デザイン思考入門

会話から覗く隠れた顧客ニーズ

会話分析で隠れたニーズは? 定性分析について学んだ中で、CRMの管理者として、営業担当が顧客との面談で交わした会話内容をテキスト分析することで、隠れたニーズを発掘できるのではないかと考えました。一人ひとりの顧客に対し、営業担当自身がそのニーズに気づけるCRMシステムが理想です。しかし、そのシステムが効果を発揮するためには、まず営業担当のインタビュー能力を高め、会話内容を漏れなくテキストとして記録する仕組みが必要だと感じました。 研修でどう均てんする? インタビュー能力の均てん化は研修を通じて改善できると考え、記録については音声入力などのテクノロジーが一定の解決策を提供してくれるのではないかと思います。 セグメントの切り口は何? また、顧客のセグメンテーションは売上などの定量的な視点からだけでなく、定性分析を通じてこれまでとは異なる切り口で行える可能性があり、その各セグメントに対する最適な解決策を考えることができると感じました。このため、膨大なテキストデータのコーディング作業が非常に重要だと考え、AIの活用により効率的に対応できるのではないかと期待しています。 システム改善をどう確認する? システム導入については、すぐに実施するのは難しい状況ですが、リニューアルされた別のシステムが以前より使いやすくなったかどうかをチャットベースでのインタビューを通して確認する取り組みも行っています。ただし、単に「使いやすくなった」といった安易な回答に終始せず、具体的にどの点が改善され、どこに課題があるのかを掘り下げる質問をしていくことが重要だと考えています。たとえば、普段どのページにアクセスしているのか、そのページやデータへのアクセスが容易になったかを確認するなど、具体的な視点から質問を設定しています。 利用意義をどう問う? また、システム利用によって本来的に実現したいことに焦点を当てる必要性も感じました。問題点を問うのではなく、見たいデータへのアクセス手順が改善されたか、データがインサイトを得られるように可視化されているか、といった具体的な問いを設定するべきです。ざっくばらんに意見を募ると、後々コーディングして集約する際に混乱が生じる恐れがあります。 仮説構築の秘訣は何? 定量分析が仮説の検証を目的とするのに対し、定性分析は新たな仮説構築を目的とします。コーディングを通じてプロセスやフレームワークを構築することで、これまで想定しなかった要素も明らかになるでしょう。デザイン思考においては、仮説が広範囲になりすぎず、解決策ありきの課題設定を避けることが肝要だと感じました。

クリティカルシンキング入門

クリティカルシンキングで広がる視野と思考の深化

何に気づけたの? 出来ていたこと、出来ていなかったこと、修正が必要な点、新たに学んだことなどを通じ、多くの学びを得る機会となりました。クリティカルシンキングとは、フレームワークを活用して整理・分解・分析を行う思考技術と、クリティカルマインド、つまり「マインドセット」を指します。クリティカルの対象は自分自身や自分の思考に向けられるべきです。 何故問い続ける? 主張には根拠が欠かせません。それを明確かつ具体的にするために、問いかけ続ける姿勢が重要です。また、「今、答えを出すべき問い」が何であるかを明確に具体化したら、それを意識して押さえ続け、共有することが大切です。物事を俯瞰的かつ客観的に捉えるためには、「視点・視座・視野」の3つの視を意識し、思考を深める、広げる問いから始めることが必要です。さらに、「人の思考は誘導されやすい」という側面を考慮し、無意識の制約や偏りを避けるためにも、客観性とフラットな視点を意識することが求められます。 何を課題と見る? 特に仕事においては、この思考法が多様なシーンで活用できます。例えば、メールや資料作成、調査・分析、プロジェクトマネジメント、コミュニケーションなどにおいて役立ちます。顧客の課題解決においては、顧客の意図する課題や解決策が必ずしも根本的な解決に繋がるとは限りません。そのため、顧客の潜在ニーズを明らかにし、「何を課題と捉えるべきか?」から議論を始めることが重要です。Issueが明確化されたら、それを意識して押さえ続け、整理・分解・分析には学んだフレームワークを活用します。また、対策や解決策を多面的に洗い出し、それぞれの根拠を導き出すことが求められます。 伝え方はどう? 視覚的にわかりやすい資料作成も大切で、誰にでも理解しやすいように心がけます。説明のポイントは相手の立場に応じて柔軟に変えるべきです。 どう問いを考える? クリティカルシンキングに関しては、まだ完全に体得したとは言えませんが、意識的に行動できるようになってきました。例えば、注意が逸れている際に即座に対応するのではなく、一歩引いて冷静に問いを考えることを心掛けています。反復トレーニングを通じて、効率的かつ無駄なく活用できるレベルに達するために、意識を維持することが重要です。 どう知識を更新? 加えて、知的好奇心を刺激するために、積極的に読書やオンライントレーニングに取り組み、多くの知識を吸収しています。「インプット⇒アウトプット⇒フィードバック⇒振り返り」のプロセスを繰り返し、知識やスキルの更新を続けたいと考えています。

データ・アナリティクス入門

成長の瞬間:成長と仮説力の融合

振り返りで何を学んだか? Week1からWeek6までの講義や演習を振り返り、私の中では「つい決め打ちしてしまう」という考えが消え、多くの仮説を立てられるようになりました。これにより、今後の仕事における課題解決や成果につながると感じています。特に、今回のライブ授業での陶芸体験の演習では、様々な仮説や解決策が瞬時に思い浮かび、考えることに対して柔軟になったと感じました。 少しずつ成長していることを実感し、自分が勉強や学ぶことが好きだということを改めて思い出しました。 オウンドメディアでの検証方法は? 弊社のオウンドメディアにおける検証については、まずSEO数値分析やユーザー導線の見直し、SEOコラムのオーガニック増加をMECEで分類し、細かく分析しました。影響力の大きい分類だけでなく、%が少なくても重要視すべき分類もあるかもしれないので、細分化しました。6つくらいの大分類に分けてリライトの優先順位を決めました。 新規ユーザー獲得への取り組み 自社のWebサービスについても、以下のように活用しています。 1. 新規ユーザー獲得導線の増強に活用(Google広告のKWD分析など)。 2. 現在のユーザーに関しても分析し、新規獲得に活用。 まずは、自分のマーケティング、メディア制作、CS効率化などのタスクを明確化し、最終ゴールである新規会員登録増加と正しいKWと属性のユーザー獲得の仮説を検討しました。その後、スケジュールを立ててチームに共有。これにより、新たな発見や課題が出ることを期待しています。 3Cと4Pフレームワークの活用 また、オウンドメディアからの新規ユーザー獲得について、メディアの3Cの内「市場」と「競合」を4P(商品、価格、場所、プロモーション)フレームワークを活用して網羅的に検証しました。既存ユーザーに対しても同様に4Pフレームワークを活用し、ゴールまでの仮説を立てました。 Webメディア運用での問題特定法 自社Webメディアの運用では、現状の問題を特定し、What、Where、Why、Howの各要素に分けて進めました。また、A/Bテストやサイト上でのサムネイル策定、広告でのABテストに時間をかけ、効果を出していきたいと考えています。 原因をプロセス分解し、ボトルネックをきちんと把握することが課題解決の近道です。正解はないので、広く視野を持ちトライアンドエラーの精神で、複数の選択肢を視野に入れサイクルを構築。短期・長期のモデルを検討しながら結果をしっかり分析し、最大限の効果が現れるように、その見極めができるようになりたいと考えています。

クリティカルシンキング入門

ビジネスの障害と繋がりを発見する思考法

考える力を深める方法とは? 自身の思考を広げ、本質的な課題や解決策を導き出すためには、「目的意識」「3つの視」「具体と抽象化の繰り返し」「問い続けること」が重要だと学びました。これらを怠ると、「問題の本質に気付けていない」「狭い範囲の検討に留まり議論のすれ違い・解の見落とし」というビジネスで成果を出す上での大きな障害を放置することになると感じました。 新たな価値を創出するには? これらの要素を使いこなすことで、それまで別の事象としてしか捉えていなかったことの繋がりを発見し、他者が気付かないような価値(ソリューションやビジネスモデル)を創り出すことができると気付きました。特に、「3つの視」についてはこれまでは「2つ上の目線で考える」ことを重視してきましたが、視座の高さだけでなく、視野・視点を意識することでより客観的な視点を得て、論理的な理論構築が可能となると感じました。 情報収集の精度を上げるには? また、自身や自社の専門性の無い分野へのソリューションやビジネスモデルの検討において、まず当該市場の初期調査を実施しソリューション検討に入りますが、得られる情報だけでは適切な市場・顧客セグメント・ターゲティングの検討が十分な精度でできていないと感じています。調査では省庁資料や専門誌からの情報取得、フレームワークを活用した課題整理など、効率的な進め方を意識していますが、後から情報を継ぎ足しで補完することが多々あります。そして、そうして得た情報の中に本来気付くべき課題やソリューション検討のヒントになる情報が隠れていたと後ほど気付くことも多いです。クリティカルシンキング、特に「3つの視」「具体と抽象化の繰り返し」を意識することで、情報を的確に深く調査し、精度の高い解や仮説を導けるようになると感じました。 プレゼンスキルを向上させるには? さらに、役員向けプレゼンを行う際、「3つの視」「具体と抽象化の繰り返し」「問い続けること」を意識しストーリー構築を進めることで、自身の主張を裏付ける根拠の論理性が向上し、論理の飛躍を防止する効果が得られると感じました。 業界分析のアプローチ法は? ソリューション提供やビジネスモデル構築に関わる業界、企業、個人(クラスター)を「3つの視」で捉え直し、「他に対象はないか」「構築した仮説は他の視点・視野・視座から視た際にどうか?それらを考慮し他に検討すべき事項は無いか」などを深掘りする。他に検討すべきことが見つかった際は、具体と抽象の思考でタテ・ヨコ・ナナメの関連事項を洗い出す、というプロセスが重要だと感じました。

クリティカルシンキング入門

視点が広がる成長の軌跡

どうして客観的に考える? クリティカルシンキングは、客観的思考を持つもう一人の自分を育て、ビジネスにおいてリスクを回避するための基盤となります。頭の使い方を理解し、自分の考えを客観的かつ論理的に検証することで、状況を多角的に捉えられるようになるのです。 どうして視点を広げる? また、文章では「視点」「視座」「視野」の3つの視を意識することが強調されています。無意識のうちに制約を設けてしまうことがあるため、現状の考え方に制限がかかっていないかを点検しながら、思考の枠を広げていくことが求められています。 ロジックツリーは有効? 思考の偏りに対処するには、ロジックツリーなどのツールを活用し、全体を部分の集合に分解する手法が有効です。これにより、情報をもれなくダブりなく整理するMECEの原則にも沿った考察が可能となり、主観的な直感や経験だけではなく、客観的な説明責任を果たすための表現や方法が身につきます。 どうやって効果的に伝える? 実際の業務では、データ分析やデジタルマーケティング、カスタマーエクスペリエンスなど、分析結果を伝える機会が多くあります。社内はもちろん、一般の方向けにもわかりやすく説明できるよう、客観的な視点をもとに筋道を立てた情報伝達を実践することが重要です。自分自身の思考や表現のクセを可視化し、書き起こすことで新たな発見や柔軟な考え方を身につけることが期待されます。 人間らしさはどう守る? さらに、デジタル化の波が進む中でも、人間らしさは大切にすべき要素です。新技術を取り入れると同時に、感情や言葉を使って相手の心に響くコミュニケーションを磨くことが、これからのイノベーションにとっても重要なアプローチとなります。 振り返りで何を発見? 講座を振り返る際は、学んだ基礎を業務の前後で意識し、実際にどのように活かせたかをシミュレーションしてみるとよいでしょう。普段無意識に行っている前提について自分で気づくとともに、実践の中でその濃度を計測し、改善のポイントを見つけ出す取り組みが効果的です。 誰に、どう伝えるのか? また、説明する際は、誰に伝えるのかを意識し、限られた時間内に要点を詰めて述べる練習が推奨されます。場合によっては自分の説明を動画で確認することも、自己評価や改善に役立ちます。 書く力はどう伸ばす? 最後に、書くことも重要な学びの一環です。文章による要約や表現のクセをチェックしながら、論理性と客観性を深堀するトレーニングを継続することで、自分の伝える力が着実に向上することを実感できるでしょう。

クリティカルシンキング入門

振り返りから始める成長の技法

何を学んだかな? 全体を振り返って学んだことを整理します。 どうやって問いを定める? 【1.問いを明確にすること】 仕事に取り組む際には、その目的や解決すべき課題を正確に理解することが重要です。これを怠ると、根本的な課題解決につながらず、無駄な時間を費やすことになりかねません。そのため、実際の作業に取り掛かる前に、どの問いに対して取り組むのかを明確にする必要があります。 課題はどう分解する? 【2.課題の分解】 曖昧な課題や大きな課題に直面したときは、課題を構成要素に分解し、具体的なアクションにつなげやすくします。これにより、手触り感があり、次のステップがクリアになります。 データはどう見る? 【3.データの可視化】 データは単なる数字として見るのではなく、目的に応じたグラフを用いることで、異なる視点から分析がしやすくなります。このようにして、課題の特定に努めます。 伝え方はどう工夫? 【4.伝え方の工夫】 例えば、スライド作成においては色使いやメッセージの伝え方次第で、相手に伝えたい内容が正確かつ効果的に伝わることがあります。何をために、何を伝えたいのかを常に意識することが重要です。 これまでの学びを振り返り整理することで、定期的に自分のやるべきことを確認し完遂できるよう心がけていきます。 どこに注目する? 大きく2点について考えることがあります。 企画営業はどう? 1.企画営業において 提案を行う際には、課題や目的を意識した内容と、その伝え方を工夫した資料作りが重要です。これから提案を行う機会が増えるため、今回の学びを活用して意識的に取り組みたいと考えています。 顧客対応はどう? 2.顧客対応において 今後、新規顧客の質疑や個別相談が増えるため、顧客の疑問点をそのまま受け取るのではなく、どの部分に疑問があるのかを的確に把握するコミュニケーションが求められます。お互いに問いを明確にし共有することで、顧客の理解を促し思考を整理しやすくします。この学びを顧客対応に生かしたいと思います。 具体的な取り組みとしては、まずは各会議を思考を深める機会として活用し、アジェンダを参考にしながら重要な問いを明確にし、現状の課題を常に意識することです。この方法で、会議全体での課題に対する共通認識を得られると考えています。そして、自らの知識を広げ、あらゆる業界や役職に対して適切な対応ができるよう努めたいと思います。いずれにしても、「問いから始め、問いを意識し続ける」という姿勢を徹底していきます。

デザイン思考入門

対話が拓くプロトタイピング

試作で既視感感じる? 試作は、プロダクトデザインや建築プロジェクトで通常実施される工程であるため、どこか既視感を覚えました。また、WEBのインターフェイスデザインに見られる機械のスイッチパネルといったメタファーは、自身の専門分野に近いこともあり、非常に理解しやすいと感じました。 WEB手法は建築に合う? WEBデザインと同様のプロセスが、建築や施設管理運営のデザインにどのように応用できるのか、非常に興味深いと感じています。これまでの事例に照らし合わせ、応用の可能性を検討してみるとともに、自身の事務所のホームページのリニューアルにも活用する予定です。 建築手法は信頼できる? 建築業界で活用される開発手法は、長い歴史と多くの実践に裏打ちされているため、精度が高く実務にも適していると実感します。しかし、似た考えを持つ人々によって運用されるため、気づかぬうちに独自の進化を遂げる場合もあります。また、竣工後のオペレーションや保守管理におけるプロトタイピングについては、まだ標準化された手法が確立されていないのが現状です。 デジタル手法は革新的? 一方、デジタル分野ではアジャイルなど、他分野にも影響を与える新たな開発手法が続々と生まれており、今回学んだフレームワークも積極的に研究し、応用してみたいと思います。機会があれば、実際にデジタル業界で活躍されている方のお話も伺いたいと考えています。 評価の落とし穴は? プロトタイピングの課題として、専門家でないユーザーが成果物の内容よりも表現技術の巧拙に左右されやすい点が挙げられます。上手な絵、最新の機材を活用した表現、巧みな言葉遣い、さらにはアイデアの発案者の知名度や地位によって、ユーザーの評価が影響を受けることがあるのです。優れたプロダクトを生み出すためには、制作者自身も厳しい目線を持つユーザーとの協働が必要だと感じています。 プロトタイプの役割は? また、プロトタイプは単なる開発工程の一部に留まらず、ユーザーとの対話のためのメディアとして機能すること、さらには開発チーム内のコミュニケーションツールにもなることを改めて確認できました。 意味の共有はどう? こうしたポイントは理解しているつもりでも、実際の開発後半では、開発者のアイデアを強調するためのプレゼンテーションツールとして利用され、ユーザーや他のメンバーが十分に参画できなくなるケースも少なくありません。今後の開発プロセスでは、プロトタイプの本来の意味をチーム全体で共有し、全員が対話できる環境作りに注力したいと考えています。

クリティカルシンキング入門

思考の癖を乗り越える新習慣

思考の癖をどう克服する? 印象に残ったこと、また学びとして感じたことは三つあります。 まず一つ目は、「自他の思考には癖がある」という点です。人間の脳は経験や知識を基に、自分の考えやすいことを考える癖があります。これを解消するために必要なのがクリティカル・シンキングやロジカル・シンキングです。この思考の癖を修正するためには、深く考えることが重要です。「なぜやるのか?」「目的は何か?」といった問いを繰り返すことで物事の解像度が上がり、不確実性の高い状況でも正しい意思決定ができるようになります。 短期と長期のロジカルシンキングの違いは? 二つ目は、「ロジカルシンキングには短期と長期の2つの観点がある」ということです。短期的なロジカルシンキングは、会議やチャットでのコミュニケーションなど即時の対応が必要な場面で求められます。一方で、長期的には課題検証や市場調査のように時間をかけて取り組む事例があります。それぞれの性質に応じた思考の型を考慮する必要があります。 思考を行動に移す意味とは? 三つ目は、「考えるだけでなく行動しないと、ロジカルシンキングは身につかない」ということです。どれだけクリティカルな思考をしていても、それを他者と議論しなければ思考力は育ちません。議論を通して、自分の思考がどの程度正確か評価されます。また、多様な視点を持つためにも、他人のフィードバックを受けてさらに深めるプロセスが重要なのです。 思考法をどう実践で活用する? これらの思考法は様々な場面で活用できると感じています。例えば会議においては、参加者として会議のゴールや議論の意図を確認し、目的に沿った意見を発言することでより良い意思決定が可能になります。ファシリテーターの場合は、他の人の意見を深掘りし、整理することで、全員が納得する結論に導けると思います。 また、課題検証の場面でも役立ちます。クリティカルシンキングを身につけることで、与えられた課題を深く考え、その目的を明確にする行動が取れるようになります。そうすることで、課題を解いた時のインパクトを最大化することが可能です。 私自身も会議の場面では積極的に意見を述べることから始めていこうと思っています。幸いなことに、チームメンバーはフラットな議論を歓迎してくれるので、この環境を利用して思考を深めていくことを目指します。 課題検証の場面では、なぜ課題に取り組むのかをメンバーとすり合わせる作業を必ず実施したいです。課題の緊急性や重要度を明確にすることが、結果的に顧客の価値に繋がると信じています。

クリティカルシンキング入門

視座が拓く学びの扉

思考法の本質は? クリティカルシンキングとは、物事を適切な方法で、適切なレベルまで考える思考法です。自分自身や他者に備わる思考のクセや偏りを意識し、偏りを防ぐためのツールとして、全体をMECEに捉え部分ごとに分解するロジックツリーの活用が挙げられます。ただし、分解する際にはどこに着目するかも検討する必要があります。 視野はどう広がる? また、視点、視座、視野という3つの“視”を意識することで、思考の幅を広げることができます。自分の考えを定期的にチェックし、もう一人の自分を養う意識を持つことが、より深い理解へとつながります。 問い続ける意義は? さらに、思考を深めるためには問い続ける姿勢が大切です。一度結論に達したと感じても、「なぜ?」「本当に?」「だから何?」と問いを重ね、思考を止めずに探求することが求められます。 会議での論理展開は? 上層部や他部署との会議では、論理的かつ正確な言い方で意見を述べることが重要です。特に、上層部の視座を意識し、意味のある提案や発言をすることで会議に貢献できると感じています。 クライアントの信頼は? クライアントや代理店とのミーティングにおいては、論理的な説明を分かりやすい形で伝えることで、クライアントの目的達成に寄与し、ミーティングの効率を向上させられると考えています。 提案の全体像は? また、提案活動では、クライアントが求める目的や効果に沿った提案を効率的に検討することが求められます。問題の一部にだけ注目するのではなく、全体像を把握し無駄な検討を省くために、自分及び相手双方の思考のクセを意識して取り除くことが重要です。 実践への反復は? 授業で学んだテクニックを、日々の実践の中で取り入れて反復し、より洗練された思考法を身につけていきたいと思います。 社内会議の要点は? まず社内会議では、相手が納得する論理展開を学ぶために、ロジックツリーを用いて全体を俯瞰しながら提案することが必要です。また、上層部の視座を意識し、自分の考えを客観的に眺める姿勢を養うことにも注力したいと考えています。 ロジックツリーの効果は? 次に提案活動においては、ロジックツリーを制作し、どの要素をどのレベルまで検討するかを明確にすることが大切です。分解した要素の中でも、特にKPIに大きな影響を与える部分を見極め、まずはロジックツリーを作る習慣を定着させることが目標です。また、具体と抽象の間でスムーズに意見のキャッチボールができるよう、思考法の練習にも取り組みたいと思います。

マーケティング入門

ポジショニングマップで自分を知る旅

今週特に印象に残ったのは、以下の3点です。 どうしてポジショニングが難しい? まず、ポジショニングの難しさについてです。狙いを定めても、市場の顧客がその提供価値を認めなければ、ポジショニングは成功とはなりません。「顧客を知ること」、すなわちKYC(Know Your Client)という概念が重要で、顧客がどのような用途で商品を使い、どのような価値を求めているかを深堀りする必要があると学びました。 どうやって差別化する? 次に、競合他社との差別化についてです。同じ成分の製品でも、視点を変えることで新たな差別化が可能です。自分が提供したい魅力にとらわれず、顧客が何を魅力と感じるかを重要視することが大切です。「顧客視点」を忘れないようにすることが、非常に有益であると感じました。 なぜ認識がずれる? 最後に、パーセプションマップについてです。ポジショニングマップで顧客や競合との違いを明確にしても、実際の顧客認識(パーセプションマップ)とは異なる場合があります。このギャップを埋めるには、顧客の声を聴くことが大切で、多くの人に手に取ってもらい、実際に購入してもらう努力が必要だという点が勉強になりました。 具体例として、ある商品がターゲットにうまく刺さらなかった理由としてのパーセプションマップのずれを、特定のエピソードを通じて考察しました。同じように、私自身もコンサル業界で上司との認識のズレを是正し、自分の提供価値を伝える際には新しい切り口で挑戦しようと感じています。例えば、自分の現状やスキルを具体的に伝えることで、上司にどのように役立てるかという視点を持つことができるのではないかと考えています。そのために、ポジショニングマップを活用していきたいです。 これからも顧客ごとに異なる要望を理解し、それに応じたポジショニングを図るため、ポジショニングマップを作成し、上司や同僚と共有する計画を立てています。この作業を通じて、両者の意見を取り入れ、ブラッシュアップしていくことが目標です。さらに、ジュニアメンバーにも役立つようなものにしたいと思っています。 また、自社のポジショニングマップに基づき、自分自身のポジショニングマップも作成することを考えています。これによって、自分の強みや差別化ポイントを再確認し、将来的に伸ばすべき部分や補完すべき部分を明確化したいと思います。これは難しい作業ですが、自分を客観視する良いトレーニングになると考えています。様々なケースに応じた能力を養うためにも、ポジショニングマップを描けるよう努力していきたいです。

クリティカルシンキング入門

データ分析で知る深掘りの楽しさ

何を学んだ? 今回特に学んだことは以下の3点です。 全体定義はなぜ? まず、問題に取り掛かる際は全体を定義することが重要です。いきなり分解や分析に入るのではなく、どのような回答となりそうかを想像し、仮説を立てることから始めます。その後、その仮説を検証するための分析方法を実施します。 MECEって何? 次に、MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)を意識することです。データを分析する際、漏れなくダブりがないかをチェックします。MECEが守られていない場合、分析結果が正しく事象を表していないことになり、本質を理解するためにこの考え方は重要です。 疑問で深掘りする? 最後に、結果が出ても「なぜ?本当に?」と繰り返すことです。分析結果が出た際に、それが正しく事象を表せているのか、なぜそのような結果になるのかを2~3回と深掘りして追求します。この過程で、異なる切り口での分析や、データ自体の見直しを行うことで、深い理解につながり、正しい答えにたどり着けるものと考えます。 現場で生かせる? 私は他部署で発生した事象について報告する業務が多いため、そこで学びを活用したいと思っています。たとえば、事業会社の売上実績を自部署内の会議で報告する際や、サプライチェーンの原材料調達コストの分析、新規プロジェクト立ち上げ時の計画立案などです。それぞれの場面で、様々な切り口で考え、MECEに基づいた分析を行い、結果を深掘るといったサイクルが非常に有効であると考えています。 データ報告の秘訣? 具体的な業務の中で、事業会社の毎月の売上実績を自部署内で共有する場面があります。ここでは、以下のように進めています: 定義の要点は? まず全体を定義します。事業会社から提供されるデータをもとに、いきなり売上や利益、単価の推移などを見るのではなく、何を部署内で共有するべきか、ポイントは何かを意識して仮説を立ててから分析に入ります。 分析は整ってる? 次に、MECEを意識します。その月の重点事項を決めたら、売上や利益、エリアや商品といった切り口で漏れなくダブりのない分析を進め、重点事項が正しいかどうか検証します。 結果の真意は? 最後に、結果が出ても「なぜ?本当に?」と繰り返します。もし仮説通りの検証結果が得られた場合でも、それが本当か確認します。異なる切り口からの確認も行い、事業会社から提供されたデータの数値を元に読み解くことを続けていきます。

リーダーシップ・キャリアビジョン入門

指示から支援へ―リーダーの転身

リーダーと管理の違いは? リーダーシップとマネジメントの違いについて学び、リーダーシップは変革を推進し、長期的なビジョンの提示やメンバーの統合を担う一方、マネジメントは計画や予算、組織の人員配置などルールに基づいて効率的に運営する点にあると理解しました。現代の不確実な環境では、目的や状況に応じた使い分けが重要だと実感しています。また、以前「無意識で人をマネジメントする」という表現を用いていた自分の考えに誤りがあったことを学び、大変有意義でした。 パスゴール理論はどう活く? これまでの自分の行動が、パスゴール理論を通して明確に整理されたことも大きな収穫です。業務経験が浅い若手や中途社員に対しては、これまで指示型のアプローチを取ってきた一方で、彼らが成長するにつれて支援型へとシフトしていたことに気づかされました。一方で、仕事全体や環境要因の把握が十分ではないと感じたため、仕事の背景や現状分析により注力する必要性を再認識しています。 柔軟性はどう考える? また、マネジリアルグリットに関する学びを通して、人間への関心と業績への関心という自分の特性にも気づかされ、状況や相手に応じた柔軟な対応が求められると感じました。 新リーダーの初手は? 新たに未経験分野のチームリーダーを任されたことから、まずは「どんな仕事か」を理解するために環境要因の把握と分析を行っています。リーダーとしての4つの行動を実践するためには、まず部下の仕事の進め方や能力を観察し、適切な対応を見極めることが重要だと考えています。これまで経験の浅い部下には指示型で接してきましたが、成長に伴って支援型へ移行し、ゴールを明確にしながら自律的に考えて行動できるよう支援していきたいと思います。 チーム状況はどう把握? 新チーム発足の初期段階においては、まず次の取り組みを予定しています。まず、チーム全体の環境要因を分析し、市場やクライアント状況を理解するために、営業同行や過去データを活用して状況を把握します。次に、各メンバーとの面談を通じて、仕事に対する考え方や強み・弱み、価値観を聴取し、普段の業務を観察しながらパスゴール理論のどのアプローチが適しているかを検討します。また、チーム会などでゴールを共有することも重要だと考えています。 信頼構築のコツは? 基本的には、新チーム発足時という状況を踏まえ、まずはメンバー一人ひとりに興味を持ち、会話を重ねながら観察し、最適な関わり方を模索することで、信頼関係を築いていきたいと思います。

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