目や箇条書きを活用することで、文面全体が読みやすくなります。上長へのチーム状況報告資料では、必要な数値をグラフで示し、見やすいフォーマットを用いることで、報告を受ける側が容易にポイントを把握できるよう工夫します。ツール導入時の資料では、活用レベルの異なる利用者に対応できる汎用マニュアルを作成するため、文体、フォント、ページ構成などのルールを統一し、図表やキャプチャ、番号などを効果的に取り入れる工夫が求められます。

データ・アナリティクス入門

本質を問い、解決へ進む一歩

問題解決はなぜ重要? 問題解決のステップである「What・Where・Why・How」は、根本的な課題解決力を高めるための重要なフレームワークであると改めて実感しました。問題解決を急ぎすぎると、いきなり「How」に飛びついてしまい、問題の本質を見失った対策に陥るリスクがあります。そのため、各ステップにおいて「なぜこの工程が必要なのか」を意識しながら、丁寧に取り組むことが必要だと感じています。 分析の目的は何? また、分析を行う際には、対象データやその性質、進行中のステップに応じ、複数の切り口やフレームワークを柔軟に活用することが大切です。視野を広げ、多角的な考察を実施する姿勢が求められるとともに、目的意識が明確でなければ、どれほど緻密な分析も意味をなさなくなります。分析の際は、「なぜデータ分析をするのか」「どの課題を解決すべきか」をはっきりと定めたうえで取り組むことが肝要です。 どう活かすべき? 今回の学びを活かせる具体例としては、施策の検証やシミュレーション、数字の未達や達成要因の分析、データの可視化やダッシュボードの作成と管理などが挙げられます。これらの業務においても、問題解決の各ステップを意識することで、仮説思考や多角的な視点を補完し、抜けや偏りのない網羅的なアプローチが実現できると考えています。 情報共有はどう? 特に、作成したダッシュボードを部署内で共有し、全員が直感的に課題やポイントを理解できるよう、視認性や意味を重視したデータの加工・構成を工夫することに取り組んでいます。今回学んだ内容は、実践と定期的な復習を通じて、他者に説明できるほど深く理解し、業務の中で確実に活用していきたいと思います。 学びを続けるには? この学習を一度限りのものとせず、継続的な行動として定着させるため、問題解決の各ステップを意識しながら、クリティカルシンキングやヒューマンスキルといった幅広いビジネススキルの向上にも努めていきます。

クリティカルシンキング入門

クリティカル思考で未来設計

キャリアの未来は? WEEK1からWEEK6までの学びを振り返ると、自分自身の今後の学習計画やキャリアの方向性について深く考える貴重な機会となりました。講座を通じて取り組んできたクリティカル・シンキングの考え方は、単なる知識の習得にとどまらず、自分の思考のクセや浅さに気づかせ、より論理的かつ多面的に物事を捉える視点を育むきっかけとなりました。今後は、この思考法を日々の業務に積極的に取り入れ、効果的かつ建設的に業務を遂行していきたいと考えています。また、この学びを起点に、戦略立案やマーケティング、リーダーシップなど、他のビジネススキルも計画的に磨き、将来的には組織に大きな価値をもたらす人材を目指します。 戦略と実践はどうなる? 現在、戦略の立案から現場への落とし込み、さらには実行後の振り返りと再考に至るまで、一連の戦略推進業務に携わっています。その中で、今回学んだクリティカル・シンキングは、さまざまな場面で業務に直結する有用な手法であると実感しました。特に、日々の業務で生じる課題に対しては、論点の明確化やロジックツリーによる整理、多角的な視点での再考といった手法を活用し、思考の質を向上させることができると感じています。また、社内での報告や意思決定の場面においても、考えを的確に言語化し、他者に分かりやすく伝える力が重要です。講座で得た視点やフレームワークを用い、説明力や説得力の向上に努め、日常業務を通して思考力と伝達力の両面で着実に成長していきたいと思います。 学びの継続はどうする? 今回の講座で培ったクリティカル・シンキングの考え方については、今後も書籍などを通じて理解を深め、日々の業務内で実践を続けていくつもりです。また、グロービスのナノ単科講座の形式は非常に学びやすく、効果的であると感じています。今後もこの形式を活用し、戦略、マーケティング、財務、リーダーシップなど、さまざまな分野で学びを広げ、ビジネススキルの底上げを図っていく予定です。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

相手を知ることの重要性と成長促進のコツ

相手を知る重要性とは? WEEK1~WEEK6の学習を通じて、仕事を任せる上で「相手を知る(適正、経験、モチベーション等)」ことの重要性を改めて学びました。そして、相手を知る上で尊重し、相手の言葉で話を引き出すことが自分には不足しているポイントであることにも気づきました。 ロールプレイでわかったことは? WEEK6のライブ授業ではロールプレイを行い、学びを活かせた部分もありましたが、活かしきれなかった部分もありました。それは、「相手の成長を考え、導く」という視点が必要だったと感じます。 仕事を任せる効果的な方法は? 例えば、仕事を任せる機会の多いアシスタントスタッフに対しては、以下のようなアプローチが効果的です。 エンパワメントをどう図る? まず、仕事を任せる際には、相手の適正、経験、モチベーション等を考慮し、適切な任せ方を見つけるための時間を設けることが重要です。また、エンパワメントを図るためには、初めから答えを教えるのではなく、「どうしたらいいと思う?」という問いかけを行い、相手の理解度を確認します。仕事のゴールについての理解が間違っている場合には、その都度丁寧に説明し修正します。こうした行動により、相手が成長し、自発的に行動することを期待できます。 さらなる成長を促すには? さらに、自分に余裕があるときには、よりエンパワメントを意識して仕事の理解を問う質問をするようにします。具体的には、「どうしたらいいと思う?」などの問いかけを通じて、相手の言葉で仕事の進め方を話してもらい、ゴールがずれている場合には、仕事の意義や役に立つ要素を丁寧に説明します。 チャレンジを与える意義は? 最後に、相手を尊重し成長を促すためには、現在より少し難易度が高くなるような仕事を任せることも忘れずに行います。そうすることで、相手がキャリアアンカーとして求める「奉仕・社会貢献」の要素を満たしつつ、成長を促すことができると考えています。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

振り返るたび輝く未来の一歩

なぜ相手理解が必要? 目標達成に向け、相手や組織を動かすためには、まず彼らを多角的に理解することが重要です。そのために各種フレームワークを活用し、仕事を任せる際には「いつまでにどのような状態にしたいのか」や「どんなプロセスを経るのか」を任せる相手と共に確認し、共通の認識を持つことが求められます。任せた仕事の責任は自分にあることを念頭に置き、計画がどのように進んでいるか、状況の変化やサポートの必要性がないかを適宜フォローする必要があります。万が一、依頼した仕事が意図と異なる結果になった場合は、自身の説明方法や依頼方法を振り返り、相手の努力を認めながらも、自分がどのように進めてほしかったかを冷静に伝えることが大切です。また、任せた仕事が部署全体にどのような意味を持ち、どのように他者に役立つかを説明することで、相手に業務に取り組む意義を見出してもらい、積極的な動機づけを行います。 面談で何を確認? 長期プロジェクトや他部署のメンバーとの面談においては、キャリアアンカーや動機づけ・衛生要因などのフレームワークを用い、相手が大切にしているものや抱えている不安、不満を明らかにします。その上で、今季の目標設定を共に行い、相手との共通認識を持つことが信頼関係の構築に繋がります。 部署目標はどう伝える? また、今期の部署目標に関して取り組み依頼を行う際は、まず部署会で大まかな目標と概要を説明し、その後各グループリーダーと詳細を詰めるプロセスが重要です。この際、相手に合わせた依頼方法やパスゴール理論を活用して、円滑な進行を図ります。 業務貢献はどう伝える? さらに、任せた業務がどのように部署全体に貢献するかを明確にし、定期的な声掛けを通して進捗や困りごとを把握し、必要な支援を提供することが求められます。リーダーとは目標、進め方、年間のプロセスや報告のタイミングを確認し合い、チーム全体がスムーズに連携できるよう努めることが重要です。

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