クリティカルシンキング入門

データ分析で得た新たな視点を活かす

テクニックって何? 最初に、テクニック面で以下の点を再確認しました。まず、「何となく考え始める」のではなく、「イシューは何か?」を明確にすることからスタートします。そして、そのイシューが正しいかを客観的に考え、特定したイシューを分析する際には「ひと手間かけて」データを加工することが大切です。さらに、データの分解が正しいかどうか、一度立ち止まって考える姿勢を持ち、相手に伝わるように丁寧にスライドを作成することが重要です。 心はどう向き合う? 次に、気持ちの面でも以下のことが身に染みました。人や書籍から知識を得るだけではなく、自分の頭で考えることをしなければ、自分の力にはなりません。しかし、自分勝手に考えるだけで人や書籍から学ばなければ、独断に陥ってしまいます。これからも「自分自身で考える」ことを止めてはいけないと強く感じています。 タスクの理由は? ルーチンのタスクにおいても、なぜそれを実施しているのか、実施の必要があるのかを改めて考え直しながら業務に取り組むべきだと感じました。そのため、早速月曜日から思考を止めることなく行動していきたいです。また、企画を立案する際には、イシューの特定から相手に伝わる資料の作成・提案までのすべてのフローで今回学んだことが実施できているかを確認しつつ進めていきたいと考えています。 具体的には、ミーティング参加時にはイシューがぶれていないかを常に確認します。そして、思考を整理する際にはMECEやピラミッドストラクチャーなどのフレームワークを活用し、思いつきで行動するのではなく、一度立ち止まる癖をつけるようにしたいです。また、資料作成時には論理的思考をベースに下準備を行い、データを分析し、相手に伝わるかという視点に重きを置く習慣をつけることが必要だと考えています。

マーケティング入門

顧客視点を極めて選ばれる存在に

顧客志向とは何か? マーケティングにおける顧客志向は、非常に重要な考え方です。従来の「セリング」が商品やサービスを起点にしていたのに対し、マーケティングは顧客のニーズや欲求を出発点とします。この違いを理解することで、顧客が本当に求めているものを深く理解し、マーケティング活動の基盤を築くことができました。 顧客満足をどう高める? 顧客のニーズに応じた価値を提供することで、顧客満足度を高め、信頼関係を築くことが不可欠です。こうした長期的な関係構築が、安定した利益に繋がることを再認識しました。 マーケティングは何故重要? さらに、マーケティングは単に「売るための計画」ではなく、「選ばれるための工夫」との視点を学びました。顧客に選ばれるためには、常に顧客の視点に立ち、どのような価値を提供できるかを考えることが求められます。 なぜ顧客の視点が重要? 現代における顧客の価値判断は厳しくなっています。情報が溢れ、選択肢が多様化した現在、顧客はより一層、価値を見極める姿勢を持っています。そのため、企業は常に顧客のニーズを把握し、変化に対応する必要があります。 価値伝達の工夫は? 私がバックオフィス業務の担当として店舗や本社の仕事を行っている中で、マーケティングは「価値あるものを、相手に伝えること」として捉えています。社内においても、価値ある情報を効果的に伝達し、行動に繋げることが目標です。 情報の伝え方をどう工夫する? 情報を伝える際には、ただ「伝えた」だけでは不十分で、それが本当に相手に伝わるように工夫する必要があります。例えば、他の人を通じて再度価値ある情報として伝えてもらったり、理解しやすいように図を用いて説明するなど、様々な手段を試みています。

クリティカルシンキング入門

問いと視点で切り拓く未来

なぜ感想が響く? 授業の最後に行った「クリティカルシンキングとは何か?」の振り返りでは、各自が自分の言葉で感想を投稿しており、印象深いものがいくつもありました。私にとっては、クリティカルシンキングの学びが「問いを設定する力を身につけること」に繋がると感じました。また、「焦らず立ち止まって考える力」という意見にも大いに共感しました。 どう考える癖の改変? 一方で、授業中に挙がった「考えやすいことから考えてしまう癖」を改め、思いつきに走る前に、他の視点や視野、視座からも状況を検討する重要性を再認識しました。こうした視点を取り入れることで、抜け漏れなく検討し、批判的に自己を振り返る力を養う必要性を感じています。 ユーザー対応は安心? ユーザーサポートにおいても、過去の類似ケースや自身の経験則だけに頼らず、常に「3つの視」を意識して状況を検証することが求められます。そのため、回答文作成時には、利用環境の確認や問い合わせ内容からの情報把握、誤案内の有無などを必ず振り返る習慣を持つように心掛けています。 顧客課題は見えてる? また、顧客が抱える本当の課題を把握するため、まず何が本当に困りごとなのかを考えた上で文章を作成しています。チームメンバーとの文案チェックでは、主語の省略や説明の理由が主張と一致しているかどうかを確認し、自分の対応についても振り返り、より分かりやすい説明となっているか、他の適切な方法はなかったかを検証するプロセスを大切にしています。 学びは日々実感? 6週間の短い学びの積み重ねを、日々の業務に生かす中で、少しずつ成長を実感しています。ノートを見返しながら学んだことを確認する習慣から、より実践的な知識として身につけるために、今後も反復練習を続けていきたいと考えています。

戦略思考入門

優先順位付けと新たな発見への挑戦

相手との関係性をどう考える? 演習を通じて、相手との関係性や取引額、さらには成長の可能性といった観点から優先順位を考えていました。しかし、後半では時間に基づいた利益という定量的評価も取り入れる視点を学びました。この判断基準が自分に不足していたことを痛感し、大変貴重な学びとなりました。特に、取捨選択のプロセスにおいて「捨てることで顧客の利便性が向上する」場合があることに気づかされました。具体的な事例に基づく判断は、実際には非常に難しいと感じました。 優先順位をどう設定する? 優先順位を設定する際には、様々な要因を整理することが重要です。特に取引額や避けるべき困難について深く考えることは、非常に良いやり方です。また、自らの判断基準が不十分であった点を振り返ることで、次のステップでの実践的な知識を得ることができるでしょう。 クライアントの評価基準は? クライアントへのアプローチでは、限られた時間の中でこれまでの関係性のみならず、時間をかけても成果が得られるかといった定量的な判断基準も取り入れて考えていきたいところです。ただし、私が担当している業務自体が新しいものであり、進め方を模索している段階です。そのため、これらの定量的判断をアプローチの優先順位に組み込みつつ、業務自体の必要性や無駄を検討し改善を進めていく必要があります。 改善を進める方法は? 現在のクライアントに対しては、売上高以外の指標、例えばLTVや自社サービスの活用度を見直し、それまでの関係性とあわせて優先順位を再考します。また、業務にかける時間に対する価値を改めて評価し、外部委託できるものがないかも検討します。さらに、自分だけで考えず、業務をあまり知らない人にも説明し、別の視点から意見を求めることも取り入れたいです。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

リーダーシップで見つけた新たな自分

リーダーシップのスタイルは? 今週は、リーダーシップ論に関する重要なポイントを2つ学びました。 まず1つ目は、リーダーシップの行動スタイルを分類する「マネジリアル・グリッド」理論です。この理論では、リーダーシップの評価を「人間への関心」と「業績への関心」という2つの軸で行います。最も理想的なリーダーは、この2つを同時に重視することで最高の成果を引き出すとされています。自分自身のスタイルを振り返ると、私はこの2つの軸の中間に位置しているように感じます。人間にも業績にも一定の関心がありますが、どちらも中途半端になっているかもしれません。このことから、今後はメンバーと業務への意識をより一層高めていこうと考えています。 部下支援に有効な理論は? 2つ目は、部下の目標達成を支援するための「パス・ゴール理論」です。この理論では、リーダーが効果的な支援を行うための4つのアプローチを考える際、「環境要因」と「適合要因」を考慮することが重要だとしています。ただ相手や業務の一方だけを見て行動するのではなく、両方を組み合わせて支援方法を変えていくことが効果的だとわかりました。この新しい視点を基に、相手と任せる業務の特性を理解した上で、リーダーシップを発揮していくことを心がけるつもりです。 新年度に向けた取り組みは? 新年度が2月から始まるため、このタイミングでメンバー一人ひとりと対話し、彼らのスキルや得意分野、モチベーションの源泉などを再確認する時間を取りたいと考えています。その後、適切な業務を割り当てつつ、ゴールや方向性を共有し、各メンバーに応じた支援を行う予定です。メンバーのスキルアップを目指すとともに、私自身のリーダーとしてのスキルも向上させ、より適切な行動ができるように経験を積んでいきたいと思います。

データ・アナリティクス入門

チーム力で見つける新しい発見と成長

6週間の振り返りと学び 6週間の総まとめをLive授業で振り返り、演習として実践することができました。時間は限られていましたが、ブレークアウトルームでのディスカッションが非常に有意義でした。他のグループの発表やチャット欄での投稿から、同じ題材でも切り口や発想が異なる点も興味深かったです。 アウトプットの重要性を実感 アウトプットの重要性と他の人を巻き込み、様々な視点で物事を考えることの重要性や効果を実感しました。データ分析は週次のチームミーティングでの前週の結果分析や当該週のアクションプラン策定に活用しています。本講座で学んだ考え方や進め方をチームメンバーにも浸透させるため、常にアウトプットを意識していきます。 分析と仮説構築の大切さ 特に以下の3点を大切にしていきます。 1. 分析とは比較すること 2. 仮説の引き出しの持ち方 3. 仮説構築に各種フレームワークを活用できること 新しいスタイルの効果は? アウトプットを通じて自分自身にも自然に身につけ(体得する)状況にまで持っていければと思います。 Q2に記載した場面での活用を考えていますが、その進め方には特に注意を払いたいです。最初に自分の分析結果を示してからメンバーの意見を聞くのではなく、前週の結果やトレンドを全員で確認し、その上でどのような仮説や原因が考えられるかをチームで検討します。そして、その上で自分の分析結果や仮説を共有することを意識して取り組みたいと思います。 得られる効果への期待 このスタイルにより、以下の効果が期待できます。 1. バイアスをある程度取り除ける 2. 自分自身が思いもつかなかった仮説を認識できる これまでのスタイルから変えていくことで、どのような結果が得られるのか楽しみです。

クリティカルシンキング入門

数字が切り拓く成長の鍵

数字の意義は何? 数字にただの数値以上の意味を持たせるための第一歩として、数字を分解して理解する方法を学びました。最初に全体像を捉え、その後に複数の切り口で分解することで、数字の意義や解像度を高めることができるという点がとても印象的でした。 実践で何を感じた? 実際に手を動かして作業を進める中で、たとえ重要な意味が見いだせなかった場合でも、「意味が見いだせなかった」という結果自体が大切な情報となることに気づきました。こうしたプロセスを通じて、思考の過程を明確にすることの意義が強調されていました。 フレームワークはどう? また、MECE(もれなくダブりなく)のフレームワークが、層別分解(足し算の考え方)、変数分解(掛け算の考え方)、フロー分解という3つの視点で数字を整理する際に非常に参考になると感じました。このフレームワークを実践することで、より明確に数字の背後にある意味を読み解くことができました。 業務での成果は? 業務面では、事業目標達成に向けたKPI設計やPDCAサイクルのチェックにおいて、数字の分解が役立っています。日々の進捗確認やボトルネックの特定にこの手法を活用することで、マネージャーとしての視座を高め、部下に新たな気づきを提供する場面が増えました。 顧客の課題は? さらに、顧客のニーズや課題の解像度を上げる際にも、数字や状況を複数の切り口で分解して考えることで、問題の原因や改善策を明確にすることができます。例えば、直近の目標に対してKPIがもれなくダブりなく設定されているかのチェックや、カスタマーサクセスプランの再設計、個人目標の複数の切り口でのアクションプランの検討、そして部下のレビュー時に異なる視点を提供することなど、具体的な取り組みが挙げられます。

戦略思考入門

しつこく考え抜く戦略の極意

戦略活用の難しさは? 戦略に関する知識を得ることは簡単ですが、それを実際に活用する際には多くの困難が伴います。ただ単に表面的な発想に頼らず、しつこく考え抜くことが重要です。また、なぜ大企業がその案をこれまで実施しなかったのかを理解することも、戦略策定には欠かせません。自分が最初に思い付くものは稀で、多くの場合、大手や競合も同じアイデアに至ったものの何らかの理由で実現していない可能性があります。自社でできる理由を見つけ、それを基に差別化を図ることが重要だと感じました。 提案の根拠は何だろう? 施策を提案する際は、自社がそれを実施できる根拠をしっかりとつなげる必要があります。現代においては、リソースが限られ、従来のように市場の先を行くリーダー戦略を活用するのは難しいです。初期投資や損益分岐点をしっかりと試算し、どのタイミングでどうであれば成功か失敗かの基準を定めることが大事です。これらの基準を前もって設定しておけば、冷静な判断軸を持てます。そのため、これを意識していくことが必要だと考えます。 徹底調査の意義は? また、妥協せず徹底的に調査する姿勢を持つことも重要です。今後、業務において提案する機会がありますが、その際には自分のアイデアに対して常に批判的な視点を持つよう意識するべきです。「なぜ」を繰り返し問い、批判的に思考することで、より正しい提案を進めていくことができます。 成功基準の決め方は? このプロセスには、以下のステップが重要です。 1. 仮説が論理的に固まるまでしっかりと調査・分析を続ける。 2. 批判的思考を用いて、反対意見に対する答えを十分に検討する。 3. 競合や大手企業に対する対策や、それができない理由を考える。 4. 実施前に成功と失敗の指標を設定する.

クリティカルシンキング入門

伝える力の秘訣、気づきの瞬間

具体的な意図は? 最近、仕事関係の方からいきなり「上手くなったよね」と言われたとき、何が上手くなったのか具体的な説明がなく、私自身「誰が?何が上手くなったんですか?」と問い返すことがありました。普段、友人や知人との会話ではこのようなやりとりも楽しめるかもしれませんが、忙しい仕事の現場では、意図が一度で伝わる具体的な質問が求められると実感しました。会話は前後の流れや状況の中で成り立つため、言葉だけでなくその背景や前提条件を含めて伝えることが、相手の理解を助ける上で重要だと感じました。 客観性を保つには? また、設問に対する結果と自分の答えがまったく真逆であった経験から、どうしても自分の立場や視点に偏って物事を見てしまう傾向に気付かされました。相手が何を求め、どのような状況でどうあるべきかを考える必要があると痛感しています。 要点はどう伝える? さらに、見たことや聞いたことをそのまま描写してしまうと、経緯ばかりを説明してしまい、「話しが長い」「何が言いたいのか分からない」という印象を与えてしまうことに気付きました。だからこそ、説明する前に「相手は何を知りたいのか」を考え、描写にとどまらず端的に要点を伝えるよう努める必要があると感じています。また、ピラミッドストラクチャーを用いることで、情報を理論的に整理できるため、受け手のストレスを軽減し、誤解が生じにくくなるのも大きなメリットです。 さらに、「結論」と「根拠」をセットで伝えることで、相手に納得感を与えることができると感じたため、今後のミーティングではこの点を意識して話を進めていきたいと思います。毎日のミーティングを通じてこの方法を実践し、数字を加えることでさらに説得力のある資料作成やプレゼンテーションにつなげていくつもりです。

クリティカルシンキング入門

批判的思考で深める分析術

本当に合っているか? 大前提として、「その答えは本当に正しいのか?」と自分自身に問いかけ、批判的に考えることが重要です。以下の手法を活用していきたいと思います。 整理のポイントは? まず、データを視覚的に整理し、合計や割合、昇順下降順で加工することで視覚的に情報を得られるようにします。全体を定義したうえで、漏れがなく重複しないように(MECEの原則に基づいて)分解を行います。この際、「いつ」「誰が」「どのように」という切り口から考えることがポイントです。 どの角度で考える? さらに、分析を効率的に進めるために型やフレームを身につけることが大切ですが、まずは手を動かし、そこから見えてくるものに対し「この角度はどうだろう?」や「この視点に漏れはないだろうか?」と批判的に思考を繋げていきたいと思います。 分析の仮説は? 営業戦略やプロジェクトの方針を検討する際には、営業データを多角的に収集することを心がけます。しかし、現状の分析が広がりすぎてしまう傾向があるため、大まかな見立てを立て、仮説を持って分析を行えるようにしていきたいです。 伝え方の工夫は? また、分析結果や方針を伝える際には、データを視覚的に整え、受け手の理解を深める努力をしたいと思います。具体的には、次のことを心がけます。まず、業務が「誰にとっての」「何のための」「どこまでをゴールにした」ものなのかを明確にします。そして、事象を分析する際には、必要なデータが十分に揃っているか確認します。作業を進める中で、分析に漏れがないか、異なる角度から検討が可能かを一度立ち止まって考察します。最後に、データを視覚的にわかりやすく作成することで、自身の分析にも役立ち、他者への説明の際にも理解しやすくなるよう努力します。

クリティカルシンキング入門

問いを重ねて、思考の旅を楽しむ

どうして問いに注目? 総合学習における南守島での観光客増加に関する町長の問いは、経営に通じる面があり、その重要性を改めて認識する良い機会となりました。この学びを通じて、Week1からの内容を振り返ることができました。また、「問いを意識し続ける」ことは、日常生活にも応用可能であり、思考を鍛えるトレーニングになると考えています。例えば、立地条件が悪そうに見える近所のコンビニが繁盛している事例などでは、経営面と利用者の視点から問いを重ねることで、仮説による答えが導き出せるのではないでしょうか。問いを続けることで、具体的な事例と抽象的な概念を行き来する思考の旅を楽しめるようになりたいと感じています。 戦略はどう検討する? 事業戦略を含む経営企画の担当として、今回の観光客増加の課題と対策を考えることは自社の事業課題の分析や洗い出しに通じており、今後の事業計画にも役立てたいと思います。また、社会人経験が20年を超えた今、慣れや思考の停止を感じることもありますが、「そもそも、どうなのか?」という視点を常に持つことで、業務改善に繋げていきたいです。業務においては必ず相手が存在するため、相手を意識した問いを持ち続け、答えを見出す姿勢を大切にしたいと考えています。 思考スキルはどう磨く? クリティカルシンキングは基本的な思考法として、仕事だけでなく日常生活にも活用していきたいと思います。近所のコンビニやスーパーの経営状況、報道される事件の背景などについて考えることは、思考の訓練になると考えており、常に「問い」を持ち続けて思考レベルを向上させたいと思っています。また、思考のスキルだけでなく、資料作成や文章作成のスキルも重要であることを改めて認識しました。今後はこれらの質もさらに磨いていきたいです。

アカウンティング入門

財務分析で企業の真価を見抜く方法

現金の動き、どう感じる? 「現金として出入りしやすい順」に並んでいるという視点を知ることができたのは、大きな発見でした。現金の出入りがしやすい(1年以内)ものを「流動」、出入りがしにくい(1年以上)ものを「固定」と考えるのも、個人的には非常に共感できるポイントでした。 企業のB/Sはどう? 事例として紹介されていた具体的な企業名を挙げることは避けますが、固定資産の多い企業において、事業の特徴がその企業のB/Sから読み取れるのは興味深かったです。特に、鉄道会社や不動産会社の固定資産が大きな割合を占めることを考えると、他の同業他社と比較してみたくなります。 流動計上、納得できる? また、買掛金など営業サイクルに含まれる資産・負債を流動とする考え方も、1年以内に現金として出入りするものとして理解しやすく納得しました。 B/S活用場面は? ①B/Sを現実の場面で活用するイメージがまだ明確にできずにいます。例えば、M&Aのニュースがあった際、買われる企業のB/Sを見て、純資産とのれんの程度を確認し、その買収額が妥当かどうかを掴むのに使えるかもしれません。 買収の価値は? ②また、買収先を検討する際、その企業の価値やシナジーを考える上で、妥当な買収額をイメージするための参考にしたいです。 業界分析、進む? 11月中に、人材業界の競合他社のB/Sを5社確認し、各社の資産・負債における流動・固定、純資産の割合の違いを比較してみる予定です。さらに、建設業界とエネルギー業界についても、それぞれ5社の特徴を調べてみようと思います。仮説としては、人材業界は、特定の企業と純資産の割合が近いとされ、建設・エネルギー業界は、特定の企業と固定資産の割合が似ていると考えています。

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